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2021-06-23 15:45

#24 総合技術監理部門の試験対策、と技術士シリーズのまとめ

総合技術監理部門の試験対策ですが、割と普通のマークシート対策の話です。
最後に技術士シリーズのまとめ的な話をしています。
本編で紹介している問題は下記です。

気候変動適用法や気候変動適応計画に関する次の記述のうち最も不適切なものを選べ【正答:③】
①政府には、気候変動適応計画を策定する義務があり、都道府県には、その区域における地域気候変動適応計画を策定する努力義務がある
②気候変動適応に関する施策を推進するため、国及び地方公共団体の責務が定められるとともに、事業者及び国民に対して、国及び地方公共団体が進める施策に協力することが求められている。
③気候変動適応計画は、我が国唯一の地球温暖化に関する総合計画であり、主な内容として、国内の温室効果ガスの排出削減目標と目標達成のための対策が取りまとめられている。
④国立研究開発法人国立環境研究所が果たすべき役割として、気候変動影響及び気候変動適応に関する情報の収集、整理、分析を行うことが定められている。
⑤気候変動定期王に関する施策の効果の把握・評価については、適切な指標設定の困難さや効果の評価に長期間を要することもあり、諸外国においても具体的な手法は確立されていない。
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建コンのアレこれの建コンのアレです。よろしくお願いします。
今回は、技術士のシリーズで、総合技術管理部門の試験対策の話をしていきたいと思います。
早速、まいります。
総合技術管理部門の試験は、筆記試験の中に2つ分かれていて、
1つがマークシートによる卓越問題と、5つが技術問題です。
このうち、論文形式の技術問題は、今まで話してきた総管以外の部門の対策と一緒なので、今回はスキップします。
総管受けられているいろんな人と話しても、難しいのはマークシートだよねという認識が一致しているので、ここではマークシートの話をしていきたいと思います。
ことさらに対策といっても、誇らしげに説明するほどの手法ではないです。
マークシートの試験に慣れている人だったら、自然とこういう勉強方法をするかもしれないなと思います。
ただ、私は去年受験するまでこういうマークシート対策の勉強方法をしていなかったので、今回やってみたらこれいいなと思ったんですよね。
どういうことかというと、マークシートの過去問題と答えがホームページからダウンロードできますので、それをダウンロードします。
おすすめなのは、過去問の問題文を読んだらすぐに答えを確認する。
これがいいと思います。
なので、「よし、じゃあ1年分まずやってみよう。」とか言って、解いている時間はもったいないと思います。
そんなことをしている日もあったら、すぐに答えを見た方がいい。このマークシートに限っては特にそう思います。
答えを読んで、総管のマークシートというのは5択なんですね。
選択肢が5つあります。
5つのうちの1つが答えなわけですけど、逆に言うと、5つのうちの残りの4つは答えじゃないわけですよね。
なんで答えじゃないんだっていうのを、5つの選択肢全部確認して、
3番が答えだったら3が答えなのはなんでかっていうのに、納得ができたら次の問題に行く。
でも、まずなかなか納得できる空で、無勉強でパッとやって、できるってことはないと思います。
かなり室内の幅も広いので、難しいと思います。
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ということは逆に言うと、知らない知識がいっぱいあるってことですね。
今私が言ったみたいに、問題文を読んで答えを見てみて、「えっ、4番?なんで?」ってなるわけですね。
そこで出てくる知らない知識をどんどん集める。これはインターネットを使って私は集めました。
例えば環境省の気候変動関係だったり、それから厚生労働省の働き方関係だったり、
これはパワーハラスメントもそうですし、休暇に関する国の制度とかもあります。
そういう労働基準監督省の話とか、長時間労働の話とか、そういうのもあります。
そういうのをいろんな省庁から、パンフレットとかあるんですよ、説明文とか。
たまには20ページくらいの環境省のやつとか、なんとかなんとか計画とかは結構ボリュームあったりするんですけど、
それでも概要版って言って5ページくらいにまとまってるやつがあったりするんですけど、
それを片っ端からどんどんダウンロードしていって、目を通すんです。
そうか、ここが違うから2番は違うのか、1番も似たような感じで違うのか、
だから4番が答えなんだって納得したら次の問題に行くということを繰り返します。
なので勉強というよりもひたすら調べるという作業ですね。
これは得意不得意あるかもしれませんが、
そういうふうにやっているうちに覚えるというところですかね。
覚えていくということですね。
とにかく知らない問題が出た場合、
ごたくの中から答えを選ぶ、勘で選んだりとか、
にわか知識で選ぶって結構難しいので、
とにかく知っている知識を増やさざるを得なくって、
それには今言ったみたいなどんどん調べて正しく覚える必要があると思います。
それ以外にいくつか計算問題とかがあって、
それは毎年ほぼ同じパターンで出ているので、
それは皆さん定型問題っていうんですかね。
計算系のやつはやり方を心得ていったほうがいいと思います。
それで一つコツがあるんですが、
ごたくの中で特に最も不適切なものはどれかっていう問いがあるんですよ。
その問いは要注意で、最も不適切なんで、
微妙に不適切なときは、
最も不適切なときは、
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最も不適切なんで、
微妙に不適切な回答が含まれてたりする場合があるんですよね。
それを、微妙に不適切なやつを選ばずに、
一番不適切なやつを選ばなきゃいけないっていう、
この感覚を持っているとたまに感が効きます。
というのは、5つの選択肢の中で、
5つのうちの3つは除外できたりするじゃないですか。
1と2と5は違うなと。
つまり適切なことが書いてあるなと。
3と4が怪しい。
3も不適切な気がするし、4も不適切な気がすると。
だいたい、ぶっちゃけどっちも不適切じゃねえかっていう場合もあるんですよ。
なんですけど、最も不適切っていう問いの場合は、
用語の定義とか、法律とか基準とかに書いてあることと、
異なることを書いてある、いわゆる誤りが記述されている選択肢が
最も不適切な答えである場合がかなり多いです。
なので、何とかが努力すべきであるとか、
何々したほうがいいとかっていう選択肢っていうのは、
最も不適切な答えになりにくいんですよ。
それよりも、さらーっと書いてあるけど、
例えば、休暇が本当は時間単位で取れるっていう法律なのに、
1日単位で取れるって書いてあったら、
それも法律に定めてある1時間単位で取れるっていう言葉を
完全に誤った記述になっているので、
定義と照らし合わせて誤っている。
そういう選択肢が最も不適切な答えになっている場合が多いです。
で、ちょっとイメージしてもらえにくいかな。
わかんないけど、一応概要欄に、
例えばこんな質問があって、
ちょっと文字数が足りないかもしれないんですけど、
書いておきます。
今、私が書こうと思ってメモに取り出しているのは、
気候変動適応計画に関する記述で最も不適切なものはどれかっていう問題で、
答えは3番なんですけど、
気候変動計画は我が国唯一の地球温暖化に関する総合計画であり、
主な内容として国内の温室効果ガスの排出削減目標と目標達成のための対策が取りまとめられていると書いてあるんですけど、
気候変動適応計画は温室効果ガスの排出削減目標とかじゃなくて、
気候が変動するということに対してどう適応するかってことが書いてあるんで、
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自然生態系とか自然災害の防止とか、水資源に対してどんな影響があるかとか、
そういうこといろいろ書いてあるんですよね。温室効果ガスの話だけじゃないんですよね。
そういう意味で内容に対して言っていることが違うよってことで3番がアウトになるんですね。
この3番の他にもですね、何とかかんとか努力義務があるみたいな話、
ちょっと全部私調べてないんですけど、なんか怪しい選択肢がある中で3番なのはなぜかっていうと、
記述内容が明らかに誤りだからってことですね。
なので、やっぱりですね、40問出るんですよ、マークシートが。
そこに出てくるものに対して全部完全に知識を頭に入れて臨むってかなり難しくて、
自治的なものとかもあるし厳しいんですよね。
そんな中で、今私が言っている最も不適切なものの選択肢の傾向をなんとなく捉えていると、
最後の最後感が利きやすいっていう意味で、
そういう問題の構造を心得とくというのもいいんじゃないかなと思います。
とにかく誤りであるものですね。
何々した方がいいとか望ましいみたいなのは最も不適切になりにくいですね。
あとね、よく難しいのがですね、
あの、利子っていうかね、
利子率を計算する問題が毎年出るんですよ。
で、利子率の計算をするときは、
基本的に現在価値に置き換えて価値を換算するんですよね。
だから10年後の100万円は現在の価値に換算すると115万円くらいになったりするんですよね。
利子があるからね。利子率、利率を掛け算するんですよね。
っていう風に未来のお金は今に換算すると高いっていう、
その基本的などっちが高くてどっちが安いかっていうことをまず間違えないように覚えておくと、
もう選択肢を半分くらい減らせたりできますね。
何とかの差額を計算したときに、
どれくらいハッピーかっていうふうに、
どれくらいハッピーかっていうことに対して選択肢がプラスだったりマイナスだったりするんですよね。
プラス5000円儲かるとかマイナス5000円儲かるとかいったときに、
もうプラスマイナスで半分くらいに選択肢絞れたりとかできるんで、
未来のお金の価値は現在価値に換算すると高い。
利率の分高くなるっていう基本原則を覚えておくといいと思います。
そんな感じですかね。
ちょっとあんまりためになるほどのことじゃなくて、
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マークシートは対策には時間がかかると思います。
逆に言うと、これまで話してきた山崎メソッドの話とかいうものを活用して、
記述問題に割く勉強時間を可能な限り圧縮することをお勧めします。
だから作文の対策は極力短くして、
その時間をかなり大きい部分の時間をマークシート対策に振り向ける。
そういうバランスが総合技術管理院にはいいんじゃないかなと思います。
同じように山崎メソッドと私が勝手に読んでいるのは山崎さんという方が書いた対策本を紹介しているわけなんですけど、
山崎さんの総合技術管理部門の本も非常にお勧めですので、
読んでみてはいかがでしょうかという感じですね。
ということで、技術士の会を全9回くらいにわたって話してきましたけれども、
今回これで最後になります。
技術士を受けてみようとか興味が湧いたり、対策の具体的なイメージが湧いたりするようなきっかけになったらいいなと思って撮ってまいりました。
技術士の資格に対して私が特に強調したいのは、
今回のシリーズでも何度も言いましたけれども、社会に対して技術で何をできるかという目線の先に社会があるということを何度も強調しました。
技術士対策としてもそれは効果的でそこを問われていると私は思っているんですけど、
技術士をとった後もぜひそういうふうに短い視野じゃなくて長期的、時間の意味でも長期的だし、
あと何か視線もちょっと深いって言うんですかね。
目の前の業務とか目の前の発注者さんだけじゃなくて、
その結果社会にどんな影響を私たちの仕事が与えるのかっていうことを、
意識を持っている人が増えていくと業界の魅力がますます高まっていくんじゃないかなと思っていますので、
そんな感じで頑張りましょうって言ったらええんか、
よりますます活発になっていったらいいなと思っています。
新しいインフラを作るプロジェクトっていうのは、前の回でも話しましたけど決して増えていく見通しじゃないんですけど、
それでも日本の暮らしを支えるのに私たちの仕事はこれからもずっと大切であり続けると思うので、
そういう業界が増えたらいいなと思っています。
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次回からはちょっと戻っていろんな分野を紹介するシリーズの続きをやっていきたいと思います。
ではご視聴ありがとうございました。
最後まで聞いていただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
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