2025-11-18 10:25

温度感

人との温度感を意識したことはありますか?なんか違うというときにこうした考えを持っておくと便利です。


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サマリー

このエピソードでは、コミュニケーションにおける感情の波長を合わせることの重要性が述べられています。相手の温度感を理解し、それに合わせて自分の感情を調整することで、より効果的な対話が実現されることが説明されています。

温度感の理解
はい、どうも。丸山のコミュニケーションです。
まずは、おめでとうございます。ということで、今回は温度感という話をしていきます。
はい、温度感ですね。
これは、人とコミュニケーションをとる際に、波長を合わせるというか、お互い同じことを同じように思うような感覚。
その肯定さがずれていると、この温度感が合っていないから、言いたいことが届かない、言われたとしても響かない、
何を言っても聞き入れられない、かつ聞く立場であれば受け入れることができない、
なんだかちょっと違うなというふうに、お互いが思う。
おそらくあなたも、どちらの立場も経験したことがあると思います。
言っても届いてないなとか、聞いても響かないなという、そういう思い。
イメージでいうと、上下のメーターを調節するというようなイメージですかね。
昔はお風呂の温度を測るときに、細長い温度計というか、それがあったと思うんですよ。
今もあるのかちょっと分かりませんけれども。
イメージとしては、1本の線があって、その真ん中にあなたの温度がある。
で、相手はあなたの温度よりも上なのか下なのかというような、それをイメージするということですね。
そこを合わせると、ぴったり合うということはなかなかないと思いますけれども、
それを近づけていくような行いをしないと、いつまでたっても通じ合いませんよというような、そういうことなんですね。
その温度感を上げる下げるありますけれども、
あなたが合わせにいくことと、相手を自分に合わせるというような2つの使い分けができるわけですよ。
どういう話をするときなのかによって、使い方がはっきり分かれます。
これもあなたの思うことでいいんですけれども、
嬉しいこと、喜ぶこと、褒めること、いいことですね。
これを相手に言いたい場合に、それはあなたが相手に合わせる必要はないです。
そういういい話をする場合には、あなたが相手の温度を引き上げてあげる。
何か仮に褒めるとか、そういうことがあったとして、
相手はそれほどでもないこと、大したことをしていないんだけどなというようなことを、
あなたが大きく褒めるじゃないですか。大げさにというか。
相手がピンときていないなと思ったとしても、
それはあなたが相手に合わせるのではなくて、
それだけすごいことをしたんですよというふうに、あなたが相手を引き上げてあげるんですね。
それはいいことですから、
あなたが相手よりも温度感が上であればあるほど、
そこに引き上げられた相手は嬉しいですよね。
分かってもらうようにする。
それだけすごいことをしたんですよ、褒められるべきことをしたんですよというふうに、
相手の温度、冷めてるなというふうに見えても、
いやいや、そんなことないよというふうに、あなたが相手を引き上げてあげる。
いい話をするときは、あなたが相手に合わせるのではなくて、
相手をあなたに合わせるということですね。
良い話と悪い話の温度調整
もう一つの、あなたが相手に合わせる場合。
これは言う人の話ですよね。
もうすでに話し始めちゃってますけれども、言う人の話。
あなたが相手に合わせる場合には、さっきと反対ですね。
悲しいこと、寂しいこと、怒るようなこと、あまり良くないことですね。
これを相手に言いたい場合に。
この場合には、あなたが相手に合わせるわけです。
それはさっきの縦のイメージで言うと、
あなたが相手を言うときは、おそらくあなたの温度感というものは、
相手よりもさらに下がっていると思います。
ここまで下がってこいよというふうに。
それだけしょうもないことをしたんだから、ここまで下がってきなさいよというふうに、
相手をさらに沈めるような行い。
これをしたところで、本来の目的とずれてしまいますよね。
相手に対して何か良くないことを伝えたいという場合に、
相手をさらに下げることによって、何も良いことは生まれないわけです。
結構この目的がずれてしまっている人は多いんですね。
あなたはそうではないと思うんですけれども、
特に良くないことを伝える場合に、
相手の気持ちを引きずり落とすのが目的なんじゃないかというようなぐらい、
必要に迫ってくるというか、そういう人も中にはいますよね。
それが本来の目的とずれているということに気づけないんですね。
やっている本人は。
たとえそれが相手のことを思っている、
良くなってほしいから、あえて悪いことを言っているんですよというふうな
思いで言っていたとしても、それは相手には響かない。
なぜなら、相手の温度とあなたの温度が違うから。
マイナスの局面、下の局面において、
そこでもさらに開きがあるからですね。
その場合には、話し始め、一言二言言ったあたりで、
あれ何だか違うなというふうに思った場合には、
相手に何だか響いてなさそうだぞというふうになった場合には、
やり方を変える。
声のトーンを変えたり、そこまで暗い声や激高した声で
どなったりするのではなくて、
寄り添うような話し方に変えてみるとか。
あくまで良くないことを相手に伝える場合には、
目的は相手に分かってもらうことですよね。
それが改善してほしいのか、どうしてほしいのかという、
その結果はあると思いますけれども。
聞き入れてくれないのであれば、
それはただ相手が面重複配になるだけですね。
お互いの関係性においてもあまり良くない。
ですから一時の感情に任せて、
相手に言いたいことをただぶつけるのではなくて、
相手がしっかりと聞き入れてくれるように、
相手の温度にあなたが合わせにいくということをするわけですね。
ちょっと後でまとめましょう。
とりあえずこれは言う人。
言われる人ですね。
言ってくる相手に対して温度感を合わせるのか、
もしくは相手に合わせてもらおうとするのか。
先に簡潔ですから、後者の方からね。
相手に合わせてもらうということに関しては、
これは残念ながら無理です。
相手の感情をあなたがコントロールすることはできませんから、
たとえあなたがこの人とこの人の熱量が何だか違うなと思ったとしても、
ちょっと下げてくださいとか上げてくださいというのは、
あなたが言ってどうこうなることではないです。
それは残念ですけれども、諦めるしかないです。
良いことであれば、ついて行ってください。
相手に合わせに行ってくださいと聞いているあなたも。
自分の気分を高揚させてくれるような話であれば、そこについていく。
逆に下げるような話であれば、右から左で構いません。
そうした相手は分かっていないことが多いですからね。
そういう人の話をまともに聞いても、
あなたの精神がダメージを負うだけなので、
そこは全く右から左で構わないです。
今あれですね、相手に合わせるのと合わせないのと、どっちも言いましたね。
相手に合わせるのは、聞く側のあなたとしては、
良いことであれば相手に合わせに行く、引き上げてもらうというか、
ついていくというようなイメージ。
下げてくるのであれば、右から左というイメージ。
今あれですかね、4つのパターン言いましたかね、全部で。
言ったと思います。
ということで、つまり何が言いたいのかというと、温度感。
これは会話における相手との温度の違いですね。
縦のこの一列のメモリが、縦に1本線があって、
横にメモリがいくつもあるようなものを想像してください。
その真ん中にあなたの温度があって、
それよりも上なのか下なのか、
そこに話す時と聞くというフェーズがあって、
さらには良い話なのか、良くない話なのかというものもあります。
あなたが話す側の時、相手に合わせるのか合わせないのかで言ったら、
まず合わせる方の話としては、
良くない話をする時ですね。
おそらくあなたの温度感よりも、相手の温度感の方が上にある場合に、
さらに引きずり落とすようなことをする必要はないですよね。
ですから、自分よりも何だかちょっと温度が、
マイナスの温度ではあるんだけれども、
合わないなという場合には、あなたが相手に寄り添って話すようにする。
合わせに行くということですね。
聞き手の温度感
もう一つが、あなたが相手に合わせない場合、
これは良い話をする時ですね。
これもまた、あなたの温度が相手よりもおそらく高いと思います。
この場合には、相手を引き上げてあげるようなイメージですね。
もっと上ですよというふうに。
その程度の冷めたようなことではなくて、
もっと上の感情になって、もっと上の温度になっていいんですよというふうに、
相手を引き上げてあげる。
で、話を聞く時ですね。
これも相手に合わせるのか合わせないのか。
これは先ほどと逆ですね。
聞く側の人は逆のことをする。
相手に合わせる時には、それは良い話の時。
すごいテンション高く自分のことを、例えば褒めてくれるなとかってなった場合であっても、
それでいいんだというふうに。
相手についていくようなイメージですね。
自分の温度をさらに上げるというようなこと。
相手に合わせないというのは、それは良くない話。
マイナスの話ですね。
自分よりも自分が思っている以上に、なんだかこの人すごい懸幕で言ってくるなと。
そういう場合には引きずり落とされても、たまったもんじゃないですから。
私はあなたに合わせませんよ、そんなマイナスのことにはねというふうに対応する。
直接言ったら争いになりますから。
直接は言わないで、相手が何かを言っているなということを聞き流してしまってもいいですね。
そこはある種の冷めた目線でいいと思います。
何を目的にするのかによって、この温度を合わせる合わせないというのは変わってきますよね。
時としてコミュニケーションをとっている中で、相手に届いていないな響かないなというふうに
ピンとこないことがあると思います。
そうした時にはこの温度感が違うからということも原因の一つなのかもしれないというふうにですね。
思考を整理するというような意味合いでも、こうした考え方を持っておくといいと思います。
はい。ありがとうございました。
10:25

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