2024-10-17 13:46

なぜ話が伝わらないのか?

『メモの魔力』前田祐二
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サマリー

このエピソードでは、ADHDを抱える話者がコミュニケーションの難しさについて考察しています。特に、上司と部下、親と子どもとの間で「話が伝わらない」理由に焦点を当てています。具体的な指示と抽象的な言葉の使い方の重要性を論じ、どのように相手にメッセージを正しく伝えるかを探ります。また、抽象的な指示がコミュニケーションの問題を引き起こす様子や、具体的な指示を行うことの重要性、相手との相性にについても触れています。

コミュニケーションの難しさ
おはようございます、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者で物病診断も受けている僕が、営業職としてどのように働いているかを発信しています。
今日のテーマは、なぜ話が通じないのかということで、話がね、会話のキャッチボールができるできないってあると思うんですよね。
相手によりけりだとは思うし、自分の抱えている障害とかそういうところにも関わってくるとは思うんですが、
僕ね、これ一つのちょっと鍵、キーとなるところにここにヒントがあるんじゃないかな、原因があるんじゃないかなっていうふうに思ったところがありまして、
これをちょっと掘り下げて今日話そうかなと思います。
このキャッチボールというか話が伝わらない、どうして話が伝わらないのかっていう、
ここに関してはどっちの目線で、どっちの視点で見るかっていうところが結構話が変わってくるんですけど、
例えば上の人から下の人、上司から部下の目で見るのか、それとも部下から上司の目で見るのかで話がだいぶ変わると思うんですよね。
僕がよく会社の話と仕事の話と育児の話と両方で例え話とかするんですけど、
例えば親から子どもに話が伝わらない場面と、子どもから親に話が伝わらない場面と、
これよくある現象ですけど本質だいぶ違うんじゃないかなって感じたりするんですよね。
なので今回この放送配信に関しては、目上の人から目下の人、目線で見たときの話が伝わらない問題、
この観点で話を進めていこうと思います。
結論的には、具体、抽象、具体的、抽象的という言葉がありますけど、
ここのやりとりがうまく変換できているかどうか、通じているかどうかというところで、
かなり話が伝わるか伝わらないかというのがあると思うんですよ。
ということにあると思うんじゃないかということに気づいたんですね。
例えばわかりやすい例からいくと、子育ての観点で、子育ての場面で、
例えば親から子どもに、おもちゃが散らかっているから片付けなさいって言ってるのに、
子どもは片付けない場面って多々あると思うんですよ。
これ話が伝わってませんよね。手っ取り早い話が。
やれって言ってるのにやってないっていうことは伝わってない、分かってない、聞いてないか分かってないかどっちかだと思うんですが、
聞いてはいるけどやってはいない、ここは多分改善の余地があるんですよね。
聞いてない場合はとにかくまず手を止めさせて今から言うことをちゃんと聞けっていうところからスタートしなきゃいけないんで、
これはそもそも論外なんですけど、話は聞いているけど片付けられないっていう場面ありますよね。片付けない場面。
これどこに原因があるのかっていうと、多分子どもに原因があるっていうよりかは、
どうしていいか分からないっていうことがメインとなる課題というか、そこが本質なんじゃないかなって思うんですよね。
目の前に転がっているおもちゃの住所が決まってないとか、どこに片付けていいかが分からないから片付けないっていうことだと思うんですよね、基本的には。
いろんな理由があると思うんですけど、多くの場面でここに散らかっているこれをそもそも問題だと思ってない上に、
仮に問題だとしても片付けなきゃいけないっていうそういうミッションがあったとしても、
どこにしまっていいか分からないっていう状況だと、もはや物を移動するしかないんですよね。
床の上からテレビの前に移動しましたみたいな。大人もあると思うんですけどね。片付けではなくてただ移動したみたいな。
ベッドの下に押し込んだみたいな。そういうのがあると思うんですけど、結局それの似たようなことを子どももやってるんであって、
どこに片付けていいか分からないから片付けが進まない。だからやらないし、しょうもなく怒られて嫌々物を移動してる。
そこで片付けたって言ってるんかお前みたいなね、そういう場面があると思うんですが、結局これは片付けをどうやっていいか分からない。
抽象的な指示による問題
どうやっていいか分からないから物事が進まないっていうね、ここだと思うんですよ。
それから仕事の場面。こっちの方がもしかしたら働いている皆さんは分かるかもしれませんが、
資料作成をしてくださいっていう指示が上司から部下に行った時に、これについてまとめておいてっていうね、
すごい抽象的な指示が降ってくることはありませんか。この前のミーティングについて議事録作っておいてとか、
この前視察したあの内容についてまとめて報告書作っておいてっていうね、そういうかなりらっくりした指示が飛んできた場合、
分かりますか何をやっていいか。何をやっていいのか分かる人。
なんかそういう過去の事例があれば、それを踏襲してできると思うんですけど、この指示だけ切り取ったら、
いや一体じゃあPowerPointで作るのか、Wordで作るのか、スライド何枚までなのか、文章量どれぐらいなのか、
そして誰に向けて作るのかとかね、この辺が全く指示が降りてないんですよね。すごい抽象的ですよね。
だからここをどうやって自分なりに作業に落とし込んでいくか、具体的なものにしていくか、
ここの頭の中での変換がかなり負担がかかるんですよね。
だからできる上手っていうのは、こうこうこういうふうに資料を使いたいからこういうふうに作ってくれ、
こういう項目を入れてほしいとか、こういう記述までに作ってほしいとか、ここで一旦確認で見せてほしいとか、
できる上手はそういうのを多分言ってくると思うんですよね。
だけど多くの人は多分言わないだろうし、忙しいとそういうのを丸投げしちゃう、部下に丸投げしちゃう、
部下の能力に丸投げしてしまう、部下の感覚に全振りしてしまうっていうね、
そういうことが起こってしまうから、いやそういう意味じゃないんだけど、どうしてそういう資料しかできないのかなみたいなね、
そういうことが起こってきますよね。
だからこれは、ちゃんと確認をしない部下にも、気はないとは言えないけども、
そもそも年配、年長者である上司がちゃんと指示をしないところに問題があるのかなっていうね、そういうことですよね。
さっきの片付けの話、育児の話に戻ると、これはここに片付けるんだよって教えてもいないのに、
ただただ片付けしなさいって言ってもわかんないわけですよね。
で結局、子供がやんない、部下がちゃんと仕事をしてくれない、だから上の人がキレるみたいなね、そういうことが起こってくるんで、
ここやっぱりね、抽象的な指示とか抽象的な言い回しをしてしまうと、どうやって具体化していいかわからない。
子育てと社会人のコミュニケーション
その具体化した結果、上司のイメージする具体と部下、それから子供がイメージする具体っていうのが、
多分一致しないケースが普通にあり得ると思いますね。
むしろ一致した方が奇跡かもしれませんね。相当一緒に仕事してるとか相当通じ合ってる相性がいいっていう、
そういう部下、上司であったら別かもしれませんが、それだったらそもそもトラブルにならないと思うんで、
相手が動いてくれない、話が伝わらないっていう問題には直面しないはずですね。
はい、だからこれ結論的に今回の例でいくと、子育ての場合、相手は今の片付けをしなさい問題であったら、
まだ未就学児とかね、保育園児、幼稚園児とか、小学校低学年とか、これぐらいだったら指導できるんですよ。
こういうふうに分かんないんだったら聞きなさいとかね。片付けってこういうことだよっていうのを、
まだ相手は子供だから素直に聞いてくれて、そうやって分かんなかったら聞くのかとか、
分かんなかったら自分で考えるのか、もしうまくできたときには褒めてあげればそこが強化されるんで、
すごいね、また改善の余地があるんですよ。
ただ社会人になってからそれなりに人生経験を積んだ人たちがこれができない場合、かなり板手ですね。
本人的にもそうだし、それを指導しようとするもの、改善しようとする周りの人は相当苦労するはずですね。
要するに何か物事が分からなかったときに確認するとか、自分の頭で考える。
要は脳を使うストレスというか、やっぱり頭使うのって結構負担かかりますよね、脳にね。
自分の頭を一生懸命回して資料を作れって言われたけど、それは一体何で作ったらいいんだろう、何を求めてるんだろうとか、
自分の頭で考えてこういうことですかっていうのを提案していかなきゃいけないんで相当疲れるんですよね。
だからそれをできる人であればできるんですけど、できない人はここをサボりがちだと思うんですよ。
だからできない。
コミュニケーションの課題
僕の場合は一生懸命考えた逆、そうではないってやたら怒られたり、聞くたびに怒られるからもう聞くの嫌になって、
だんだん聞かなくなったらまた当然埋まるはずの溝が埋まらないとかなってくるんで、余計怒られるんですよね。
相性の悪い上司と部下だとね。
だから一生懸命うまくそこの溝とかを擦り合わせしようと思っても、
上司があまり部下に理解がないとか、抽象的な表現、抽象的な指示しか出してこない上司だったら、
何でわかんないの、何でやってるの、みたいなそういう棘のある言葉しか出てこないんですよね。
で、その結果部下は部下でだんだん鬱になってくるし、だんだん聞きにくいし、聞いても聞いても結局怒られるし、
だったら聞かないで適当に作って出しちゃおうみたいな。
それでまた怒られるんですけど、このふんの連鎖にはまっていくっていうやつですね。
だからこれはやっぱり人と人の相性っていうのもそもそもあるし、
どっちかがちゃんと具体的な指示にするか、具体的な指示にしてもらうか、
ここのコミュニケーションをうまくやらなきゃないんですが、
僕はわかっててもできないタイプだったというか、できない上司とは全くできませんでしたね。
相手によってはちゃんとできるんですけど、相手によってはわかってるのにうまくできないっていうのがありましたね。
だって聞いても聞いても怒られるんだからしょうがないんですよね、そういう上司にはね。
だからそういう人間にはならないように、ちゃんと反面教師としてありがたい経験をさせてもらったなと思ってますが、
ここはちょっと気をつけていきたいなと。
自分自身は抽象的な指示を受けた時とか話をされた時に、
ちゃんと紙砕いてうまく把握できるかっていうところを意識したいなというふうには思いますね。
自分自身の頭を使うことを怠らないようにするというかね。
そういうふうに考えていきたいなと。
それができればあいつの話が伝わらんというふうには周りからは思われないだろうし、
自分自身も目下の人に対して、年下の人に対して、
いやあいつは使えねえなとかっていうふうに考えずに済む。
自分の指示が良くなかったのかなとかね。
そういうふうに自分事として捉えていけば、やたらとあいつはできないなっていうふうに考えなくて済む。
それは相手にとってもいいし、自分にとってもいいことかな、組織にとってもプラスになるかなと思うんでね。
そういう思考を大事にしたいなというふうに思います。
具体化のプロセス
ということで、抽象的なものを具体的にしていくっていうこのプロセス。
このプロセスを嫌がらずに踏める人はかなりできるやつじゃなかろうかと。
そういうふうに思います。
ちなみにこれ抽象から具体というふうな矢印でいきましたが、具体を抽象にするっていうね。
これも結構レベル高いというか、なかなか面白いスキルではあるんですよ。
これについてはメモの魔力っていう本、ご存知ですかね。
誰だっけ。あれを書いたら前田雄二さんだ。前田雄二さんのベストセラー本ですね。
メモの魔力。この中でメモを取りながら、メモを書きながら具体的なものを抽象化していくことで、
いろんなアイディアが生まれるっていう話もあったんで、これはこれでちょっと必見ですね。
興味ある方はちょっとメモの魔力はね、これはなるほど、だからベストセラーかっていうふうに僕は感じました。
だいぶ経ってから読んだんですけど、なるほどなっていうふうに思ったんで、これもまた一読の価値ありかなというふうに思います。
具体的、抽象的。難しいですね。まずこの言い回しが難しいですよね。難しいですね。
だけど自分が人生で何をしていいかわからない。仕事を与えられたけど何をやっていいかわからない。
そのわからない理由は多分抽象的な何かを与えられたからじゃないかな、そういう場面が相当多いはずですね。
具体的であれば行動にどう落とし込んでいいかわかる。何をしていいかわかるはずなんで、
何をしていいかわかる、具体的にわかるっていうことはそんなに負担じゃないんですよ。
抽象的なものほど難しいっていうね、そこですね。
なので何していいかわかんないというときは具体的にどうしたらいいのかっていうのを周りの人に尋ねるとか、
アドバイスを求めるとか、そういうことをまずする。
そこにたどり着けたら何か道が開けるかもしれないというふうに覚えておけばいいかなと思います。
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ではまた。
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