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あんちゃんのなんでも言いたい放題
みなさんこんにちは、あんちゃんことあんどうひろしです。
本日もあんちゃんのなんでも言いたい放題ということでお話をしていきたいと思います。
10から12月のGDPの速報が発表されまして、一応プラス成長ではあったんですが、
残念ながらまだ日本はコロナ前の2019年の水準までは経済の規模が戻っておりません。
アメリカとかヨーロッパとかはもう完全に戻っていてですね、元の姿以上に経済が大きくなっているわけですけれども、
日本だけが取り残されていると、そういうことです。
これはやはり日本の経済支出、財政支出ですね。
国民に対する支援が徹底的に足りなかったと、ものすごい出し惜しみをしておりましたので、
その分国民生活にダメージが行っていて、企業も個人も物を買う力を失ってしまったということですね。
これ当たり前ですよね。
企業活動をするなと言ってその分のお金は出さないとしたわけですから、その損害は国民側がこむっているわけで、
政府が赤字を拡大するのを嫌がったために国民の黒字が縮小して国民が赤字化をしたということなので、
非常にわかりやすい結果だなと思っています。
このコロナの時に日本がアメリカとかヨーロッパ、世界各国に比べて財政出動を拡大しなかったのは、
日本には財政出動する余力がないからだというのが最大の理由であったわけです。
それを本気で信じて、日本はもうお金が出せません、政府はお金がないのでお金が出せませんということで、
そのしば寄せが全部国民に行ったということですが、
これで私がすごく思ったのは、いわゆる安全保障の部分です。
仮に何かしら日本が有事に巻き込まれて、戦争みたいなことが起きたとしますね。
その時に必要なのはやはりお金なわけですよ。
お金が必要な時にはどうするのかと。
よく財政健全化を推進する議員の人たちの中にはこういうことを言う人がいます。
そういう有事のために日頃から財政健全化に備えていくんだと。
日頃から財政健全化に備えていれば、
この有事の時にお金が必要になってもお金を借りることができるから、
調達することができるから日頃からの財政健全化が必要なんだと。
そういうことを言う人がいるんですけれども、
だったら仮に有事になって財政が健全化している時に有事が来て、
そしてお金を借りました。
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でもどこかでお金を借りれなくなる瞬間がやってくるかもしれない。
つまりこの状態が長引いて、
いつまでもお金がだらだらと必要になるかもしれない。
そうするとどこかでだんだん政府の債務残高が積み上がっていって、
お金を調達できない時期が来るかもしれない。
そうなったらどうするんでしょうか。
そうなったらもう降参ということをして、
もうお金が続きませんので、
もうこの安全保障の危機は乗り越えることができませんでしたと言って、
諦めるしかないということなんでしょうか。
私はこのコロナの時も思ったんですけれども、
そうかと。
誰もこの日本で自民党の中でも、
安全保障は自民党だとか言いながら、
危機の時のお金の調達のことを誰も考えてないんだなって思ったんですよ。
つまり危機は起きないっていう、
みんなお花畑の中で暮らしてるわけですよね。
例えばそんな有事が起きたらお金は作るんですよ。
日銀直接引き受けていいんですよ。
その時こそ非常事なわけだから。
そうやってお金を調達して、
戦費が尽きないように、戦費には決して穴が開かないようにやるのが、
当然政府の仕事なわけですね。
コロナも目に見えないけれども、
経済的な打撃を受けていることは一緒なんで、
言ってみれば、
透明の目に見えない爆弾が日本全国に落とされたのと同じなわけですよ。
もう完全に有事なわけですよね。
その時に政府にはお金がありませんので、
借金が積み上がっておりますので救済しませんっていうのは、
まさに非常事に対する備えというか、
資金調達の考え方が全くできてなかったんだなということが、
非常によく分かりました。
その後一旦、経済の規模がまだ2019年まで追いつかずに、
世界の中で取り残されると。
でもそんな中でもアメリカとかが金利が上がっているから、
日本も利上げをするべきだみたいなですね、
わけのわからないことを言う人たちがいるわけですけれども、
日本はまず他の国がやっているように経済を成長させる。
そのために必要なことは、
減税と低金利を継続すること、金融緩和を継続することですよね。
どんな初心、初歩的な経済学の教科書にもそういうことが書いてあります。
そういうところに立ち戻って日本の経済を成長させる、
そういう政府を取り戻すことが必要だと思います。
ということで、本日もご覧下さいましてありがとうございました。
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それではアンちゃんの何でも言いたい放題、また次回お会いいたしましょう。
ありがとうございました。