ひょんなことから朝日デジタルラボの広報を兼務することになった津田。右も左もわからないので、広報の先輩である武田さんに広報のいろはをうかがっていく、そんな内容です。
今回は「広報の目標設定」について。
おしゃべりの内容は↓
広報さんの目標設定とか、KPIってどうしたらいいんでしょうか?
むずかしいテーマ。評価する側の視点でみていこう。
一般的によく聞くのが定量的な目標。いわゆる数字目標のこと。
・掲載数
・メディア掲載の金額換算
などがある。金額換算とは、お金を出して掲載した場合にいくらかかるか広告宣伝費を算出する。
結論から言うと、この方法には懐疑的。
メディアに通常取材された場合、広告出すより比べものにならないくらい効果があるため。
会社によっては広告宣伝費×N倍といった独自の基準を設けていたりする。
……定量は難しい。
定性的な活動した内容やアクションを数字と一緒に評価するのがオススメ。ただ、いずれにしても難しい。
リリースの質が落ちて数を出すなんてことも。出すことが目的になってしまう。
会社として広報がなぜ必要なのかを明確にする。
その上で成果を設定していくのがよいのではないか。
たとえば会社ができたばかりで誰も知らない。
その場合、会社の認知度を上げるための活動が目標になるのではないか。
評価する側に広報への理解が必要。
掲載数を目標にすると、
そもそもプロダクトはどうだったか?
タイミングはどうだったか?
など広報さんの領域とは違う部分の影響を受ける。
逆に、その会社のやっていることが世間に注目されていると、
広報がリリースを出せばすべて記事になるなんてことも
社内での情報価値と、世間的な情報価値に差がある場合、広報さんはどうするの?
たとえば、
メディアに載りやすいよう見せ方を変えるなど、載りたいなら載るような戦略が必要になる。
一部のメディアに先出しして、そのフィードバックを伝えるなどして、掲載されるプロダクトに仕立てていく。
デジラボでは会社を知ってもらって採用をどんどんしていきたい。採用に向かってどういうことをやったのか、アクションを目標にしていく。
その会社がどう見えていたら理想的なんだろか? を社内で考える必要がある。
最近は企業の雰囲気、やりがいなどで会社を選ぶ傾向がある。どれだけエモくみえるか、は意外と重要。
その会社の取組にほれさすか、会社のメンバーに憧れさせるかなど。
朝日デジタルラボ 採用情報
https://www.wantedly.com/companies/asahidigilab
登場人物
武田さん(yukiTa Inc. 代表取締役CEO)
https://twitter.com/snow66TKD
津田(朝日デジタルラボ 広報)
https://moov.ooo/bouncy/author/5eb931758f32de7e4f3360f8
https://listen.style/p/asahi-dl?vFmIloXP