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2023-10-23 22:58

【第21回】「ジャスティスリーグvsゴジラvsコング開始」、「まだまだ語る新生アルティメットユニバース」

今回は

・オリジナル版とは違う新アルティメットユニバースの特徴

・ジャスティスリーグvsゴジラvsコングはまだまだ序盤

・バットマン/スーパーマンは『キングダム・カム』の続編

などの話をしています。

Twitterアカウント:@nobnobnobbonbon

#アメコミ#アメリカンコミック #マーベルコミックス #DCコミックス #アルティメットユニバース #バットマン #スーパーマン #ジャスティスリーグ

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ポッドキャスト版アメコミ放浪記をご視聴の皆さん、こんにちは。
このポッドキャストは、アメコミ好きの会社員、私NOBBONが、最近読んだコミックの紹介を中心に、アメコミ関連の話題をさせてもらおうです。
前回の配信で、「感想をいただけるとありがたいです。」って話を、わりとしつこいくらい繰り返したら、その回もあって、何人かの方から感想をいただきました。
やっぱり多少ズルズルしいなと思っても、すごくアピールしてよかったなというのを改めて感じました。
引き続き感想をお待ちしています。
その感想の内容なんですけども、前回は新生アルティメットユニバースの話題をした関係で、それに関する感想をたくさんいただけたんですけども、
その中で複数人の方がおっしゃっていて、これはなるほどなと思ったのが、
要は新しいアルティメットユニバースって、前回のやつと違って、エルスウェアやフォアトリフみたいな、ああいう感じなんだなっていうのを何人かの方がおっしゃっていて、
これは鋭い指摘だなと思いまして、そう思うと同時に前回説明が足りなかったかもなと思ったので、
ちょっとオープニングトーク的な感じでこの部分の補足を出してください。
まず初代のアルティメットユニバースと今回の新しいアルティメットユニバースの違いなんですけども、
一つ大きな違いがあって、初代のアルティメットユニバースって物語の舞台っていうのは、ごく普通の現代社会が舞台だったんですね。
これに対して今回の新しいアルティメットユニバースっていうのは、かなり癖のある世界になっていて、そういう意味でフォアトリフみたいっていうのは非常に鋭い指摘でして、
これもどなたかがおっしゃってたんですけども、豪華なフォアトリフ、豪華なエルスウェアっていうのが多分一番近い感じなんじゃないかなと思います。
癖がある世界って言ったんですけども、どう癖があるかっていうのは2つありまして、一つは背景世界自体が非常に序話さん引っ込まれなしい陰謀論的な世界観なんですね。
どういうことかっていうと、先週も話したとおり、今回の舞台っていうのは単なる我々のする現実世界に似た世界ではなくて、メーカーが自分の理想通りに作ったメーカー一つの理想郷なんですね。
どういう世界かっていうと、この世界っていうのは基本的には我々と同じような歴史を辿ってきたんですけども、途中からメーカーの介入が入りまして、結果として世界では8つの列強国が互いに建成し合うような世界になってます。
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この8つの列強国っていうのは我々が知る国とは全然違っていて、例えば日本のあった場所っていうのは既に日本はなくて、代わりにサンファイアが天皇を務める火の国っていう、ミュータント国家っぽい感じなのかな、そういう火の国っていう国が日本の代わりに存在していたり、
あとはインドのあたりっていうのはチルドレン・オブ・エターナルライトっていう宗教国家になっていて、そのトップっていうのはハルクになってます。
ただ、ここでいうハルクっていうのは政治世界にいるような、ちょっと頭が悪くてウガーっていう感じのハルクではなくて、非常に理性的で知的な、いかにも宗教家っていう感じのハルクがトップにいる宗教団体、これがインドを治めてます。
ちょっとあれですかね、ダライラムとかああいう感じなんですかね。
そういう感じの我々の知っている国ではない別の国が8つありまして、その8つの国っていうのは基本的には仲良くやってるんですけども、唯一の例外がロシアでして、
ロシアっていうのはラスプーチン兄弟、要はXメンのマジックとコロッサスですね、ラスプーチン兄弟が治めるロシアっていうのは割と世界の敵みたいな感じの扱いを受けていて、
他の残りの7つの国と割と対応を互いで牽制し合ってるみたいな、そういう緊張感のある状態になってます。
このロシアが悪役っていうのが、いかにも最近のコミックだなって感じなんですけども、ここからがポイントなんですけども、
実は今言ったこういう対立構造っていうのは全て嘘っぱちなんですね。
実際はこの8つの列強っていうのは、メーカーを中心に互いに繋がっていて、8カ国の国の中から持ち回り制で悪役を回し合って、
要はこの10年はオタクが世界の敵をやってくださいと、持ち回り制でやっていて、今はたまたまロシアが悪役の時代っていうふうな感じになってます。
この世界の真の構造をしてるのは、メーカーと8つの列強のトップしかいないっていう感じになってます。
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こういう世界のトップにいる数人のエリートだけが、世界の本当の姿と対立構造を知ってるっていうこういう世界観って、実はこのヨナサン・ヒッグマンの作家性ともいえるような世界観になっていて、
例えばマーベルで言ったら、ハウス・オブ・X・パワーズ・オブ・テン、これもそうでしたよね。
要はそのミュータントたちが楽園を楽しむ中で、実際はそのミュータントの国のトップであるモイラとプロフェッサー・Xとマグニーノだけはこの楽園っていうのがあくまでも仮初めの姿で、実は今後崩壊が待ってるっていうのを知ってる。
あとはアベンジャーズ・タイム・ランズ・アウト、これも翻訳がありますけども、これもイルミナティが世界の崩壊を知っていて、それを世界の一般人には秘密のなんとかしようとするみたいな話でした。
あとはこのジョナサン・ヒックマンがイメージで書いているマンハッタンプロジェクトっていうのがあって、これもそんな感じでして、マンハッタンプロジェクトってどういう話かっていうと、第二次世界大戦が舞台の物語なんですけども、
実は第二次世界大戦っていうのは単純にアメリカとかとナチスの戦いってわけじゃなくて、実は第二次世界大戦っていうのはオッペンハイマーとかアインシュタインっていった超マドサイエンティストたちによるスーパーサイエンス大戦みたいな、
そういう科学のぶつかり合いっていうのが第二次世界大戦の真相だったっていうような内容になっていて、これ結構楽しくて、オッペンハイマーは例えば食べた相手の知識を奪い取る能力者だったり、
あとはアインシュタインっていうのは、実は別のユニバースからやってきた悪のアインシュタインに入れ替わっていて、ひとかにアインシュタインが殺人鬼に置き換わってるであったり、あとはフェルミっていうフェルミ統計とかっていう統計学を作った数学者がいるんですけども、
この人は実は宇宙人の映像だったりっていう、そういう感じの非常に愉快なコミックなんですけども、マンハッタンプロジェクトっていうのもそういうふうに第二次世界大戦の劣強同士の戦いっていうのは、実は本当の姿っていうのは一握りの天才たちだけが知ってるみたいな、こういう話でした。
というわけで、今回の新しいアルティメットユニバースっていうのも、ヒクマンの作家性を存分に発揮した、非常にエッセイ不足が強い世界観になってます。
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これが新しいアルティメットユニバースの癖が強い部分の一個目でして、あともう一個何かっていうと、実はこのアルティメットユニバースっていうのは、2年後に大事件が起こることが確定してるんですね。
これざっくり話すと、どんなことかというと、ちょっと言葉を濁して言うと、例えば2年後にこの世界にギャラクタスがやってくるみたいな、そういう感じで、2年後にこの世界にとんでもないことが起こるっていうことは、この8つの劣強国のトップっていうのは実は知ってるんですね。
知ってるんですけども、それがどういう大事件かっていうのを善意を掴めてない。
なおかつ、このアルティメットユニバースの開始の時点で、この8つの劣強国の慣れ合い関係っていうのはもう全部終わってるんで、本当のバチバチした対立っていうのが新しく始まるってところで物語が始まるんで、
今後大きな事件が起こるんだけども、そこに向かってどうなってるのかわかんないっていうのがある上に、今回のアルティメットユニバースっていうのは、キャプテン・アメリカが発見されて、新生アルティメットユニバースにもちゃんとヒーローたちの時代が始まるってところで物語が始まるんで、
そういう慣れ合いで一体2年後の大事件っていうのがどういう形かっていうのが誰にも分からないんですね。
そういう今後のネタバラシをしながら、それに向けて話が盛り上がっていくみたいな、そういうような扱いになってます。
というわけで、ちょっと繰り返しになるんですけども、新しいアルティメットユニバースっていうのは、非常にSF特化が強い世界観な上に、今後その2年後に向けて盛り上げていくっていうのがすごい前面に出てるんで、
そういう意味で実は前回やったオリジナルのアルティメットユニバースとはちょっと性格が違うんですけども、逆に非常に何というか盛り上がりどころが分かりやすい内容になってると思うんで、
気になる方はぜひ近日発売のワンショットアルティメットユニバースを見てから、続き読むかどうか決めるのがいいんじゃないかなと思います。
オープニングと言いながら結構話し込んでしまったんですけども、続いては先週読んだコミックの紹介になります。
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まずDCからなんですけども、先週はジャスティスリーグvsゴジラvsコング、これが発売されました。
名前だけで全てを語れるような作品なんですけども、ただ実は今回の第一話っていうのは序盤も序盤で、ゴジラもコングも顔見せ程度でしたね。
なんでそういう意味で言うと、ゴジラとコングの戦いを見るっていう意味はちょっと可懐かしではあったんですけども、それを補うような感じで、非常にキャラ同士の掛け合いが面白いタイトルでした。
これ物語の時代設定がちょっと独特で、この話ってクラーク・ケントがロイス・レインにプロポーズをする当日が物語の舞台なんですね。
なんでジャスティスリーグの面々っていうのが、なんとかスーパーマンに告白する時間をプレゼントしようとすごい気を使っていたりだとか、
リーグの面々がみんないろんな思い思いの方法でクラーク・ケントを応援したり励ましたりするんですね。
この感じがすごい良くて、フラッシュなんかは自分もアイリスと結婚しようかなと思ってるんで、結婚とかってどういうつもりなのとか、
ヒーロー・カイオーとの両立とかってどう考えてるのみたいな感じで興味津々で聞いたりだとか、
あとはハロイジョーダンは独身主婦者なんで、バリーとクラークの話に言葉って入って、
結婚なんかもうやめろやめろ、人生の墓場だからみたいな感じのことを言ってくるのが非常にハロイジョーダンっぽいし、
しかも実際によくあるあるあるな感じの会話なんで、わりとほっこりしながら読めました。
というわけで、今回はまだまだジャスティス・リーグVSゴジラVSコングっていう響きから想像する下手者具合とはほんと多い内容なんで、
非常に楽しく読んで、ちょっと下手者っぽい展開は次行から行きたいかなと思ってます。
あとはナイトウィング、バットマン、スーパーマン、ワールドファイナスト。
ワールドファイナストはちょっと後でもう一回戻ってきますね。
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あとはスーパーマン、ティーンタイタンズ、キャットウーマン、あとグリーンランタンウォージャーナルか。
このグリーンランタンウォージャーナルなんですけども、これ今のところ第2話かな、第2話で、
ジョン・スチュワートが主人公のグリーンランタン系の第2のタイトルになってます。
まだ始まったばかりなんで何とも言えないんですけども、どうも話を聞いてると、
ここ数年アクションコミックスでやっていたスーパーマン系の話の続きをこの話でやるっぽい感じなんで、
最近のアクションコミックってめちゃくちゃ楽しいんで、それが終わるときってすごい残念だったんで、
続きを1回読めるって知ったんで、このグリーンランタンウォージャーナルはちょっと注目して読んでおこうかなと思ってます。
あとはDCはシティボーイを読みました。
続いてマーベルなんですけども、マーベルはインビンシブルアイアンマン。
こちらはトニー・スタークとエマ・フロストの新婚旅行編ですね。
このブログはブログじゃない、ポッドキャストでは言ってなかったんですけども、
トニー・スタークとエマ・フロストは無事結婚しました。
というわけでその新婚旅行編を今やってます。
あとはアベンジャーズインク。
これはですね、ワスプと謎の男、ビジョンっぽい謎の男が主人公のアベンジャーズで探偵モノをするっていうタイトルになってます。
あとはインクレティブル・ハルク、チルドレン・オブ・トゥモローがマーベルですね。
あとはイメージのビッグゲームを読みました。
続いて今週のピックアップということで、今週読んだタイトルであるバットマン・スーパーマン・ワールド・ファイナンス都市、こちらのほうを紹介していこうと思います。
このシリーズなんですけども、その名前の通りバットマンとスーパーマンが主人公のチームアップなんですけども、ポイントとしては現代が舞台ではなくて、バットマンとスーパーマンの活動初期の時代を舞台にしたシリーズになってます。
なんでDC世界的に言うと、シュルバーエイジの頃ですね、まだディックがロビンをやっていて、ティーンタイタンズがいろんなヒーローたちのサイドキックを集めた少年ヒーローチームだった時代、この時代を舞台にした話になっていて、そういう時代背景に合わせて割と牧歌的なノリの話が多いんですね。
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例えばスーパーガールとディック・グレイソン、この時はまだロビンなんですけども、この二人の初デートの話で、その初デートということで、割とスーパーガールはうめかしをしてドキドキしながら音をするんだけども、ロビンは全然そんなことを考えてなくて、
僕はいつもこれだからって言って、ロビンの格好をして現れて、いざデートが始まってみると、ロビンっていうのはこの時はバットマンとああいうヴィランを倒したんだとか、あの時はあのヴィランを倒したんだみたいな感じで、割としょうもない自慢話ばっかりして、割とスーパーガールががっかりするみたいな。
そういう話であったりっていう、割とコメディタッチの明るい話が多いのが特徴になってます。
そんなワールドファイナンス都市なんですけども、今回からは新章スタートということで、バットマンとスーパーマンがキングダムカムの世界を訪れるっていう話になってます。
なんでこの二人がキングダム世界に行くかっていうと、実はこのワールドファイナンス都市の初めの方の話で、スーパーマンが保護していた少年がマルチバースで行方不明になってしまっていて、
その少年っていうのがこのキングダムカムの世界で見つかったっていうので、二人がその世界に行くっていう話になってます。
ここで一個だけひねりが入っているのが、この少年、デイビットっていうんですけども、このデイビット少年っていうのは、実はその読者にだけは将来この少年が成長してキングダムカムの悪役であるマゴッグ、
要はあれですね、ジョーカーを殺してスーパーマンが引退するきっかけになった事件を起こしたマゴッグっていうヒーローなのかな、わりと怪奇なヒーローみたいな姿に成長するっていうのを読者だけは知ってるんですね。
読者っていうのは何も知らない牧歌的な世界からやってきたバットマン、スーパーマンっていうのがキングダムカムのわりと暗い世界に行って、
なんで世界がこんな風になっているんだっていうのを見て、その姿を楽しむみたいな、その上でデイビットっていう、わりと純真な少年がどういう風にしてマゴッグに成長していくのかっていうのを見るみたいな、そういうタイトルになってます。
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この話のもう一つの肝っていうのはライターでして、実はこのワールドファイナリスト社のライターっていうのはキングダムカムのライターを務めたマーク・ウェイドなんですね。
なんで見方を変えると、今回の新しい話っていうのはマーク・ウェイドが何十年か越しに再び描くキングダムカムの続編っていう意味合いにもなってるんで、そういう意味でもなかなか目が離せないタイトルかなと思います。
繰り返しになるんですけども、ここから読み始めても全然いいんで、バットマン、スーパーマン、ワールドファイナリストの10号から読み始めても全然話は通じると思うんで、気になる方はここから読んでもいいかなと思っています。
ごめんなさい、最後に締めの言葉を言うのを忘れてました。というわけで、今回の話題は以上とさせてもらいますが、いかがでしたでしょうか。
感想であったり、紹介してもらいたいタイトルやアメコミに関する質問などがあれば、お気軽にツイッター・アカウンターでDMを交わせるか、ハッシュタグアメコミフォローに気をつけて通知をしてください。
また、ツイッターではこういう感じで日々読んだアメコミについてつぶやいてますんで、そちらのほうもフォローしていただけたら嬉しいです。
それでは次回の更新でお会いしましょう。ご視聴ありがとうございました。
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