デュアルディグリーの概要
アメリカンナイトゴールド
アメリカからこんばんは。
通常、このポッドキャスト番組は中村がお届けしていますが、
本日は欠席のため、代わりに裏方がお届けします。
このポッドキャストは、アメリカ研究留学3年目を迎えた中村が、
日常についてだったり、アメリカ生活を経験した、
または今楽しんでいる方をお招きして、
その方のアメリカ留学を掘り下げている番組です。
さて、今回お迎えするゲストの方に関係する用語について、
このパートではちょっとお話ししていこうかなと思っています。
皆さんは、デュアルディグリーって言葉聞いたことありますか?
2つの学位を同時に取ってしまうという、すごくハードに聞こえる過程です。
日本にもそういうプログラムあるのかなと思って調べてみたところ、
そもそも似た用語にダブルディグリー、デュアルディグリー、
ジョイントディグリーの3つがありました。
今回と来週のエピソードでは、
このうちのデュアルディグリーの話をしていますが、
実は収録しているときに気がつかず、
時々ダブルディグリーナウと表現しています。
この点は修正させていただきたいと思います。申し訳ございません。
そのうち、本動しやすいダブルディグリーとデュアルディグリーの用語について、
違いを見ていきましょう。
まず、ダブルディグリーとは、
これは複数の大学が連携して開設したプログラムを終了することによって、
各大学それぞれから学位を取得できる制度のことを指します。
単位互換制度を利用して一定の期間で学習プログラムを終了するというものらしく、
例えば、日本の明治大学はサンフランシスコ州立大学とのプログラムがあるらしくて、
明治大学の政治経済学部の3年生の秋垣から、
2年間をアメリカにあるサンフランシスコ州立大学の人文学部政治学科に留学し、
所定の単位を取得することで、明治大学の学士号とサンフランシスコ州立大学の学士号、
アート・イン・ポリティカル・サイエンスを取得することができる相談です。
一方で、混同しやすいといったデュアルディグリートは何でしょう。
それは、この後お迎えいたしますゲストさんのように、
一つの大学や大学院で二つの学位を同時に取得するようなプログラムを指します。
自分の大学の学部だったり、大学院時代を振り返っても、
1個でもあんなに大変だったのに、2個でも同時に、全然できる気がしないですけどね。
マサトさんの留学生活
これも含めて、今現在アメリカで戦っているマサトさんの冒険談をこの後伺ってみましょう。
今週もよろしくお願いします。
それでは今回のゲスト、マサトさんです。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
それでは自己紹介の方をお願いしてもよろしいですか。
はい、よろしくお願いします。
僕は武田マサトと申しまして、現在33歳です。
現在はカリフォルニアのバークレーに、
家族、妻と6歳の息子と3歳の娘と一緒に今いるというところです。
経歴としては、ケオキジグ大学の医学部を卒業した後に初期研修を経て、
後期研修という形でケオキジグ大学の産婦人科教室に入りまして、
大学病院だったりとか市中病院をそれぞれ経験した後に、
全体としては医者として6年間経験した後にMBAの留学を決意して、
そこからちょっと準備期間が、後々またお話ししたいんですけど長くなってしまって、
1年半くらいして準備が整ったところで、
2024年の昨年の8月から、
ユシバークレーのMBAとMPHというマスター、
グラディエットスクールで勉強を開始したと、また大学生になったというところです。
今もご所属は病院のまま、病院のお医者さんとして来られてるんですか?
それとも個人として留学になっているんですか?
そうですね、僕のフルタイムジョブとしては、
もう2022年の3月にケオキジグ大学病院を退職してから、
留学の準備ということもあって、非常勤だったり、そんな感じで準備しています。
今も完全に私費の状態で留学しているという感じですね。
多様な留学生の背景
もう大学院生という肩書きのみでって感じなんですね、今は。
そうです、めちゃめちゃ不安です。
めちゃめちゃ不安です。
でもリターンがきっといっぱい。
そうですね、やりたいところですね。
ちょっと初歩的な質問からまず入らせていただこうと思うんですけど、
MBA、Master of Business Admissionは、
日本にいても電車の中吊り広告とかで見たことあるので、
多少馴染みはあるんですけど、
マスターさん、MPHも両方のコースといえばいいんですか?
カリキュラムに入られて。
ダブルディグリ。
それって、まずそもそもその辺のディグリって何なんですか?
ありがとうございます。
Master of Business Administrationというのは、日本語で言うと経営管理学修士で、
いわゆるエコノミックス、経営財学ともまた別です。
いわゆるこの経営を管理するっていうところでのマスターです。
こっちから主にお話ししたいかなと思うんですけど、
これはやっぱり基本的には、いわゆる会社のトップ層になるようなリーダーシップを育てるっていう起源は分かんないですけど、
いわゆるアメリカの大企業のトップになるような人たちだったりとか、
新しい企業を行っていくような人たちがビジネスというものを学んだりとか、
いわゆるセオリティカルに学ぶっていう場かなというふうに思っています。
その経営学修士には、いわゆるビジネスの基礎ですね。
いわゆるマーケティングだったりとか、ファイナンスとか、
あとはマイクロ、ミクロの経済学だったりとかっていう、いわゆる本当に学問的なところを学ぶっていうのが
アカデミックのベースにはあるんですけれども、
対人関係だったり組織作り、リーダーシップっていうリーダーシップ論も多いし、
昨今だとやっぱり特にアメリカっていう、アメリカ的なパースペクティブだと、
やっぱりダイバーシティを絶対含んでくるので、
そういった話も非常に多く含んできます。
授業でもやっぱり多く取り扱いますし、そういったエレキティブも多いかなというふうに思いますね。
ビジネスっていう枠に取られない、いわゆる政治とか、NPO、NGOとか、
そういったお金が動かない世界でも、いわゆるリーダーシップを発揮できるような人間を創出しようとしているのかなっていう風潮があるかなと思います。
なるほど。だから単なる学問じゃなくて、本当に実学として使える。
平坦な言葉で言うと、ビジネススキルみたいなのを習得するっていう側面もあるわけですね。
そうですね。難しいところで、これよくXとかでも話になるんですけど、果たしてアメリカで取る必要があるの?みたいな。
それはよくありますね。やっぱりその理論とか座学は確かにできるかなっていうふうにやっぱり思いますね。
それをどこで学ぶかっていう要素であったり、何語で学ぶかとか。
あとはそういったDIのことを誰と議論するかとか。
あとはそれ以外の、いわゆる学校外のネットワーキングだったりとか、そういった刺激的な経験っていうところで、アメリカを目指したりとかヨーロッパを目指したりっていう人が一定数いるのかなというふうに思っています。
なるほど。確かに途中でもダイバーシティの話もありましたけど、僕のイメージだとMBAの過程って、そういう座学とかスキルっていうところを身につけるに加えて、
インタラクティブにディスカッションの機会がすごくいっぱい。クラスメイトがあるとか、現地のインターに出るとか、そういうイメージがすごい強いんで。
そうですね。授業もやっぱり他のマスターの人たちと話すと、やっぱりインタラクティブな場面が多く設定されているっていうふうな印象を持ってもらうみたいですね。
なんでみんな結構よくしゃべりますし、その組織としてよりみんなが活発に授業の中だけじゃなくて関わるように、学校側もすごく最初からコミュニケーションを促進するようなイベントをたくさん持っているのかなというふうに思います。
なるほど。しかもやっぱりビジネスの場、ちょっと半分ビジネスの側面もあると思うんですけど、家庭の中で。そうするといろんな国もそうですけど、いろんな年齢層とか立場の方もいらっしゃって、それはそれでなんかもっとダイバーシティってあれですけど、普通のだから日本の大学院とかに比べると多様な環境なのかなっていうふうに想像します。
比較的こう日本人の方とかは30代ちょっとぐらいで来る人たち多くて、韓国とかもそうなのかなって。なぜかアジアの人たちはちょっと遅めで来る人たち多いかなと思いますね。
だいたいそうですね、7、8年ビジネス経験がある人たちが来てて、アメリカ国内の人とかだと本当3、4年とか26、7歳で来る人たちもいますね。
へー、そうなんですか。じゃあマサトさんたちのポピュレーションは少し年上側に属するような形になるんですか?
そうですね、僕33ってなるとやっぱり他の日本人の方々もやっぱり33ぐらいの年齢層結構いて、その人たちは比較的上に引っ張ってますね。
へー。
たぶんアベレージ28とか29とかそこら辺だともうだいぶ上に引っ張っちゃってるっていう。
ありますけれども。
でもなんかいわゆるMBAってなんなの?何をしに来んの?っていうところで言うと、結構明確にお金がかかるんで、みんなそれぞれ明確なある程度活用の仕方っていうのはある程度決まってて、
アメリカ人で言うと、一つはもともとエリート層にいるような人たちが、それぞれの同じ企業でCレベルスイートというか、いわゆる本当にマネージメント職に上がっていくための一つ必要条件として来るっていうパターンと、
あとはそういった、もしくはコンサルとかに行った人たちがピボットとして、逆にマーケティングとかテクニカルとかで働いてた人たちが、いわゆる投資銀行に入ったりとかっていう、そういったピボットとして使われるっていうようなこともあると思いますね。
アメリカ国内の人たちはそうやって使ってる人たちが多いんですけど、例えば中国とかインドとかの人たちはどっちからっていうと、もうアメリカのピザ取得からグリーンカード取得、H1Bを目指して、いわゆるアメリカ社会に入るためのエントリーチケットとして入ってくるっていう人たちが、中国、インドはかなり多いかなと。
なるほど、そういう手段があるんですね。
はい。インドとかは母国語もほとんど、母国語じゃないんですけど、英語もみんな得意なんで、結構言語の壁は大きいんで、インドの人たちとかは本当に簡単じゃないんですけど、しっかり狙える立ち位置で、中国の人たちも英語得意なんで、しっかり狙える立ち位置で入ってくるかなっていうふうに思いますね。
やっぱりそこは、いわゆる資本主義構造がしっかりしてる国でやりたかったりとか、やっぱり世界のトップが目指してる、そこに行きたいっていう、それぞれの国のエリートが入ってくるところなのかなっていうふうに思いますね。
なるほど、なんか刺激的な環境ですね。
日本人はその中間にいるかなって思ってます。
日本人も半分は、やっぱり支費できたりして、やっぱりこっちでどうにか就職して、H1B取ってっていう人たちがいますし、けどもう半分は会社の社費できてて、それぞれの会社に戻って、自分たちの経験をそこで生かすっていうのを目的できてる人たちもいるかなっていうところですね。
僕の印象はそんな感じです。
すごい多様であり、いろんな計算とかもあるんだなっていう。
デュアルディグリーの魅力
そうです、いろんな計算でもう多額の投資してる分、みんなそれぞれ本当に自分のことに集中して、いろんなオプチュニティがあって、ありすぎて、なかなかどれもに顔出すことは不可能なので、みんなそれぞれ自分の方向性に合った日々の選択をしてるっていう感じです。
そんな中に出ていただいてありがとうございます。
いやいやいやいやいや。全然全然。
MPHのほうは、パブリックヘルス、公衆衛生学習士ですね。いわゆるヘルスケア領域のところかな、健康領域のところかなっていうふうに思いますけど、いわゆる公衆衛生学っていうと力学、病気の統計学だったりとか予防だったりとか、
あとは公衆衛生っていうぐらいなんで、いわゆるパブリック肺腎、本当に衛生をどう保つかっていうところだったり。
あとグローバルヘルスだったり、そういったガバナンスですね。発展途上国で感染症をどういうふうに予防したりとか、それにどう治療アプローチしていくかみたいなところを含む、非常に幅広い学問かなというふうに思いますけど、それのマスターがMPHですね。
医者の人たちっている人ももちろんいて、医者もMPHだけの間隔の方には何人かお医者さんの先生がいますけれども、中国のお医者さんだったりとか、ネキシコのお医者さんだったり、いろんなお医者さんがいますけれども、
他にはもともとヘルスケア領域のコンサルをやっていた方とか、NGOで働いていた方とか、そういった人たちが来ているような、今後のキャリアもヘルスケア領域でやっていきたいという人たちがいるかなというのがMPHですね。
なんかイメージとしてMBAは、そういうビジネスの必要な資格として、先ほどお話ではありましたけど、会社が上に上がるために求められる資格っていう側面もあると思うんですけど、MPHってなると何か例えばWHOで働くとか、そういう要求性とかっていうのがあったりして、皆さん取得を目指されるんですか?
そうですね。いわゆるマスター絶対ないとダメかっていうのは、僕もちょっとはっきりしてないんですけど、例えばそのサバンインターンシビットとかにおいても、そのマスター、パブリックポリシーっていう公共政策学、MPAとかMPPって言ったり、それぞれの学校で言い方違いますけど、そういった公共政策側の人たちのマスターとか、もしくはパブリックヘルスのマスター、もしくはそういったヘルスケアにまつわるPhDの人じゃないと、そもそもリクライメントを満たせますからね。
リクライメントを満たせませんよ、みたいなのを見ますね。なので、そのリクライメントの一つになっているのかなというふうに思います。
おだしょー なるほど。そんな中でマスターさんがWD3でMBAとMPH両方を取得されるような、そういうものすごく難しそうな過程に聞こえるんですけど、なんでその茨の道をわざわざアメリカに選択されたんだろうってすごく興味あるんですけど。
山本 そうですね。すごい単純な理由と、なかなか長い理由があるかなと思うんですけど、単純な理由はバークレーのデュアルディグリってMBA主眼で行った時には非常に楽なんですよね。
おだしょー へー、そうなんですか。
山本 なぜかっていうとMBAのアプリケーションに1個ですね、エッセイを追加して、僕MPHも取りたいですっていうふうにアプリケーションでボタンポチって押すと入れちゃうんですよね。なのでMPH別枠ではなくていいんですよ。
おだしょー すごいですね、それも。
山本 それはありがたいことで、MBAのスクールの中でも、例えばイエールとかはMPHスクールの方にもガンジョヘイガン出さなきゃいけないんですよ。
おだしょー なるほど。
山本 どこ受かった場合にはMPHなんですよ。これ結構大変で、MPHの方の受験は僕の理解が正しければですけど、ある程度の番地のスクールで、MPHスクールでアプリケーションのプロセス1個なんですよね。
おだしょー うーん。
山本 なのでアプリケーションをここに出したら、いろんなユニバーシティに評価してもらえるみたいな。
おだしょー うんうんうん。
山本 なので、イエールもそのうちの1個でMPHスクールに出せば、例えばMPHだけ単眼で目指している人は、そこに出せばいろんな学校行けるわけですけど、MPHは別々なんです。
山本 それぞれの学校が全然違うエッセイを出してくださいっていうんで、それに加えてMPHのスクールに出すって結構ハードルで、大変なんですよね。エッセイを全部別々で書き直しなんで。
おだしょー 僕ちなみにエッセイとか書いたことないんですけど、アメリカで大学院とかに入ったことがないので、どれくらいかかるというか、どれくらい量を求められるものなんですか?
山本 ああ、大学によってですね。
おだしょー ああ、そうなんですね。
山本 はい。大体、まあ本当にアメリカのトップスクールとかだと、300字から500字ぐらいのボリュームの、大体3、4個?
おだしょー うわあ。
山本 推薦状も2個もらってとかなんで。
おだしょー へえ。
山本 そうですね。一つ一つのクエスチョンも結構重めな内容にはなっているんで、それを4、5個揃えていくっていうのは結構大変だったりしますね。
おだしょー ですよね。しかも英語で書くってなると。
山本 そうですね。大変ですね。
山本 まずですね、自分の人生のすべてをまとめて、自分の人間性はなんぞやと、そして自分は長期的に何を目指している人間なのかっていうのを試験官にリゾネットするように書くっていうことになるんで、
日本人の方だと多くはエッセイカウンセラーにプロがいるんで、そういった人たちにある程度のお金を払って、それぞれのストーリーをお話しして、一緒に積み上げていくっていうのを、組み立てていくっていうのを、
山本 短い人でも1ヶ月はかかりますね。
おだしょー やっぱりかかるんですね。
山本 平均、つめても2ヶ月、3ヶ月だと思いますね、通常は。
おだしょー そうですよね。文字数だけで聞くと、言ってしまえば大学受験の長文読解ぐらいの文字数だと思うんですけど、凝縮したら300字ですもんね。
山本 そうですね。そう言われちゃうと急にアドが上がる。
おだしょー じゃあ結局バークレーの場合は、MBA用のエッセイを準備して、プラスでMPH?
MBAとMPHのアプリケーション
山本 そうです。MPHの場合に数百字の1個出せば、いけちゃったんで、希望したっていうところはやっぱりあるかなとは思います。
おだしょー 受験の際は基本、出しやすさもあってバークレーを一つ候補にされたと思うんですけど、いろいろ閉館していくもんなんですか?
山本 閉館していくもんですね、やっぱり。MBAスクールって、特に中西部と東海岸なんですよね。
おだしょー へー、そうなんですね。
山本 東海岸もあるんですけど、やっぱり東海岸の方がもともとのトライショナルなビジネスも、金融とかっていうところがやっぱり強いところもあって、
本当にトップティアの学校は東海岸の活躍セーブに集まっているっていう感じですね。
なので、その学校をどういった基準で選んでいくかっていうのは、その人のポストMBAのキャリアだったり、何を重視するかっていうところによって変わってくるというふうに思ってます。
例えば西海岸だとどうしてもやっぱりスタートアップ、企業精神、ダイバーシティー、そこら辺が圧倒的に強いので、テイクスネアと、それに惹かれてくるっていう人が多いと思いますし、
東はやっぱり金融とかコンサルっていうところの人がやっぱり結構ガチガチな人たち多いのかなっていうところですね。
で、ボーストンはヘルスケアですかね。
やっぱりアカデミアの強さが光っているので、ハーバードとかMIT。
僕もMITには出したんですけど、MITうまくいかない。
そういうふうにあったり落ちたりをしながら、バークレーについたっていうところであります。
いやでも結構カラー違うんですね、そう思うと。
カラー全然違いますね。
いわゆるスクール自体の規模も違いますし、
例えばバークレー300人なんですけど、ハーバード1000人いる。
3倍以上いるんですね。
3倍以上いて、多分スターフォード600人くらいかな。
で、そうですね、だいたい少なくて300人、バークレーはかなり小さい方で300人。
そうなんですね。
ハーバードで一番大きくて1000人。
ごめんなさい、いわゆるトップ10くらいのアメリカのスクールだとって話になっちゃってすいませんけども。
ネットワーキングとかを考えた場合、やっぱり規模が大きいに越したことはないのかなってイメージはやっぱりあります。
これ見方があって、300人の方がタイトニットでいいよねとかって言ったりもするんですけど、
僕個人の本当に感覚になってしまって本当に申し訳ないですけど、
仲良くなれるのは当然、100人と仲良くできないわけで。
そうですね。
何人であっても、希望から100人と1日1回ご飯行ったとしても3分の1でかかるわけで。
確かに。
100人とはとって仲良くできなくて、仲良くできるなんてね、本当に親密で個人のことを知ってるって言ったら25とか30とかそうなるっていうことを考えると、
そんなにタイトニット感も本当にあんまり意味のあるのかって思ってて、
僕の場合にはやっぱり数は力というふうに思ってます。
なので、ハーバードの1000人というのはものすごい、いわゆるアラブ内のコミュニティの大きさっていう観点ではもう、
どこ行ってもハーバードの1人よねってなる方が当然強いに決まっていると思っているんで、
それは僕は正直言うとスクールが分かってて、ただそれを実施できるかどうかっていうところだと思うんですよね。
やっぱり経済規模とか、そもそも教室の物理的なサイズとか、
そういった教授陣を配置して均等な教育ができるかとかって現実問題を考えたときに、
1000人を同時に同じ室で厳しく評価できるとか、もしくはアプリキャントも1万人多く来るんで、
その1万人に対して正しい評価を総合的にしていくってなったときに当然すごい労力がかかるんで、
それは正直言うとスクールのこれまでの歴史とか力、成功してるっていう、
アメリカで優秀な人たちを輩出してるっていう、そのこと自体が作り出すインパクトなんだというふうに思っているので、
留学の決意
ハースはもっと頑張らなきゃ今後、僕自身も含めていけないなというふうに思います。
スタンフォードがやっぱり2万人くらいに追ってきて600人くらいっていうのも本当にメイクセンスかなというふうに思うんですね。
僕は数は力と思うんですけど、このビジネスっていうところにおいて、よりそれは強調されるかなというふうには思ってますね。
アメリカンナイトゴールド
ちょっと話はマスタさんのもう少しパーソナリティな部分に質問をさせていただきたいと思うんですけど、
留学を始めたということで、何がきっかけで大学病院からスイッチして留学を決意されたんでしょうか。
これは本当に医者でなかなかMBA目指すっていう人は、僕も知り合いに3、4人もう卒業されてる方も含めて知ってる方がいるんですけど、
ちょうどの医者もとても少ない。
本当ですよね。
非常に稀な属性の人たちが。
実は僕もマスタさんに出会うまでそういう方に出会ったことなくて。
そうですよね、かなというふうに思ってますね。
それぞれの方にそれぞれの理由があって、僕なんでそのくらい少ないんでね、それぞれ特殊な理由を持ってくるんですけど、
僕の場合にはですね、そもそもビジネスに興味があった。
留学のきっかけと動機
いわゆるマネージメント、どっちかというとビジネスに興味があったというか、組織をマネージメントするっていうこと自体に対する憧れみたいなものがあったっていうか、
それ人の上になりたいっていうよりは、いろんな要素がうまく噛み合わないと組織って回っていかないと思うんですけど、
小さい頃からありがたいことにいろんな団体とかグループで自然にリーダーになるようなことが多くて、
そんな中でも、やっぱりうまくみんなが満足度高く何かチームを作ってあげる時っていうのは、
非常にみんなが幸せになる、三方良しじゃないですけど、本当にみんなが幸せになる瞬間って多くあって、
僕はそういうのやっぱりマネージメント自体に興味があったっていう、
やっぱり資本主義の社会において、マネージメント何かっていうと、どうしてもビジネスのマネージメントになってしまうっていうところがあって、
でもなんで、もともとビジネスというかマネージメントに興味があったっていうのが医者やってた中であったんですけど、
医者ってすごくヒアルキーの強い社会であって、なかなかそういうマネージメントを学ぶ機会もないし、
医学部の中で学ぶ機会もなかったですし、そういった経験がなくて、
変な言い方ですけど、スタッフ働きの期間が非常に長い職種なのかなっていうふうに思っているところがあります。
そういった組織を変えづらいっていう世界であって、僕はガッチガチの大学病院でもずっと過ごしてたんで、
大学病院の中でも結構効率性だったりとか、効率主義を、
これって誰のためになってるんでしょうかとか、
誰のお金を使って今これしてるんでしたっけっていうようなことを結構言っちゃうタイプの人間で、
本当にこれ意味あんのかなっていうことを気にしないでもできちゃう社会なんで、
すごくそれが気になっていたっていうところがあって、
その中でやっぱり医者の働き方って非常にこう辛くてですね、
大学病院は本当に給料が低くて、みんなバイトで食べてるっていうか、
バイトが自分の職の2,3倍の給料、3倍ぐらいの給料言っちゃうんですよね。
なるほど。どっかの外来行くとか、産業をやるとか。
本当にそういう感じで、例えば僕も週に2回、3回ぐらいは院外に当直に泊まりに行って、
っていう感じです。
でもいわゆる自分の勤めてる病院以外のところで働いた場合には、
そのまま連続で働けちゃうんで、当時のルールではっていう言い方になりますけど、
働けるんで、普通に自分の病院で働いて、外の病院で寝て、
また元の自分の病院に戻って、夜まで働くっていうのはもう普通も普通で、
みんなやってることですけど、大学病院になるとやっぱり、
残念ながら給料が低いっていう現状があるんで、
他の病院でより働かなければいけないっていうところがあって、
どうしても、自分の思ったような人生になってないなって思っちゃったんですよね。
働き方以外にも、そういったマネージメントの観点からもそうでしたし、
いつかやっぱりそういったリーダーシップっていうことを学びたいなとか、
ビジネス学びたいなっていうふうに思ってましたし、
それをやっぱりさらに刺激するものとしては、僕は、
家業が医療法人で病院経営をしてたりとか、
あとは父もずっとクリニックで、
本当にこれはもう家庭医みたいな、いわゆる赤ひげ先生みたいな感じで、
ずっともう、僕が気づいたところから30年くらい働いてたんで、
一人で開業してたんで、
そういうビジネスパースペクティブなところが僕の中で強かったっていうのもあったかなというふうに思いますね。
なので、もしかしたら将来自分の家業の病院を継ぐかもしれないっていうところもあって、
そういったものが総合して、大学病院の中で、
僕は人生今後どうしたらいいんだ、うーんってなった結果、
辿り着いたっていう。
その時点で自分が一番自分の可能性を切り開ける可能性のある、
絶対じゃないけど、いわゆる世界のいろんなバックガランド、カルチャー、言語の人たちと、
いろんなビジネスじゃない領域から来た人たちとコラボレートして、
一番自分の視野を広げれるところはどこかなっていうところで、
UBAにっていう会員になったっていう。
しかもアメリカでっていう。
アメリカ生活と育児
そうですね、アメリカっていうのがやっぱり、
正直言うとヨーロッパの方が実際は多分生徒さんのダイバーシティーで言うと強いかもしれないですけど、
アメリカって40%はアメリカ人なんで、
ヨーロッパの方はいわゆるもうちょっとさらにダイバーシティーが強いのかもしれないですけど、
どうしてもアメリカに住んでみたいじゃないですけど、
英語を子供にどっぷり、子供をどっぷりアメリカ文化、英語につけ込みたいっていうのもあって。
なるほど。
それもやっぱり大きかったですね。
それって決断された時、子さんは1歳と4歳ぐらいの時?
そうですね、1歳4歳とかでしたね。
2022年は1歳4歳とかでしたね。
これからだから言語の取得にいい時期だっていうタイミングで?
そうですね、それもありました。
もうちょっと1回置いてから留学とかもありだったんですけど、
上の子考えるとちょっと遅くなっちゃうなっていうのもありました。
早ければ早いほどやっぱり言語的にもいいかもしれないですし、
あとはそういうエクスポージャーっていうところからも、
やっぱり早い方がいいのかなっていうふうに思ってはいました。
今そういうアメリカの幼稚園みたいなところに今通われてるんですか、お子さんは?
そうですね、僕の子供は長男がファーストグレーダーなんで、
いわゆる小学1年で通ってますね。
娘の方はデイケアですね。
どうですか、お子さんも来て半年ぐらいでどれぐらい英語を喋れるようになった、
どれぐらいコミュニケーションできてるって感じられますか?
いやーこれ結構親にも判断難しいっていうか。
日中ずっと見てるわけじゃないですもんね。
そうですね、やっぱり早い子は日本にいる時から一旦行ったりとかあるんですけど、
うちは本当に何にもやらずで、急にもう投げるように英語の学校に。
100%英語の学校に行きました、現地校に行きましたけど、
長男は最初1週間ぐらい泣いてましたね。
本当に僕の家族の方聞いても、やっぱり2、3週間は泣きながら通ってたっていう人たちが聞きますけど、
まあでも子供ってやっぱりそこらへんすごいフレキシビリティが僕らより高いんで、
結構すぐに1ヶ月や2ヶ月もしたら、
もう僕の子供の名前を呼んで近づいてきてくれる子がいて、
仲良くやってるなっていう感じですね。
妹もそんな感じでデイケアで楽しくやってて、
でもそうですね、僕ら残念ながら家庭内英語じゃないんで、
どのくらい英語分かってんのかって、
実際にはちょこちょこ友達としゃべったりとか、
テレビの中で英語出てきてる時のリアクションとかで、
結構分かってるんだなと思うんですけど、
でもやっぱり6歳の子は早めではありますけれど、
ただやっぱり4ヶ月でペラペラってわけじゃ全然ないですね。
1年経ってもペラペラにはならないんじゃないかなと思います。
なんか自分が小学校とかそういう時期を振り返ってみると、
学校でドラえもんの話をするとか、
アニメの話とかで盛り上がる、
1つのトピックになるのかなっていう気はするんですけど、
英語でテレビとかアニメとか見られたりもしてるんですか?
いや、それはもう全然してないです。
僕らは親としても反省しなきゃいけないところなんですけど、
やっぱりある程度好きなものを見たいって言われちゃうんで、
そこも作法がありますけど。
慣れ親しんでますもんね、そっちに。
そうですね、それ難しいですね。
やっぱり日本のNHKとかすごい強いんで。
確かに。
やっぱり下の子もNHKの番組見たいってなっちゃうと、
それを英語でこうなかなかやって教育ってほどじゃないっすね。
現地行ってる知り屋っていう甘えもちょっと出てきちゃう。
でもこれから友達関係の中で、
あの子が見てるからこれ見たいっていうことあるかもしれないですね。
そうですね。なんか興味があったりするのが出てくると思います。
家族とのコミュニケーション
でもそうやって英語付けの環境にお子さんを連れて行くとか、
いう目的もあったと思うんですけど、
ご家族の反応ってどうだったんですか?
なんか僕がちょこちょこ、
いわゆる2022年に大学病院辞めた時点で、
でも妻もある意味すごいですよね。
急に親父が1歳4歳の、
まあ医者っていうのもあるかもしれないですけど、
いわゆる正規雇用の仕事を抜けるっていうのを、
あんまり好きにすればみたいな感じの妻だったので、
それはありがたかったですね。
その時からなんとなくやっぱり留学を目指してるんだろうなっていうのは、
分かってたと思いますし、
それなりに英語をやってたっていうのもあるんで、
そこへの理解があったのかもしれないですけれども、
いわゆるアメリカに来ること自体に強い抵抗はなかった、
っていうのがありがたいところかもしれません。
ただそのMBAの学校選びにおいては、
妻からですね、結構印象的なのが、
いろんな学校の説明会が日本で開かれるんですよね。
MITとかハーバードとか、
わざわざ東京に来て開催してくれるところもあったりとか。
ある時MITの説明会行って、
ボストンってやっぱりすごいヘルスケアにとっては大事なところなんですよね。
新しいイノベーションが生まれて。
本当に感銘を受けて、
家帰って妻にMITやっぱりすごい、
ボストンすごいって興奮気味に言ったら、
ハワイまで遠いんでしょって言われて、
これ温度感あるなっていう。
これ温度感あるなってその時本当に思って。
やっぱり僕の価値観を家庭に持ち込んじゃいけないんだなっていう風に。
ここはやっぱりバランスなんだなってすごい思った。
僕のキャリアはもしかしたら、
すごく僕だけが強く願ってるものかもしれないっていう風に思って。
妻が兼ねてから、やっぱり西海岸がいいと言ってたんで、
それは気候の面が非常に大きくて、
僕もそれは同情で、
初めて海外に住むので、
シカゴにシカゴ大学とかノースウェスター記録があるんですけど、
やっぱりマイナス20度に行っちゃうところに、
それが2、3ヶ月続くところに、
朝僕出てって子供2人よろしくは、
ちょっとあまりにきついなって僕は思って。
そうですよね。
なんで元々そこは残念ながら抜いてて、
願ってばもう西海岸っていう風に、
半分正直最初から決めちゃってたっていうところはありますね。
なるほど。
なんでそういう点でも有志ばっかり非常に良くて、
そういったところも妻の理解を一つ得られたっていうところではあります。
ただ現状はもう来る前からも来てからも、
2年で絶対帰ると言われてます。
残りだけ残って働いてもいいけど、
私たちは連れて帰るという風に言われてます。
そうですね。
やっぱりアメリカの西海岸すごく、
サンフランシスコもバークレーも気候良いし、
そうですね。
アメリカの治安と生活
めちゃくちゃ寒くもめちゃくちゃ暑くもないし、
あんまり大荒れもしないし、
ただちょっと最近治安の問題が少し心配な部分もありますよね。
それは本当に本当その通りですね。
生活費と治安と、
やっぱりアメリカの資本主義が凝縮された形でありますよね。
この西海岸、サンフランシスコからパルワルドのところまでは。
パルワルドとかもうちょっと治安いいと思うんですけど、
このサンフランシスコ周辺は本当にすごいですよね、最近は。
そうですね。
特にバークレーとサンフランシスコの間ぐらいが、
オークランのあたりがちょっと年明けからひどいなっていう風に。
本当そうですよね。
あとはね、ニューヤーピリオドのイベントの時も、
これは全然場所が違いますけど、ロサンゼルスとかニューオリンスとかでもあったりとか。
やっぱりアメリカ全体での治安っていうか、モラルっていうか、
そういうとこ非常に怖いですよね。
そうですね。
そうやって振り返ると、日本もいろいろ闇バイトとかの問題とか、
いろいろあるとは思うんですけど、
一回そういう治安の悪いとこ進むと、
言い方難しいけど、平穏な国なんだなっていう風に改めて予算が分かるというか。
本当その通りですよね。
本当にその通りだと思ってますね。
アメリカの格差って本当にすごいですよね。
やっぱりサンフランシスコダウンタウンで、
Waymoの無人運転、すごい感動するんですけど、
めちゃめちゃゴミだらけの街とか、穴ぼこだらけの道路走っているのを見ると、
日本だったらそこやってからだなみたいな。
そうなんですよね。
そっち側に投資をまず抜けるかなって思う。
やっぱりアメリカはすごいですよね。
民間の力、イノベーションへの投資の集まり方、
それを現実に持っていく力本当にすごいですよね。
本当に。だからそれもある意味シェアを広げるという意味でも、
日本じゃ絶対できない経験だから来てよかったなって僕も思いますし。
そう思いますね。本当にある意味日本でしっかり働いていれば、
人の幸せってなんだろうって時々考えることがありますけど、
幸せ感じるためには、いわゆるサイコロジカルなセキュリティみたいなのも大事かなって思うんですよね。
フィジカルなセキュリティも含めた。
セキュリティ大事かなって思ってて。
やっぱり10年後の未来を考えた時に、
より振れ幅があるのはアメリカですけど、
マイナスの振れ幅も大きくなっちゃうっていうアメリカに対して。
ハイリスク、ハイリターンな。
本当に安全に、確実にとは言わないですけど、
自分の努力を積み重ねていけば、
10年後の自分を変えられるポジティブな意味で、
大きなポジティブな意味で変えられるっていうのは、
すごい良い国だなっていうふうに思いましたね。
自分の甘えというか、
日本に行った時の甘えだったりとか、
っていうのも感じるかなって。
日本で安心、安全なところで生まれただけでも、
世界の歴史として、今現時点の地球上からしても、
相当恵まれたところで、
花咲かせが上がったなって僕は思いますね。
そう思うとやっぱりこっち来て、
日本にいた頃客観視できるっていう視点も、
一つ大事だったかなって。
その通りですね。
というわけで今回は、
マサトさんにアメリカ留学の経緯について伺ってきました。
日本との比較と個人の成長
さて、アメリカンナイトゴールド、
スポーティファイ、アップルポッドキャスト、
アマゾンミュージック、
リッスンにて、日本時間の金曜0時に配信をしています。
番組のご意見・ご感想は、
Xの番組アカウント、
atmarkangunderbar2024や、
メールフォームにお寄せください。
また、ハッシュタグ、アメ号をつけて、
いろいろつぶやいてください。
皆さんからのコメントをお待ちしています。
それではここまでのお相手は、
わらと、
マサトでした。
また来週。