1. ADHDの生き様
  2. 7±2の法則
2023-03-28 10:11

7±2の法則

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#手帳術
#ケアレスミス
#マルチタスク
#営業
#ミラーの法則
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どうもあさひです。このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、どのように営業職として働いているかを発信しています。
いやー忙しいですね。ADHDは365日、毎日忙しいです。
興味関心があっちこっち行き過ぎて、やりたいことだらけ、調べたいことだらけ、知識に飢えている。もうこれは宿命ですね。
なので、本業も忙しいのに、自分の興味があることも調べたくてしょうがない。調べたらアウトプットしないと忘れてしまう。
さあ忙しい、どうしたどうした、という状況でミスが頻発してしまうので、これをいかにマネジメントするかが大事になってきます。
ところで皆さん、短期記憶には自信がありますか?
例えば、やりたいことというのは一度にわーっと一気にたくさん出てきませんか?
あれもやりたい、あれもやらないと、そしてそれが終わったらこっちもやらないと、というのが2つも3つも同時に出てくることってないでしょうか?
ADHDの僕はそれが日常的にかなり頻度で起きます。
やりたいこと、やらなきゃいけないこと、新しいアイディアというのが短期的にわーっと一気に頭の中にあふれ出るので、
メモを取ろうにも一つメモをしている間に、さっき思い出したことを忘れてしまった、さっき用いたことを書き切れなかった、なんだっけもう一個、というのがかなり頻繁にあります。
ハーバード大学の心理学で有名なジョージ・ミラー教授が発表したミラーの法則というのをご存知でしょうか?
これ、7プラスマイナス2というのが大事な数字なんですけど、
人間が短期記憶に保持できる情報の数というのが、7プラスマイナス2というのが平均的なところであるという研究というか論文があります。
だいたい7個程度なら短期的に人間は覚えていられるというものです。
基本的には僕は7は全然無理で、頑張って5、基本3ぐらいじゃないかなというのがちょっと僕の肌感なんですけど、
一般的な人だったら7プラスマイナス2を保持できるそうです。
今述べたような事実を踏まえて、皆さんはどのように考えますか?
僕はこのADHDの特徴がすごくまず有利な状況にあるんじゃないかなというふうに考えます。
例えば営業職であれば、自分で数字を作ってくる、販売してくる、実績を作ってくるというのが必要なんですけど、
その前段階としてどんなアクションを取るかということを考えて仕事を組み立てていかなければなりません。
ADHDであれば、例えばお客さんにどんな詳細を提案しようか、どんなプレゼンをしようか、
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どんな情報が求められているだろうかというのを一つ一つ考えて行動していくんですが、
ADHDであれば、そのためのいろんなアイディア、手段、思考がいっぱい湧き上がります。
逆に自分では処理しきれないほどのタスクを生成してしまいます。
それによってやることが多すぎて忙しくて困るというデメリットもあるんですけど、
一般的にああいう人よりもかなりのアイディアが出てくることが僕の経験上あります。
逆にADHDじゃない、うまく数字が伸びていない人なんかの様子を見ると、
数字を作るために何をしたらいいんだろうか、周りは忙しそうだけど自分は暇だという状況が見受けられます。
正直これを見たときに、暇だっていうのが僕はすごい衝撃で、そんな人もいるんだっていうのがびっくりしたんですけど、
自分とはかなり真逆の状況にある人もいるんだなっていうのがここで分かりました。
これが良いとか悪いとかではなく、うまく使いこなせば非常に武器というか選択肢が多い、
アイディアがいっぱい持っているっていう状況である有利な状況を作り出せることもまた事実です。
なのでこのプラスマイナス2を加えた7という数字、この7を9にも10にも11にもできる素質は確実にあると思います。
ただそれを保持、管理しきれないっていうのが唯一の弱点であるので、
これをどうするかっていうところを考えていく必要があります。
まず僕が考えるのはすべて紙に書き出すことです。
これは繰り返し言っていますが、必ず紙を外部記憶装置として持ちましょう。
自分の脳のストレージはかなり小さすぎます。
さっき言ったように、頑張っても5っていうのが僕の肌感です。
肌感というか僕の経験上、5も保持できればだいぶ良い方です。
逆に5を保持しようと頑張ると何かしら漏れます。
4つになってしまったり、3つになってしまったり、
1つなんだったっけ、あ、1つ忘れて仕事終えてしまったっていうのがかなり頻繁にあります。
なので自分のワーキングメモリーは少ないんだと。
花から自分を少なめに強化して3つぐらいに留めておいて、
残りの2つやそれ以上は紙に書いてそっちで管理する。
逆に自分のワーキングメモリーは3だけに集中して、
その代わりに速い処理速度でその3をサクサクこなしていけば、
それ以上に他の方が他の人たちが一般的にできる以上のタスクをこなせるんじゃないかなと思っています。
だからまずは紙に書き出して1個ずつやり出すやることを書いてその通りに進めていきましょう。
これを怠ると必ず抜け、漏れ、ケアレスミスっていうのが発生してしまいます。
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ただし、紙とペンを常に持ち歩いているとは限りませんよね。
逆にいつも必ず持ち歩いているもの、それはスマホです。
紙にメモする、手帳にメモするのがベストではあるんですけど、
それができない状況もあります。
例えば僕の場合は車を運転中、どう頑張っても紙に書くことはできません。
でも信号待ちのタイミングなどでスマホを一瞬いじることならできます。
じゃあそこで何をやるか。出番が出てくるのは音声入力です。
僕は普段iPhoneを使っていますが、iPhoneの音声入力、精度はかなり高いです。
業界用語、専門用語はうまく変換されないことももちろんありますが、
それでも手で紙に書いたり、キーボードでブリック入力するよりもかなり早いです。
これをやってしまうともはやキーボードで入力するのが面倒くさいぐらいです。
ではスマホとどこに入力するか。
これはもちろんメモ帳っていうのがまず先に浮かび上がることなんですけど、
仕事上で必要なメモ、後でリマインドしておきたいことっていうのは、
自分のメールボックス当てにメールを送ってください。
僕はいつもこれでやり忘れっていうのを防いでいます。
事務所に戻ったら必ずメールをチェックします。
メールチェックしない会社員はほぼいないんじゃないでしょうか。
そのメールボックスに自分のアドレスから自分に届いているメールを必ず見ることになるので、
必ずやらなければいけないこと、思いついたアイデア、
それらをそこに記入して自分のメールボックスに送信しておけば必ず目につきます。
なので自分のメールボックスはきれいにしておくのが大前提です。
受信ボックスは基本空です。
処理したら削除、後で見返す可能性があるならアーカイブに突っ込んでおき、
基本のメインの受信ボックスはいつも空にしておきます。
そうすることでメールボックス上で自動的にタスク管理ができるようになります。
リマインダーも使ってみたんですけど、
リマインダーを使いこなすのってちょっとひと手間いるような気がするんですよね。
あくまでこれは僕の個人的な感想なんですけど、
リマインダーにやるべきこと、タイトルなんかを入力して
リマインドする時刻だとか場所だとかを設定するのに
ちょっとひと手間は必要ですよね。
時間だったらいつがいいだろう。
場所の方がいいのかなって考えてしまうんで、
僕はそれだったら自分のメールボックスにメールを送信してしまった方が
完全に早いんじゃないかなっていう風に思って
メールをタスク管理の一環として使っています。
でも音声入力って本当に使えるんで、
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まだ使ったことない人はぜひ試してほしいって思ってます。
手が動かせない時の入力だけじゃなくて、
アイデア次第でいろいろできるなと思っていて、
例えば他にもオーディオブックって最近すごい流行ってると思うんですけど、
オーディオブック結構お金かかったりするじゃないですか。
月額料金とかサブスク課金しなきゃいけないんで、
だけどある意味自分で喋っちゃえばいいんじゃないかなって
思ったりするのは僕だけですか。
本を朗読して自分の声で自分で聞くっていう、
アウトプットにもなるし、それを聞けばインプットにもなるから、
これ一石二鳥じゃんって思ったりしたんですよね。
思いつきでまだやってはいないんですけど、
ちょっと誰かやったらぜひ教えてください。
ということで7プラスマイナス2のミラーの法則を活用して
タスク管理をうまく進めて漏れないように仕事を進めていきましょう。
そうすればADHDは武器になります。
ではまた。
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