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2025-09-15 12:55

#77 北海道エスコンフィールドに学ぶ「もう一度行きたくなる」仕組み作り

多くの女性がストレスを感じがちな「あの問題」を、見事に解決する神がかったオペレーションとは? ビジネスをされている方、サービス業に携わる方、そして普段からストレスを感じやすい方には特に聴いてほしい、目からウロコのエピソードです。

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この間ね、北海道に旅行に行ってきたんですよ。
で、有名な観光地巡ったりとか、それはすごく楽しかったんですけど、
すごい興味深かったというか、すごいなと思ったのが、全くそういう観光地の良さとかではないんですけどね。
子供がプロ野球が好きなんで、日本ハムの新しい球場がね、北海道にあって、エスコンフィールドって言うんですけど、そこに野球を見に行ってきたんですよ。
で、その土地は新広島市って言って、なんか他にも広島県にありそうなんだけど、北海道の札幌からね、札幌っていう中心の市街地から、電車で15分から20分ぐらい離れたところにある市なんですよ。
だから、そこは電車で行かないといけないようなところの、駅降りたら、もうそのエスコンフィールドっていう野球場があるだけ、みたいな。
その周りはほとんど、なんか住宅街だったりするのかな。あんまり何か、それ以外に何かがあるっていう感じでもないようなところなんですね。
で、あの駅に、最寄りの駅に降りたら、もうほぼ全員がユニフォーム着てる人で、エスコンに野球見に行く人ばっかり、もしくは地元の人だけっていう感じで、駅から球場までシャトルバスが出てるんですけど、とんでもない人なんですよ。
多い?
多い。むちゃむちゃ多くて、もう駅の改札まで人行くんちゃうか、これ並んでね。
それでバスが、かなりの本数、市バスみたいな感じで、ぶわーって送ってくれるんで、スムーズには入れたんですね。
で、球場はとにかくすごかったんですけど、いろいろ感心したというか、すごいなと思ったのが、まだできて数年の新しい球場なんですけど、女性がトイレに困らない数が多いんで、
なんていうかな、たとえばホスピタリティを求めたりとか、いろんな目的でサービスのための施設ってあると思うんですけど、女性の場合ってトイレってきれいで、なんとかよりも、とにかく数が欲しいじゃないですか。
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で、一番すごいイメージに近かったのが、高速道路のインターチェンジとかにある女性のトイレって、ものすごい数ある感じで、中はすごいシンプルじゃないですか、別にすごいきれいとか、そういうのもなく、とにかく数があるみたいな、エスコンのトイレもそんなイメージだったんですよ。
すごいシンプルな設計なんだけど、数が多くて、どうせも分かりやすいから、すごい人が流れるっていうのに、まず、うわ、これはすごいなって思ったんですね。
で、試合が終わって、今度球場から出て、バスで、とにかく最寄りの駅まで戻らんことには、どこも寄り道するとこもないし、っていう感じだったんですね。
だから、試合9回終わった人は、全員シャトルバスかタクシー乗り場に並んで駅に行かなければ、それ以外の手段はないっていう感じなんですよ。
そしたら、結構満席に使いぐらい入ってたんで、3万とか4万とか5万人とか、もっとかな、すごい人数がとにかく一気に、一瞬で球場を出るわけですよ。
で、その人がバスで駅にほぼ向かうんですね、9割が。
おー、そうなんや。
で、イメージしたら、これは1分でも早くバスに乗らなければ、この人たちが駅に戻るのに、一体何分、何時間待たなあかんねやろうって思ったんですね。
まあ、すっごい人やったから。
で、ちょっと早めに9回終わって、まだちょっと着席してる人が多いなっていう段階で、ちょっともう並びに行こうかって言って、家族で並んだんですね。
そうしたら、もう案の定とんでもない人は並んでたんですけど、でも、そこでもいいなと思ったのが、その球場出るときに、新広島駅へのシャトルバスに並ぶ時間っていうのを、ちゃんともうその時点で出してくれて、約20分で乗れますって書いてあったんですね。
そういうのも、このわからない身からすると、一体これは何分で履けるのかっていうのって知りたいじゃないですか。
だから、まあ、こんだけおるけど、だいたい20分内にやって、自分で了承してというか、分かった上で並ぶとかなりストレスってないじゃないですか。
でも、それなくあの列見さされたら、一体これは何時間レベルのもんなんやとか思うけど、まあ、これで20分なんや、まあ20分ぐらいだったらまだいいかって言って並び出したんですね。
そしたら、とんでもなく列が動くのが早いんですよ。
でも、目の前には、いわゆるシバスぐらいの大きさのバスですよ。シャトルバスって観光のでかいバスじゃなくて、支援バスがピストンでガーって来てるのに、なんでこんなに早く動くんやろうって、後ろの方に並んでるときは分かんなかったんですけどね。
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近づいたら理由は分かったんですよ。
それが、いわゆるバスロータリーって、演習場にバスが入ってきて、バス乗り場に並んでる人がいて、一定の人数を乗せたら、そのバスが出ていく。
そしたら、次に待ってるバスがやってきて、同じ人数乗せたら、またバスが移動して、次の人が乗るっていう感覚やったんですね。バスってそんなもんやと思ったら、何が起こったかっていうと、バス乗り場に1台に乗るじゃないですか。
その瞬間に、後ろにさらに2台止まってて、2台目にもお客さん乗せるんですよ。
3台目にもお客さん乗せるっていうふうに、1カ所の目的地に行くのに、バス乗り場が縦に3個乗れる場所を作ってて、だから、3台分一気に人が動くんですよ。
だから、乗り口を1個じゃなくて、乗り場を3カ所にして並べたら、もうそれは20分って書いてたのに、10分ぐらいで乗れたわけなんですね。
でも、都会で土地がなかったら、そもそも3カ所に乗る場所は作れないし、それを待たす場所もないけど、田舎なので土地は広いと。
そうすると、もうそこのオペレーションが完璧に整ってて。
すごい。
それを誘導してくれるのは若いお兄さんだったんで、バイトなのか社員さんなのかわかんないですけど、もう手慣れたもんで、カチカチカチって人数をカウントしながら、
はい、じゃあここの人前行ってください。
次、カチカチカチって、はい、次の人はこのバスですって、すんごい手際よく回していかれるから。
すごい。
こんなにでかい球場で、最後の方まで残ってバスに並んでも、多分これ一瞬で駅まで帰れるんやなっていうのに、私は痛く感動してしまって。
で、だいたいちょうど、なんていうかな、そういうのってイライラポイントが大きいじゃないですか。
例えばユニバー行った、ディズニーランド行った、どこどこ行ったって、それは楽しかったけど、その後帰れないすごい人数が多いから、
バスが来ないとか、電車乗れないとかってすごいストレスが、そこで発生することは多いけど、楽しんだ余韻そのままに一瞬で帰れるっていうね。
すごいね。
そのオペレーションに私はすごいなと思ったのと、そういえばトイレも行ったけど、全然並ばへんかったのもすごいなって思って。
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客のニーズがよくわかって、それを設計してあるなって、すっごい思いましたね。
ストレスないし、また行きたいって思うよね。
こんなに人が多くてもこんなに流れるんやったら、もっと最後まで楽しんでも帰れるなとかね、そういうのもあるし、
いやーすごい、このお客さんを人数捌くためにはこうしたらうまくいくだろうって、たぶんちゃんと計算してやってそうなってるんだと思うし、
けれども、改良を重ねて、今はうまく回るようになったから、最初はうまくいかなかったこともあるんやろうなとは思うんですけど、
あの人数がこんなに一瞬で駅まで行けるんだっていう感動、これはすごくって思わぬところで、私はすごいびっくりしてしまったっていうお話です。
北海道に行ったから、景色がきれいやったとか、食べ物が美味しかったっていうので感動したっていう話が出てくるかなと思ったけど、
球場のオペレーションに感動したっていうのが美味しかった。
そう、食べ物もやっぱり美味しいし、海鮮は美味しいし、景色はすごいし、いっぱい良かったポイントあるんですけど、
なんかこのポッドキャストで何喋ろうかなって思ったときには、私はこれをすごい言いたくなって。
なんかサービスを、なんていうかな、自分もビジネスをしてるのでね、サービスを提供する側って考えたときに、
なんかカスタマーは何を求めるのかなとか、何にストレスを感じるのかなってことをちゃんとキャッチアップして、それになんかベストなサービスができることが満足度が一番高くなるんやなっていうのをすごい感じたんですよ。
そこにつながるんですけどね。
そこだったんですね。
そうそうそう。
そういう視点だったわけ。
だって多少なんか行ったお店が北海道って海鮮が美味しいって言って、そこまででもなかったなって言っても、すごい嫌な思い出にはなんないじゃないですか。
北海道のね、ジバさんの美味しいもの食べれたっていう思い出やけど、あんなにいい試合見れたのに帰るバス4時間かかったわとかって言ったら、もう次行こうとはなかなか思えないけど、
こんなにいい思い出やったらまた行きたいなってやっぱ思ったんでね。
こういうふうにお客さんが何を求めてるかとかって、何にイライラしがちなんかなっていうところをちゃんと捉えることってすごい大事やなって思ったんですよね。
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提供側の視点なんですね。
受ける側をやったからこそ、痛いところに痒いところに手が届いてるわって思ったっていう感じ。
今日はくみちゃんの北海道旅行のお話から、くみちゃんの頭の中、思考を覗き見ることができて楽しかったです。
リスナーの方はどんなふうに思ったかな、また感想とか教えてほしいなと思います。ではまた。
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