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2021-09-24 16:28

#39 都道府県の組織〜土木事務所スタイルの例

■宣伝!

note記事「都市が溶けても」

https://note.com/synamon/n/n8725c5c6f63d

土木学会×note コラボ企画 投稿コンテスト #暮らしたい未来のまち


■説明

都道府県の行政組織の中で、「土木事務所スタイル」と私が勝手に呼んでいるタイプの構造についてご紹介していきます。

下記のリンクのうち、PDFへの直リンクは年度が変わると切れてしまうかもしれないので、掲載されているページへのリンクも併記します。

①群馬県

↓群馬県行政機構図(令和3年度)

https://www.pref.gunma.jp/contents/100204451.pdf

↓リンク切れたらこちら

https://www.pref.gunma.jp/07/a07g_00066.html


②静岡県

↓静岡県行政組織図(令和2年度)

http://www.pref.shizuoka.jp/soumu/so-020/documents/r2sosikizu.pdf

↓リンク切れたらこちら

http://www.pref.shizuoka.jp/soumu/so-020/gyouseisoshiki.html


③山口県

↓山口県機構一覧

https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cmsdata/7/a/9/7a92fabc8607c1911a24f2502cdc3999.pdf

↓リンク切れたらこちら

https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a10200/gyosei/201503230001.html

00:00
(♪ BGM)
健康のアレコレの健康のアレです。よろしくお願いいたします。
はじめにちょっと宣伝というかお知らせなんですけど、今ですね。
今っていうのは今日は2021年の9月の20何日かなんですけど、
土木学会とノートっていうブログのサービスみたいなのがありますよね。
あのノートと土木学会がコラボしていて、投稿コンテストっていうのをやってます。
で、ハッシュタグで「暮らしたい未来の街」「街はひらがな」で検索すると、
ちょっとそのコンテストの概要が出てきますので、
で、まあ皆さん誰でも書けるし、どんなエッセイでも、ブログでも日記でも何でもいいですっていう形式は問わないっていうスタイルみたいなんで、
いろんな人が書いてる記事読んでみてください。
そしてノートのアカウント持ってる人は何か書いてみてください。
今、昨日見たら650件ぐらい書かれてるみたいで、当然全部は目を通せないんですけど。
ちなみに私もちょっと一つ記事を書いてみて、
ちょっとね昔から物語みたいなものを書いてみたいなっていう思いがあって、
ちょっと物語調の「暮らしたい未来の街」を書いてみましたんで、
一応URLを概要欄に載せておきますので、興味があったら読んでみてください。
という宣伝の上で話に入っていきたいと思いますが、
前回都道府県の行政組織の形についてお話ししました。
で、大きく分けると2つタイプがあるっていうお話をしたんですけど、
今回はちょっと具体的にいくつかっていうか実際には3つほど、
ちょっと例をとって行政組織図を見てみたいと思います。
今日取り上げるのは前回お話しした2つのタイプのうちの1つ「土木事務所タイプ」というやつで、
比較的シンプルな形なんで、まずそっちの話からしたいと思います。
で、今日話をするのは群馬県と静岡県と山口県の3つです。
もうこの時点であんまり自分と関係ない県だし、詳しく知っても知らなくてもいいやっていう人は、
今日はここでありがとうございましたってことでもいいです。
興味がある人はちょっと見てみてください。
まずこの今日取り上げる3つの県は行政の組織の形が似ているっていうことですね。
2つのタイプのうちの片方「土木事務所パターン」っていうことなんですけど、
リンクをまたこれも概要欄に貼ってますんで、PDFのですね、各県の行政組織図貼ってますので、
03:11
開ける方はちょっと見てみていただきたいと思います。
それでは群馬県の方からいきたいと思います。
ご覧になりますでしょうか。
群馬県行政機構図という図がPDFでボーンと出てきます。
これはもうすべての都道府県で一緒なんですけど、一番トップは知事、その真下に副知事っていうのが書かれてます。
ほとんどの組織は副知事の下にぶら下がっているような書き方になってます。
一部の病院系とか企業局、一部の組織は知事の直下にあるっていう組織体系をとってます。
それとね、これもまたどんな都道府県もそうなんですけど、公安委員会とか警察関係と、
あと教育委員会っていうのは独立組織として成り立ってるみたいですね。
この辺もちょっときっとバックグラウンドになる法律法制度があるんだと思うんですけど、
ちょっとそこまで私追い切れてないんですけど、バックグラウンドになる法律法制度って言うけど、
地方自治法を見れば書いてあるのかな、もしかして。
ちょっと今回は土木行政に関するところにフォーカスしていきたいと思います。
副知事の下にぶら下がっている組織の中で、左から行くと危機管理官、総務部、企画部とずーっと行って、
左から右に子ども未来部とかあって、右に行くと県土整備部っていうのがありますね。
これがいわゆる土木の部署ですね。
この県土整備部っていう名前は結構ポピュラーで、47都道府県あるうちの半分とは言わないかな、4割ぐらいは県土整備部って名前ですね。
その割の4割ぐらいが土木部っていう名前になってますね。
県土っていうのは、県土木整備部の略かなとか最初思ったんですけど、多分よく考えると違いますね。
国土って言うじゃないですか、国土交通省じゃないですか。国土交通省の国の土地っていうか、国のランドは国土。
国土の地域は県土、国を県に変えた言葉として県土っていう概念があるんであろうと思います。
そういう県土整備部。
で、その県土整備部の下を見てきますと、管理課ってあって、この管理課の下に土木事務所って書いてありますね。下っていうか管理課の右側。
で、四角く囲ってあって、前橋、渋川、伊勢崎、高崎、安中、富士丘、富岡、中野城、沼田、太田、桐生、建林、新石、朗波等12。
06:13
これ結構多い方だと思いますね。
で、細かく、群馬県は結構細かくエリアを分けて事務所が設置されている印象がありますけれども、この12の土木事務所が配置されているっていうのが群馬県の土木行政の形ってことですね。
で、この各事務所で、おそらく各エリアの道路なら道路、河川なら河川、砂坊もあるかもしれません。
そういった土木行政を担っていると。
で、一方で中央、県庁ね。群馬県の場合は県庁は前橋にありますけど、県庁の方で多分全体の調整をしたりとか、あるいは県庁レベルでのプロジェクトみたいなのもあるかもしれませんけど、そういうのを担うのが、その下の方に行くと、建設企画家、契約検査家とあって、交通政策家、道路管理家、道路整備家、河川家、砂坊家ってのがありますよね。
こういうところが県庁の意思決定やだとかプロジェクトになっていて、で、具体の多分ほとんどの実務、実際の工事を発注したりとか、設計業務を発注したりっていうのは、上に書いてある各道木事務所から発注されていると思います。
そんな感じで、中央とエリアにそれぞれオフィスがあって、それぞれ役割分担をして成立していると、そういう仕組みになっているってことですね。
これがまた国土交通省で話したみたいに、中央とエリアごとの事務所があったりとか、そういう仕組みが県レベルでも同じように役割分担がされているということですね。
ちょっと面白いのは、その砂坊家の下に特定ダム対策課っていうのがあって、ヤンバダム水源地域対策事務所っていうのがありますね。
ヤンバダムっていうのは、主たるプロジェクトオーナー、施主っていうのかな、工事の主体は国土交通省関東地方整備局がやっているヤンバダムですけども、
おそらく群馬県の中に作るので、県が負担している費用の部分もあると思うし、一部のサブプロジェクトみたいなやつは県が担っていたりするんだと思います。
県としての意思決定とか調整とかをするのが、このヤンバダム水源地域対策事務所っていうところなんだと思います。
県の土地を国に移管して作ったりとか、そういう土地のやり取りとかもあるのかもしれないですね。
そういう形で群馬県の行政組織でした。
09:01
ちなみにもう一個言うと、土木事務所の中に前橋土木事務所ってあるんですよね。
前橋土木事務所は、県庁、本庁が前橋にあるんですけど、土木事務所がまた別の建物として前橋土木事務所っていうのがあって、車で10分、15分くらいなのかな、地図で見たところ。
それ面白いですね。でも結構他の県でもある感じです。
この前橋土木事務所は県庁の建物の中に作ってもよかったんじゃないかって気もするんですけど、どうもそうじゃないみたい。
見るとですね、前橋土木事務所は実際には税務系の事務所と一つの建物に入っているような感じでした。
っていうように、建物の分け方とかなんかと見ていくと色々面白いんで、もし自分の地域のことを詳しく見ていくと面白いってことはあるかもしれないですね。
次に静岡県行きたいと思います。静岡県のURLも貼っておきましたので、見れる方は見てみてください。
静岡県は、PDF開くと静岡県行政組織図っていう名前で、同じようにやっぱり知事、副知事っていう縦直列の形から副知事の下に色んな組織がぶら下がっている感じになりますよね。
危機管理部とか、名前が似ている部分もやっぱりありますね。経営管理部、暮らし環境部とか、この辺はちょっと名前が違いますね。
健康福祉部っていうのは大体どの自治体にもあるイメージがありますね。
それで2ページ目に行くと、ここで交通基盤部っていうのがあって、これが土木の部署なんですね。群馬でいうとこの県土整備部です。
だからこの名前は珍しいです。静岡県の交通基盤部。交通のことだけやってるのかなと思うと、下に見ていくと、
政策管理局、建設支援局、道路局といってそこに河川砂防局っていうのがあって、港湾局もあるし、都市局もあるし、必ずしも交通だけやってるわけじゃないわけですけど、交通基盤部っていう名前なんですね。不思議ですね。
ここも、静岡県も政策管理局っていうところの枝端として土木事務所っていうのがありますね。
で、下田、熱海、沼津、富士、静岡、島田、福井、浜松と全部で1,2,3,4,5,6,7,8つぐらいの土木事務所があります。
そこにさらに支所っていうのがそれぞれあるみたいですね。掛川支所とか天竜支局とか伊東支所とかですね。
やっぱりこのエリアオフィスがあって、中央のオフィスがあると。県レベルでそういうふうに役割分担がされていると。
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さっきの群馬の前橋のパターンと同じようにここにも静岡土木事務所っていうのがあって、ちょっと静岡土木事務所がどこにあるかちょっと私調べてないんですけど、
まあそういう感じになっているということですね。
これがあの、えっと、ふーんって普通じゃんって感じ。
まあこの形はですね国土交通省に似てるわけですね。似てるんですけど、
次の回で地域振興局パターンの話をするんで、そっちと比べると、あ、形が違うっていうのに気づいていただけるというか、分かっていただけると思うんですけど、
今回は割と淡々とふーんって見て、見て終わりって感じのレベルかもしれません。
はい、じゃあ次行きます。山口県行きます。
山口県のURLを開いていただくと、こっちはですねちょっと図の形が違うんですね。
開いていただくと山口県気候一覧っていう名前になってます。この呼び名が一個一個違うっていうのもまた面白いですよね。
で、知事副知事やっぱり直列になってて、副知事の下に総務部、総務企画部とかいうのがこう並んでますよね。
商工労働部とか観光スポーツ文化部とかあって、2ページ目の一番上に土木建築部っていうのがありますね。これがそれですね。
山口県は土木建築部の中に管理課、技術管理課、道路整備課とか河川課、港湾課とかあって、
で、この管理課の下に土木建築事務所っていうのがあるわけですね。これがエリアオフィスですね。岩国、柳井、周南、豊富、宇部、下関、長戸、萩戸、1234567、8つですかね。
8つの事務所がありますね。っていう感じでなってます。ということです。はい、同じ形ですねって言って、まあだいたい終わりなんですけど、そんな感じですかね。
港湾課の下に、土木建築部港湾課の下に山口うべ空港事務所っていうのがありますね。空港と港湾はやっぱりなんか似てるっていうか、港湾と言いながら空港なんだっていう、ちょっといろいろ名前を見るだけでも面白いんですけどね。
あとね、西木川総合開発事務所っていうのがあって、これもなんだろうな。ちょっと見ていったら面白いと思うんですけど。あと、あ、そうですね。管理課の下に公務所っていうのがあって、豊富と萩に港の事務所みたいな公務所っていうのが管理課の下にありますよね。
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あと港湾管理事務所、岩国、周南、うべとか。ここでやっぱり港系、やっぱり山口はですね、港がたくさんありますから、ほぼ海に3面囲われているような県の形ですもんね。
港に関連する場所も多いんですね。きっとこの管理課の下に港湾管理事務所っていうのがあるけど、港湾管理事務所で何かプロジェクトをやったり仕決定しようと思ったら、実はこの直上の管理課じゃなくて、斜め隣の港湾課とやりとりしながらいろいろ決めてるんだろうなと思います。
多分。だからこの面白い組織の形が直列だけじゃなくて、網の目状に絡み合っていろんなプロジェクトを実行してるんだろうなーっていうことがちょっと想像されますね。
そういう感じで、はい、そういう感じで土木事務所パターンの県を3つ見ていきました。
もし興味があったら、皆さんの地元の自治体のこういった機構図、行政組織っていうのを眺めてみてください。
はい、じゃあ今回はここで終わりにします。どうもありがとうございました。
♪~
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