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2025-04-16 18:49

イベント事務局の広報対応はどうあるべき?

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今回はイベント事務局などの広報対応について。ちょっと昔話のようになっていますが、イベント系の広報対応は以前の方が充実していたように思います。ざっくばらんに意見交換してみました。


登場人物

武田さん(yukiTa Inc. 代表取締役CEO)

⁠⁠⁠⁠⁠https://www.facebook.com/snow666tkd⁠

津田(朝日デジタルラボ 広報、bouncy編集長)

⁠⁠⁠⁠https://moov.ooo/bouncy/author/5eb931758f32de7e4f3360f8



サマリー

イベント事務局の広報対応に関する課題や改善点が議論されます。特に大阪万博を例に、広報戦略の重要性や現状の曖昧さが考察されます。イベントの事務局における広報の役割や戦略が取り上げられ、取材や人間関係の重要性が強調されています。また、広報活動を効果的にするための具体的な方法が提案されます。

広報の基本概念
スピーカー 2
新米広報のための質問箱。こんにちは、朝日デジタルラボの新米広報津田です。
スピーカー 1
こんにちは、広報の武田です。
スピーカー 2
このポッドキャストでは、どんなことから広報を兼務することになった津田が、広報の先輩である武田さんに、「広報って何なの?」と広報の色派を伺っていく、そんな内容でお届けしております。
今回は、この収録事件で、そろそろ万博が見えてきたぞということもあって、イベント事務局みたいな、そのPRについて伺えたらなと思うんですけど。
スピーカー 1
大阪万博ね。取材行かれたんですか?
スピーカー 2
そうですね。一応行くつもりで考えてはいるんですけど。
正直、広報対応という意味だと、財団のメディアはちょっと違うかもしれないですけど、
こっちに人権側にいるメディアからすると、ちょっとね、広報対応はね、今曖昧かなっていう感じがあって。
スピーカー 1
まだ準備してます的な?
スピーカー 2
情報がちゃんと揃ってない感じがする。どこを見れば網羅されているのかもあるし、
こっちから問い合わせした時の、問い合わせの対応も、
会場をぜひ取材してくださいって終わりで、
スピーカー 1
オッドとコーディネートしてくれるね。
スピーカー 2
この時間だったら大丈夫ですよなとか、いないにしても、この時間だったらその担当者の何がいい?
スピーカー 1
何言いたいですかとかね。
スピーカー 2
あるじゃないですか。そういうのないんで。
スピーカー 1
どうぞご自由に。
スピーカー 2
全部勝手にやるの?みたいな。
スピーカー 1
イベント系の工業のPRって、広報の中でも色々と気になるところが色々あって、
例えば遊園地みたいなものとかね、サーカスみたいなやつとか、
いわゆる工業って言われてるような、あれもイベントだと思うんですけど、
新しく遊園地できるとかね、
そういう場合のPRって、広報対応も含めてとても見事だと思うんですよ。
よくあるブランチが取材に来る系のね、
それこそ、最たるものは舞浜のあたりにあるやつとか、
大阪のあたりにあるやつとか、
本当に広報対応が見事だと思うんですよ。
徐々に情報が出てドカンと出てみたいな。
補足が出て、追伸が出てみたいなね。
スピーカー 2
行ってみたいと思わせる感じにちゃんとしてますよね。
スピーカー 1
あれと比べて、いわゆる展示会っぽいやつのイベントのPRって、
なんかちょっと残念だよねっていうか、もったいないよねって思うことが多いなと。
私はイベントの企画もやるので、
いわゆる発信側というよりは参加側になることも多くて、
それですごい感じるのが事務局の広告とかね、
マーケティング集客、セールス集客とかはきっと舞台がいてやってるんだと思うんですけど、
広報が昔と比べると若干片手間なのかなみたいな。
回ってないか、もしくは広報のプロがいないか。
広報って微妙で、プロフェッショナルがいなくても、
誰かが広報担当って手を挙げればできそうな感じがするんですよ。
スピーカー 2
確かにね。
スピーカー 1
だから広報担当の人はいるけれど、その人は広報のプロではないっていうケースが、
多いのかな、もしかしてっていうくらい、
手に回ってる感じがすごくするよね。
スピーカー 2
関係を構築してっていうようなやり方のいわゆる広報、パブリックリレーションの方と、
宣伝のプロモーションの方、そこがすごく曖昧で、
スピーカー 1
割と宣伝担当が広報を兼ねてますみたいな。
例えば本来であれば、広報活動をするのであれば、
どのぐらいにマーケティングプロモーションが動くのかに合わせて、
記者会見なりプレス発表会なりを設定するとしたら、
そこでどういう情報を出さなきゃいけないから、
どこまでにどういう情報がフィックスしなきゃいけなくて、
どこまでにどういう人たちに出会わなきゃいけないって、
逆算してスケジュール立てていくわけですよね、広報さんって。
多分それをやってないから、
プロモーションが動くタイミングまでは広報が動かないみたいな感じになるのかなっていう。
なぜならプロモーション、例えばCMが撃たれるタイミングが露出タイミングって考えちゃうと、
まだCM撃ってないんで広報動いてないっすみたいな感じになるのかな。
で、多分近くなるとCMが出るんだから記事が出なきゃダメじゃないって、
慌てて動くみたいな傾向を感じる。
メディアとの関係構築
スピーカー 2
メディアからするとそれ割と最悪のパターンですね。
スピーカー 1
そうすると、「あ、そうだ!」みたいになるわけですよ。
メディア発表会は?みたいな感じになるのかなっていう印象があって。
私はメーカーの広報にいた時とか、いわゆる家電の大きなイベントをやってた時とかは、
かなり前から事務局の広報の人たちから、出展する内容でプレスリリース案件はあるかとか、
メディアが取材に来たら何を見せられるかというヒアリングをされていたりとかして。
スピーカー 2
いわゆる広報としての材料を集めをして、メディアから問い合わせをした時に答えられるものをちゃんと準備しておくという作業ですよね。
スピーカー 1
あとは例えば発表会の日にこういう著名人とかこういう偉い人が来ることが決まったから、
テレビ局が来るので何か出せるものを用意してもらえないかというダッシングが来たりとか、
そういうこととかがあったんですよね。
そうですね。
企業が新しい商品の発表会をする時とか同じことをやると思うんですけど、
そういえばもう最近の大きいメジャーなイベントはそういう連絡が来ないなぁみたいなのとか。
スピーカー 2
そうですね。わりと大規模イベントとかでも出展するメーカーのリリースで僕ら情報を一個一個集めていったりとかして、
大規模イベントとしての目玉はこれでこの辺面白いですよとかっていうのにも提案は正直ないんですよね。
スピーカー 1
イベントにもよるんですけど、例えば大手のメーカーとかが新しいものとか派手なものを出展しようとしているときは、
メーカーさん側がやっぱりメディアに働きかけて、ここでドカンと出すんで取材来てよみたいな。
そうなるからイベントの広報情報、外に出てくる情報が大手の情報しかないみたいな感じになるんですね。
スピーカー 2
実際はメディアが本来取り上げたいのはそうじゃなくて、こんなものが石をひっくり返したら、そういうのがあると。
スピーカー 1
そうすると、現状だと自力で会場内を探してくださいってなるわけですね。
スピーカー 2
でもそうか。
万博も見てて、企業のリリースでこういう内容とか、単発で全部リリースとかで見るんだけど、
モーラ的に万博の場合、特に国ごとのパビリオンみたいなのがあったりするから、
トータルで見て、有意義に取材にしなきゃいけないからって考えると、必要な情報があんま置いてこないなっていう。
スピーカー 1
テレビカメラ持ってっていきなり大丈夫なのかとかね。
スピーカー 2
そういうのもあるじゃないですか。
動画回していいんですかとかね。
全員みんなフラットで、一般の来場者と同じようにカメラ回してやってもいいのかとか、
プレスタイルのワンショーをつけて何かするのかとかが、特にあんまりなく、ぜひお越しくださいって思って。
スピーカー 1
あとはモビリティショーとかみたいな、大きいイベントとかはプレスデイが用意されていて、
プレスデイの前にレビュー時間があったりすると思うんですけど、
メディアの人たちがどんなにカメラ回してても、一般のお客さんがいない状態で取材できるみたいなのがあると思うんですけど、
そこそこの規模のイベントとかだとないと思うんですよ。
プレス時間が朝1時間だったりとかあるじゃない。
そうすると、一般のお客さんがいるところで取材になるから、すごく難しい感じになるじゃないですか。
せっかくだから、イベントでお金使うんだったらメディア露出してもらえた方が出展者は嬉しいわけだから、
もうちょっと候補を頑張ればいいのになっていうのは思いますよね。
スピーカー 2
難しいね。
しっかりやっていただいているところとかだと、メディアデイがあって、
メディアデイの中でもさらにメーカーがアピールしたりとか、それとまた別にとか、
事前に情報をもらえたりとか、事前に自社で何か。
スピーカー 1
プレビューの時間とかね。
それこそモーターショーはプレスの前の日か何かにありますよね。
ブリーフィングみたいな。
スピーカー 2
そこで情報を得てこれを取材しようとか決めたりとかできたりとか、いろいろやっていただいたりとかして、
そうするとこっちも自分たちの読者だったり視聴者に対してより良いものを選択したりとかできるんだけど、
割と大規模イベントでも本当に手当たり次第歩いて、情報を見つけてとかっていうのは増えたね、確かに。
スピーカー 1
今日のこの話の趣旨と若干違うんだけど、
イベントの出展を紹介してもらうにはどうしたらいいのかみたいな相談をたまに受けるんですよね。
いわゆる出展ブースに取材に来てもらいたいみたいな。
それも同じような話だと思うんですけど、
出展するメーカー側が出展することに対して、当然セールスリードを取れるのがいいんだろうけど、
せっかくだからPRにも活用しようと思っていただければ、
取材する価値のある出展内容にすればいいわけじゃないですか。
スピーカー 2
でもそこがハードルが高いみたいなんですよね。
スピーカー 1
イベントって大体マーケティング指導で出てることが多いから、
スピーカー 2
マーケティングとPRの攻め合いみたいなことが起きるわけです。
確かにね。難しいかもな。
わりとメディアに対して街の姿勢でいるところが増えたなっていう感じがしますよね。
スピーカー 1
うん、そうなんですね。
広報の役割と戦略
スピーカー 2
なんとなく前はもっと、このブースの中でココスとかっていうのをコウホーさんが言ってくれて、
そうすると、ここなのかとか。
スピーカー 1
なんだったらコウホーが案内する感じですよね。
スピーカー 2
本当に全部を前立てしていくんだけ僕らが取材できないのかってさ、そういうことでもないんですけど、
たくさんある中でパッと会って、日頃から知ってるようなコウホーさんがいたら、
ここの中で面白いのとか聞いたりとか、
例えば会場始まってからだと、
始まってから人気出てるのどれとか行列できてるのどれを聞いたりとかして、
スピーカー 1
組み立てたりとかするんだけど。
なんだったら、私よくイベント会場にいますけど、記者さん探しまくりますからね、会場内で。
ありませんか、私に捕獲されたことが。
スピーカー 2
ありますし、武田さんは今日このイベントに立ってますんでって言うじゃないですか。
あれも僕は大事なコウホーさんとしての。
スピーカー 1
押し売りね。
スピーカー 2
いるんだったら行って、仮にその時関係なくても、
お、どうもっていうのやるとか。
スピーカー 1
だからあれはね、若干の脅迫ですよね。
私ブースにいるんで来なかったのはわかりますからねっていうね。
スピーカー 2
ちゃんとそこで関係性作るとか、ちょっと顔見せるとか。
スピーカー 1
よくあるのは、あんまり取材に来ていただけるほど特別なものは出展できていないんだけど、
せっかくだからそのイベントでありましたよって書いて欲しいから、
スピーカー 2
記者さんにメッセージして、お昼ご飯でもいかがですか。
小さな努力を。
スピーカー 1
会っちゃったからしょうがないからちょっと紹介しておくみたいなね、
そういう情け的なね、やつとかね。
スピーカー 2
でも大事だよね、やっぱり人同士だからさ、
人間関係で出てくる部分っていうのはやっぱりあるもんね。
スピーカー 1
ありますね。
スピーカー 2
人間関係がないとさ、話聞かないから、
本当にその会社が面白いものがあったとしても、そこまで行かないっていうか。
スピーカー 1
気づきづらい、引っかかりづらいですよね。
スピーカー 2
そうそう、やっぱりあるよね。
スピーカー 1
イベントの事務局によってはね、ドローン的なやつのイベントとかね、
事務局の広報さんが毎年頑張っていて、
メディアを連れて歩いてくれたりする広報さんもいるんですよね。
スピーカー 2
レッスンツアー的にやってくれるとか。
スピーカー 1
やってくれたりとか。
それも弱いところを攻めてくれるんですよね。
弱小な会社に連れてきてくれるっていう心優しい広報さんがいたりするところもあるんですけどね。
スピーカー 2
そういうのをやってくれると、
メディア側も他のメディアと同じものを伝えたいわけじゃないから、
実はこれありますとか、実は何とかが言えるような情報を作ってくれると面白かったりするんだけど。
スピーカー 1
メディアの記者さんとかライターさんのSNSをチェックするとかね。
会場にいるじゃんって。
スピーカー 2
確かにね。
スピーカー 1
私、それで捕獲したことが。
スピーカー 2
いらっしゃいますね。私もいますが言えると思います。
スピーカー 1
ビッグサイトのスタバに休憩してますっていう投稿を見つけて、スタバにいらっしゃるんですねっていう。
休憩してる暇があるんですよね。
スピーカー 2
でも本当に大事なんだよね。
スピーカー 1
SNSを見ながらスタバまで行くっていうね。トントンみたいな。
スピーカー 2
絶対大事なんだよね。
スピーカー 1
怖い怖い。
スピーカー 2
でもそういうのより今はあんまりないよね。
スピーカー 1
そういう広報活動っていうよりかは、ポーンと広告売ってとかのノリが。
スピーカー 2
楽したいのかな。何なんだろうね。
スピーカー 1
コミュニケーションの部分をプロモーションの方で楽するっていう考え方でやると、プロモーションの効果も曖昧になる気がするんだけど。
スピーカー 2
プロモーションもパブリックリレースも、よくしようとかたくさん見てもらおうとかたくさん知ってもらおうとかやってることは変わらないんだけど、目的というか。
だけどそのための手法が違うから、本当はうまく両方使った方がいいのに。
スピーカー 1
そうだよね。結局出展するかどうかも、来場するかどうかも、面白そうだなって思える情報が出ているかどうかってとても大きいと思うんですよね。
広報活動の具体的な方法
スピーカー 2
ざっくり言うと、やってないっていうよりは回ってないみたいな広報後回し的な感じなのかなっていう印象。
スピーカー 1
やらないつもりはないんですよみたいな。
あれもやらなきゃこれもやらなきゃになっている状態。
スピーカー 2
言っていただければお手伝いするのに。
割とそこを切り詰めるっていう考え方になってるのかもしれないですね。
スピーカー 1
接触って考えたらやっぱり広報というかパブリックリレーションの関係性の部分っていうのを絶対大事にした方がいいと思うけどね。
あとはイベントの事務局をなんとか委員会が毎年同じ会社がやってるのと、広告代理店が都度発注されてやってるのと、
公社だとPRごてにになりやすいのかも。リレーションが作りづらいじゃないですか。
スピーカー 2
理解度もない中でプロジェクトを動かしてってなるとそうですね。
スピーカー 1
なんとか合同事務局みたいなことをやってると、事後会とかもそうだけど、ずっとのお付き合いがあったりするから違うのかもしれないですね。
スピーカー 2
イベントをやるときに考えなきゃいけないという感じですよね。
そうですね。
なるほど。わかりました。
時間が来てしまいました。
ありがとうございます。
アサヒデジタルラボのミッションはコンテンツで明日のワクワクを作るです。
バウンシーやムーブーといったメディア事業の知見をもとに、自宅制作、ウェビナー、企業研修など本当にいろいろやっております。
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お仕事のご相談、ご相談未満のことも含めてお気軽にお問い合わせいただけたらなと思います。
武田さん、ありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
18:49

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