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2022-11-30 11:19

デジタル化の影響を一番受けてる職業はカメラマンじゃないか(第604回)

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カメラマンはデジタル化の影響を一番受けてるとわたしは思ってます。デジタル化に続き、AI画像生成、3Dモデルをベースにしたバーチャルフォトなど、今カメラマンに新たな変化のときが来ていることについて話しました。

=== 目次 ===
カメラマンはデジタル化の影響を一番受けてると思う
カメラがデジタル化してパソコンも必須に
AI画像生成の影響
3Dをベースに写真撮影を行わないバーチャルフォト
バーチャルモデルを使ったアパレル写真
カメラマンが活躍できる余地はありそう
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デジタル化の影響を一番受けている職業は、カメラマンじゃないかと私は思っています。
以前もこのポッドキャストでそういう話をしたことがあるんですが、
その時はフィルムカメラからデジタルカメラに変わって、デジタルになって変わった話をしました。
そして、最近またカメラマンに関わるようなデジタルの大きな変化の時が来ていると感じています。
一つは、AIによる画像生成ですね。
写真撮影しなくても、言葉で指示するだけで写真が生成されるようになりますよと。
カメラマンにとっては、多かれ少なかれ影響を与えそうな技術ですよね。
そしてもう一つは、3Dグラフィックスを元にしたバーチャルな写真撮影ですね。
商品を紹介するために写真撮影をせずに、3Dデータと背景写真の合成で写真を作る、バーチャルフォトと呼ばれる分野の技術ですね。
これもカメラマンに大きな影響を与えてくると思います。
デジタルカメラを使うことが一般的になって、
カメラがデジタル化しただけではなく、パソコンを使うことも必須になりましたよね、カメラマンにとっては。
フィルムカメラだと現像という処理があったわけですが、そこがパソコンに置き換えられることにより、よりいろんなことができるようになったんですが、
その代わりに写真を処理する、加工する、Photoshopなどのソフトウェアを使いこなす知識が必要になりました。
デザイナーが写真を加工するケースもありますが、色調整から写真のレタッチまでがカメラマンの仕事となっているケースが多いと思います。
レタッチというのは、モデルの人の肌を綺麗にするとか、出来物とかホクロを消すとか、商品写真に写り込んだゴミとかホコリとか余計なものを消すとか、そういう処理ですね。
昔聞いたことがあるんですが、昔のモーニング娘。の某メンバーの写真をレタッチするときに、ここのホクロは残してここのホクロは消すみたいなルールがあったらしいです。
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で、消しちゃいけないホクロを消してしまった人がいて、すごく怒られたという話を聞いたことがあります。
カメラマンの仕事がデジタル化されて、ソフトウェアの知識もハードウェアもどんどんアップデートしていく必要があるのは大変ですけども、
フィルムなど消耗品にかかるコストは減ったはずですし、撮影する枚数をそれほど気にしないで良くなったと思いますし、画像の加工、レタッチでこれまでできなかったようなことが色々できるようになって、デジタル化でのプラスの面の方が大きいと、より楽しくなったんじゃないかなと勝手に思っています。
そして、そこからさらに新しい変化が訪れてきているという話です。
AIによる画像生成の影響ですが、これは多分イラストレーターと同じだと思います。
画像生成AIに仕事を奪われる人もいれば、影響がない人もいれば、仕事にうまく活かす人もいるだろうと思います。
撮影した写真をベースに一部を変更するとか、写真をベースに違うテイストでの似た写真を作るなど、AIをうまく活用して表現の幅を広げる人が出てくるはずです。
カメラマンに個別で頼むのではなく、写真素材でいいやというケースでの素材写真的なものは、AIが生成する画像に置き換わっていくということはあるでしょうね。
企業が広告やECサイトなどで使う商品写真については、AIで自動生成はできませんが、今実際に写真撮影をせずに、3Dのデータをもとに作るケースが増えてきているようです。
実際に商品を撮影するには、場所も必要ですし、人もたくさん必要なので、コロナ禍というのも後押しになってバーチャルフォトが注目されているようです。
場所代セットにかかる費用、人件費、かなりコストダウンできそうですよね。
デジタルカメラなので、その場で撮影した写真がすぐ確認できるのは利点ですが、じゃあもっとこうしたいみたいなクライアントの横槍が入ったときに、セットを組み直すとかライティングを変えるとか、途中で変更するのはやっぱり困難ですよね。
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実際の撮影だと。その辺3Dで作った製品をもとにバーチャルフォトであれば、いくらでも直しや試行錯誤がしやすいという利点もあります。
ECで使う商品写真は1つの商品に対し8点以上あればいいらしく、8枚以上画像を用意することで勾配確率を76%向上できると言われているらしいです。
バーチャルフォトだと写真点数も増やしやすいですね。
あと商品を3Dで用意しておけばARなどにも展開できます。自分の部屋に家具を置いたらどう見えるかをARで確認できたり、ARでスニーカーを自分の足で履いているように合成するアプリを出しているところもあります。
IKEAの商品写真の75%は写真撮影していなくてデジタルで作られているそうです。家具とか工業製品とかは3Dでいけるけど、人物はさすがに3Dのバーチャルフォトでは無理だよねと思うかもしれないんですが、
AIが生成したバーチャルモデルを使う技術がもう出てきています。
アパレル分野のECサイトでモデルが服を着ている写真がありますが、これをAIが生成したバーチャルモデルに別途撮影した服を合成して作るというサービスを提供しているところがありました。
日本の企業が提供しているサービスなんですが、アパレルのモデル撮影コストを最大70%削減と謳っていました。
バーチャルフォト、バーチャルモデルなどが普及してきてカメラマンの仕事が減る部分もあると思うんですが、カメラマンが活躍できる余地はあると思います。
バーチャルフォトの場合、商品は3Dでも背景などはすべて3Dで作るよりも写真を使って合成するケースが多いようなので、そういった写真を撮影するニーズはあると思います。
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また、バーチャルフォトの絵作りにおいても、商品をどういう角度でどこに配置してライティングはどうする、背景はどういう感じにするかなどもカメラマンが得意な分野だと思うので、
カメラマンの人がその経験と知識を生かしてバーチャルフォトのディレクションをするみたいな、バーチャルフォトを作る側に回るというのもありかと思います。
あと、商品を3Dで作るときに、今は3Dのモデリングのソフトウェアでデータを作っていくことがほとんどだと思いますが、今後技術が進んでいけば写真をもとに3Dを生成するケースも増えると思うんですね。
NARFとかフォトグラメトリーとかいう、いろいろな角度から撮った写真をもとにAIが補正を加えて3Dデータを作る技術もどんどん進んでいます。
で、そういった技術で3Dにするための商品のもとの写真を撮るのもカメラマンの方が当然うまく綺麗に撮れると思うので、あと大量の商品の写真を効率よく撮るとか、そういう技術もあると思うので、3Dデータを作るための写真撮影というのもカメラマンの技術が生きる仕事かなと思います。
同じようにバーチャルモデルと合成するための服の撮影とか、バーチャルモデルを使った広告写真のディレクションとか、そういう仕事もあるのかなと思います。
カメラマンの仕事を奪いそうな技術がどんどん出てきてはいるけど、うまく仕事に取り入れたり、それらにより新しい仕事が生まれることもあるはずだと思います。
今回は以上です。
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