記憶の相互確認の重要性
はい、どうも。丸山のコミュニケーションです。
まずは、おめでとうございます。
ということで、今回は、記憶の相互確認という話をしていきます。
はい、記憶の相互確認ですね。
あなたが人と会話をしている中で、よくあるといえばあるようなシチュエーション、
そういえば、前にあんなことありましたよね。こんなことがあったよね。
お互いに過去の記憶を共有していますよね、という、そういう相互の確認ですね。
で、これを無意識にやっていることは、まあまああると思うんですよ。
思い返すとね、心当たりがあると思います。
意図して使えるようになると、
あなたがこの人との関係性を深めたいというように、望む相手との会話の中で有効活用できますよ、というような話ですね。
言葉にすると、ちょっと行々しいというか、記憶の相互確認なんていうふうに言っていますけれども、
ただ単にその相手との関係性を深めたいというような時に、お互いの過去の記憶を共有し合いましょうと、
共有し合うことによって、お互いがお互いを認知していますというような、
私もあなたもお互いに同じ時間を共有しましたよね、というような、そういう確認をし合うことで関係性が深まりますよ、というようなことなんですね。
記憶を活用する方法
このお互いに認知し合っているというような部分がミソで、
知っている人同士であるというようなことが、この確認をし合うことによって案に示されるわけです。
結束がより深まるというようなことですね。
これは従来から付き合いのある人とであれ、2回目以降ですね、その人と出会う、話をする、そういう人との中で、
大いに効果を発揮するものになります。
あなた自身も思い返して見ていただくとわかると思うんですけれども、
あなたが過去に発言した内容、
何でもいいですけれども、趣味だったり、家族構成だったり、出身地だったり、
たあいもないようなことを、仮に2回目以降ですね、会う人が覚えていて、それを話してくれたら、
そういえば〇〇さんどことこ出身でしたよねとか、〇〇好きでしたよねとか、
そういうふうに振ってもらうと、この人は自分のことを覚えていてくれたんだというように思いますよね。
これが嬉しいか嬉しくないかで言ったら、嬉しい人の方が多いと思うんですよ。
そうすると、その相手に対して好感を持ちますよね。
それを意識をしてやってみるということです。
あなたが関係性を深めたい相手と。
あなたが相手のことを覚えていて、前に話をしたことをあなたがこういうふうに言ってましたよねというような、
問い詰める意味じゃなくて、あなたの言葉を私は覚えていますよというような言葉を言うことによって、
相手からの好感度というものが上がりますね。
ですから関係性が深まる。
深めたい相手と望むように深めていけるというような、そういうことです。
関係性を選択する技術
なぜこの相互確認をすると、そうした関係性が深まるのか、感覚で分かるというような部分もあると思います。
加えて言うならば、存在を認知してくれている。
記憶の片隅にであれ、とどめておいてくれている。
認めてもらっている。
そこに関係性が深まるというようなポイントがあります。
誰にも覚えてもらっていない。
自分の話した内容を相手は何回もあっているのに全く聞いていなかった。覚えていない。
これはちょっと悲しいですよね。
それはなぜ悲しいかというと、自分は認知をされていない。
まるで空気のような存在だと思われている。
そういうふうに感じるからです。
それを意識してやるためには、
それはあなたが相互確認をする側、振られてああそうでしたねというよりかは、
あなたが何々さんそういえばこうでしたよねというような話を振る側ですから、
どうしたらそうすることができるのかといったら、
それはたった一つの言葉、フレーズ、何でもいいです。
相手が言ったことを何か一つ記憶しておく。
次に会った時にこの人との会話の中で、
この話を振り返そうと、掘り起こそうと、もう一度話をしようというような、
その一つだけを覚えておけばできます。
それがどんな言葉であれ、どんな内容であれ、
相手は自分自身が言ったことを覚えているか忘れているかどちらでもいいですね。
その相手が言ったことをもう一度あなたから相手に言う。
それは何でもいいというのは、
私はあなたを覚えていますよということを伝えられることができれば、
それでゴールですから、何でもいいわけです。
その場の会話が終わった後に携帯のメモなんかに残しておくのも効果的ですね。
名前と一緒に。
この人と次に会った時には、この言葉、このフレーズだけ使おうと。
これだけ覚えておけば、
記憶の倉庫確認をして関係性をより深めていくというようなことができます。
ですから、この人と関係性を深めたいなというような人がいるのであれば、
こうした技術を活用してみていただくといいです。
逆に、この人と関係性を深めたくないなという人であれば、
たとえ前の話を覚えていたとしても、
さらには相手から前にこれこれこういう話をしましたよねというような、
相手から記憶の倉庫確認をしてきた時に、
そうでしたっけというように、あなたがとぼけて、
この人とは深めたくないからというような意味であえて距離を取るために、
自分は相手のことを覚えていないというような、そういうことを示すというのも一つ手ではあります。
どちらを使うのか。
あなたが相手との記憶の倉庫確認をするかしないかで、
あなたがどういう人間関係を築きたいのかというような、
そういう選択を自分自身でできるというような技術になりますね。
つまり何が言いたいのかというと、記憶の倉庫確認。
そういえば、前にあんなことありましたよね、こんなことありましたよね、
お互いに同じ時間を共有しましたよねというようなことを、
相手との会話の中で活用する。
それはなぜ活用するのかといったら、
お互いがお互いを認知しているというような確認をし合うことによって、
関係性が深まる、好感度が上がるからですね。
人は認知をしてもらっている。
自分自身のことを知ってもらっている、覚えてもらっている。
ある種の承認欲求を満たしてもらう、満たしてあげる。
というところにおいて関係性が深まるからです。
ですから関係性を深めたい人とは、
何か一つ、2回目以降に話をした内容、
次にこの人と会ったらこういうフレーズを使おう、
こういう言葉を使おうということを一つだけ覚えておく。
たった一つでいいです。何でもいいです。
それを次に言うということですね。
反対に、関係性を深めたくないという人とは、
仮にあなた自身が覚えている話であったとしても、
そんなことありましたっけ?というように、
距離を離すために相互確認を受け入れないというような、
そういう使い方もできます。
自分で人間関係を取捨選択できるというような、
そういう技術ですね。
例えば、昔の、昔はどうたらこうたらというような、
古い友人知人、あとは親戚の集まりとかで、
昔はこういうことがあったよねというような、
何年も付き合っている人とそういう話になることってよくあるじゃないですか。
過去を振り返ってもう一度盛り上がるというような。
それはこうしたところに理由があるわけですよ。
それはほとんどの人は意識をしていないですね。
無意識のうちにやっていますけれども。
これを意識して活用することができるだけでも、
選択の幅が広がります。
ですから、あなたが関係を深めたいのか深めたくないのか、
そうした選択に迫られたときに、
これを思い出して活用してみてください。
はい、ありがとうございました。