細かいことへの関心
はい、どうも。丸山のコミュニケーションです。
まずは、おめでとうございます。
ということで、今回は、細かいことが気になる、という話をしていきます。
はい、細かいことが気になる、ですね。
細かいことを気にする人、気にしない人、どっちでもいい人、いろんな人がいますけれども、
コミュニケーションにおける細かいことといったら、例えば、言葉遣い。
言葉じりが合っている、合っていないとか、正しい敬語を使っている、使っていないとか。
それは、言葉でも文章でもそうですね。
あとは、反応、態度。
その反応は、この場面には適さないんじゃないか。
立ち方ひとつでも気になる、といえば気になる。
相手の表情、その態度、
そうしたこともね、僅かな日々も気になる。
そういう細かいことですね。
コミュニケーション取る上でも、普通、あんまりこういうことを気にしないんだろうけど、なんだか気になるな、と。
他者への強要の避け方
細かいことだ、ということは分かっているんだけれども、気になるな、と。
そういうことがですね、もしあるのであれば、
おそらく、それをあなたが、人にこうした方がいいよ、と注意をしたことがあるんじゃないでしょうか。
自分がそう思うから、相手に対して注意をするというようなこと。
指導の一環としてやったりとかね、そういうこともあると思うんですけれども、
直接的に何か言うということは、できれば避けた方がいいですね。
決して、やってはダメなことではないんですよ。全くそうではなくて、相手のことをね、こう気遣っていたり、
成長をしてほしいと思っている上で、そうした細かいことを指摘するというようなこともあると思いますので、
全くダメではないんですけれども、そういう感情の部分でというよりかは、
他の人が言ったからといって、人は変わらないんですね。
例えば、あなたが細かいことが気になる、コミュニケーションをとる上で、
言葉遣いが気になる、反応態度が気になる、
そうした相手に、直接ね、ここをこうした方がいいですよ、直した方がいいですよ、
そうしたことをね、伝える。これも大事なんですけれども、それをしたとしても、
その相手がちゃんと自分の言った通りに変わってくれたというようなケースの方がですね、少ないんじゃないかなと思います。
人は人のことを変えられないですからね。あくまで最終的に変わるか変えないか、
細かいことを直すか直さないか、気にするか気にしないか、こうしたことを決めるのはその本人なわけですから、
間接的な示し方
この細かいことでね、イライラモヤモヤ、そうしたことが募るというようなことも、もしかしたらあるかもしれませんが、
基本的にはその直接的にね、相手に言わない、強要しない。
これがまず前提ですかね。
細かいことが気になるということは、それだけ気を使える人、気が回せる人だという証拠でもあるわけですね。
なんでこんな細かいことに気になるんだろうと、自己嫌悪を気にやむ人もね、中にはいますけれども、
全くそんな必要はないわけですね。
あなたはあなたでいいわけですから、自分が気になることを相手に強要しないということですね。
それを仮にね、相手に言ったとするならば、言った自分も気になる。
相手が変わってくれてるかなと、わずかばかりに期待を寄せる、言い方を変えるとですね。
そうして期待をした相手が変わっていないとなると、さらにいらいらもやもやが募るわけです。
細かいことをね、気にして指摘をした。変わらない。なんでだと。
そうしたらね、あまりよろしくない感情をね、溜め込まないためにも他人に強要しないということ。
相手のことは変えられないんですからね、直接的には。
とはいえ、言わないのもなんだか気にかかるなと。
であれば、直接的に言うのではなくて、促す、間接的に示す、見せる。
こういう処方を取るといいですね。
例えば言葉遣いが気になるAさんという人が、あなたから見てAさんという人がいたとして、
その人に直接、あなたの言葉遣いここがちょっとおかしいですから直した方がいいですよというのではなくて、
Aさんに見えるような状況で他の人に対して、間接的にこういう言葉遣いをすると、
あまり相手にいい気持ちってもたれないですよねというような、
世間話の延長、雑談の延長というような何気ない会話をしている言葉を聞かせてあげる。
Aさんに対しては言ってないんですけれども、言葉としては聞こえてくる範囲の中で、
あまり良くないことですよねということをあなたと第三者の人で会話をしてみる。
これをすると間接的に示すということになりますね。
もしくは見せる。実演してみせるということですね。
あなた自身が2パターンやってみる。
その細かいことが気になったことと気にならないこと、両方のパターンを試してみる。
それも見せるという意味ですね。実演してみせるということですね。
それとなく感想を求める。
どっちの方が良かったかなと聞いてみたりですね。その人に聞く。
こういうやり方をすると細かいことが気になる、細かいことを気にできるあなたがその相手に対して
直接的に言っても変わらない、でもどうにかしたいと。
こうした間接的に示したり、実演を見せたり、そういう手法をとってみるといいんじゃないかなと思います。
その上でその人が細かいことを直してくれる。あなたが思う細かいなあというところを直してくれる。
そういうことですね。期待を寄せないということですね。
変わったらいいのになあとやんわり思うぐらいで、そのぐらいでちょうどいいんですね。
これは相手のために思うということはもちろん素晴らしい考え方であり、
かつその上であなた自身の心も守るということ。ざわつかなくなりますね、心が。
つまり何が言いたいのかというと細かいことが気になる。
これはコミュニケーションですから、例えば言葉遣い、反応、態度。
あなたが細かいなあと思う部分、なんだか気になるなあという部分ですね。
これを持つ相手がいたとするならば、それはあなたがそれだけ気を回せる人だという証拠であって、
自分が気にならないことであれば相手に対しても気になることはないですから、
なんでこんな小さなことにやきむきしてるんだろうということを気にやむ必要は全くなくて、
細かいことを気にすることができるということはそれだけ気が回るという人ですから、全く悪くないわけですね。
ただこれを他人に同じことを望む。
教えようとはいかないまでもちょっと直してよというようなことを望む。
これは相手のことは変えられないですから、直接的に伝えるのは避けた方がいいですよと。
最終的に変わるか変わらないか決めるのはその本人ですから、
言ったとしても、直接的に言ったとしても変に期待をしてしまうので言わないということです。
とはいえ伝えたいというところで、これは間接的に示す、
もしくは実現してみせる、こうした手法をとるといいですね。
直接言わないけど気になることをあなたと他の人が会話をしていることを対象の人に聞こえる範囲で話をする。
その行く末をそれとなくどうなったかなというような柔らかい心持ちで見る。
変に期待をしないことですね。
細かいことが気になるということも、それもまた一つ個性であって、
それだけ細かいことに気遣えるというような優しい心の持ち主ですね。
全然悪くないですよ。いいことだと思います。
はい。ということで以上となります。ありがとうございました。