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健康のあれこれの健康のあれです。よろしくお願いします。
行政組織についてご説明していくシリーズで、
前回はPPIという入札情報サービスというサービスシステムを見ながらですね、
具体的な事務所で発注されている業務、プロジェクトについてご紹介をしていきました。
検索するとたくさん出てきて、いろんなプロジェクトが行われているんだなぁということを知っていただけたと思います。
ただ、あのシステムはですね、案件の名前しか載ってないので、
具体的に何をやっているのか、個々の業務の内容は何なのかというとちょっとわかりにくいんですよね。
わかりにくいというか、わからないんですよね。
その個々の業務の内容というのは、
一応コンサルタと業界というか、企業登録。
企業登録を国土交通省にしている人じゃないと公開されてなくて、
一般の人がそのプロジェクトの詳細の内容を知ることはできないんですね。
なんですけども、一個一個の業務はわかんなくても、
その事業、全体の事業の紹介というのはされているので、
それをちょっと紹介しながら、
前回説明した個々の設計業務とか検討業務というのが、
一連の事業のパーツパーツになっているわけなんですけど、
その全体の事業の話をちょっと説明したいと思います。
ちょっと最初、資料を見ていただいた方がわかりやすいと思うので、
前回見てきたですね、
鹿児島国道事務所と仙台川河川事務所の事業紹介のページのURLを、
このポッドキャストの概要欄に貼っておくので、そちらを見てみてください。
まず、鹿児島国道事務所のURLを開いていただくと、
個別事業のパンフレットというのがあって、
PDFのリンクが貼られています。
1、2、3、今、これまた来年この話を聞く人はまた内容変わっている可能性もあるんですけど、
今日時点では6つぐらい事業のパンフレットがあって、
全部説明するとあれなんで、上から2つ目、
南九州西回り自動車道、あくね仙台道路という方を見てみましょう。
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あくね仙台道路ですね。
このPDFを開いていただきますと、こう表紙が出てきて、
南九州西回り自動車道、あくね仙台道路というのが、
こういう表紙がありますね。
次のページを見ますと、まず上から南九州西回り自動車道ということで、
南九州西回り自動車道というのは、総延長140kmで、
熊本県八十四市から、
水戸市、鹿児島県出水市、あくね市、及び札摩仙台市を経て鹿児島市に至る高規格幹線道路であり、
と書いてありますね。
ということで、下に図があるんですけど、
この赤いライン、ビューっていう全体が南九州西回り自動車道140km。
この地図の下の方にあくね仙台道路って、全体で140kmあるうちの22.4kmに、
個別の区間の名前があるんですね。
区間の名前があくね仙台道路ということで、
このパンフレットは、このあくね仙台道路区間のパンフレットですよっていう、
そういうことになります。
その下にスケジュールが書いてありますね。
表になっていて、基本計画、時計、事業アセス、整備計画、事業課、事業名となってますね。
計画を経て事業化されたら、それに伴って設計をして工事をしていくっていう、
そういう流れになってるわけですね。
ちなみに、一番最近、この令和はないから、
南九州西回り自動車道140kmの中では、一番最近事業化されたんですね。
平成27年に事業化されたということで、
一番古いものは昭和63年に事業化されてますね。
だから、端っこからだんだんやっていったって感じに見えますね。
この年を見ますと、市街地の方から整備していったっていうことなんですかね。
それで、次のページ、3ページ目に行きますと、
期待される効果っていうのが書いてあります。
まず、交通時間の短縮。
速やかに移動ができますってことですね。
2つ目が経済発展ということで、物流が促進されると、
人や物がスムーズに生き交うことで、経済効果が期待できます。
それから3つ目に、安全・安心って書いてあって、
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災害時のレスキューとか、あと物資輸送、
そういう時にも、こういう高規格道路が活用されて、
災害があった時に、物を届けたり、
あるいは人が向かうことができますよっていうことが書いてあります。
こういう時間短縮の効果とか、経済発展の効果とか、
あと災害時の効果については、
やはり計画業務とか検討業務の中で、
検証を実際にしているはずです。
数字を出して、経済発展、経済効果だったら、
何円、いくらいくらの経済効果がありますとか、
そういうことですね。
移動時間が短くなるのは、経済効果とか、
あと安全効果についてのベースになる数字になるわけですね。
短くなるから経済にプラス、
時間が短くなるから安全にプラスっていうことですね。
事業評価っていって、この道路を、
いくらいくらお金をかけて整備する、
この道路を整備する価値があるかどうかっていうのを
ジャッジするんですね。
B by Cっていって、BはBenefit、利益、Cはコスト、費用。
費用をかけるよりも、その費用を上回る効果があるか、
効果っていうのは経済に効果があったり、
あるいは有事、災害時に効果を発揮するか、
っていうことを総合的に見て、
じゃあこのお金を国として投資しましょうと。
それがインフラ整備の根本的な、
基本思想ですね。
なので、国の予算っていうものを
インフラに投じる上で、
十分な効果があるかっていうのを検証しているっていうことですね。
4ページ目に行くと、細かい、
悪根仙台道路の区間の説明の名前が書いてありますね。
土工部の断面とか、これ道路の説明ときましたね。
橋梁とかトンネルがあって、こういう断面で全体を整備してますよ、
っていうことです。
道路規格の話ってしてないですけど、
私も得意じゃないからな、
道路規格の話できるかわかんないですけど、
いずれしたいですね。
これは高規格道路っていう企画みたいです。
道路規格は、私見たことあるのは
YouTubeでね、道路規格の説明を丁寧にしてる
YouTuberあるんで、それも見てみると面白いと思います。
それから、道路規格の説明を丁寧にしてるYouTubeというよりは、
高速道路とか国道もある特定の区間を取り上げて、
これがこういう企画で整備されている、こういう歴史的背景があるみたいです。
っていうのを説明してるYouTubeがありました。
ちょっと名前忘れちゃいましたけど、そんなのもあるんで、
気になる人は見てみてください。
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次に、ちょっと先ほどの鹿児島国道事務所のページの
パンフレットがある中で、
下から3つ目、鹿児島東西道路、
鹿児島3号東西道路シールドトンネル、
下り線というこのシールドトンネルのパンフレットを見てみましょうか。
シールドトンネルのパンフレットを見てみます。
あれ?ちょっとどこ行った?これか。
こちらを開きますと、鹿児島東西道路、
鹿児島3号東西道路シールドトンネルということで、
トンネルのパンフレットですね。
これは鹿児島東西、2ページ目行きましょうか。
このシールドトンネルのパンフレットの2ページ目を見ますと、
事業概要ということで、鹿児島東西道路というのは、
高規格幹線道路の結設点である鹿児島インターと、
鹿児島市中心市街地及び重要港湾である鹿児島港を結ぶ地域高規格道路であるということで、
この市街地を東西にぶった切るように、ぶった切るという言い聞きで、
貫くように道路を作ろうということですね。
その市街地を通るからきっと地下のシールドトンネルを掘ろうということなのであろうと思います。
ということで、この2ページ目の地図があって、ちょっと字が小さいですけどね。
オレンジ色が下り線で、青色が上り線で、この区間の事業ですよということみたいですね。
この2ページ目の人に行くと、整備効果①、広域ネットワークの形成ということで、
これも交通のネットワークという文脈から効果を説明してますね。
この結設点、確かに鹿児島県のさっきの南九州西回り自動車道も、
ここの図に登場してますね。2ページ目の下に。
ハブのようになってんですね。この鹿児島市のところが結設点ということで。
ここの交通機能を向上しましょうということですね。
はい、次3ページ目行くと、整備効果②、アクセス機能の強化ということで、
鹿児島都市圏は、白巣大地に囲まれ、平地の少ない地形であり、
地形的制約から市街地への入り口となる道路が限られると。
なるほど。ここの大地を越えないといけないことによって、
渋滞しやすいということですね。ここをバーッと高規格の道路を作ることで、
スムーズにしようということですね。
右のこの図を見ると、トンネルができてますね。
オレンジ色と水色の竹丘トンネルが今あるトンネルなんだけど、
そこにこのシールドトンネルが追加されることによって、地上の交通が減ると。
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一部地下を通すことによって、分散させようと。そういうことですね、きっと。
整備効果③、交通混雑の緩和。
これは②といってもほぼ一緒でしょうね。
④、交通安全の向上。
渋滞が減るとか、交通量が減ることによって、交通事故も減るということですね。
そういうことですね。
やっぱりそういうことですね。
トンネルができることで、交通が分散するといろいろいいことがあるよ。
これもさっき言ったみたいに、事後評価というのはやってるはずですね。
メリットとコスト、ベネフィットとコストをやってるということですね。
お!見てください。④、シールド広報を採用するメリット。
この図は私初めて見たな。何これ?
「公益遮断法人日本土木学会」のホームページ。
「物知り博士の土木教室トンネルの話」
へぇ~。
私がこのポッドキャストを聞いてくださってる方の中には、私のトンネルの回で、一生懸命この改作広報とシールド広報と、それからナトムの説明をしたのを聞いてくださった方もいると思うんですけども、
こんな簡単に、簡単というか、なるほど。
改作広報は、地面を掘ってトンネルを作ると。
ガバッとね。
シールド広報は、鉄で作った筒を横方向に置き、内側でトンネルを掘り込みながら、セグメントを張り込み、トンネルを作る広報。
ふ~ん。
まぁ、私の説明よりやっぱり絵の方がわかりやすいですね。
右側、山岳広報。
この山岳広報ってのは、ほぼナトムのこと言ってるんではないかと思います。
トンネルを横方向に掘りながら、鉄の枠や吹き付けコンクリートで地山を支え、最後に普通のコンクリートで固めて、トンネルを作る。
なるほど。
まぁ、そういうことで、シールド広報を採用してますということですね。
で、あ、出ましたね。この4ページ目の下、シールドマシーン。
でっかいですね。12.45メートルの直径のシールドマシーンで、グリグリ掘っていくってことみたいですね。
お、5ページ目に図が出てきて、この図は丁寧っていうか、3Dモデルっぽいですね。
このシラス大地を、ズバッと地下を通って、しかもその大地の先の平野部の地下もさらに通って、江南高校のあたりに出てくるってことみたいですよ。
こういうトンネルの設計もしているはずですし、市街地の地下開発っていうのは、そもそも下水管が通っていたりとかですね、結構大変なんですよね。
多分、あの、あ、すごいね。
あの、深いところを通すことで、既存のインフラっていうのは水道下水関係も含めたものを、よりも深いところを通ろうっていうことなんだと思います。
シールド広報の施工手順っていうのは6ページから続いてますね。
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すごいわかりやすいなぁ、この資料。
こういう感じでですね、トンネルの、あ、すごいじゃん。
シールドシステムっていう7ページ目。
そうそうそう、これグリグリやりながら出てきたね。
ズリをこうやってベルトコンベアーで後ろに運んで、縦庫から出しますっていう。
ああ、そうそう、これです。これが言いたかったんです。私がプリンで一生懸命説明したやつ。
そうそう、まあこんな感じで事業の説明。
で、あの、PPIに振り返って見てもらうと、このトンネルの設計業務も確か出てたと思います。
あの、東西道路のね、鹿児島東西道路のシールドの設計、出てたと思いますね。
それも、あの、合わせて見てみて、どこの会社がやってたか私忘れましたけれども、
あの、そんな話もありますと。
さて、最後にちょっと河川系で前回ご紹介した仙台川河川事務所のパンフレットを見てみましょう。
これも、あの、このポッドキャスト、ポッドキャストというか、この会の概要欄にURLを貼っておきます。
で、えーと、開いてみると、この仙台川河川事務所ですね、鹿児島国道事務所と違って、
あの、事務所の全体の事業のパンフレットが1個になっているんですね。
プロジェクトごとのバラバラのパンフレットじゃないんですね。
こういうのがね、結構ね、国交省さんでもね、事務所と関係によってね、スタイルが違うんですよね。
面白いですよね。
で、えーと、この、えーと、私が、えーと、貼り付けたURLを開いていただくと、
仙台川河川事務所事業概要ということで、河川事務所の事業が、えー、紹介されています。
で、1ページ目が、こう、なんかラフティングをしている写真とか、川で、えー、遊んでいる写真とかありますけれども、
2ページ目に行くと、で、ここで早速ですね、私が前回ちょっと間違えたことをしゃべったのが、あの、発覚しました。
あの、宮崎県と鹿児島県を流れる仙台川って言ったんですけれども、それが誤りでした。
えー、仙台川は熊本県の、えー、白河田県に源を発するんですね。
でから、熊本県、宮崎県、鹿児島県と3つの県をまたがる河川線なんですね。
大変失礼いたしました。
あの、そういうわけで、えー、個別の県で整備するんではなくて、
えーと、国が整備をするっていう位置づけになっているということであると思います。
で、あの、当然この図、2ページ目の図見ていただくと、丁寧にですね、この仙台川に、えーと、細い青い線で、こう、視線がこう流れ込んでいるのが見えますよね。
で、こういう視線は、あの、個々の県に留まっていることが多いので、こういう視線の中には県が管理している河川線があるはずです。
で、こう、川がね、途中途中からこう合流してくるような、うーんと、様子っていうのは以前、品野川の、えー、川をこう巡る、えー、界で、えー、お話しましたけれども、
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あの、そういう、なんていうか、役割分担になっているんだという風に思ってください。
それで、えーと、ページを進めていきますと、この2ページ目の下に地域との連携ということで、河川競技団体っていうのがあって、
えー、ちょっと待てよ、どこに書いてある?
あ、鹿児島県、あ、ごめんなさい。仙台川流域連携ネットワークっていうのが、この2ページの一番下段の方にありますね。
えー、流域混乱会、流域一斉清掃活動を通じ、うんうんかんぬって、住民、自治体、その他民間団体と連携を図るということで、
やはりこの自治体っていうのが、先ほど申し上げた3つの県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、その県とも連携してますよと。
国として仙台川を整備するけど、県とも連携してるっていう、そういうような話も触れてあるってことでしょうね。
えー、それで3ページ目を見ると、あの、あー、さつま仙台市の整備予定箇所。
基本方針。ここはあの、河川整備計画業務っていうのが、PPI紹介したときに出てきたと思うんですけど、
そういうのの中で、いろいろ、流域全体でどういう整備をするかっていう、あれを、あの、計画を立てていたと思います。
で、4ページ目を見ると、防災ってところが出てきて、やっぱり川はですね、あの、どんな川にもリスクが伴うわけですね。
雨が降ると水が、水かさが増してしまうということで、こういう、反乱危険水位とか、避難反弾水位とか、こういう風なラベルを張ったりして、目で見えるようにしていますとか、
河川ライブカメラ整備していて、スマートフォンからも見れるようになってますとかっていう情報が出てますね。
で、5ページ目になると、緊急速報メールを整備してますよっていうことが書いてありますですね。
それから、5ページ目の下は、仙台川流域における水防災教育の推進ということで、防災教育、国として、そういった教育プログラムにも参画してますっていうことが書いてあります。
そして、6ページから、令和3年度の事業概要ということで、仙台市外部回収事業ということで、これは市街地のところの堤防の回収をしているってことみたいですね。
引き手をするのかな?これはもしかして。
この真ん中のところにちっちゃい模式図が書いてありますけど、緑色の波線で現在の堤防って書いてあるけども、赤い線で、赤い、ちょっと堤防の位置が左にずれてますね。川から離れる方向にずれてますね。
これは、たぶん、いわゆる私の知識違ってるかもしれない。引き手といって堤防を川に対してバックさせることで、川幅を広げるってことなんですよ。
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それで、水傘が増えた時にも流しやすいっていうか、あふれにくいようにするってことですね。そういう堤防改築の事業があるみたいです。
その下の方を見ていくと、高潮対策事業とか、可消臭、可動臭事業とかですね。川の底に水溜まっちゃうんで、掘ってあげるんですね。
あと、エビの地区可消低下対策。これは逆に水のせいで川が掘れちゃって、掘れすぎて困るって時もあるんですね。それを守ってやるってことですね。
そういうようなとか維持管理。次7ページ書いてありますね。
こんなようなことをやってるよってことですね。ちょっと駆け足になっちゃいましたけど、これ一つ一つに、全部じゃないですけど、もう工事やっちゃってる部分はあるかもしれないですけど、
健康の仕事が結構あっちこっちに関わってると思います。
これ事業全体のバクッとした説明なんで、PPIに出てくるような個別の設計業務とか計画業務が、この事業のどういう部分を担ってるのかっていうところまで追い切れない部分もあるんですけど、
PPIと個々の事務所のパンフレット等、両方見ていくと、なんとなく健康って何やってるのかっていうのがわかると思いますので、今回は鹿児島県にある国土交通省の事務所2つを例にとって説明をしてきましたけれども、皆さんの興味のあるエリアの事業についてもぜひ調べてみてください。
あとはいくつか事務所の事業を説明するシリーズを続けて、それで自治体の方に移っていこうかなと思っておりますが、今回はこの2つの事務所について紹介していきました。
それでは最後まで聞いていただきありがとうございました。
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