2024-08-31 11:33

意表を突く質問

クリティカルクエスチョンとお呼びください。使いたくなります。

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どうも、丸山です。
まずは、おめでとうございます。
ということで今回は、
意表を突く質問、というテーマで話をしていきます。
質問シリーズですね。勝手にそう呼んでるんですけど。
意表を突く。相手が思いもよらない質問。
このような質問ができるようになると、何があるのか、
それからどのようにしたらできるのか、というところなんですけれども、
意表を突くと言ってもね、何でも意表を突けばいいというようなことではなくて、
より噛み砕いて言うと、
相手も気づいていなかった。考えたことがなかった。
ただ、そうしたことを聞かれたことによって、新たな発見になる。
有益な発想が浮かぶ。そのような質問ですね。
それを一言で言うと、意表を突くというようなこと。
ですから、困らせたり、意味がわからないことを聞く。
わからないだろうというようなことを聞く。
何が聞きたいのかよくわからないことを聞く。
このような質問。ある意味では意表を突いているのかもしれませんが、
今回の意表を突くということが、意図をしていないような質問になってしまいますので、
もはや質問というよりかは暴論ですから、投げやりなね。
特に聞きたいことでもないけど、とりあえず困らせたいから聞いてみようとか。
相手からわからないだろうけれども聞いてみようとか。
相手が専門でないことをなぜか聞くというようなね。
プロ野球選手にサッカーのことを聞くとか。
相手からすると意表が突かれたかもしれませんが、なんでそんなことを聞くのと。
ではなくて、相手も気づいていなかった。考えていなかった。
ただあなたが聞くことによって、新たなひらめき発見があったり、
それは素晴らしい質問だねと考えたことがなかったと。
これをすることによって一目置かれるようになったりだとか、
この人はできるなというように思われたりだとか。
あとは考えている物事のステージがひょっとすると自分と近しいんじゃないかと。
そのようなことを思ってもらえるようなことですね。
それでこれをするには、この意表をつく質問ができるようになるためには、
これはですね、2つポイントがあります。
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何か個別の質問に対して、具体的な質問に対してこのように返すと、
そのような数学的、物理的なことではないというのはわかりいただけるかと思うんですよ。
コミュニケーションというのは生物ですから。
何か台本があったり、テンプレートがあったり、
そうしたものも数をこなすとある程度型というものは見えてくるかと思うんですけれども、
より詳細一言一句同じということはないですから、
意表をつく質問はこれです、というようなことはないんですけれども、
ただこうした2つのポイントを意識しておくといいですよというようなことで、
これは階層を深めていくというのと反対はどうなのか、このような考え方ですね。
これは階層を深めていくというようなところで、
この意表をつく質問というのはゼロからは生まれないんですよ、無からは生まれない。
1つ目の質問から意表をつくというようなことは基本的にないんですよ。
話の流れの中で何か引っかかるもの、質問をしたものに対して、
さらにその質問をした内容に答えてもらったことを縦の軸で深めて、深掘りをしていくというようなことですね。
例えばパソコンのマウスを作るメーカーがあるとしましょうか。
何か雑誌の記者が社長にインタビューをしますというような状況で、
どんな会社なんですか?
社長はね、パソコンのマウスメーカーです。
なるほど、マウスは何種類あるんですか?
100種類ですね。
すごいですね。
どれくらいの期間で開発をされたんですか?
だいたい約1年ですね。
1年で100種類、すごいですね。
1ヶ月に10種類弱は開発をされているということですね、素晴らしい。
ということは、10年後は単純に考えると10倍ですから、
1000種類のラインナップがあるということなんですか?
というような一つの質問に対して、縦に疑問を深掘りしていくということ。
全く見当違いのところに飛ぶのではなくて、場面を変えずに、状況、シチュエーションを変えずに、
縦に質問を掘り進めていくということ。
これをやっている段階の、どこかで、もしかしたら相手が思いもよらなかったこと、
そうしたことがヒットするような場合がありますね。
例えば、パソコンのマウスメーカーで1年で100種類開発したということは、
10年後は10倍の1000種類のラインナップがあるということなんですか?
というように、単純に計算をして記者の人が社長に聞いたと。
そうすると社長はそこまで考えていなかった。
これ以上ラインナップを増やすと、生産内の関係で人件費も設備もかかるから、
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ここらで打ち止めをやめておこうと思って、事業を継続、
あとは販路を広げるということで考えていたとして。
ただ、確かに言われてみるとそうだなと。
種類を増やす。
そうすれば、それだけ市場に自社の商品が広がるようなことが増えるかもしれない。
これ以上商品のラインナップを増やすということは考えていなかったけれども、
このように、確かに10年後に単純に考えたら100,000種類だな。
そうしたら考えてみる余地はあるな。
というように相手が思っていなかったこと。
仮にこれをパソコンのマウスメーカーの社長が考えていなかった場合に、
それは異表をついたというようなところになりますよね。
そうすると社長と記者の関係というのは今後も継続して続いていくというような、
お互いいい関係を築いていけるようなことになるかもしれない。
それで2つ目が、反対はどうなるのかと。
今あなたがおっしゃったことのその反対はどうなるんですかということを聞くということなんですけど、
これは私が実際にこの異表をつく質問というもの、
これはいいなということを初めて思ったとき、もう何年も前ですけれども、
当時所属をしていた組織の人と話をしていたんですけれども、
ブロークン・ウィンドウという現象があると。
割れ窓理論ですね。
あなたもご存知かもしれませんが、
1つの綻びがあると、その僅かな綻びから全体に広がっていくということですね。
そうした理論がありますよと。
そのときに私がその相手の人に、
ブロークン・ウィンドウが起こるということは、
その逆でブロークン・ウィンドウが起こらないということもあるわけですよねと。
ではそのブロークン・ウィンドウが起こらない状況を作るためには、
どうしたらいいと思いますかというようなことを聞いたときに、
どうやらその相手の方は集団をまとめる、
つまりブロークンされているウィンドウを修復するということは考えていたけれども、
修復し終わったものが壊れないようにするためには、
どうしたらいいのかということを考えたことがなかったみたいで、
私も別に答えを知っていて聞いたわけではないんですけれども、
そのときにハッとして、
ああそうか、そういう考え方もあるのかというようなことで、
議論が深まっていったなんていうことがあるんですけれども、
つまり反対を聞いたわけですよね。
Aという現象が起こるにはBということが必要だと。
ではBというものはどのようにしたらAという現象を起こらないようにできるんですか。
これが反対はどうなるのかということを聞くということですね。
つまり何が言いたいのかというと、
意表をつく質問というものがあります。
これは相手が気づいていなかった、思いもよらない、考えたようなことを
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相手が気づいていなかった、思いもよらない、考えたことがなかったかつ、
あなたが質問をすることによって、
何か有益な発見がある、新たな着想を得ることができる、
そのようなことを相手が感じた場合に、
この意表をつくというようなことがなされるような質問ですね。
一人に意表をつくといっても困らせたり意味がわからないことを聞くと、
何か適当に質問を数えて意表をつくとか、そのようなことではなくて、
これは意表をつく質問をするためには2つのポイントがあります。
それは回想を深めていく、
もしくは反対はどうなるのかということを聞くということで、
回想というのは一つの質問から始まって、
その質問をして回答をもらったことに対して、
同じ縦の軸で深掘りをしていくということですね。
セルフコーチングなんかでは、
自分に誤解質問をするなんていうような言い方もしますけれども、
見方によっては回想を深めていくということにもなりますからね、
そのようなことをするということ。
そして反対はどうなるのか。
これはあなたがおっしゃったことはこれこれこういうことですね。
ではそのようなことの反対はどうなんでしょうかというようなことを聞く。
こうすると相手はAからBというものは考えていたけれども、
BからAというものは考えていなかった。
確かにそのような発想もあるなということ。
こうした気づきを得られるような質問ですね。
これをするということです。
これを私は自分の中でクリティカルクエスチョンというような名前をつけて読んでいます。
なんかあるのかなと思ったんですけど、
調べても出てこなかったので、
クリティカルクエスチョン。
これね、私の造語でいいと思います。
なんかかっこいいですよね。
なので今後、意表をつく質問というようなこと。
これは回想を深めていく。
そして反対はどうなるのかということを聞く。
すると相手にハッとさせることができる。
そして自分はおっと思ってもらえるみたいなね。
そういうことなんだなと。
クリティカルクエスチョンということで思い起こしていただくといいかと思います。
はい。
ということで今回は以上となります。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。
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