1. アメコミ放浪記(ポッドキャスト版)
  2. 【第6回】新刊&ニュース紹介「..
2023-05-29 17:10

【第6回】新刊&ニュース紹介「アイズナー賞ノミネート作品について」、「パニッシャーを取り巻く状況」など (5月29日)

今週発売予定のアメコミ紹介と、アメコミ業界のニュース紹介。

・更新が跳んでしまいすみません

・アイズナー賞ノミネート作品について

 ・『バットマン・ワンバッドデイ:リドラー』はアイズナー賞とってほしい

 ・陰謀論コミック『デパートメント・オブ・トゥルース』がツラくて面白い

などを話しています。

Twitterアカウント:@nobnobnobbonbon

#アメコミ#アメリカンコミック #マーベル #DCコミックス #バットマン #リドラー

00:06
ポッドキャスト版アメコミ放浪記をご視聴の皆さん、こんにちは。
このポッドキャストは、アメコミ好きの会社員、私、NOBBONが、最近読んだコミックの紹介を中心に、アメコミ関連の話題をさせてもらうものです。
実際、今日は最初から、お詫びからです。
以前、このポッドキャストの更新スケジュールについて、
毎週月曜日に新刊の紹介を行って、毎週土曜日に個別タイトルの紹介をしますという話をしたと思うんですけれども、
実は、これを発表した時点で、毎週個別タイトルの紹介をするのは厳しくて、どこかで破綻するだろうから、無理そうなら早めに一回ちょんまくろうと思っていたんですけれども、早々に無理になりました。
これは、仕事が忙しかったのと、プライベートが忙しかったのと、ついついゼルダを買ってしまったことが原因ですかね。
主にゼルダですかね。
これからは、個別作品の紹介は、2週に1回という風にさせてもらおうかなと思います。
なので、次の土曜日に個別作品の紹介をさせてもらおうと思います。
というわけで、お詫びも終わったところで、今週購入予定の進化の中から、個人的な見どころを紹介していこうと思います。
なんですけども、今週、実は購入予定って1冊だけなんですよね。
これは発売日が少ない第5水曜日なんで、知らないかなと思っていて、別の昔買って積んでた作品を買おうかなと思っています。
その唯一の今週の購入作品が、マーベルのパニッシャーになります。
こちらは、ジェイソン・アーロンのパニッシャーの完結編になっていて、
実はこの作品って、次の作品紹介のポッドキャストで、このタイトルをやろうかなと思っていた内容になります。
ざっくりあらすじを言うと、忍者集団のハンドの主要になったパニッシャーが、
ハンドの全組織のリソースを犯罪者の処刑に追い込み始めるというような話になっています。
実はこのパニッシャーって、ちょっと疑惑つきでして、
実はこのパニッシャーが始まる前って、
米国の正義軍であったり、警察とかの間でパニッシャーの使うマークを使うのが流行って、
恐らく問題視された時なんですね。
おそらくパニッシャーの使うマークっていうのは、
昔から軍とか警察で使われていたと思うんですけども、
要はブラック・ライブズ・バターの運動の広がりのきっかけになった、
警察による暴行事件というのがあったと思うんですけども、
あそこらへんの流れから、公権力による暴力の暴走というのに、
03:06
かつてはなく厳しい目が当てられるようになって、
その関係で警察がパニッシャーの使うマークを使うということが非常に問題視されるようになって、
そんなこともあって、正直今の状況だと、
パニッシャーというキャラクターのコミックを今後マーベルが出すこと自体も厳しいんじゃないか、
みたいなことを言われていた時期に発表されたタイトルなんですね。
そんな厳しい状況で発表されたパニッシャーなんですけども、
実は発表時に一問一答ありまして、
新しいパニッシャーというのは忍者なんで銃を捨てて刀を使いますと。
なおかつおなじみのスカルマークではなくて、
新しい悪魔をモチーフにしたログマークに変えますというふうな発表があって、
これがBLM問題とパニッシャーとの関係を断ち切るための手段ではっていうので、
ちょっと非難があったんですね。
要はどういう非難かというと、
コミック側がある意味身を引くことでスカルマークの仕様とか、
そういうことをある意味ツインにするような感じになるんじゃないかというので、
ちょっと否定的になりました。
ただこれを読んでみると、実はそういう刀使いますとか、
スカルマーク使いませんというのは非常に小手先でして、
もっと本質的なメッセージというのをパニッシャーの中で世間に対して発信してるんですね。
その内容がちょっと痺れる内容なので、その話を次回の更新ではしたいかなと思っています。
そんなわけで今週講義はその一つだけなんで、
次は今週終わったアメコミ関係のニュースのお題に入ります。
ニュース関係は大きなニュースがありました。
それは2023年のアイズナー賞のミュート作品発表でニュースになります。
アイズナー賞というのはよくコミック界のアカデミー賞なんて呼ばれるような、
おそらくアメコミ関係での最高権威の賞になっていて、
ミュート作品が発表されたんですけども、
昔からこの賞自体が非ヒーローものが強い賞だったんですけども、
今年はDCが16作品のミュートで出版社で2位と、
マーベルが12作品で出版社の中で4位ということで、
これなかなか健闘しているんじゃないかなと思います。
ざっと見て気になった部門とかを紹介すると、
まずベストシングルイシュー部門、
要は一冊だけで完結する内容でのベスト作品なんですけども、
06:04
こちらはマーベルからは、
メリ・ジェーン&ブラックキャットと、
ムーン・ナイト、ブラック、ホワイト&ゴールドの第2巻ですかね、が飲み寄せされています。
ただ何と言っても私の一押しは、
DCのワンバッド・デイ、リドラー、トム・キングになります。
実はこれ知っている方もいると思うんですけども、
私はトム・キングの大ファンでして、
推しキャラはいないけども、
推しライターはいるって感じで、
トム・キングのファンです。
ちなみにトム・キングなんですけども、
今年は4部門で飲み寄せされていますね。
特にその中の一つのヒューマンターゲットが、
多分作品としても最大のミュートになっているんじゃないかなと思います。
このワンバッド・デイ、リドラーという作品なんですけども、
それはバットマンのビランたちにとっての最悪の一日を描くという、
ワンバッド・デイという連作シリーズの一つになっています。
このワンバッド・デイって、
バットマンキリングジョークの中に使われている、
結構有名なセリフの一部なんですけども、
要はこの企画自体がキリングジョークへのオマージュになっているんですね。
その上で、このリドラーの話というのは、
作品単体も結構キリングジョークへのオマージュになっていて、
要はリドラーにとっての最悪の一日というのは、
彼が犯罪者になるきっかけになったとある一元でという、
キリングジョークの展開をなぞる展開のように思わせながら、
最後まで読むと、
キリングジョークのそっちの方をオマージュするの?というふうに、
非常に鈍然返しのある作品になっています。
これは非常にオチが強い話なので、
割とこのポートキャストはネタバレ上等でやっているんですけども、
それでもなかなか紹介できない部分まで踏み込まないと、
鈍然返しが言えないので、これはなかなか辛いんですけども、
ぜひ機会があったら読んでください。
というわけで、私の一押しはワンマットゼリドラです。
続いての気になった部分というのが、
ベストコンティニューイングシリーズになります。
こちらは観光中のオンゴーイングへのショーになりますね。
ここに飲み寄せされているヒーロー系のコミックは、
例えばチップ・デザスキーのデア・デビルであったり、
トム・テイラーのナイトリングが飲み寄せされています。
あとはこちらの部門には、
ジェームス・タイニー4世の作品が2作品飲み寄せされていますね。
この人は結構ヒーローコミックもたくさん描いていて、
09:01
最近だったらちょっと前のバットマン、ゴーストメーカーとか、
ジョーカーウォーとかが出てくるような話を描いているのがタイニー4世ですね。
タイニー4世の飲み寄せ作品なんですけども、
1つはそのTCから出ているホラーモノのコミックで、
ナイス・ハウス・オン・ザ・レイクという作品。
もう1つはイメージのデパートメント・オブ・トゥルースになります。
私このね、デパートメント・オブ・トゥルースを読みました。
非常に楽しい作品で、陰謀論をテーマにした作品で、
ある意味陰謀論版のXファイルみたいな感じで、
非常に現代的な内容なんですよね。
これどんな話かというと、主人公は社会学者なんですけども、
ひょんなことからこの世界の秘密を知ってしまうんですね。
その世界の秘密って何かというと、
この世界は多くの人が信じているものこそが事実になる、
というものでして、例えば地球が丸いと思うんですけども、
この地球が丸いのも、多くの人が地球が丸いという風に信じているから丸いんで、
逆に多くの人が地球は平面だという風に思うようになると、
その瞬間に地球の姿が平面に変わってしまうんですね。
そういう世界の状況を昔から知っていた、
アメリカの政府機関の心理学、デパートメント・オブ・トゥルースというのがあって、
主人公はこのデパートメント・オブ・トゥルースに入って、
危険な陰謀論の実態化を防ぐというような内容になっています。
この話、あらすじだけ聞くと非常にキャッチーだと思うんですよね。
例えばUFOが存在するであったり、エルビス・プレスリーが生きているであったりというような陰謀論を扱ったりだとか、
すごい楽しそうな感じがするんですけども、
実際にこれを読むと、めちゃくちゃハードで重い内容なんですよね。
その中で個人的に印象深かったエピソードが、
銃乱射事件は銃寄生犯をデッチ上げという陰謀論を扱ったエピソードになっています。
この陰謀論ってどういう陰謀論かというと、
アメリカのとある小学校で銃乱射事件が起こって、
多くの子供が殺されるというのが起こったんですね。
最近の子供は学校に携帯を持って行っているので、
銃乱射事件が起こった時に何をするかというと、
お父さんお母さんに電話で助けを求めるんですよね。
12:04
実際に今回起こった事件でも電話をして、
それに対して電話口でお母さんが落ち着かせる様子が刺さった後に、
子供たちが死んでしまって、
そのやりとりというのが事件発生時に報道されて、
全米が大変なショックを受けるんですね。
世論がまた、銃擊者の声が高まるんですけれども、
そういう中で保守系の極右と言われるような人たちが、
〇〇学園の銃乱射事件は実際はなかったと。
今テレビとかで流れている親子の電話のやりとりというのも、
実際は本物じゃなくて、被害者の子供も保護者役も役者だという話が誰かが言い出して、
その話を極右系のテレビ番組がガンガンに取り上げて、
その結果として、子供を失ったばかりの親たちが攻撃されるという事件が起こりました。
ちなみにここまでは、全部本当にアメリカであった話です。
このコミックの中だと、物語は銃乱射事件で、
息子を失った母親に焦点を当てる形で進むんですね。
この状況というのは、母親にとってはたまったものではないんですね。
息子は殺されたわけだし、しかも電話口で、
お母さん助けてとかという電話を必死で、大丈夫だから、大丈夫だからという風に落ち着かせて、
しかも非常に怯えた様子を耳にした上で、息子は怯えたまま死んでしまうんですね。
そういった同じ思いをする子供がせめて出ないようにというので、
マスコミに通話内容を渡したのに、
結果として、お前ら嘘つきだろうという感じで、周りから攻撃されるという、
たまったものではないような子なんですけれども、
やがてその中で、このお母さんというのは、
この陰謀論が事実だったらというのを考え始めるんですね。
つまり、もしこの陰謀論が事実だったら、
乱射事件は起きなかったわけで、
息子、この場合は息子ではなくて、息子を応援した子役というのは、
実際は怖い思いもしなくて、怯えることもなくて、痛い思いもしなくて、
今までも笑ってきているということに気がついて、
この陰謀論というのが母親にとっても救いになっていくんですね。
そんなある日、自分宛に、母親宛に一本の動画を投稿するんです。
15:05
そこにはなぜか、これから電話のやり取りを収録するための出刃をする、
自分と息子の役者の様子が映っているんですね。
果たしてこの映像というのは一体何なのかというのが目の当たりなんですけれども、
本当に子持ちの自分にとっては、読んでいて胸が痛くなるような内容で、
初めに想像していたUFOも出てこないし、プレスリーも出てこないので、
全編でこういう、本当に読んでいて胸が痛い、洒落にならない陰謀論ばかり扱う内容なんですよね。
というわけで、非常に胸が痛くなる作品なんですけれども、
それでも非常に面白いので、今後作品がアイズナーションを撮ったらいいかなというふうに個人的には思っています。
ごめんなさい、ナイトミックという感じですかね。
ダメですね、こういう感じで話しているといつまで経っても問題ですね。
話は戻って、というわけでアイズナーションのミュージック作品が発表されました。
本編は夏ぐらいになると思うんですけれども、それまでは楽しみに、どうかなと思っていますといって、
無理矢理とこの話を締めようかなと思います。
というわけで今回の話題は以上とさせてもらいますが、いかがでしたでしょうか。
感想であったり、紹介してもらいたいタイトルであったり、アメコミに関する質問があれば、
お気軽にTwitterアカウントにDMをくださるか、ハッシュタグアメコミ報道を気をつけてツイートください。
またTwitterではこういう感じで、読んだアメコミについて日々つぶやいてますので、
そちらのほうもフォローしていただけたら嬉しいです。
それでは次回の更新でお会いしましょう。ご視聴ありがとうございました。
17:10

コメント

スクロール