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2021-10-04 13:35

#42 東京都の土木行政組織は一風変わっている。

今回は東京都の土木行政組織の一風変わった特徴をご紹介します。都と区という、道府県と市町村とはちょっと違う役割分担がおそらく関わっていると思えるのですが、勉強不足でそこまで詳しくは説明できませんでした。 

東京都の建設局のページ

↓建設局の配置と範囲

https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jimusho/index.html

↓リンク切れの場合

https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/03jinji/soshiki.html

↓東京都機構図

https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/03jinji/pdf/soshiki/kikouzu.pdf


↓「tokakuka」(作曲:秋山竜次/樋口聖典)はこちら!

https://youtu.be/Oh9oXxG08D8



00:00
健康のあれこれの健康のあれです。よろしくお願いいたします。
行政組織についてお話をずっとしてきておりますが、
ちょっと土地系のYouTubeの感想の回を撮ったりした関係でですね、
ちょっと前後関係がギクシャクしている部分もあるかもしれないんですけれども、
順序としてはですね、土地議権のやつを公開した後に地域振興局タイプのお話をアップして、
その次にこの東京都の回をアップしようと思っています。
それでですね、早速東京都っていうのは少し土木行政の組織の形が特徴があるんで、
個別にお話をしたいと思ってこの回を設けました。
いつもみたいに気候図、行政組織図っていうやつはリンクを貼っておきますけど、
改めて見えるほどのことはなくて、土木事務所スタイルという風に呼んでいる形になってます。
で、都庁はですね、何とか局っていう形になってますよね。
都道府県によくあるのは県土整備部とか土木部とか農林何とか部とかですね、
何々部、何々部っていうのが多いんですけど、
東京都の場合は建設局、交通局、環境局とかって局っていう形をしてますね。
東京都の中で、その土木建設のお仕事っていうか、役割を担っているセクションっていうのが建設局というところです。
東京都庁の中に建設局があります。
土木事務所スタイルと同じで、その建設局の中に建設事務所っていうのがあります。
でですね、概要欄にちょっとリンクを貼りますので、
建設事務所の位置とか、その所称しているエリアを示す図を書かれている、
あの、ページ、東京都建設局のホームページがあるんで、
それをちょっと見れる方は見ていただきたいんですけども、
いっぱい事務所がありまして、
よくいろんな都道府県さんだと地名がついてましたよね。
高崎土木事務所とか、前橋土木事務所とか、そういう感じで。
03:00
東京都さんが面白いのはですね、ナンバーになってるんですよ、一部がですね。
一応読んでいくと、第1建設事務所、第2建設事務所、第3、第4、第5、第6建設事務所、6番まで番号がついていて、
その次に西多摩建設事務所、南多摩東部建設事務所、南多摩西部建設事務所、
北多摩南部、北多摩北部、そしてあと東部公園緑地事務所とか、西部公園緑地事務所と、
それと江東地水事務所っていう、そういうのがあるんですね。
地名がついてる場合もあるんですけど、西多摩北多摩とか、北多摩北部って面白くないですか?
北の、さらに北みたいな、とかあるんですけど、
あの、さらにユニークなのは第1、第2、第3ってなってるってことですね。
で、このホームページを見られる方は見ていただくとわかるんですけど、
第1、第2、第3から第6までは、基本的にその区、東京都の23区に該当してるっていうか、
23区部、あの、うん、23区があるエリアをさらに6つに分けてるっていうのが、
第1から第6建設事務所で、
まあどうですかね、あの私の会社だけじゃないんじゃないかと思うんですけど、
建設業界では1件、2件、3件、3とか、
略してね、第1建設事務所っていうのちょっと長いんで、
東京都1件に行ってきますとかって、そんな言い方をよくしてます。
で、第1建設事務所さんが、
所管区域としては千代田区、中央区、港区。
第2建設事務所が、品川めぐろ、太田世田谷渋谷区。
第3建設事務所が、新宿中野杉並区。
それから4件さんが、
豊島、板橋、練馬区。
ここまで行ったら全部行くしかないな。
5件さんが、墨田高等、葛飾、江戸川区。
6件さんが、文京、台東、北、荒川、それから足立区。
という風に、こういう区を分けてるってことなんですね。
という感じです。
でですね、ちょっとこれまた、よく私も勉強していかないといけないんですけど、
23区ってそもそも何なんだっていう話がちょっとあって、
これはですね、地方自治法の281条の2っていうところに、
281条っていうのが特別区、いわゆる東京都の23区のことについて定めていて、
それで、23区っていうのは、これ平たく異役をすると、
23区っていうのは、市に準ずるものっていうか、
06:00
市と同じことをする地方公共団体ですと。
ただし、そのうちの人口が集中しているということで、
大都市地域で一体的に統一的な観点で広くやった方がいい部分は、
一部都が担いますって書いてあって、
要は平たく言うと、市がやることよりも減ってるってことです。
その分は、1個上のレイヤーの都が担いますっていうことなんです。
具体的に何がどれぐらいの手続きとか、
マネージメントとか、いうことを区じゃなくて都がやってるかっていうと、
これがですね、1個1個の法律見ていかないと分かんないんですよね。
これも地方自治法に出てくる言葉なんですけど、
法廷住宅事務っていうのと自治事務っていうのがあって、
法廷住宅事務っていうのは法律に定められた、こういうことは市がやってください、こういうことは都道府県がやってくださいっていう話。
以前に都市計画法を見てみましたっていう回をあげましたけど、
あの法の中でもこういうことは都道府県がやってください、こういうことは市町村がやってくださいって書いてあったんですけど、
ああいう感じで道路法とか河川法とかなんとか法とか上下水道とか水道法とか、
そういうものに1個1個にこういうことは市がやって、こういうことは市町村がやって、こういうことは都道府県がやるって書いてあるみたいなんですよね。
で、その中に特別区って呼ばれるんですけどね、法律上この23区のことは特別区と呼ばれてて、
その中に多分こういうことは23区がやるんじゃなくて都がやっちゃってくださいって、
もう人口が密集してて、細かく分けないとしょうがないんだけど、
その中で例えば上下水道とかって区って結構細かく分かれてるから、その中で水道とか下水道とかを個別にやってたら非常に大変だから、
上下水道とかは都がやっちゃってくださいみたいな、そういうことが書かれてあるはずなんだと思うんですよね。
ちょっと法文を1個1個見てないんですけど、そういう話の関連で、
この1件から6件も結構道路行政とか河川行政とか建設関係の行政について、
市町村がやりそうなことも都がやるっていうことになってたりするのかなというふうに想像をしています。
ちょっと正確には分かんないです。
どういう道路を市が担って、どういう道路を市町村レベルが担って、どういう道路を都道府県レベルが担うかっていうのも、
これまた道路法にきちっと書いてあるっぽいんですよね。
河川は河川できっと河川法に書いてあるのかなって思うとですね、
09:03
ここへ来て私はこの道路法とか河川法というものも目を通して見たいという気持ちが生まれてきてですね、
このポッドキャストってのやってるともう沼ですね。
なんか知りたいことがどんどん増えてってしまうんですけど、
その道路法の中にどうやらですね、特例都道っていう言葉があって、
普通に分けたときの都の道路と区の道路っていうのに対して、
多分普通だったら区の道路にありそうなところを都がやっちゃってください道路みたいなのがあるっぽいようなことが、
なんかWikipediaを見たら書いてありました。
ごめんなさい、この辺はちゃんと道路法をまた読んでご紹介するような回を取り上げたいと思います。
そんな感じで東京都の土木行政は、まず都と区っていう地方自治体の形の違いによって、
土木行政の組織の形もなんとなくちょっと透けて見えるものがあるというところを紹介したくて、
取ってきたというところです。
ところでですね、この都と区っていうとですね、ちょっと発生するんですけど、
お笑い芸人のロバートっていうコンビっていうかグループの、
秋山さんが歌ってる「とかくか」っていう歌があるのご存知ですかね。
YouTubeで誰でも見れるんで、よかったら見てみていただきたいんですけど、
いろんな、これは施設について言ってて、歌なんですよ。
歌なんですけど、都がやってる東京芸術劇場、区がやってる浅草公開堂、
都がやってる火災林海水族館とか、こういう施設は区がやってるのかなと思ったら都がやってるとか、
新宿コズミックセンターは都がやってるのか区がやってるのかどっちかなと思ったら区がやってるとか言ってて、
「とかくか」「まぎらわしい」っていうことを言ってるのが面白いよねっていうことを言ってるんだと思うんですけど、
そういう歌があって、そんな感じで、都と区の区分けっていうのは、ちょっと入り混じった感じになってるよねっていう、
そんな歌なんですけど、実際にはですね、数で言うと都内の道路、これでも国でも結構似た比率になると思うんですけど、
国道の延長っていうのは1.4%で、都道の延長は約10%で、都内の道路のうち約9割、
88%ぐらいは市区町村の道路なんだそうで、そんな感じで道路行政が分かれてるっていうことみたいなんですよね。
ということで、この道路は都がやってるのかな区がやってるのかなっていう風に考えると、またそういう風に見えてくるっていうことなんですけど、
それでなんでこの歌の話をしたかっていうとですね、この「とかくか」っていう歌は、どうやらクレジットを見るとですね、
12:04
作曲者の名前、これが秋山隆治さん/樋口清典さんという名前で作曲者がクレジットされてるんですよね。
という、この樋口清典さんは、ポッドキャストが好きな方はピクンとくる名前かもしれないんですけど、
日本でおそらく今一番聞かれてる番組、コテンラジオっていう番組でパーソナリティをしている樋口清典さんと同一人物かどうか分かりませんけれども、
同じ名前の人がこの「とかくか」っていう歌作曲に関わってるみたいです。
私はちょっとこれを見たときに、あの、へぇ~と思って、この自治体シリーズずっとやってますけど、
ちょっとこの東京都のところに来たらこの話ししようと思って「とかくか」の歌を取り上げました。
はい、ちょっとあの、ネタ的な部分ですけど、
そういう感じで、都道府県の行政組織についてお話ししていくシリーズはこれでおしまい。
次からは市町村の話をしていきたいと思いますけれども、市町村もですね、数が多いんで、ちょっと今勉強中です。
あの~、もしかしてアップデート、アップロードがとどこるかもしれないんですけど、
ま、あの、鋭意、整理して、原稿を作って、収録して、引き続きアップしていきたいと思いますんで、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。
♪~
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