2023-03-05 09:58

維新の会が生み出す分断と憎悪の渦巻く社会

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あんちゃんのなんでも言いたい放題
みなさんこんにちは、あんちゃんことあんどうひろしです。
本日もあんちゃんのなんでも言いたい放題ということでお話をしていきたいと思います。
いよいよ4月が近づいてまいりまして、統一地方選挙が始まります。
そして今年はまた大阪府知事と大阪市長選挙、このダブル選挙が行われるわけですけれども、
4年前はこのダブル選挙で松井市長と吉村知事ということで維新が両方を取ったわけですね。
これでまた大阪は完全に維新の天下になったというわけですけれども、
これが4年後の今年、また同じような形で維新が両方を制するのではないかと、
そういう状況が今生まれつつあります。
そんな中で毎日新聞が今日記事を出しておりまして、
ワンマン社長、市民分断の手法確立、専門家が見た維新松井市というタイトルでの記事を配信しています。
それで地域政党大阪維新の会を設立した松井一郎大阪市長が、
4月6日の市長任期満了をもって政治家を引退する。
維新政治に詳しい専門家は松井市をどう評価するのか。
ジャーナリストの吉富雄二さんは、
維新をここまで大きくしたのは、松井市の手腕と勝負感、
橋本徹氏や吉村博文氏を表看板にし、
裏方で組織を束ねる実務家だったと振り返る。
橋本任期で集まった新人候補に選挙のいろはを叩き込んだのが、
当時幹事長の松井氏や副代表の今井豊元副議会議員だったと、
吉富氏は振り返る。
選挙に強いと言えば聞こえはいいが、
地方自治に正当政治を持ち込んだ橋本任で、
議会が首長の行政運営を検証しなくなった。
地方自治の反面強使のような存在だと、
府の側面を指摘する。
確かに今大阪はもう完全に知事与党とか、
大阪市だったら市長与党ということで、
議会が完全に握られてしまっているので、
やりたい放題なわけですね。
維新のやりたい放題、松井さんあるいは吉村さんのやりたい放題と、
そういう格好になっています。
それで政党の幹部がそこを握っていますから、
これ今の自民党もそうですけれども、
その人たちに反する意見を言うと、
次の選挙で公認をもらえなくなるわけですよ。
そうすると、特に大阪府とか大阪市もそうだと思いますけれども、
03:02
議員の定数を減らしましたから、
維新の公認がないと当選できないという状況になっているわけですね。
なので公認をもらいたいために、
仮に松井さんとかの言うことを間違っていると思っても、
イエスマンにならないと公認がもらえないのでイエスマンになるんですよ。
つまり今の国で起きていることと一緒で、
小選挙区制でその選挙区からは1人しか当選しない。
しかも与党からの公認をもらったら圧倒的に有利で、
そして与党の幹部に睨まれたら公認がもらえなくなる、
公認が外される恐れがあると。
そういう状況になれば、
当然意見を言えなくなってみんなイエスマン化するんですよね。
今の国政における自民党なんかもそうですし、
大阪でも同じことが起きているってことですよね。
そして政党政治をこの地方自治に持ち込んだために、
政党同士の争いになってしまって、
不民とか市民の生活よりも政党のメンツが優先されると。
そういう政治に変わっていったってことなんですよね。
これは本当にここでも書いてあるような、
反面教師のような存在だということです。
要するにああいうふうになっちゃいけないよということなんですよ。
首長とか総理とかもそうですけれども、
一部の政党のための政治をするのではなくて、
地域の住民全員の幸せを考えなきゃいけないと。
だから政党というものをあまり表に出さないというのが、
今までの首長の選挙のやり方だったわけです。
つまり選挙に出ようと思ったら、
政党からは抜けて、
政党から離党して、
そして無所属ですよと、
みんなのための選挙をやるんですよと、
ただ応援してくれるのは確かに、
自民党とかそういうところ応援してくれるけれども、
自分は無所属なんだと、
みんなのための政治をやるんだと。
これが地方自治でやられてきた手法だったんですけれども、
維新の会は、
俺は維新の党の候補者だということで、
選挙をやるわけですね。
なので、俺が勝ったんだから、
俺の言うことが正しいんだと、
俺が民意だということで、
強権的に政治をやっていくと。
そういう手法が大阪では、
維新の会が確立をしたということです。
ということはですね、
この政党に反する意見を言う人は、
ある意味排除されていくわけです。
排除されていくわけですね。
そして俺のやりたいようにやるのが政治だと。
これが気に入らないんだったら、
選挙で落とせばいいじゃないか。
というふうに、
ここでも開き直ってしまうわけですね。
なので議論をして、
妥協点見つけていこうとか、
どっちのいいところを、
みんなで話し合って作っていこうよ、
ということじゃなくて、
俺が正しいんだ、
06:00
という状況になってしまって、
大変息苦しい状況を生み出してしまう。
そういうことなんですよね。
これでこういうことが書かれています。
富田浩二関西学院大学教授は、
強引なやり口で、存在なものいいで、
いかにも古臭い権力者に移るが、
非常に新しいタイプの政党を作り上げた、
異質な存在だと語る。
ねえ、これ褒めてるようだけれども、
そうじゃないんですよ、実は。
不沈の激しいベンチャー政党の中で、
維新が支持を広げた要因を、
富田氏は橋本氏の任期でのし上がり、
市民の間に生じた分断を組織化する、
新しいスタイルを確立し、
中心となったのが松井氏だったと分析する。
つまり、分断を、
要するに敵を作るわけですよ。
この中であいつが既得兵器だとか言って、
敵を作りますよね。
そしてこの敵に対する、
こっちがいい奴らなんだ、
善玉なんだということで、
ここをギュッと束ねて、
政治エネルギーにしていくということですね。
つまり、敵を作るという、
市民の間で分断を生み出すというスタイルなんですよ。
だからこれはね、本当に立場悪いですよ。
国民の間で敵を作り、
そしてその憎しみのエネルギーを、
政治エネルギーに変えていくということです。
憎しみのエネルギーを政治エネルギーに変えたら、
世の中は良くなると思いますか?
まず無理ですよね。
こういう人の恨みとか怒りとか、
そういったものをエネルギーにして、
そしてやっぱりそういうものって、
強いエネルギーを持ちますから、
権力を奪った時には、
勢いがあったら奪い取りやすいんですよ。
でもそれで勢いが出てくると、
本当にその分断とか怒りとかが、
ものすごく大きなエネルギーになって、
国がおかしくなっていく、
その原動力になり得るんですね。
その典型的な例がドイツのナチスだったわけです。
つまり敵を作り出して、
それに対する怒りとか、
そしてこっちに対する優位心とか、
そういったものをどんどん膨らましていくという、
そういう危険性を帯びているということなんですね。
なのでこれ極めてまずい状況だと思うし、
この毎日新聞はすごくいい記事を出しているなと思いますが、
これから4月統一小選挙の中で、
いろんなところで維新の候補者が出てくると思います。
そして身を切る改革ということを訴えていくと思いますが、
身を切る改革というのは、
自分が切られる、自分が切るばかりじゃなくて、
市民の生活も切っていくんですよ。
つまりみんなを貧困化させるという政策なんですね。
今この日本でみんなを貧困化させる政策なんて、
09:03
誰も求めてないわけです。
そうじゃなくってみんなを救い上げる、
みんなを豊かにする政策が求められているんですけれども、
正反対のことを言っているのが維新の会であると。
そういうことなんですね。
ぜひ皆さんにはそういうこともご理解いただいて、
維新の会の危険、危ないところ、
そういうところにぜひ注目をしていただきたいと思います。
ということで、本日もご覧くださいましてありがとうございました。
ぜひ皆さん、チャンネル登録と高評価、
そして通知設定をよろしくお願いいたします。
それではアンちゃんの何でも言いたい放題、
また次回お会いいたしましょう。
ありがとうございました。
09:58

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