土地所有権の国際事情
前回からの続き
次が、土地の所有についてっていうのね。
面白かった、企画が。
そう、いろんなこと考えたなっていう。
そう。
思ったよ、私も。
なるほどな、みたいな、なんか。
全然、日本の方からいっぱい。日本語オリンピックだから。
でもさ、もともとが1個の土地に複数権利があったみたいな話でしたよね。
確か。
日本の場合、1つの土地に、商、商家なのかな、税を取る権利を持ってる人もいて、そこを耕す権利の百姓がいて。
領主的土地所有と百姓的土地所有が複層している状態だったのを、無理っくり明治がいきなり一致主義にしたから、いきなりこの土地は誰のものだ、みたいな問題に発生したっていう話でしたね。
だから、今や一致主義がすごい当たり前になってるから、確かに昔は権利が分かれてたような感じでした。
頑張ったよね、これもね。
大変だっただろうなって思って。
領主的と百姓的になってしまうと、身分制度を消せないから。っていうのもあるでしょうしね。
というので、じゃあ各国。
各国のほうが面白い。
今や一致主義で、一つの土地に一つの主になれてしまった私たちですが。
イギリスと日本の比較
どこから行く?
出るんですよね、このかがやす権利って。
でも借りるんじゃないの、その場合って。
大阪県?
土地を所有してるわけじゃなく、その土地の所有者からかがやす権利を借りている。
だから、所有してるわけじゃない。
所有の形態の1個だったのか。
同じような感じがするけど。
はい。
じゃあ各国行きましょう。
各国ね。
順番に行くか。
イギリス。
イギリスは土地は最終的には国王のものである。
厳密には国王から与えられた土地保有の位置形態。
うーん、そっか。
国王なのか、民なのか、みたいな。
国王が一応、教会のトップですかね。
イギリス国教会の。
これをするとどうなるんだ。国王だってすると。
最終的には国王の判断みたいなのができるのか。
うーん、なのかな。
本当にぐちゃぐちゃみたいな。
強権的にできるのかな。
どっちかっていうと外国に取らせないことができるんじゃない。
なるほどね。はいはい。
これはそうだ。
うん。あとそっか。
ここで日本との顕著の違いというよりは、日本の特徴を1個に変えてくれてるのか。
AIさんが。
日本は土地と建物が別の権利であるっていうのは、これはイレギュラーらしいですね。国際的には。
そうなんですね。
確かに土地だけ売ったり建物だけ売ったりできるからね。
できるできる。違うんだ。
日本だけらしいですよ。土地から独立して建物を所有することができない。
へーすごいね。そうなんだ。
人間同士のルールだからやりたい放題なんだなと思った確かに。
中国、ドイツ、ブラジルの法律
謎っちゃ謎じゃないですか。建物自分のものだけど、
こっちは2,3人に分かれて権利持ってますからさ。
そのうち一部分が削られたとして、じゃあその建物どうすんねんって思うときあるよね。
思うよね。
宙に受けと、みたいな感じあるよね。
うん。そうだよね。不思議だよね。
不思議だよね、確かに。
いっぱい取引できるよね。
取引量が増えるわけって増えるだけ。
でもね、その土地の人も急に建物をどかせということはなかなか難しかったってわけでしょ。
そう。
難しいなと思った。
戻ってイギリスはふーんと思って見てましたね。
さあ中国。
中国ね。自由は禁止ね。
国のものってことだよね、きっとね。国か集団のものなのか。
あー。はいはい。
国もしくは部族からある集団のものってことでしょうね、きっと。
心身切れの法人ではなさそうに言いますけどね。
物であって、個人が所有することは禁止になります。
借りる土地使用権を取得する。
かつ期間は最長70年だ。
へー。
え、そうなの?最長70年。あ、そう。
買い直すってことじゃない?
そういうことですよね。
外国人もこの権利を取得できる。
不思議なのよ。日本の土地を買っているのか日本の建物を買っているのかわからないけど、
チャイニーズマネーが結構出てきるじゃないですか。
彼らは自分の国では土地を所有できないけれど、
日本の土地なら買えるってこと?
そうだね。
日本の土地の場合は外国人がどうだって言うので許されてないとかあるのかな?
いや、そんなことないと思う。
誰でも買えるの?
誰でも買えると思う。誰でも売買いしてた。
あれの会社で。
おー。
うん。外国人だからみたいな調査してたけど。
土地買わないよね。
うん。所有できるってことだね。
重要土地等調査法。防衛施設とかそういう特別区域は禁止してるけど。
それはもうみんなだよね。
英国の場合は全土でしょ。
中国の場合も全土でしょ。
中国人の方は自分の国に出たら日本では買えるわけですよ。
そうだね。一国一条の市。日本なの慣れるぞ。
城じゃないよね、もう一国って。
一国一条ってそういうことか。国がこっちなのかね。
一国、漢字はそうだけどイメージと違うイメージですね。
そうね、広大な場所を取ってる感じだもんね、国って多分ね。
うん、そう。
うん。
一国一条なる市になるには外に出ろと。
外に出ろっていう感じで言ってるのかもしれないですね。
防衛面とか思ったらあるけどね、と思うけどね。
うん。
わからんことないけどね、そのスペアが。
じゃあ、たぶんあれじゃない?私が気にしてたのはドイツとかブラジルあたりじゃない?
面白かった。
ドイツは、
所有権を負うんですって。
すごいね。
所有権は義務を負う。
いいですね。
所有権は義務を負う。
所有権の行使は同時に公共の福祉に役立つべきであると規定しているって書いてあるね。
そうなんだって。
面白くない?なんか。
すごい、そうそう。だから土地を持つってことは、なんか公共の福祉に役立ちなさいっていう、
貢献しなさいっていう義務も一緒に買ってるよっていう。
そう。
へへーだって。
たぶん日本だと公共の福祉に反しない限り使っていいよ、ですね、たぶんね。
そうですね。反しない限りだけど、積極的に貢献しろみたいな感じ?
環境規制、文化遺産保護などに関する法律に対して、より憲法上の根拠になるってことですね。
すごくない?
似たようなのがブラジルの財産の社会的機能。
ブラジル憲法は財産がその社会的機能を果たさなければならないと規定している。
財産がか。だから全ての財産は社会的機能を果たさなければならないのね。
結構広いね。
結構広いよね。
財産結構あるよ。
これこそ腐敗させてはいけない原則。
ブラジルで生きてるのか。
ちゃんと使われなければいけないんですと。
ワニマール憲法、ドイツの憲法がどっちから来たかわからないけどね、ブラジルの方がそれに近く見えるね。
確かにね。
ただ広く農地を持っていって耕さないがアウトってことですよね。
うん。
そうなんだって。
でもこれすごいよな。
無駄なもの全部有効活用にできちゃう。
有効活用してなきゃ取り上げるみたいなこともできちゃうってことだよね。
ブラジルできちゃうの?
そこまでの罰則は強いかわからないけど、指導はできそうだよね、少なくとも。
社会的にも果たしてない農村の自粛を土地を持たない農民への再分配のために政府が収容する権限を与えていると。
すごい。耕せなかったら取り上げられるんだ。
生産性の低い広大な大土地所有とか。
ただ広く持ってるだけみたいな。
ダメ。
日本の田舎にいる無駄に山持ってる人とか取り上げられるってことかな。
取り上げられる。
自分も好きで持ってるわけではないんですけどみたいな人多そうだけど。
そうね。
これを読んだ時に思ったんだ。
私も富山の方に使われていない土地と使われていない廃墟があるわけですよ。
もう祖母が亡くなってしまってから誰も住んでおらず。
取り上げてもらってもいいんだけどなって思う。
取り上げてほしいみたいなのもあるよね。
なんか知らんけど税金だけ毎年かかるっていう。
でも売れもしないの。
そんな小民家再生するほど恵まれてるわけではなく、小民家でもなく。
そんな観光地に近いわけでもないっていう。
空き家問題ね。
空き家問題はいい感じにこのブラジルモデルで。
取り上げてほしいよね。
取り上げてほしい人って結構いる気がする。
なんでもいいから使ってもらいたいんですよ。誰かに渡してっていう。
いいんですよっていう。
国に寄付っていう制度があんまないんだよね。
もらっても国も耕せないんだよね。
そうなんだよね。
国も使い道がないんだよ、あの土地は。
でもだったら持たせといて税金取れた方がいい。
そうだね。
そうだろうなと思う。
よくないね。
例えばそこに防波堤が建てなきゃいけないような土地だったらさ、
積極的に持っていくと思うんですけど、
使い道がないのよね。
そうだね。
ちなみに駐車場とかにしたら商業土地になるからより税金が上がるらしくて、
それすらできない。
誰も泊めないしね、そこに駐車しないしね、土地余ってるからさ。
マイナスだね。
そうそう。
秋山だよ、だからちょっとでも収入を得たい国は動かないだろうね。
そうだよ、そんなこと考えたら。
そうだよね、ちょっとでも収入を得たいし、
いやでもほらね、
1、1土地1所有にしか。
そうそう。
無所有ちょっとできないしさ、
国有とかに行ったらその後めんどくさいでしょね。
そうなのよ、雪かきとかしなきゃいけなくなっちゃうし、
その建っている建物壊さなきゃいけないし。
もうね、誰か国民のものに出会ってほしい。
そいつにお金を払わせて何とか管理させたいっていう。
管理義務で。
あ、管理ね。
管理か、管理の義務ね。
所有をするってことは管理がやっぱ来るんだな。
うん。
いやー、
そうよね、そうそう。
国の土地になったらやっぱ管理しなきゃいけなくなっちゃう。
費用がやっぱかかるんだよね、きっとね。
雑草がボウボウに生えてさ、
動物とか結構来ちゃったりとかさ、
猫の広場とかになっちゃったら国が対処しなきゃいけなくなっちゃうもんね。
そうだよね。
もったらかして腐敗してなくなるわけじゃなくて、
そこに違う生態系ができちゃうからさ。
自然としてはいいのかもしれないけど、
隣近所に住む人からクレームくるわな。
そうだね。
土地の所有権の国際比較
隣も空き家なんだけどね。
隣も空き家なんだけど。
隣の空き家からなんかこう、
隣の空き家にある木がめっちゃうちの方に来て、
結構入ってくるんだよね。
所有権は猫の方にあるからさ。
相手側の木を切るわけにはいかず。
でも今あれだよね、枝だけだったら切れてる。
そうなの?変わったのかな。
変わったのかな。
まざまざ切るかっていうのもあるんだけど。
なんかちょっと前に、一応家の前までいたときに、
前回のおばあちゃんが、
どうしてもなんか危ないかなと思って、
ちょっとごわごわに入ってたら勝手に切っちゃったのよ、
ごめんなさいねってめっちゃ謝られたんですけど、
全然ありがとうって感じだったんですけど。
全然ありがとう。
確かに所有権としてはこっちにあるから、
言うはざるを得ないよねと思いつつも。
難しいね。
物を所有する方が負担大きいからねって思った。
がドイツとブラジル。
ブラジルの方がより強力に見えたけど。
持つってことは社会的に何かせいっていう義務も発生する。
次がサハラ以南、アフリカの郷土を中心ですけど。
これよくわからん。
でもあれよね。
その土地の種族が持ってるみたいな感覚ですよね。
絶対的には排他的でもないぐらいかな、特徴としては。
でもここもあれだ。
異なる人が異なる権利、耕作する権利、放牧する権利、薪を集める権利を、
それぞれ別の人が同じ土地に対して持っていることがあるか。
日本の明治前の中層権利。
こっちのほうが自然な気がするな。
一地一種がちょっとなかなか日本じゃないなと。
人間中心主義すぎる気もするな。
一地一種が結構大変ね。
大変よね。
原来の自然なものにしたほうがみんな楽そう。
オーストラリアとカナダも多分似たような感じのこと言ってたかな。
先住民の権利みたいなのが、多分公発的に改めて認められたみたいな世界なんだろうな、これ。
枠婦制度の特徴
即日化したけども、一旦。
でも先住民って本当は権利あるよね、また戻ってきてるっていう世界。
イスラムの枠婦制度。
これは放棄できる。放棄じゃないんだけど、寄付。
寄付できるんだね。
寄付できるんだよね。
でも寄付したら永久に停止してはいけない。
永久に処分ができないんだよ。
財産は特定の社会機能に永久に固定される。
主要権は事実上神に移転されるって書いてある。
先住枠婦として、枠婦っていうのがイスラムにおける寄付制度の名前だけど、
枠婦として設定された財産は、その原本を売買はもちろんできないし、贈与もできないし、相続されることもない。
私的な小取引から永久に切り離される。
たぶんその土地そのものの機能を変えることができなくなっちゃうんじゃないか。
そんな感じするね。
病院とかモスクだったら、それを変えられずずっとそのままいなきゃいけないっていう感じじゃない。
病院から別のものに変えるみたいなことができないんじゃないか。
書いてあるね。枠婦の病院は永遠に病院であり続ける。
そういうことだね。
日本の公園は政府によって売却される可能性はあるけど、枠婦の病院は永遠に病院。
そう。
強いね。
強いよね。これさ、人工胴体とか変わったらどうなるの?と思って。
そうなの?学校とか。
病院は病院の中の種類が変わるだけかもしれないけどさ。
言っても今保育園ちょっと前不足してたけど、今空いてきてるでしょ、多分。ちょっと少子化すぎて。
結構あれよね、マーケティングじゃないけど。
ここ絶対この中心街だから、学校は絶対なくならないみたいな。大学は絶対ここでいけるみたいな。
人が減ってもずっとそこは大学であり続けるべきだっていう感じなのかもしれないけどね。
うん。そうね。
ニーズではなく、そこは病院であり続けるべきだ。大学であり続けるべきだ。
いらなくなる施設ってほんとないのかな。
いや結構なんか、すごいね。
枠婦の原則をクラウドパンディングのような現代的な金融ツールと結びつけ、社会的企業に資金を提供するなど、新たな形で活用されてるって書いてある。
そこはもう変えられないから、そこを軽視してくれる人探すのかな。
ちょっと柔軟にしたいのかな。
ちょっとそういう、どっかで無理くるよね。人口変わるからさ。
土地ってやると結構大変だけど、資金、この資金は絶対それに使うみたいな、プロジェクトベースに。
それは家が。
そうね、社会的企業に資金を。絶対病院になるで、その元の持ち主から離れるから、それはイスラム教の指導者なのか国家にサービスとして来ちゃうんだよね、その利益を。
それを運営費に還元するもありだけど、クラウドファンディングに使い始めました。
土地の利用用途ってどこまで変えられないんだろうって感じは確かにある。
でも判断できないよね、国のものじゃなくて神のものなのね。
土地ってじゃあ、初めは別に無法主体じゃないけど、誰が持ってもいい状態。
共産党が持つみたいな感じでもなく、政府が持つとかでもなく、真っ新な感じで、でもこれは神様に捧げます。
神様に土地を捧げるんだね、そこがちょっと面白いね。
人間が持ってたものを神に捧げるって感じなんだ、土地って。
土地とその建物は別々のものではないから、日本とは違うから。
だから病院を捧げますんで、間違いじゃない。
あ、そういうことか。
財産を所有権、財産の所有権を神に移転するって言ってるから。
あ、建物。
も含めて。
そっかそっかそっか。
だからそれを一回あげちゃったら、あげた人が判断して変更は本当はできるんだけど、
神様は変更という判断をしてくれないから、永遠に病院であり続けるってことだよね。
うーん。
理論上は。意思決定者が神になっちゃうから。
うーん。
どうしよう。
どうしようってすごい。
あっちゃった、どうしようみたいな。
誰もいない救済施設とかができちゃってるのかね。
うーん。
なんか似たような利用用途でちょっと改変していくんだろうけどな。
うーん。
なかなかそうじゃないかね。
はい、そんな国際事業でした。
こっちの。
比較すると見えますね、なんか。
なんかいろいろね、いろんなこと考えますね。
うん、ね。
この土地は一体誰のものなのかですよね。
そうね。
はい。
じゃあちょっと。
あとワクフ。
次に行きましょうか。
次回へ続く。