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あんちゃんの何でも言いたい放題
みなさんこんにちは、あんちゃんことあんどうひろしです。
本日もあんちゃんの何でも言いたい放題ということで、お話をしていきたいと思います。
朝日新聞の記事なんですけれども、
学校給食、東京で無償化相次ぐ生じる格差、今春に苦挑戦という記事が出ておりまして、
4月から学校給食を無償化を打ち出す自治体が相次いでいる。
東京都内では新年度、旧区一市が実施を予定する。
一方で、財源がない、国としてやるべきだといった理由で実施に慎重な悔しも多く、
子育て世代の負担をめぐって自治体間で格差が生じている。
ということで、給食の無償化は最近の首長選挙の争点になりがちですね。
まだ学校給食をやっていない、例えば中学校の給食をやっていない自治体は結構ありますから、
そういうところは中学校の給食を実施しますとか、あるいはその先に進んで無償化までやります。
そういうことを公約に掲げている場合が多いです。
最近取り上げたと思うんですけれども、
学校給食というのはやっぱり入札で自宅業者を決めています。
自宅をする会社としては価格競争をしなきゃいけないんですね。
ご承知の通り、学校給食というのは月曜から金曜までしかありません。
それから夏休み、冬休みとかは全部休みになってしまいますね。
なので、学校給食を受けるということはそれだけ売り上げが少ないんですよ、はっきり言いまして。
毎日営業できる食堂ではないので、1年のうちで営業日が非常に限られる業種なんですね。
なので固定費はできるだけかけたくないということになります。
したがって、この学校給食を作る職員さんはアルバイト、あるいは非正規職員みたいな立場になることが非常に多いですね。
そしてできるだけコストを抑えてくれということになりますから、
この人たちに払う人件費はできるだけ安くということが求められるわけです。
そして国がお金を出さないで地方自治体の独自の予算でやりますから、
財源がない地方自治体としては本当に安くやってもらいたいんですよね。
なのでできるだけ安くやってくれということを業者に頼みます。
そして先日、このチャンネルかもう一つのチャンネルかどこでやったかちょっと忘れましたけれども、
学校給食が受けられないと、そういう自治体が増えてきてると、
業者がすいません、うちちょっともうできませんということで撤退してしまうと、
新しい業者が見つからなくて、学校給食が提供できない。
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なのでしばらくお弁当持ってきてくださいと。
そういうふうになっている自治体もあるということをお話をしましたが、
もう本当に今ギリギリの中で学校給食は行われていて、
これを受託する業者は本当に大変なんですね。
そして首長の公約に掲げるのは結構なんですけれども、
じゃあそれを受託する業者の側になって、
誰かそこになり代わってですね、その声を届けているか。
いやいや競争でこれでやれると言ってその仕事を取ってるからいいじゃないかと。
この業者だって儲けてるじゃないかとおっしゃる方いらっしゃるかもしれませんけれども、
責任感でやってる業者も結構あるんですよ。
うちが撤退してしまったらもうこの地域の学校給食やる人がいなくなってしまう。
子どもたちもそれから親御さんも困ってしまう。
だからうちはもう撤退するに撤退できないんだと。
そういう業者もかなりもう責任感で本当に何のためにやってるんだろうしみたいな、
そういう業者もかなりあるんですよね。
なのでもうこの学校給食というものは、
国がお金を出してそれも十分な予算を出して、
そして安定的に受託ができる。
この学校給食を受託したらしばらく安定的な収益が入ってくるので、
従業員も正社員で雇えるし、
そして先の見通しも立てられるから安心して雇用ができると。
そういう環境を作る必要があると思います。
特に今本当に学校給食を求められていますし、
無償化というのも今必要な政策だと思います。
なのでここにはしっかり国が予算つけて、
そして自治体間で格差が生じないように、
そして自治体の財源でやるとなると、
どうしても業者にシワ寄せがいきますから、
この業者も十分な利益が出て、
そして安心してこの業務を来年も受けられるんだと。
そういう安心できる環境を作ることが、
結果的には子育て支援につながって、
そして子どもたちも安心して給食が食べられる。
そして栄養価の高いおいしい給食が食べられる。
そういう状況になるんじゃないのかなと思います。
この学校給食の無償化の競争、
これはこれで結構ですけれども、
やはり財源は国がちゃんと提供して、
地域間格差が生じないようにするということが必要だと思います。
はい、ということで本日もご覧くださいましてありがとうございました。
ぜひ皆さんチャンネル登録と高評価、
そして通知設定もよろしくお願いいたします。
それではアンちゃんの何でも言いたい放題、
また次回お会いいたしましょう。ありがとうございました。