2022-12-22 07:57

薬価切り下げで日本の競争力はまた弱る

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あんちゃんのなんでも言いたい放題
みなさんこんにちは、あんちゃんことあんどうひろしです。
本日もあんちゃんのなんでも言いたい放題ということでお話をしていきたいと思います。
来年度予算編成が大詰めになってまいりまして、ほとんど気にされていないんですけれども、
緊縮財政がまた大きく一つ実行されようとしています。
これは、政府は21日、薬の肯定価格である薬価、薬の価格ですね。
この薬価の2023年度改定をめぐり、全医薬品約19,400品目の半分で価格を引き下げ、
医療費約3,100億円を削減する方針を決めたということですね。
それと加えて、前年度と比べた社会保障費の伸びは4,100億円程度となり、
当初見込みよりも約1,500億円抑制されたということです。
鈴木春一財務大臣と加藤勝信厚生労働大臣の閣僚折衝で合意をしたということですけれども、
薬価の引き下げはずっと続いてきておりまして、
医療費削減のためにはこういった薬とか、あるいはお医者さんの技術料とか、
あるいは歯医者さんの技術料とかですね、
そういったものを下げないと医療費を削減することができないんですよね。
医師会とか司会師会というのは非常に政治力が強い。
自民党の選挙もものすごい一生懸命応援もします。
それから自分のところの組織内広報を参議院議員に送り込んだりもしています。
そうやって政治力を確保しようとしているわけですよね。
なので最近の医療費の改定の中では、
お医者さんの技術料とか、歯医者さんのそういったものはちょっとでもいいからプラスになると。
それに比べると薬の方の人たちの政治力は弱いんですね。
確かに薬剤師農業会の人から参議院議員に送っていると、
そういう人もいるんですけれども、
それでもやはりお医者さんとか歯医者さんに比べると政治力が弱い。
そして財務省がこの社会保障費の伸びを抑制したいということになってくると、
どうしても政治力の弱いところにそのしわ寄せがいくということになります。
つまり薬の値段は引き下げますよということになるわけですね。
でもこの薬の値段というのは非常に難しくて、
どれが適正な価格かというのは非常に難しいですよね。
だけれども、昨今のコロナの話でもわかる通り、
03:03
いろんな薬の、いろんな病気を治すための薬を作るためには、
研究開発費がかなりかかります。
研究開発費をしっかりと投じて、そしてきちんとした治験もやって、
それで安全な薬を開発するということを製薬会社はやっているわけですね。
その製薬会社がそのような研究開発をする費用というのはどこから出てくるのか。
これは今まで開発をした薬を販売して、
その薬の販売した利益から研究開発費を出していると。
そういう流れになっています。
そうなってくると、このように薬価を切り下げるということは何を引き起こすか。
もう簡単にわかりますよね。
そうやると製薬会社の利益は削減されることになります。
製薬会社の利益が削減されたら次はどこに行くか。
次に行くのは研究開発費の削減です。
研究開発費を削減されたら製薬会社はどうなっていくか。
新しい薬を作る能力が他の国のメーカーに比べて弱っていきますから、
そういった製薬業界の中での競争力がだんだん落ちていくということになります。
つまり薬の世界でも世界の中でのトップクラスであった日本の製薬会社の競争力が、
これも緊縮財政によってその力が削がれていく。
そういう流れが作られているんですよね。
コロナの時にワクチンが日本では作れなかったのはなぜか。
それはワクチンは儲からないので日本の製薬会社は撤退していたわけですよ。
日本の製薬会社はワクチンの製造から撤退をしていたので、
外国から高い値段でワクチンを買わなくてはならなくなったということがあります。
これはありとあらゆるもので利益が出ないものから日本の製薬会社はどんどん撤退をしているんですね。
なので日常的な薬は案外儲からないのでそういうところから日本の製薬会社はどんどん撤退しています。
そうすると日常の風邪薬は日本人は使わないか?
使うんですよ。
じゃあその薬は誰が作るようになるんですか?
それは中国のメーカーが作るようになるんですよね。
つまり日本の製薬会社がこのように薬価を切り下げて利益が出なくなって、
そして利益が出るところに集中とかですね、
そうやって選別をしていくと売れるけれども儲からないものは排除していく。
そうするとそこは中国のメーカーが買っていって、
日本人が日常的に使う薬は中国産というような話になっていきます。
これも安全保障上こういうことでいいんでしょうか?
06:02
防衛費を倍にするとか言って鼻息荒くやっていますけれども、
その前に目の前で我々の生活を支えているところが中国の人たちにどんどん取られていってるんですけど、
それは放置ですか?
そういう話になってしまうんですよね。
今回相変わらずこの薬価が切り下げられるなと思う。
これいつものパターンなんでね。
やっぱりまたこういうことが起きたかというふうに思っていますけれども、
これが緊縮財政によってまた日本の経済にも悪影響を及ぼすし、
製薬会社の経営にも悪影響を及ぼすし、
ひいては日本人の安全保障というものにも悪影響を及ぼしているんだということを、
ぜひ皆さんにはご理解をいただきたいと思います。
ということで本日もご覧下さいましてありがとうございました。
ぜひ皆さんチャンネル登録と高評価をよろしくお願いいたします。
それではアンちゃんの何でも言いたい放題、また次回お会いいたしましょう。ありがとうございました。
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