ワークライフバランスの難しさ
おはようございます、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、
営業職としてどのように働いているかを発信しています。
今日のテーマは、うつ病人が語るワークライフバランス、です。
ライフワークバランスって、最近結構耳にする、目にするワードかなと思いますが、
皆さんはどうお考えですかね。
仕事とプライベートを分けて考えて、バランスをどういう風に置くか保つか、
ここがすごく難しいと思いますし、最適解はどこなのか、人それぞれ違うと思いますし、
身を置いている環境、どんな職種なのか、どんな会社に勤めているのか、
はたまたフリーランスなのか自営業なのか、そういうところによってもかなり変わってくると思います。
子どもがいるいないとか、結婚している独身とか、そういうところでも大きく変わるんじゃないかなと思うので、
人それぞれ本当に答えというか、最適解は違うと思うんですが、
僕もいろいろ考えて探ってきました。
ある一つの結論に至ったので、それについて今日は僕の持論を展開しようかなと思います。
僕の結論はですね、ライフとワークを分けて切り離して考えると破滅するです。
結構これはね、刺激的な考え方というか耳にした方はね、
え?って思うかもしれませんが、僕はそういう結論にたどり着きました。今現時点では。
失敗するというかですね、なんか墓穴を掘るような感覚が僕はありますね。
仕事とプライベートの切り分け
仕事とプライベートを分けると。
理由についてちょっとお話ししますが、
例えば仕事とプライベートを完全に切り離して考えたとすると、
仕事中にはプライベートのことは全くやらない。
プライベートの時、休みの日には絶対に仕事をしないというふうに考えたとしますね。
もう100%すっきり切り分けるというふうにしたとき、
絶対ですね、これは無理というか限界があるんですよ。無理が生じる。
例えば、そうですね、お子さんがいる人が仕事をしていたとすると、
どう頑張っても子どもがね、小さいうちは熱を出した、
お迎えに行かなきゃいけないという場面が出てくるわけですよ。
なので、そういう家庭の事情で急遽休まなきゃいけないとか、
仕事を早く切り上げなきゃいけないとか、そういう事態が必ず出てきます。
子どもがいないにしても、例えば高齢の親が病気をしたとか、
ちょっと転んで怪我をしてしまって、今すぐ病院に連れて行かなきゃいけないとか、
はたまたどうでしょうね、高齢であれば寿命というところもあるので、
今日、明日、もしかしたらすぐ命が途絶えてしまうかもしれないというね、
そういう場面もあるかもしれませんね。
そうなったら、急遽仕事を投げ捨てて駆けつけなきゃいけないとか、
そういうこともあるかもしれません。
ということで、仕事とプライベートを完全に分けようとしても、
絶対的に職場での人間関係とか、ちょっと急に休みたいという時に、
誰かが代わって自分の役割をこなしてくれる人がいるとか、
代わりにシフトに入ってもらうだとか、自分の今すぐやっていかなきゃいけない、
急な仕事とかを誰かに手伝ってもらわないと、
代打がいないというかね、仕事が回らないとか、
そういうふうになってしまうと思うんですよ。
なので、完全に切り分けるということはまず難しいと思うんですよね。
にもかかわらず、休みの日は一切仕事をしませんというスタンスだと、
ちょっとこれもうまく回らないと思うんですよね。
例えば、自分がそういうね、今さっき言ったような緊急事態で、
誰かに仕事を代わってほしい、手伝ってほしいっていうような時に、
いやちょっと私休みなんで今日は出ませんっていうスタンスだと、
ちょっとこれは人間関係に問題が生じますよね。
問題が生じるし、そこをお互い様っていう感覚でやっていかないと、
自分が困った時に助けてもらえないし、
うまくいかないことの方が多いかなというふうに思うんですよ。
なので、仕事とプライベートを完全に切り分けると、
絶対的に自分が困ることの方が多いかなというふうに僕は思います。
仮に、いやいや自分は完全にそこは切り分けられるよって、
絶対に市場は仕事に挟まないしっていう人がいたとてですよ。
いたとて、やっぱり働いている、休んでいる、この身は自分一つなんですよね。
なので、完全に切り分けられたとしても、
メンタルまで分けることは多分できないかなというふうに思ってまして、
例えば、奥さんもしくは旦那さんと喧嘩をして、
今日家に帰りたくないなとか、もしくはそっちが気になって
仕事に集中できないとかっていう場面もあるかなと思います。
それから子どもがちょっと体調悪くて、
何とかだましだまし保育園、幼稚園に行かせたけど、
いつお呼びがかかるかわかんないってなったら集中できないんですよ。
そうなったら絶対的に仕事の品質って、効率って落ちちゃうんですよね。
それで仕事とプライベートを完全に分けられているのかっていうと、
そんなことないと思うんですよね。
そういうときに周りの人が気を使って、
今日もうそこそこでやって、早退していいよとか、
そうなったら無理に来なくてもいいよ、
子ども、それから家庭を大事にしてって言ってくれたりする職場環境だったら、
すごく助かりますよね。
なので、やっぱりうまくいくいかないでいくと、
仕事とプライベートを完全に分ける、
ライフとワークを切り離すと絶対的にうまくいかない場面が多いというふうに僕は感じています。
松下幸之助の教え
だから切り分けるべきではないと思います。
なので一定程度の不公私混同っていうのは、
生じてもおかしくないし、そうあるべきだと思います。
出社した後に、例えば上司とかが、
昨日休んだときに、休んだという例があったときに、
翌日出社して、子ども大丈夫だったとか、また何かあったらすぐ行ってよとか、
言ってくれたらすごく嬉しいですよね。助かるなって思いますよね。
なので公私混同はある意味仕方ないし、
それを許してもらえる職場だったら、
すごく働きやすいかなというふうに感じているのが、僕自身の経験です。
一方で、多少公私混同してしまうのはしょうがないし、
それは全然僕はOKだと思っているんですけど、
一方でライフワークバランスのバランスの部分ですよね。
働きすぎとか、働かなさすぎとか、
ここについてはやっぱりバランスは考えるべきだと僕は思っています。
就休2日制が今一般的な正社員、
日本の場合は正社員という考え方で成り立っていて、
そういう制度になっているので、正社員の場合は就休2日制、
完全かどうかは別としてもそれが一般的だと思うんですけど、
この就休2日制を導入した人、
これこの前僕初めて知ったんですけど、
松下幸之助がこれ就休2日制を導入したらしいんですね。
松下幸之助って誰っていう方ももしかしたらいるかもしれないので、
簡単に説明をすると、松下電機を創業した経営の神様と言われる、
超有名な経営者です。
松下電機が分からない方、現パナソニックですね。
この会社名、昔は松下電機と言われていました。
ナショナルっていうブランドとか、
パナソニックっていうブランドを2つを統合して、
今パナソニックっていう会社名でやってますけど、
元々は松下幸之助が作った松下電機産業という会社でしたね。
すごく有名な経営者です。
日本が誇るべき経営の神様ですね。
アメリカで言ったらもはやスティーブ・ジョブズとか、
ここぐらい、スティーブ・ジョブズと比較するのかどうか分からないですけど、
アメリカで言ったらスティーブ・ジョブズ、
日本で言ったら松下幸之助とか、
あと最近なくなりましたけど、
最近というかちょっと前ですね、なくなりましたけど、
稲森和夫さんとか、この辺がやっぱり経営者として、
すごく優れた人物と言われる人たちですね。
この松下幸之助が最初に編み出したのが、
週休2日制と言われています。
週休2日制で、週5日働いて、2日休むっていうことになってるんですが、
実はですね、ここ松下幸之助はもっと深いところまで述べていて、
2日休みのうち1日は休養、1日は教養というふうに言ってました。
ここを僕はすごいなと思ったんですね。
休養というのはシンプルに休む、体を休ませるということなんですけど、
教養ですね。1日休んでもう1日は自己投資に、
自己啓発に当てなさいよというのが松下幸之助の教えです。
要は自分が成長することによって、
人生もうまく発展していく可能性がすごく高いですよね。
だから勉強をしたり、何か新しい知識を身に付けたり、
もしくは旅行とか行って、なんか刺激を受けたり、
ここではこういうふうな生活をしたりなんだとか、
こういう文化があるんだとか、そういうものを感じ取って
豊かな人生を送っていく。それがもしかしたら
仕事に生きてくるかもしれませんよね。
週5日の労働にも生きてくる可能性が高い。
だとしたら、その5日間の労働ももしかしたら
生産性が上がるかもしれないし、新しいアイディアが生まれるかもしれないし、
その1日の旅行で、1日の旅行ではいけないですけど、
例えば海外に行ったとして、いろんな刺激を受けて、
海外ではこうやっているのかとなったとして、
自分の仕事にもしかしたら、このアイディアをこっちで使ったら
面白い事業ができるかもしれないとか、
自分の仕事がもうちょっと効率よくなるかもしれないというような
アイディアが生まれたとしたら、それはすごく生産性が高いですよね。
そんな感じで、1日休養、1日教養という感じで、
自分の知識とかそういうものをアップデートしていくと、
仕事の生産性が高まるかもしれないので、
ライフワークバランスの出発点
そういうような考えで休みを大事にする。
ここがライフワークバランスの出発点になっているんじゃないかなと、
僕はすごくすごいなと思いました。
一方で自分はどうだったかというと、
ワークの部分がバランスの中でかなり惜しめていたなと思うんですね。
確かに週休2日制なので、休みは2日あるんですけど、
自己投資の教養の部分、ここを完全に休養に使っていましたね。
どう使っていたかというと、ADHDなので過集中に次ぐ過集中で、
すごいオーバーワークだったんですよ。
オーバーワークで土日になると動けないぐらい疲労困憊だったんですね。
なので休業するのがいっぱいで、自転車創業じゃないですけど、
持てるエネルギーを全て使ってワークして、
休みの日に回復してというような感じで、
ちょっと消耗しすぎていたなというのが僕の反省点ですね。
それが過度に行きすぎて鬱病になったというところもあります。
鬱病になったのはそれだけではなくて、働きすぎではなく、
周りの人間関係だったり、この前配信でもお話ししましたが、
上司とうまく合わなかったりというのもあるんで、
一概にそれとは言えないんですが、僕自身はADHDとしてのミスを減らすとか、
リスナー作業をいかにやるかというところをすごく工夫して、
頑張りすぎました。頑張って頑張って頑張って、うまくいかなくて、
力尽きて、なんて言うんでしょう。なんて言うんでしたっけ。
あれですね、バーンアウト。バーンアウトしちゃいましたね。
本当に燃え尽きちゃったんですね。
なので、それで鬱病になってしまったという風に反省してますんで、
やっぱりライフワークバランス、ここはすごく大事にしなきゃいけない。
やりすぎてもダメだし、かといって休みすぎてもダメだし、
ちゃんと自分の教養をつけて、それを仕事に生かしていくっていう風にやっていけば、
性の循環が、負の循環ではなくて性の循環が生まれる。
そうなると休みもきっちり休めるし、仕事もきっちり集中できるし、
ここから休みだと思えばまたちゃんと休めるしっていうね、
そういううまい循環が作っていかないと、これは一人一人が作っていくっていう
自己責任だと思いますね。
誰に管理されるわけでもなく、誰に言われるまでもなく、
自分自身がそういうのを考えてやっていかないと、
本当の意味でのライフワークバランスっていうのは成し遂げられないんじゃないかな
という風に思います。
ライフインザライフの重要性
言う以上にね、本当に難しいですよね、ライフワークバランスって。
特に自分一人でも難しいのに、僕みたいにADHDの場合は
それだけでも難しいのに、家族がいたり子供が小さいと
本来は休むべきときに休めなかったりね、
子供が熱出して病院連れていかなきゃいけないとかね、
子供のお世話とか、子供は本当に元気いっぱいなんでね、
僕らが休みたいときにも元気すぎるんで、
遊ぼうとか、本読んでとか、ちょっとこっち来てとかね、
いろいろすごすぎるんですね。
あっという間に力つけて昼寝してるんですけど、
僕らそんなに昼寝できないんで、
一人の子供が昼寝しても、もう片方が元気だったら
全然休む間もなくね、育児したりもしてるんで、
そう簡単にはね、このライフワークバランスは
整えられないっていうのも実態としてあるんですが、
それでもできるかどうかは別として、
そういう思考を持っていたら、それに限りなくね、
寄せていくことっていうのはできるかなと思うんで。
完璧は無理です。完璧は無理ですけど、
可能な限りそういうね、理想像を持っていれば
そういうようなものを目指して、
自分のバランスをね、取っていけるかなという風に思います。
ライフワークバランスって言いますけど、
ワークもライフの一部でしかないんですよね。
働いてる時間、遊んでる時間、あと寝てる時間、
それら全て含めてライフなんで、人生なんで、
どっちかっていうと、ライフとワークのバランスっていうか、
ライフの一部である、
ワークインザライフって感じですね。
このワークインザライフってあるビジネス系の
インフルエンサーの方が、インフルエンサーって言うんですかね。
書籍とかも出している有名な方が言っていたフレーズで、
僕はすごく心に響いたんですけど、
ワークはライフの一部である。
ワークインザライフなんだよって言ってて、
僕はそれがすごく響いたので、
その考え方も取り入れながらね、
自分の働き方っていうのを探っていきたいなって思ってます。
ということで、今日の内容をまとめますと、
ライフとワークを切り離そうと考えるとうまくいかない。
僕はそう思います。
むしろ多少格子混同してしまう方が、
お互いうまくいくんじゃないかなというふうに思います。
その上でライフとワークのバランスをいかに整えるかっていうのは、
すごく大事だし、これはすごく難しい。
ライフの一部にワークがあるというふうに捉えた方が、
物事うまくいくんじゃないかなというふうに思いますので、
嫌な仕事をずっと続けて、
嫌な仕事が終わったら、
余暇を楽しむっていうのは、なかなかしんどいですよね。
楽しい余暇の後に、またつらい、
嫌なワークが待ってるっていうふうに考えたら、
もうゆううとでしょうがないと思うので、
ワークをしていることすら、
自分の人生の一部っていうふうに考えた方が、
より良い仕事と向き合えるというか、
より良い仕事を選べるんじゃないかなというふうに思いますので、
これはあくまで僕の個人的な考え方にしか過ぎないですけど、
参考になるところがあったら嬉しいなというふうに思います。
過去の自分はそういう考え方を持っていなかったので、
20代の自分に届けたいなというふうに思いで、
ちょっとお話ししてみました。
今日の内容は以上になります。
いつものごとく最後にコメント、
いいね、フォローしていってもらえると嬉しいなと思いますので、
最後にそういう営業をしてまた締めようと思いますので、
また明日からも聞いてもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。
ではまた。