1. あのさ、
  2. #12 わからなくても話し続けた..
2024-04-06 39:54

#12 わからなくても話し続けたい(前編)

今回は一時帰国の際にmugihoが購入した14冊の本の紹介について二人で語る会


5年ぶりの再会で一緒にまわった本屋さんで見つけた本とかずっと欲しかった本とか / 読み終えた三冊のざっくりした感想 / 言えない言葉の先にあるもの / 作家さんたちの記憶力ってすごくない?/「母になる」とか「産む産まない産めない」のトピックが最近多い / 時代によって話せることが違うんだよね / 地方にはまだ産むのが当たり前の風潮が強いのかな / 産む選択をしないことで居づらくなってしまう / 都市と地方で産むへの価値観が大きく違うのかな / 知識や教育の有無によって選択が変わってくる / 見える世界がちがう / 理解できないから、で終わらせたくないよね / 地方と都市の間にある文化や空間へのアクセス格差 / 無料で時間を潰せる場所って大切だよね / 子供の時の選択肢のなさと狭い世界に閉じ込められる


【紹介したもの】

『句点。に気をつけろ~「自分の言葉」を見失ったあなたへ』尹 雄大

『虎のたましい人魚の涙』くどうれいん

『氷柱の声』くどうれいん

『母にはなれないかもしれない―― 産まない女のシスターフッド』若林理央


質問や感想はこちらへ。ありがとう、大切に読みます。


[収録日:2024年4月1日]

00:22
こんにちは、りょうこです。
むぎほです。
日常の些細なことから社会のこと、自分自身や人との関係性にまつわることなど、
結論も解決策もないけど、そんなグレーな話をそのままに語っていこうという番組です。
はーい、始まりました。
ちょっとイントロを変えてね、スタートをゆるゆるとスタートしましょう。
えーと、今回はちゃんとテーマを決めてきたんだよね。
そう。
っていうのが今年の目標で、いつもはこう、ただ会って話して緊急報告をそのまま録画してきたけど、
もっとこうコンパクトでちょっとテーマ性のあるものを作りたいねってしばらく言ってて、
っていうので今回、え?1回目かな?なんかちゃんとテーマ決めたの初めてかもしれない。
なんか昔にざっくり決めたけど、
ざっくり?いつも脱線しまくる。
っていうかなんか9割脱線の話っていう感じになっちゃうんだけど、
なんか今年はなんかコンスタントに上げつつ自分たちも、
なんかやりやすいというか続きやすい形にしようみたいな感じで、
いろいろ試行錯誤中ということで、テーマを決めたという感じ。
で、今回はまあ今までも多分いろいろな機会で話しているけど、
最近読んだ本とか気になってる本とか、
むーちゃんがこないだ日本に来て大量に買ったから、
その購入した本の紹介をしようっていう回です。
はい、なんかこれは続けていく感じの定番テーマの一つかなと思ってる。
なんかその、
割といつでも話せそうだしね。
そうそうそうそう。
なんかまた気になってる本とか話したい本とかがある時とかはまたこのテーマを引っ張ってきて、
話すっていうのもできるし、
そうね。
とりあえずさっきもちょっと話したけど、
家中からかき集めてきた今回、
5年ぶりの一時帰国の際に日本で買った本が、
えっと合計、
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14、
なんか全部で数、なんかそのジンとかもちょっとちっちゃめのいくつか購入していって、
03:06
2冊ぐらいか、あれ?もう1冊買ったと思ってた。
なんかそれを全部でトータルで数えると14?15かな?
15冊ぐらい。
で、結局だから帰る時に荷物増えすぎて、
なんか一つ荷物追加で箱に詰めて帰るっていうことになったんだけど、
結構ほとんどの本は多分りょうちゃん、
あれ一緒に会った時、成功者だっけ?
で見てすごい気になってた本をいくつか戻って買いに行ったのと、
他にもいくつか、
丸泉が京都に1週間いたんだけど、
その時に、どこだっけ?四条か、四条にある大きい丸泉に行って、
その他の本はほとんどそこと、
あと下北沢、東京の下北沢にある、なんだっけ?日記のお店?月日だっけ?
が名前だよね。
で、そこで2つ日記の人を買い、
で、あとちょっとブックオフで本を買い、
あと、月日に行った時に、
同じ敷地っていうかエリアにあるB&Bだっけ?
そっか、あの辺なんだ。
そうそう、そこに全部集合してるっぽくて、
全然私月の場所知らなくて、
で、下北で友達と会う約束があって、
で、その本屋B&Bにすごい行きたくて、
そこ行って、まだ時間とかあんまりブラブラしてたら、
よろちゃんが言ってた月日があって、
と思って見に行った感じで。
なるほど。
どうしよう、どんな感じで紹介すればいいんだろう?
なんか難しいよね。
なんかそのうちでもう読み始めてるものとかあるの?
あ、ある。
読み終わったのが、ちょっと待って、あと2冊あった。
まだ本棚。
ちょっと待ってね。
はーい。
ということで、数え間違えた16冊あった。
どう?
今のところ3冊今読み終わったのがあって、
それからじゃあ紹介しようか。
小永涼ちゃんにこれ面白かったよって送ったのが、
ぎゅううんでさんの苦天に気をつけろ。
自分の言葉を見失ったあなたへ。
っていうので、
すごいコミュニケーション能力が歌われるこの時代に、
うまく言えないこととか、こうですって断定できないようなこと、
06:08
私たちが普段話してるようなグレーなこととか、
グレーな感情とか、そういうものについて結構考えたりとか、
深く突っ込んでいく感じの作品で、
私もあんまりタイトルが面白そうで買ったっていう感じだから、
この作家さんがどういう本を書いてきたとかもよくわからないんだけど、
すごい結構哲学的な感じで、
滑らかに話せてしまうという罠とか、
筒つまがわなくてもいいとか、
感情を口にすることがもたらす力、
自己肯定感はいらない。
私たちが自分自身であるとき何が起きるのかっていう感じで、
その句点を打った後に、
そこの後ろにまだある言葉とか思いとか、
あとは言えないこととか、
その句点があることによってその後言えないことについて考えていくみたいな本で、
すごい面白かった。
一回こうパーって読んじゃったけど、
もう一回こう戻って線引きながら読んでみたいなと思ってる一冊。
なるほど。
そうそう。
すごい。
まだ結構詳しい。
作家さんの。
私も多分聞いたことないかな。
結構聞くこと話すこととか、
インタビュー、インタビュアーって書いてある。
インタビューする人なんだね。
いろんな人の話を聞くみたいなのが仕事っぽいから、
そこからまた見えてくることとかもあるのかもしれない。
自身の体験から。
そうそう。
だからすごいこれはまたもう一回読み直したい一冊。
りょうちゃんも好きだと思う。
結構。
2冊目読み終わったのが、
これりょうちゃん家の本棚にもあった。
そうだね、あった。
工藤玲音さんの空の魂人魚の涙っていうエッセイ集で、
多分まだ工藤玲音さんが会社員やりながら、
いろいろ書いたりとかしてるときのエッセイがほぼメイン。
そこから最後の章が辞めるまでみたいな感じのエッセイが、
結構入ってるかな。
あって。
工藤玲音さんのはなんだっけ、
前りょうちゃんがくれたんだよね、誕生日かなんかに。
え、そうだった。
一番最初のさ文庫、すごい。
私を空腹にしないほうがいい。
09:02
そうそうそうそう。
あれを誕生日だったか何だったかわかんないけど、
すごいちっちゃくて軽いからみたいな感じので、
送ってくれたんだよね。
それ以降は私あんま読んだことなかったんだけど、
りょうちゃんほぼ読んだことある?
工藤玲音さんの本。
小説、つららの声。
小説書いてるの?
これだけ書いてて、つららって読むんだよね多分。
私漢字読めないから聞かない。
氷にさしらって書いて、
これ前のポッドキャストで話した気がする。
震災の話で、
いわゆる被災産権っていう風に言われる場所に工藤さんもいたけど、
でも沿岸沿いじゃないから、
いわゆる震災の話の中に自分の話っていうのが、
入っていいのかっていう。
そういうためらいみたいな話。
そういう登場人物たちが出てくる小説で、
たぶん今出てる、少なくとも、
連載とか追ってないからわからないけど、
単行本として出てる本としてはたぶんこれだけ小説かな。
あとはレシピとか、
あと絵本も担当したことがあるんだけど、
絵本とか、あと歌読む人だから、
歌読む人。
そうそうそう、そういうのもあると思うし、
私は結構この小説とか、
あとエッセイが基本的に好きで、
特にやっぱりこの工藤玲音さんのエッセイって、
めっちゃいろんな人が出てくるじゃん。
出てくる。
工藤玲音さんの周りの人たち、
実際に関わってる人たちが出てきて、
その人たちの話がすごく面白いし、
そういう人たちの観察って言ったらちょっと違うかもしれないけど、
いろんな人をめちゃくちゃよく見て、
関係性の中で生きてる感じがすごいわかって、
それがすごい好きだなと思ってる。
そうだ。
ずっと単歌の人みたいな感じのイメージだった。
歌読む人、俳句とか。
そうだよね。
だから小説、今それでもりょうちゃんに言われて思い出した、
小説の話し舞いしてたなって。
そっか。
読んでみる。
是非是非。
そうそう。
でもこれもすごいよかった。
これもその今りょうちゃん言ったみたいに、
結構いろんな人がいっぱい出てくるから、
結構読んでて面白いし、
でも結構なんか自身の葛藤みたいなのもあって、
会社員やりながら文章を書く仕事を、
12:03
本当に両方ともマックスぐらいやってた時期っぽいから、
その中でどう人との関係性とか友達との関係性を、
自分が満足いくように保っていけるかみたいなところもすごい考えてて、
すごい良いエッセイだったなって、
もう1回また読みたいこれも。
結構面白いんだよね。
トピックとかも結構1個は面白いのあったんだけど、
バックスペースキーが取れたってやつがあって、
会社のパソコンのキーボードのバックスペースのキーが取れて、
ないところをずっと連打しなきゃみたいな、
タイピングすごい早いけど間違いもめっちゃ多いから、
めっちゃそのバックスペースキーを10本してるんだけど、
それが取れてめっちゃ指痛いみたいな話。
なんかそういうすごい些細なことというか、
日常の中に埋もれがちなことを、
エッセイとして言語化したり、
それを読ませるっていうのがすごいなって思う。
書く人みんなそれすごいなと思う。
あと結構みんなさ、幼少期の記憶とかあるじゃん。
ちっちゃい頃この記憶が明確にまだ自分の中にあってみたいな。
なんもないかみたいな。
誰々さんが何とかって言って、その時に自分がこう答えてっていう話よくあるじゃん。
そんなによく覚えてるんだろうって。
なんか覚えてる、いろいろ覚えてることもあるけど、
言ったこと、もちろん印象的な言葉は残ってたりするけど、
基本的にその情景として絵で覚えてるみたいなのが多いから、
そういう一連の流れをきっちり覚えてるのがすごいなと思う。
すごいよね。
私には到底、昨日の遊園祭なんだったっけみたいな。
ね、わかる。
そうそう。
なんかその昔、幼稚園で何をしたとか、絶対なんも覚えてないしみたいな。
なんかすごい、結構作家さんとか文章を書く人そういう人が多いから、
そういうエピソードもいくつかあって、
それも多分そういうのが今の普段の日常の中でも同じような感覚なのかなって、
例えばそういうのを一つのイメージとして切り取り、
で、後からそれにナレーションじゃないけど、言葉をつけるみたいな感じ。
すごい。
すごいなって。
すごいよね。
15:02
で、次が3冊目、もう読み終わったんだけど、
母にはなれないかもしれない。
産まない女の子、スターフッドってやつ。
で、これもたぶんちょうど行った時に発売されたばっかり。
そうだよね、一緒に見てた気がする。
そうそうそうそう。
なんか言ってたんだよね、一緒に。
産まない産むっていうのをトピックにした本がすごい多いよねっていう話をしてて。
なんか、母になるならないとか、そういうトピック。
めちゃめちゃタイトルからしていかにもそうっていう本がすごい多いねっていう話をしてたんで。
そうそう。
で、私これはマルテンで買ったんだけど、マルテンに行った時も、
棚のこのセクションみたいなところに特集っていう感じではないけど、
こういう関連の本が同じようなジャンルとして一括りで展示て、表に出してあって、
すごいなんか、なんだろう、結構厚いトピックなのかもしれないとか、
あともっと結構考えてる人が多いトピックなのかもっていうのを話してたんだよね。
なんか、りょうちゃんともすごい話してて。
年代があれなのかなっていう話をしてたよね。
ちょうどこういうことを考えてる人とかが、
それぐらいの年齢になる、あるいはもうちょっと上で実際に生まないの選択をした人たちぐらいが、
結構なんだろう、年齢的なものがタイミング的にあって、
そういう人たちが結構そういうテーマについて考えたりとかしたことを表に出てきてるのかなっていう感じ。
それもすごいよかった。
この若林さんが、この人自身はチャイルドフリーっていうふうに自分を言ってて、
生まない選択をした一人としてそういうふうに結構、
もともとジーンを販売して、生まない選択について書いたジーンがすごい反響を読んで、
それをきっかけに、今回のこれは、いろいろな生まない、生めないの状況にある女性たちにインタビューするっていう形になってて、
何人ぐらいインタビューしたのかな?
6人ぐらいのいろいろな選択をした人たちにインタビューして、
その人たちの背景とか、なぜそういう選択をしたのかとか、
その選択自体をどういうふうに考えているのかとか、
18:03
自分の体験とか印象みたいなのを交えながら書いてあって、
なんかすごいいろんな視点から読めたのが面白いなって思った。
一つだけじゃなくて、すごい小林さんがすごい、この本から伝わってくるのは、
結局生まないっていう二択の選択しかないみたいな感じで、
その二つの選択の溝みたいなのがすごい深いから、
ほんと対立状態みたいになってる中で、
そういう状況をもうちょっと改善したいとか、
もうちょっとその溝を埋めて、
どっちかっていうとシスターフード的な関係性にしていきたいみたいなのがすごい伝わってくる。
だから、それぞれの人の立場、生まない、あと生めない人たちの、
なんていうんだろう、
みんなそれ人それぞれの理由とか、あと背景みたいなのがあって、
それをうまく汲み取って表現してたりとか、載せてたりするから、
すごい読んでて、
自分は想像しなかったようなそういう考えだったりとか、
あと背景だったりとか、
こういう理由の人もいるんだみたいなのがすごい色々知れて、
またこれも読み直したい一冊かな。
うんうんうん、そう。
もちろんもし機会があれば。
そういう母になるならないとか、子供どうするみたいなのの本が多いっていうことを、
文ちゃんと別れた後とか考えてて、
やっぱりそういう話がやっとできるようになったんだろうなっていうのもあって、
確かに。
たぶん今まで、たとえばうちらの母親世代とかって、
産むのが普通で、産まないかみたいな、それが選択肢ではないみたいな状態だったし、
それにそこに葛藤があった人も絶対いたはずだけど、
多くの人は葛藤しなかったというか、
そもそも産まない選択できるんだとかっていう風に、
なんかそういう気づくことができなかった人もいただろうし、
でもたとえば結局一人の人産んじゃったらさ、
もうずっと育てるしかないじゃん。
少なくともその子が育ちするまで。
21:03
だからなんかその間にもまたいろんな迷いとかあっただろうけど、
なんかそういう悩みとかをちゃんと声に出して話せるような環境がなかったし、
なんかそういう話は家庭でみたいな、家庭も鍵かっこつきって感じだけど、
なんかそういう風な中で、たぶんいろんな選択がないように見えてた人たちであっただろうし、
そういう話が表だってできないっていうか、なんかすべきではない話っていう風に。
みんなでも結構そういう結構あるよね。
あるあるあると思うけど、たぶんやっとそれがこうやって本が売れるってことは、
やっぱりそういう風な声を出せるようになったっていうことでもあるし、
そういう声を求めてた人が多いっていうことでもあるだろうし、
っていうことなんだろうなっていうのを考えてた。
本当にそうだと思う。
これも読んでて思ったけど、若林さんでも結構逆に驚きだったのが、
今のこの時代でもやっぱりまだそういう選択肢、産まないっていう選択肢なんてありえないみたいな、
てか産むの当たり前じゃないのっていうデフォルトの風潮みたいのはものすごい強くて、
だからなんかその中で若林さん自身もそういう陣出すのは結構周りの人からもなんかすごい勇気が得ることだったねみたいな感じでも言われたし、
だからなんかちょうど狭間にいる感じ、なんかその時代の狭間にいる感じ、
だからなんかその一歩を取る人がこうある程度自分をプッシュして、
でもそこで一回出たらやっぱりそれを求めている人とか、それに共感する人たちっていうのが集まってきたっていう感じなのかもしれないけど、
確かになんか結構話読んでると、インタビューしてる女性たちは結構自分の家庭環境とか、
自分がどういう風に育ったかみたいなのも結構インタビューで聞いてて、
それが結構自分の母親を見てこういう風に自分はなりたくないと思ったからとか、
あとは逆にそういう風に思ってたけど自分が母親になったことでまたそういう考えが、
その彼女自身の苦労を今知ることができるとか、
結構インタビューされてる人とその人自身の母親とか家族とかとの関係とか環境みたいなのについても結構インタビューで聞いてて、
そういうの読んでてやっぱ時代の違いみたいなのがすごい、そこら辺読んでると、
24:00
なんか今リョーちゃん言ったみたいなのが結構出てくるから、
なんかそういう面でもすごい、なんかそういう時代のがどう変わってきたかみたいなのを直接的に知ることができるから結構いい。
なんかすごい多分インタビューする若林さん側も上手いんだろうなってそういう話をうまく聞き出してくる感じ。
だからなんかそれはすごいよかったし、またこれからも考えていきたいテーマかな。
そうだよ、なんか私も地元田舎だけど、地元に友達がいないので、
全然その地元で通せない人と話しかけられなくて、そういう状況がわからないんだけど、
でも地方から東京、私大学は東京だったから、その地方から東京に大学の進学で出てきて、
そこで友達になった子とか、学部の時の友達で今も結構親しくしてる子がいるんだけど、
その子の話とか聞いてると、やっぱり地方の方が早く結婚して、
結婚したら子供産んでって、やっぱりそういうルートがある、そういうのがまだ根強いっていう話をしていて、
だからそういう考えではない人が居づらさ、その地域で暮らすっていうことに、
なんかこう居づらいなとか、この同じ地域に暮らす人と話していても、
なんか会話が噛み合わないとか、そういうのがあるみたいな話とか、
ちょくちょく聞いてて、確かにそうだよなと思うし、
やっぱりそういうのって、都市と地方で全然そういう話題というか、
違う価値観が、都市ってよくもあるかも、母数がすっごい多いから、
いろんなものが乱れてるし、いろんな考えがあって、
だけどやっぱり地方に行けば行くほど、どんどん固定的な価値観っていうのは根強いから、
多分そういうのもあるし、自分が高等教育受けてるっていう、
そういう教育を受けられるという階級にいること、
それ自身も選択肢があるないみたいな感覚、
それは自分が選択できることであるっていうふうに思えること自体が、
そもそもやっぱり自分がそういう教育を受けられる環境にいたっていうことだから、
多分そういうこともあるんだろうね、完全に時代がどうこうだけではなくて。
確かに、そうだね。
そういう視点からまた書いてる本見たいなって今思った。
27:05
同じ今のこの2024日本っていう中でも、
やっぱりすごい育った環境とか、家庭環境とか、
教育で全然見える世界って違うじゃん。
そうだよね。
だからそういう視点からまた書いてる、こういう選択について書いてる本があったら、
面白いなと思う。
あるのかな、ちょっと探してみる。
だからなんか例えばもう10代の頃ってさ、みんな学校行く年代だから、
その日の日記とか言っても、大体似たようなことになるじゃん。
確かに。
学校行って、部活して、家帰ってとか、
またその家帰ってからのいろんな環境は違うだろうけど、
大まかなこの日常生活の枠って多分一緒だと思うけど、
うちらぐらいの年代ってちょうどみんなすごいバラつきが出る年代じゃん。
私みたいにめっちゃ学生長くしてて、まだ大学にいますっていう人もいるし、
今仕事バリバリやってますっていう人もいるし、
結婚しました、子供います、子供だいぶ育ってきましたとか、
今ちょうど妊娠してますみたいな人も多分いるし、
そういう人たちで多分見えてる、送ってる日常はほんと違うんだろうなっていうのは思う。
それをただ全然違うから理解できないで多分終わらせちゃうじゃなくて、
結局やっぱり理解しようっていうのがそもそもなんだろう、
傲慢じゃないけどもちろん自分は相手じゃないし、
その人の苦労とかその人の生活の中で起こってくる大変さとか絶対わからないけど、
だけどそれでもやっぱりもっとお互いの苦労だったりとか、
自分自身の生活について話したりとかシェアしたり共有したりっていうのはやっぱりすごく大切なことだし、
そういうのをずっと続けていきたい、
そういうことができるようにできるような場所をずっと模索していきたいなっていうのはあるよね。
結局全然違うから全然わかんないよじゃなくて、
わかんなくてもやっぱり人間は人間だから、
少なからずもその人なりにわかろうっていうか、
30:01
知ろうみたいなのはあってもいいと思うし、
でもそういうのすらも結構難しかったりする時って結構あるから、
もちろん話題によっては、
特に私たちの年代でそういうバラバラな環境にある人たちと一緒に話したりとか、
話し聞いたりできたらすごい面白いだろうなって思った。
特に今回のインタビューとか読んで出てくる人とか全然、
働いてる環境とか、
子供が実際にいたりとかいなかったりとかっていうのもだし、
全然そういう環境が違う中で、
でもそういうそれぞれの選択について話して、
一つの本にそれが全部詰まっててみたいなのがすごい、
こういうのやりたいな、こういうのいいなってすごい思ったし、
それぞれの人たちの体験とか話をちゃんとリスペクトして、
聞いていける場所があればなっていうのもすごい思うし、
だからさっき言ったりょうちゃんの地方とか、
住む場所による違いみたいなのすごく興味あるなって思った。
そうだよね。
なんか本当、私地方って言ってもさ、めっちゃ関東だし、
なんか普通に深い名、県とか出さないけど、
全然都会じゃんみたいな扱いを受けるんだけど、
全然同じ県の人でもどのエリアに住んでるかで、
情報へのアクセスが全然違くて、
例えば私の地元から行ける映画館って本当に限られてて、
そこで上映されてる映画も本当に限られてて、
だから映画っていうものを映画館で見るっていうこともそんなにしてこなかったの。
興味もないし、そもそも自分で歩いている場所にもなければ、
バスとかそういう公共の交通機関も割と不便だったから、
行けないしって思って、
だから高校卒業するまでは、しかもたぶんこれは自分の家の中でも、
映画を見るとか、いろんな何か映像を見るみたいなカルチャーがなかったからっていうのもあるんだけど、
なんかドキュメンタリー映画があるということを、
高校卒業してから初めて知ったの。
ミニシアターっていう存在も高校卒業してから知ったし、
東京に出てから知ったものがたくさんあって、
そういうののアクセス、全然ネットもあったし、
33:02
いろんな映画の情報とかも全然得られるぐらいだったし、
それなりにインターネットも使ってたけど、
逆になんでこれの情報をこんなに知らなかったんだろう?
なんか本当20歳ぐらいの時とかめっちゃ思ってて、
例えば美術館に行くとか博物館に行くとか、
そういう文化施設に行くっていう構造説とか、
自分にあまりにも馴染みがなさすぎて、
行って何すればいいんだろう?みたいに思っちゃうとか。
これ全然違う世界じゃない?
そうそう。
なんかすごい、でも大きい歳に出てきて、
全然知らなかったことがこんなにあるんだ、
みたいなすごい似た体験としても、
ずっとほぼ田舎で育ちだからさ、
一応祖父母の家が東京にあるからっていう理由で、
例えば夏休みとか、休みの時期に東京にちょっと来て歩き回って、
でも子供時代に行ける範囲って、
自分で選択して、「はい、どこ行きます?」とかじゃないじゃん。
親に連れられての、「はい、ここ行きます。」とか、
親の選択によってあちこち行ってたわけだから、
自分の選択ができる10代とか、
もうちょっと20代前半とかの時期に、
東京とか大きい場所、大きい歳に出て、
自分で歩き回ることができるのって、
たぶんすごいカルチャーショック的な場面が大きいよね。
今回私もカルチャーショックだったもん。
5年ぶりに日本帰って。
そうそうそうそう。
いろいろ変わってた?
うん。
めっちゃでも今、洋ちゃんが言ってたことにすごい感覚的には近いというか、
やっぱり国自体の規模もすごい小さいし、
私が今住んでるところは、
アクセスできるものの情報とか空間とか、
ほんと全てが日本に行って、
結構私大きい都市ばっかり回ったから、
東京とか京都とか大阪とか、
そういう大きい都市と比べると、
全然比べ物にもならないし、
だから行ける美術館の数とか、
博物館の数とか、
あとやってる展覧展示会?
美術特別展みたいなののスケールとか、
来る作品とかも全然違うし、
絶対ここにいたらアクセスできないものがものすごいたくさんあって、
なんか良い悪いではないけど、
それによって見える世界が全然違うのも仕方ないなって思うし、
なんかそれこそさっき言ったみたいに、
36:01
インターネットとかいくらでもアクセスできるけどさ、
やっぱりその場所に行ってそういうものを体験できるっていうのと、
ネットで画像を見るっていうのではさ、
とてもじゃないけど全然違う体験だし、
そういう面からもやっぱり住む場所とか、
例えば自分のやりたいことと、
そういう環境みたいなのがどういうふうに連動してるかみたいなのすごい考えるし、
やりたいことって言っても、
子どもが想像できる範囲に、
具体的なモデルケースみたいなものがないと、
それをやりたいとも思えないし、
まず知らないことを知らないみたいな感じじゃん、
見える世界が違いすぎて、
その世界に存在することを知らないから、
その世界に存在して、中に含まれているものすべて知らないっていうことになるわけじゃん、
そういう意味でもすごい、
住む場所とかアクセスできる情報とか空間みたいなのはすごい、
その人の人生とか世界にものすごい影響を与えるんだなっていうのはすごい感じたし、
文化施設もそうだし、
無料で時間を潰せる場所みたいなのがすごい乏しいってなると、
学校生活と家の生活以外の場所を想像できないから、
そのどっちかでうまくいかないと、世界の終わりだみたいな感じになっちゃうの。
大人からすると、もっといろんな行ける場所あるし、
もうちょっと年とか重ねて自由に動けるようになれば、
自分でいろんな選択できることも増えてくるとかって、
大人はわかるんだけど、
党人、歩道本人としては、
これがすべてって思って何を言われても、
それを具体的に想像ができないから、
これダメだともうダメだみたいな感じになっちゃう。
めっちゃわかるよ。
だよなと思って。
10代の頃とかの自分思い出すよね。
その時はお金とかないし、お金稼ぐすべもなくて、
絶望みたいなのがすごかった。
自分で選択できないことが多すぎて、
だから今回日本の旅した時は、
なんでそんなに楽しかったのかなっていろいろ考えたけど、
もちろん物があるから、行ける場所がたくさんあるからとかでもあるけど、
同時にそれらを自分で働いて、
自分でお金を得て、
そのお金を自分がどういう風に使うか選択できるっていうのが、
すごい大きかったかなっていうのがあって、
それがやっぱり10代の頃日本で過ごした自分と今、
39:01
例えば一時帰国で旅した時の自分とのすごい大きい違い、
選択ができるっていうのだけで、
こんなにも見える世界とか、行ける場所とか、
逆に自分が行かなくていい場所みたいなのを選択できるんだなっていうのは、
すごい大きかったかな。
またこれも話したいテーマだね。
また次のテーマにストックしよう。
39:54

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