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2025-03-31 00:00

#53 生の漫才を見てきた!

すごいと思う人も、やっぱり同じ「人」でした。

サマリー

このエピソードでは、漫才の本場である大阪で生の漫才を観る体験について語られています。観客との距離感や、生のパフォーマンスがもたらす感動、テレビと生の違いが分析されており、リアルな体験の重要性が強調されています。

生の漫才体験
このラジオは、私たちが日常生活で、これって興味深いなと感じたテーマについて、10分ほどでお届けします。
では、くびちゃん、今日のテーマは?
はい、生の漫才を見てきたっていう話をしようと思います。
生の漫才?
はい、久しぶり。もう子供の頃ぶりかな、ぐらいかな。
へー。
大阪に住んでいるので、小さい時から土曜日の昼といえば、神奇劇を見るみたいなね、そういう中で育っているので、
お笑いとか漫才とか、神奇劇っていうのはすごい身近なんですよね。
で、ちっちゃい時に見に連れて行ってもらった記憶はあるんですけど、その後、テレビで見たりは多いけど、
実際に劇場に足を運ぶっていうことは全然なくて、
それか、この間、タイミングを見計らって、行けそうだなと思って、漫才見に行ってきたんですよ。
でね、大阪に住んでいると、漫才の劇場って吉本のが結構たくさんあって、
で、大きなので言うと、ナンバの吉本のナンバにある劇場、いわゆる神奇劇をやっている、本当の舞台って言われる大きなところもあるんですけど、
ちっちゃな若手が出るような劇場もいくつかあるんですね。
で、初めはナンバグランドカゲツっていう大きいとこ行こうと思ってたんですけど、時間が合わなくて、
ちっちゃな若手が出る劇場に行ってきたんですよ。
へー。
若手の中でも上手い、売れてる人もいれば、名前を聞いたこともないような人たちも出るような漫才を見て、すごい感じたことがあったんですけどね。
いわゆるテレビで、タイさん、漫才とか見ます?あまり見ない?
ほとんど見ないですね。
じゃあ、全然違うかもしれない。
テレビって、漫才にしても歌に、ミュージシャンにしてもそうだけど、いわゆる売れてる人が出るじゃないですか。
っていうことは、ひとかわ向けたというか、周りから認められた、上手いプロに近いみたいな、そういう人が多いでしょ。
で、ナンバグランドカゲツっていう本当に大きな舞台とかだと、いわゆる本当にベテランの60、70、なって漫才してる人からは、若手でも上手くてテレビに出てて、
あの人すごいっていう人しか出れなくてね。
へー、そうなんや。
そうそう。だから、隅分けが結構あるみたいなんですよ。
ああいう劇場でできたらすごい人。でも、コンに行くために、みんなちっちゃな劇場で毎日腕磨いてるみたいな。
そうなんや。
それで、ちっちゃい方の劇場に行って思ったことなんですけど、やっぱりね、名前が売れてるテレビに出てる人は、上手い。
上手いの、やっぱり。
上手い。それで、お客さんの拍手の量とかね、笑い声とかが、けんちゅうに違うんですよ。
へー。
上手い人と、名前、私も知らないような、若手って言っても、もう40くらいの人も結構いたんですけどね。
で、なんかそれを見たときに、いろいろ生でリアルで見ると、こんなにもやっぱり違うんやっていうのが、すごいわかったんですよ。
ああ、そうなんや。
まあいとか、声の大きさとか、いわゆるこういうのって、授業とかセミナーとかしてると、リアルにそういうのってあるじゃないですか。
そういうのも合いまってんのか、すごい、こんなに売れてる人と名の知れてない人の漫才って違うんやなっていうのをすごい感じて。
全部面白いんですよ。面白いのは面白いんだけど、その面白いの、なんか幅が広いとしたら、もうなんかすごいこの差を感じたというか。
へー。
だから改めてなんか言って思ったのは、大劇場のベテランとか、本当に名の知れた上手い人しか出ていない劇場で、全部漫才見たら、もう全部上手いのここの人たちだけ。
だから、この好き嫌いになるんですよね。みんな上手い中で、私はこの人の漫才が好きとか、これはちょっと上手いんやけど入られへんなとかって。
そういう感じになったんやろうけど、縦のこの面白さの幅、演じて見たときに、なるほどなっていうのをすごい感じたんですよ。
お客さんを巻き込んでるのか、自分たちだけの世界で言ってるのかとか、なんかボソボソ言って声が聞こえにくいなとか、なんかそういうのもあったしね。
へー。
なんかそんなのを感じたのと、あとはすごい売れてる人、若手で売れてる人もいたんだけど、テレビとかメディア雑誌に出てる人ってね、どっかで深刻化しません?
うーん、しますします。
すごい人っていう意味で、一枚肩書きじゃないですけど、自分とは違う世界の、同じ人間なんだけど、別人みたいな人って思う感覚ってあるじゃないですか。
でも、ほんと2、3メートルの距離で漫才見たらね、人やなっていう感じやったんですよ。
リアルの価値
あー、同じね。
でも、別にすごいからといって身長が3メートルあるわけでもないし、160、170、180くらいの、別に周りにいる人と一緒やなっていう感じだし、オーラはすごいんだけど、
人間味を感じると、妄想とか想像で、あの人すごいなとかって思うと、どんどん距離を自分から作って、とにかくすごい人って思いがちだけど、近くで見ると、おもろい人やなぐらいになるというか。
へー。
だから、最近だとYouTube好きで、私も結構見ますけど、この人の言ってることはすごい、社会問題とか、情報系の人とかの話してることはすごいなって思って、その人を神みたいに崇めてしまうけど、
今回私が感じたように、でも生身の人やって感じたら、そんなに自分と差はないかもしれないな、オーラはすごいけどっていう、そういう生々しさを感じれたのはやっぱりオフラインの効果というのかな。
オンラインだとどこまででもすごくなるんやなっていうのに気がついたって感じですね。
へー、そうか。
たとえばメディアだったら、バッチリメイクもしてもらえて、雑誌だったら、ね、シミとかも全部デジタルで消せる時代じゃないですか。
そうするともうなんかすごいってなるけど、生身の人は動いてるし、なんか咳はするわけだし、髪の毛はぐちゃぐちゃになってる時だってあるわけだしって思うと、
一部を切り抜いたものを妄想と想像でどんどんすごくするのって、人間の持つ力というか、
想像力ね。
想像力豊かだからこそ、なんかね、生っぽくなくなるんやなっていうのをすごく感じた1日でした。
なかなか面白い気づきがありましたね。
そうなんですよ。売れてる人と売れてない人ってこんなにやっぱり馬さんの違いがあるんやなと思ったのと、売れててすごいわーって思う人でも、
あ、人やなって、すごいその漫才を生で見れたことの感激とかめっちゃあるんですよ。
いつもテレビで見てる漫才目の前で見れてめっちゃ嬉しいなっていうのは思うけど、だからといってその人が、
あ、人やなみたいなね。高寝台の人やなっていう感じとかが、すごく生々しくて、やっぱオフラインもいいなって感じましたね。
ご家族と行かれたんですか?
うん、1人で仕事のこの時間帯だけ行けるかなみたいな、そんな感じで行ったんですけど。
へー。
面白かったですよ。なんかそんな風に、たえさんも、すごいって思ってた人がそうでもなかったこととかってないですか?
思いすぎてたこの人のことすごいってみたいな。
思いすぎてた、あるかな。なんかセミナー受けまくってる時には、ありましたけどね。
すごいって思ってたけど、実はそこら辺にいるおっちゃんと一緒やったなみたいな。
そうそう、まさにそれとよく似た感じ。
なんかやっぱりなんか、たえさんの今のことだと敬意ですよね。敬意がその人をすごく見せて、自分が想像してしまうけど、
なんかスーツ着てあそこら辺にいるおっちゃんとあんま変わらへんなみたいな感じとかね。そうそう。
へー。なんかリアルで見て、またテレビに戻ると思うんですけどしばらくは、なんか変わりそうなんですか?
あー、そうね。だから、こういう生活を経てみんなこうなっていったんやなみたいなこのプロセスが見えたというか。
あー、なるほどね。
みんな面白いんですよ。みんな面白いんだけど、やっぱり売れてない人っていうのかな、売れ切れてないメディアで、
名前はあんまり知られてないみたいな人たちの哀愁みたいなのをすごい感じましたね。
そうだよ。
そうそう。
その人たちは経験がないとかではなくて、何が違うんでしょうね。
芸歴9年以上とか言ってましたからね。
でもやっぱり面白さはレベルが違うんや。
そうそう、違う。面白いは面白いけど、いわゆる腹抱えて笑うとかにはならない。クスクスって面白いこと言ってるなとかはあるけど、ない。
内容が?
内容もそうだし、ガーって入り込んで、プロじゃないなっていう感じっていうのかな。そんなこと言うのはおこがましいんですけど、テレビに見てる人たちとはなんかやっぱりちゃうんやなみたいなね。
箱自体が違うわけじゃないですか。小さいステージと大きいステージと。こっちの何か期待感とかも違うんかなって思ったけど、それ関係なしにやっぱり、
例えば売れてない人がブランド可決に立ったとしても、やっぱり面白くないかなと思う。
どうなんでしょうね。めっちゃ緊張するやろうなと思いますね。
いわゆる、私が行った舞台の大きさって、小学校でいう行動の舞台よりもちっちゃいぐらいの感じ。
そんなにちっちゃいんや。
めっちゃちっちゃいところです。だからもうなんか、保育園の学芸会とかもできるぐらいの横幅っていうか、漫才ってマイクだけあればできるんでそんなにほら、舞台セットとかいらないじゃないですか。
オーケストラになったらね、それなりの大きさがないと各団員入れないけど、一人と二人で漫才するんだったらマイクだけ立てたらいいから、もうほんとちっちゃいところで見れたか、余計に生みかんを感じれたっていう良さもあったんですけどね。
だからこそ、なんかすごい差を感じたというか、近いから。
なるほど、近いからね。
そう、よかったですよ。
そうか。
ちょっとまた時間見つけていこうかなって思います。
へー。
今日はくみちゃんが漫才を見てきたっていうことで、経験と考えたことを報告してもらいました。
なんかね、あの話を聞いて、最近手軽やからオンラインばっかりだけど、リアルっていうのも違う面白さがあるんだなって思ったので。
私もね、ちょっとそういうのなんかリアルで参加できるものないかなって探してみたいなと思いました。
ではまた。
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