2023-01-21 06:45

発注価格が低すぎる

宮崎で学校給食のパン製造業者が、採算合わず撤退。

給食にパン提供できない事態が続いている。 

学校給食は競争入札で発注されることが多いため、受注業者は採算ぎりぎりで受託している場合が多い。

原材料費や燃料費、人件費の高騰には耐えられないのだ。

  物価高騰と人手不足で 給食パンを学校に提供できず 宮崎 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/2023...



●オリジナルキャラクター「赤字さん黒字さん」Tシャツ販売中!

M-1グランプリ出場記念Tシャツも限定販売中です!

★安藤裕チャンネルひろしの視点ストア

●もともとのチャンネル「安藤裕チャンネルひろしの視点」も引き続きよろしくお願いします!

★安藤裕チャンネルひろしの視点

●講演依頼等はこちら

ando@ando-hiroshi.jp

▼安藤裕と直接やりとりできる!オンラインサロン

前衆議院議員あんどう裕 永田町アカデミアはこちら

http://bit.ly/2VQhFPs

●安藤裕(あんどうひろし)Twitterはこちら

https://twitter.com/andouhiroshi

●前衆議院議員 安藤裕(あんどうひろし)オフィシャルサイトはこちら

https://www.andouhiroshi.jp

●前衆議院議員 安藤裕 公式ブログはこちら

https://ando-hiroshi.jp/

●安藤裕(あんどうひろし)Facebookはこちら

https://www.facebook.com/hiroshi.ando.9

●安藤裕チャンネルひろしの視点

進行役マルチタレント大奈

KBS京都Radio「大奈の週刊ダイナリー」出演中

毎週金曜日

https://www.facebook.com/dainadesu

●町の守り神 だいなりん LINEスタンプ

00:01
あんちゃんの何でも言いたい放題
みなさんこんにちは、あんちゃんことあんどうひろしです。
本日もあんちゃんの何でも言いたい放題ということでお話をしていきたいと思います。
NHKのニュースだったんですけれども、こんなニュースが入ってきましてですね。
物価高騰と人手不足で給食パンを学校に提供できず。
宮崎ということで、小中学校の給食に出されているパンについて製造会社が原材料や高熱費の値上がりで採算が合わず人手も足りないとして、宮崎県内の2つの市では先月から提供できなくなっていることが分かりました。
県学校給食会によりますと代わりの業者は見つかっておらず、再開できる見通しは立っていないということです。
宮崎県日南市と福島市にある高率の小中学校合わせて35校では給食で週に2日程度パンが出され、委託を受けた地元のパン製造会社が1日当たりおよそ6000校を納入していました。
しかしこの会社から先月20日にパンを提供できなくなったと、県学校給食会などに連絡があったということです。
パンの製造会社によりますと原料となる小麦やマーガリンなどの価格が値上がりしたほか、高熱費や各学校への配送のためのガソリン代の価格も上がって採算が合わなくなっていたということです。
さらに先月には従業員10人のうち半数が離職しました。
会社では新しい従業員を募集しようと思いましたが、パートの時給は最低賃金に近い金額しか払うことができず、長時間の勤務であることから人手の確保は難しいと考え、パンの提供を断念しました。
日本全国の公立の給食を受け負っている業者はみんなそういう状況で働いています。
しかしパンの製造会社のように、これだけギリギリで働いているのではないかと考えています。
パンの製造会社のように、これだけ原材料費が上がって、さらに配送の時のガソリン代まで上がってしまうと、とてもやっていけないと言い値上がりした分を価格に転換できないわけですよね。
03:01
そして競争入札で取らなきゃいけないから、原価や人件費も最低に抑えているわけですよ。だから人件費も最低賃金に近い金額でしか設定していないと、それ以上の金額は払えないということになるわけですよね。
競争入札にしたら、とにかく民間企業が努力をしていいサービスを安い価格で提供してくれるはずだという、これも幻想ですよね。とにかく競争入札でなきゃいけない。そして安い金額で入札に応募してもらわなきゃいけない。そしてできるだけ安い金額で発注しなきゃいけない。そうしないと無駄だと。
そういうのがずっと最近は蔓延していますから、このデフレの中でみんな、本当に使命感でこういった給食業者はやっていると思います。これ宮崎だけの問題じゃなくて、いろんなところで給食の受給してくれる業者が見つからない。こういう話って本当は日本全国ですごくいっぱいあるんですよね。
そして何とか受注してくれと、何とか受け負ってくれと、そういうことで頼み込んでいる。そして受け負った側もそこまで頼まれたら仕方がないけれども、でもこれ儲からないから本当はやりたくないんだよねっていうところ本当に多いと思うんです。しかも学校給食っていうことは休みが多いじゃないですか。
土日が休み、夏休みとか冬休み、春休みは全部休み。そこは利益出ないわけですよね。飲食業をやっている人はよくわかると思いますけれども、飲食業はお店を開けてなんぼの利益ですから、お店閉まってたらそれだけ利益減るわけですよ。この学校給食はもう受け負った段階で営業できる日が限られていて、そして固定費を抱えているとそれだけ赤字になってしまいますから、
従業員はパート自給ということでやらざるを得ないわけですね。本当にこの学校給食というものの厳しさ、そしてこのようにもう自宅できないぐらいの安い金額でしか発注していないということは、子どもたちに学校給食が提供できないという事態も考えられるわけですね。
これも金薬財政のなせる一つの成果です。そして地方自治体にはそれだけの予算がないから、公立学校も給食にはこれだけの委託費しか出せませんよ、そういうことになっていくわけですよね。こういったもの、いろんなことに金薬財政の縛寄せが行っていて、そしてそれがどこに行くかというと、やっぱり子どもたちにこの給食の提供ができないとか。
一番大きな影響は経済が縮小して、もう投資不足によって今の子どもたちが大きくなった頃には、もう設備はボロボロ、そして経済力は世界第3位の経済大国ではなくて、もっと低いランクの経済中国ぐらいの国しか残せない。これこそが子どもたちに対する付け回しということになります。
06:11
かなり最近は積極財政に対する理解も深まってきたというか、かなり議論が起きるようになってきました。そして政府の赤字はみんなの黒字、これをもっともっと広めていくことによって正しい財政政策が取れるようになると思いますので、ぜひ皆さんご協力をよろしくお願いいたします。
はい、ということで本日もご覧下さいましてありがとうございました。ぜひ皆さんチャンネル登録と高評価、そして通知設定もよろしくお願いいたします。それでは明日のなんでも言いたい放題、また次回お会いいたしましょう。ありがとうございました。
06:45

コメント

スクロール