2025-09-05 46:26

#65 東工大「奇跡の世代」と巡る!経営工学から拡がる世界【コーネル大学 清原さん 前編】

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2025年9月のアメゴーは「アメリカで活躍する東工大先輩後輩コンビ」をお迎えして、裏方の家でお好み焼きや焼きそばを楽しみながら、お二人のアメリカ留学を伺っていきます。


第1週目は、現在コーネル大学の博士課程(PhD)の清原さん(@aiueola_)の、大学選びから現在のコーネル大学に至るまでの過程に迫りました。


またゲストMCとして、先輩のTakami Sato (@tkm2261) にも加わっていただきました。



🗽トピック🗽 

東工大経営工学科/アメリカ大学院留学のきっかけ/出願プロセスと戦略/英語学習/「奇跡の世代」


🇺🇸清原さんが司会、Takamiさんが登壇した海外大学院留学説明会

https://www.youtube.com/watch?v=LCgX8swTpgU



本配信は個人的な見解であり、所属する組織とは全く関係ありません。


★番組のX ⁠⁠⁠@ANG_2024⁠⁠⁠

⁠⁠⁠メッセージはこちら⁠⁠⁠

★パーソナリティ ⁠⁠⁠NAKAMURA ⁠⁠⁠

★雑務 ⁠⁠おニューのわら人形⁠⁠

★オープニング: ⁠⁠⁠Trick style(まんぼう二等兵様)⁠⁠⁠

★エンディング: ⁠⁠⁠Night trip(Make a field Music様)⁠⁠⁠

★ジングル:

気分一新 (otologic様)

OP/EDジングル41 (t12ya様)

サマリー

このエピソードでは、コーネル大学に在籍する清原さんが、アメリカでの大学院留学や経営工学に関する研究や体験を話します。特に、理系と文系が交差する経営工学の学際性や学生生活の変化についての理解が深まります。清原さんは、自身の興味の変遷やアメリカでの進学について語ります。また、機械学習や意思決定デザインに触れつつ、日本とアメリカの教育システムの違いを考察し、留学プロセスについて詳しく説明します。このエピソードでは、コーネル大学への留学プロセスやアメリカでの研究環境に関する知見が共有されています。対話を通じて、「奇跡の世代」と呼ばれる日本の学生たちがどのように成功を収めているかが探求されます。そして、アメリカの大学院留学について、特に英語の習得と研究環境の重要性が語られ、留学を目指す学生に向けたアドバイスが提供されました。

アメリカ留学の魅力
アメリカからこんばんは、NAKAMURAです。この番組では、アメリカ研究留学4年目を迎えた私、NAKAMURAが、ゲストとお話しながら、アメリカ留学の魅力を再発見し、お聞きのあなたにおすすめすることを目指しています。
今月9月は、アメリカで活躍する東工大の先輩・後輩コンビをお迎えして、1ヶ月にわたってじっくりお話を伺おうと思います。
まず、第1週目の今回は、コーネル大学の清原さんをお迎えして、アメリカでの大学院留学について、詳しくお話をかかっていこうと思います。
また、ゲストMCとして清原さんの先輩の高見さんに出ていただきます。よろしくお願いします。
高見さん、簡単に自己紹介をお願いします。
佐藤高見です。サンフランシスコのウーバーという会社で、機械学習エンジニアを今やっています。
その前はユシアバインのCSPhDを取って、その前は5年間日本で働いていて、最初はほぼ上々と同じくらいのタイミングでブレインパッドという会社に入り、リクルートで働き、DNAに行ったりして、
その前には清原さんと同じ研究室に行って、ただ清原さんとは10年くらい違うので、そんな感じです。
よろしくお願いします。
アメリカンナイトGOLD!
今回のゲストは清原さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず簡単に自己紹介をお願いします。
はい。今コーネル大学でPhD学生をしている清原です。今2年間既に留学をして3年目になるんですけど、大学院に進学するタイミングでアメリカに来て研究をしているという感じになります。
研究内容は後で詳しくお話しすると思うんですけど、ざっくり言うとGoogleだったりとか、サファリみたいな情報検索だったりとか、情報配信サイトとかEコマースみたいな商品推薦みたいなアプリケーションで身近な意思決定システムを最適化したり評価したりする研究をしています。
元々はさっき佐藤さんの自己紹介にもあったんですけど、今の東京科学大学の経営工学というところで学部を卒業していて、その後学部からすぐPhDに来る形で、今はやっている研究は意思決定の研究で変わらないんですけど、先行だけコンピューターサイエンスにスイッチして学生をしているという感じです。
最後にちょっとだけ紹介なんですけど、今回のポッドキャストは個人的な出演にはなるんですけど、発言とかが所属機関とか代表するものではないんですけど、
留学に関して、最初の2年間に府内情報科学振興財団に、今年から1年間クワットフェローシップという財団からご支援をいただいているので、その点だけ社員を込めて最初に紹介しておこうかなと思います。
経営工学の学際性
よろしくお願いします。
清澤さんとは初めましてです。
そうですね、初めましてです。
高見さんとはいつ出会ったんだ?
え、でも友の会に入ってて、それでご飯みたいな感じだった。
サンフランシスコ友の会っていうのがちょっとダサいやつがあるんですよ。
そこで何回かお会いして。
会社の目の前がUCSFでね。
そうですね。
私も最近サンフランシスコ、大学はほらアーバインだから、南カリフォルニアでこっち来たばっかで知り合い全然いなかったんで、UCSFの人たちに混ぜてもらって、でオフィスにランチおいでって言っておびき寄せるみたいなことをしてる。
これは人確認したやつですね。
うちは結構カジュアルに人呼べるんで、もしサンフランシスコ来て私に会いたい人は気軽に声かけてください。
確かに。ツイッターでね、声かければ。
そうですそうです。ツイッターでも何でも。
2人は高校大の同じラボ?
同じ研究室です。
結局10個ぐらい離れてるんですよね。
10個ぐらい離れてる。
どうやってつながったんですか?
私は佐藤さんのことは、佐藤さん結構ツイッターとかでいろいろ発信されてたりして有名な方だったんで、一方的に知ってはいたんですけど、
2年前ぐらいに、私が大学院に進学するタイミングで海外大学院留学説明会みたいな、
それの東高大会場の司会進行みたいなのをやらせてもらう機会があって、
その時に登壇者の方を3名ぐらい、3、4名ぐらいちょっとお声かけしてお願いしたんですけど、
そのうちの1人として佐藤さんに登壇していただいて、そこからいろいろお世話になってるっていう感じですね。
高見さんの時代で東高大から海外大学院ってあります?
いない。
私も5年ぐらいブランクがあってアメリカに来たんで、でも最近めっちゃ増えてるって言ってて、
私も留学するために推薦書必要じゃないですか。
だから指導教員とはずっと連絡とってて、最近増えてるんだよねみたいな話を聞いて、その一環でつながって。
結構日本でもそういう活動されてるんですか?
説明会とかですか?
そうですね、そんなに頻繁にではないんですけど、時々1、2回ぐらいやらせてもらってるっていう感じですね。
不内容もらってるとなんかやってねみたいな雰囲気を感じるよね。
さっき出てきた海外大学院留学説明会っていうのが、正式名称忘れちゃったんですけど、
米国大学院学生会みたいなところが主催していて、
私が奨学金をもらってる不内情報科学振興財団が講演みたいな感じで資金面のサポートをしてるんですけど、
その流れでというか、小学生は留学をするタイミングで司会とかをする人が多くて、それで私もやったっていう感じです。
いいっすよね、こうやって金銭的にサポートしてくれるっていうのは、一番のでかいハードルをなくしてくれるのはすごいありがたいところですね。
そうですね、はい。
今もう登校代はなくなってしまって、東京科学大になりましたけど、
登校代卒なんですよね。
登校代卒です、はい。
どうなんですか?東京科学大、どうやって言うんですか?みんな自己紹介して、登校代卒ですって今はまだ言ってますか?
私はだいたい登校代卒ですって言った後に、場合によってはちょろっと今は科学大になってますけど、みたいな感じですかね。
登校代卒業したのは私の場合は、京原さんもだけど変わらない事実なんで、固くないツイッターのXのことをツイッターと言ってるように私は登校代でいこうと思います。
登校代の経営工学って文系ですか?
一応理系になるんですけど、結構学際的な分野になってて、その中に一番理系っぽいのは数理最適化みたいなことをやってるグループがあって、
それは例えば、輸送計画とか言ったりするんですけど、あるものを地点Aから地点Bに運びたい時に、どのルートを通ると一番早くたどり着けるかとかを結構数理的にやってるフィールドがあったりとか。
あと、もうちょっといろんなサブカテゴリーみたいなのがあって、経済研の人もいたりとか、心理学とかやってる人がいたり、
あと、いわゆる古典的な経営工学って工場の生産管理みたいなことをやったりするんですけど、そういうことをやってる人がいたりとか、
あとは会計ファイナンスみたいなことをやってる人たちがいて、結構学部はすごい学際的。
研究室単位になると、もうちょっといろいろ細分化されてるっていう感じのところですね。
留学の準備と経験
東高大って理系しかないんですか?
大学院は一応文系があるんですよ、ちょっと。でもメインは理系でほとんどだいたいそういう感じですね。
東高大、女子少ないイメージがあるんですけど。
少ないですね。本当だと思います。私がいたときは大体女子率10%ぐらい。
全体で?
全体で、はい、だと思います。
清原さんのときってまだ類って言ってた?
類、私が入学した年が類の最後の年です。
私は4類っていう機械系と経営工学がくっついてるよくわかんないところで入ったんですけど、
200人いて女子が14、5人みたいな感じですね。
確かに工学部は少なかったな。
そうですね、やっぱり工学系すごい少なくて。
物理とか数学とかももしかしたら少ないかもしれないです。
生物はもうちょっと多いイメージなんですけど。
バイオは女性多いのにキャンパス別なんですよ。
町田のほうにある鈴掛け大っていって、岡山はもう凝縮されてる。
そうか、確かに若干違いますもんね、生物だけなんか。
学園祭とかはインカレサークルが周辺の女子大とか一緒にやってるとこから呼ぶんで、
毎年それに騙されて入ってくる学生が結構入ってくる。
あれ、あのときの人高校生と違うみたいな。
確かに確かに、高校生だとわかんないですよね、そこらへん。
大学入って学部は何を、経営工学って何をするんですか?
そうですね、ざっくりとはさっき言ったみたいな経済とか数理最適化とかいろいろあったりするんですけど、
私と佐藤さんの研究室は主に数理最適化をやっている研究室で、
特に私はその中でも、最近結構データを使って意思決定を最適化しようみたいなのがやっぱり機械学習とかの発展とともに出てきたりしたので、
そのあたりの研究とかをやってました。
研究室は4年から?
研究室は正式には4年からで、私も4年からの配属ではあったんですけど、
私は割と研究をちょっと早い段階からしてみたいなっていうのを思ってたので、
個人的にその研究室の先生にメールを送って、公平性的な観点で正式な配属はできないけれども、
来たかったら来ていいよみたいなことを言ってもらって、
2年生ぐらいからちょっと、がっつり研究ではないんですけど、
研究室で出ているちょっとしたデータ分析コンペとかに一緒に出させてもらったりして、
なので、半分2年生ぐらいからで、がっつり始まったのは4年生からっていう感じです。
確かにいました?そういう人、研究興味あるからちょっとラボで。
そうですね、私も大学に入った時は、研究何それ?みたいな感じだったんですけど、
登校大って多分ちょっと雰囲気が特殊で、
すごい研究に興味ある人とか、研究者になりたいみたいな言ってる人が入学時点でものすごい多いんですよ。
私は全然そんなことを考えたことがなかったんですけど、
みんながすごい研究研究って言ってるから、すごいどんなことをしてるんだろうと思って、
興味を持って、ちょっと何かわかんないからやってみたいなと思って、
メールを出してみたっていう感じです。
それ1年とかの2年とか、研究やるって言っても授業とかもあるわけじゃないですか。
そうですね、はい。
何か海外留学に向けてそこから準備してたとかあるんですか?
全然なくはないんですけど、
英語が知ってたとか?
英語は元々好きだったんですよ、私何か珍しいタイプで登校大では。
登校大は元々入試が、数学が他の科目の倍点数があったりして、
ものすごい数学とか理科系科目が得意な人が来るイメージなんですけど、
私は数学が苦手で英語が得意だったんですよ、高校の時に。
なので、留学はざっくりとした興味はあって、
例えば何か1年ぐらいの交換留学とか、
何かあと登校大いくつかダブルデグリープログラムとかあったりするんですけど、
修士課程で、何かそういうのに行きたいなとは思ってたんですけど、
その時点ではまだ大学院のPHD進学は全然考えてなかったです。
普通の大学生だった?
そうですね、本当に普通の大学生だと思います。
何か楽しかったことありますか?登校大。
そうですね。
登校大の人と初めてこうやって真面目に話しますけど。
そうなんですね。
登校大は結構何かいい意味でオタク気質な人が多いんですよ、やっぱり。
そういうイメージがあるんですけど。
何ていうか、すごい何かどんな研究してるのとか聞いたりしても、
何かものすごい熱量で答えてくれる人が多いというか、
だから何か全然、私例えば理科研の何か科学とか物理とかあんまり詳しくないんですけど、
何かそういう話とかを何か聞いたりしても、
何か楽しそうにしゃべってるのを見るのが楽しいみたいな感じの雰囲気があって、
何かそういうのは結構、高校までにはあんまりなかった刺激をもらえたかなとは思います。
同じ趣味の奴らが集まってるみたいな。
あと、ちょっと私の場合は15年ぐらい前の話になっちゃうけど、
やっぱり特に女性で登校大来る人はいろんな覚悟が決まってる人が多いですよね。
どういう覚悟ですか?
いや、例えば、登校大ってこの前やったビアコのトリニングエンコンテスト、
マイスターってやってるところとかが有名なんですけど、
あそこに絶対入るために登校大に来たみたいな。
いや、だって別にその辺の大学に行けば楽しいキャンパスライフが待ってるわけじゃないですか。
その中登校大選ぶ、特に女性で来るっていう人は覚悟が決まってることが多かったですかね。
何かしら目的があったんですか?
そうですね。
時代は変わってきてますけどね。
私の15年前とかはそんなイメージでした。
確かにやりたいことが結構明確な人は多いかもしれないですね。
それってどうやってやりたいことが高校生の時に決まるんですか?
私の場合は、経営工学をやりたいっていうのがやりたいことだったんですけど、
経営工学って多分あんまり聞いたことないじゃないですか。
日本の大学だと本当に全然、学部を持っている大学が少なくて、
国立だと登校大とあといくつかっていう感じなんですよ。
経営工学への興味
その中でも登校大は結構歴史が長い大学ではあるんですけど、
私の場合は高校2年生ぐらいの時に、
とりあえず理系科目の方がなんとなく興味ありそうだから理系を選んだけど、
あんまり物理とか数学とかをめちゃくちゃ勉強したりするっていうイメージが湧かなくて、
何やりたいかなっていうのを、あんまり目標がなくて、
あんまり勉強に乗り気がしなかった時期が2年生ぐらいであったんですけど、
その時にたまたま大学を調べてたら経営工学があるっていうのを見つけて、
これはもうちょっと身の回りの意思決定、
例えばコンビニにどんな商品を置いたら売れ行きが良くなりそうかとか、
文化祭で出展する時にどういう風に展示物を並べたら、
よりスムーズに人を流せるかとか、
あとはまたコンビニの話になるんですけど、
コンビニを出展する時に山奥に1軒すでにコンビニがあったら、
どこに新しい店舗を置くと売り上げ最大化できるかっていう、
ゲーム理論のよくある問題があったりするんですけど、
そういう身近な意思決定を最適化するのを、
ちゃんと数理的にというか根拠を持ってできるのが面白いなと思って、
それで経営工学をやりたいって思ったので、
当時あんまり私数学が苦手だったので、
すごい投稿代とかE判定しか取ったことなかったんですけど、
でも、とりあえず行ってみたいなと思って、
投稿代にしようかなみたいな感じです。
すごいですね。高校からそんなビジョンがあったっていうのは。
でも本当たまたまだと思います。
たまたまやりたいことが見つかって、良かったなみたいな。
今も同じようなことを続けて勉強してる?
今もだいたい同じなんですけど、
入った時はもうちょっと、何て言うんでしょう、
数理的ではあるんだけれども、
もうちょっとがっちりしたロジックを積んでやるみたいなところに、
たぶん興味があったんですけど、
大学に入ってから機械学習とかに出会って、
データを使って人々の意思決定が反映されてる、
普段の何気ない意思決定が反映されてるデータを使って、
意思決定をサポートするシステムを作るっていうのがすごい面白そうだなと思って、
なので大学に入ってから、
プログラミングとかも全然本当知らなかったんですけど、
機械学習の勉強と、
プログラミングとかコンピューターサイエンスっぽいことも勉強し始めたりして、
なので今はその意思決定に機械学習が乗っかった感じのに、
若干シェフトしたっていう感じで研究をしてます。
アメリカ進学の理由
そういう分野がアメリカが強いから、
日本じゃなくてアメリカに進学したっていう感じなんですか?
アメリカは本当にそこら辺の学部の層がすごい厚いんですよ。
例えば今私がいるコーネル大学とかだったら、
コンピューターサイエンスの学科の中にも、
そういう意思決定の研究を機械学習でやってる人がいるし、
さらにオペレーションズリサーチとか、
あとコーネルではないんですけど、
マネジメントサイエンスっていう学部があったり、
あとインフォメーションサイエンスっていう学部があったりとか、
広い領域でいろんな視点からやってる人がいて、
そのあたりの意思決定デザインの研究の幅広さがすごい大きいかなっていうので、
アメリカにやっぱり進学に興味を持ち始めたところはあると思います。
それはいつぐらいから持ち始めたんですか?3年とか4年とか?
3年生ぐらいですね。
さっき最初の方に、
交換留学とかに最初興味があったっていう話を軽くしたと思うんですけど、
交換留学とかに興味があって、
そろそろ出願先とか考えたいなって思うぐらいのタイミングで、
ちょうどパンデミックがあったんですよ。
なのでそのタイミングで、
いろいろ留学とかの計画が、
一度募集が停止してしまったりして白紙になってしまったんですけど、
その時に今までの進路のプランをちょっと考え直す時間が欲しいなと思って、
ちょうど研究室のつながりで国内で研究インターンをする機会とかが得られたので、
1年間休学して研究をインターンで試してみながら、
進路についてもう1回考え直そうかなみたいなタイミングがあって、
その時にたまたま研究を見ていただいてたメンターさんみたいな人が、
アメリカの大学院とかに行かれていたので、
それでいろいろ話を聞くうちに、
留学プロセスの詳細
すごい良さそうな環境だなっていうか、自分も行ってみたいなみたいな思って、
なのでその休学とかのタイミングで、
アメリカの大学院進学、PhD課程の進学を考え始めたっていう感じですね。
けどアメリカって決めてもめちゃめちゃあるじゃないですか、選択肢が。
そうですね、はい。
コーネルとかっていう結構いい大学じゃないですか。
そうですね、はい。
上から多分アプライしていくと、どんどん選んでいくと思うんですけど、
何かあったんですか、こだわりは。
コーネルがすごい良い大学なのは間違いないんですけど、
上からアプライはしなかったんですよ、私。
結構アメリカに出願する人って、出願の不確実性があるので、
マッチングの問題とか、それで結構いろんなところに出す人が多いと思うんですけど、
例えば5校6校だったり、もっと多い人もいるんですけど、
私は2校しか実は出さなくて、出願を。
やっぱり結構マッチングを重視していて、
1個の大学に1個興味、すごく興味が一致する研究室がある大学って結構たくさんあるんですけど、
でもやっぱり指導教官とかと5年間、結構長い時間を過ごしていくじゃないですか、PhD課程だと。
ってなると、やっぱり働き方の相性とかが合わないと結構きついと思うので、
2個以上すごく興味が合致する研究室がある大学に出願したいなって思ったんですよね。
それをした結果、2個以上って考えると意外と数がすごく絞れて、
特にその中で事前に、多分12月に出願締め切りがあるんですけど、
そこに出願する場合に、8月、9月ぐらいから向こうの大学の教授と連絡を取り始めたりするんですけど、
そこで結構いい感じに興味が合致していそうとか、向こうにも興味を持ってもらえたりとかする研究室、
大学に絞った結果、2個みたいな感じになって、でも2個だと不確実性があるので、
その時、研究のインターンとかをしていたのもあって、国内で。
もし落ちたら、もう1年待って、次の年にもう1回出願しようかなみたいな感じで。
じゃあ、もう日本で選択肢なかったんですね。
日本は一応、州市の国内の同じ研究室の合格はいただいてたので、
アメリカの大学院が落ちたら、国内の州市にとりあえず進学して、
で、また1年やって、もう1回出願しようかなみたいな感じです。
留学を考え始めて、2個って少ないですよね。
まあ、少ないですね。
ただ、PHDこっちのアプライティも指導教員とのつながりがあるかないかで全て決まっちゃうんで、
逆にそこがあるんだったら、2、3でいいかなって気はしますね。
そのつながりはどうで作ったんですか?
1個は、コーネルはたまたま同じ研究室の先輩が行ってたので、日本から。
それで、興味を持ってもらえたっていうのもあると思うんですけど、
基本的にはメールを送って、
例えば、夏休み、8月ぐらい、出願の年の8月ぐらいに学会に参加する予定があったんですけど、
その時に、学会に参加するので、話をしたいです、みたいなメールを送って、
自分がこの研究室に興味があって、こういう研究がしたいです、みたいなのを添えてメールを送って、
それで学会で会って、ちょっとプレゼンをしてっていう感じですね。
やっぱりそこのアクティブさが必要なんですね。
そうですね。そこは最初は心理的ハードルがあるんですけど、
でも意外とやってみたら、すごい好意的に返信をくださる教授とかもいるので、
もし迷っている人がいたら、後押しはしたいなっていう感じはします。
準備って、どんな準備が必要なんですか、具体的に。
出願する項目で言うと、まずは、推薦状が2通か3通必要。
あとは、SOPって呼ばれる研究計画書みたいな、
ここの大学に進学したら、誰々の教授とこういう研究をしてみたいです、みたいなのを、
自分の過去の経験とかを交えながら、自分は過去にこういう経験をしてきて、
その上でこれをやりたいですっていう書く書類があって、
あとは、スコア系の、例えばTOEFLとかIELTSみたいな英語の点数だったり、
あと、私の大はなかったんですけど、最近GREっていう、
いわゆる一般的な学力テストみたいなのがあるらしくて、
っていうのとか、あとは何だっけ、
日本で言うセンターみたいなものですよね。
そうですね、センター試験みたいな感じだと思います。
あとは、学部時代、または修士から出願する人は、
修士も含めたGPA、成績の平均点みたいな。
どんぐらい必要なんですか、GPA。
でも、大学によると思うんですけど、どうなんでしょうね。
多分、明確な点数は公表していない大学が多くて、
いろんな要素を見て総合判断っていう感じだとは思うんですけど、
4.0スケールだったら、やっぱりその…
3.8ぐらい。
3.8ぐらいとかですかね。
高いほうが、やっぱりいいはいいとは思うんですけど。
だけど、大学1年生から、大学1年でめちゃめちゃサボってて、
そこからアップライトっていうのは難しくなっちゃうんですよね。
修士転生って技があります。
一応、アンダーグラウンドのGPAも書かないといけないですけど、
修士でリセットかけるって技はあります。
修士2年でめちゃめちゃ頑張って、4.0ぐらい持ってって。
あと、PhDはやっぱり教授とのつながりで、
そこはやっぱり国の、アメリカ国外のGPAはもう
当てにできないみたいなのが出る人もいるんで、
そうなるともう別に、確か3ないとミニマムで出せない大学が多いんですけど、
あとは教授とやりとりしちゃえば。
3だったらいけそうだな。
トフルはどんぐらい必要なんですか?
大学によって結構違った印象なんですけど、
よく言われるのは、トフル100点あればほぼ全部の大学に出せる。
でも、なくても出せる大学も結構実はあって、
例えば、コーネルもセクションごとの点数が必要だったんですけど、
本当に100はいらなかった気がします。
じゃあまあ、勉強すればなんとかなるレベルですね。
そうですね、はい。
いや、英語できないとなんとかならないですよ。
本当ですか?
MITは唯一100を明確に要求してきますね。
それ以外は90以上のところが多いけど、
例えばUIUCとか見ると、
あ、じゃあプリンストンか。
プリンストンとかだと、なんかもう
サクセスフルスティューデントはもう100近く取るよねみたいな、
すげえいやらしい言い方が書いてあったりとか、
あとやっぱスピーキング26を見ますよね。
まあ日本人で26行く人いないんですけど、
多くの大学でスピーキング26あると、
追加試験なしにいきなりTAができる。
なるほど。
だからもうほぼネイティブレベルというか、
まあネイティブに近いレベルで。
そうですね。
中国人留学生の1人ぐらいしかクリアしたの見たことないですけど、
日本人で25半を取るのってかなりきついんで。
トフルに関しては90点はスピーキングを捨てても取れる得点なんですよ。
100点はスピーキング全セクションそのかなり、
上位強によっては満点も狙えるぐらいの実力が必要です。
そうなんだ。
じゃあまあ結構長期間の努力が必要ですね。
だから1年後に行こうと思っても、
ちょっと苦しいかもしれないですね。
ただなんか結構多分トフルとIL2の相性問題みたいなのがあって、
私はIL2のほうが点が取れたんですけど、
なんかそういうのもあるので、
結構IL2とか受け付けてる大学も増えてて、
なのでちょっとそっちを使ってみるとかもありなのかなと思います。
ちょっと話を、推薦書3つ持ってきておいた話がありましたけど、
1つは高校大のその当時の指導教科の先生、
で、もう1つはそのインターンとかされたときの先生だったりするの?
そうですね。
インターンをしたときにお世話になったメンターさんみたいな方にお願いをして書いていただきます。
一般的な大学生だとそんな機会なかなかなくて、
インターンとか行く機会ってあんまりないんですけど、
そういう普通の研究室配属ぐらいのレベルの人だったら、
みんなどうしてるもんだ、もう1つの推薦書って。
国内で探すんだとしたら、
留学プロセスの紹介
学科の他のお世話になった先生とかに、
たぶんお願いするっていう感じなんですけど、
やっぱりその日本の大学で評価されてる基準が、
やっぱりアメリカでわかりづらいみたいな問題も多少はあったりすると思うので、
もし可能なら、たとえばその短期でもこっちの大学に来て、
たとえば研究学生みたいな感じ、ビジティングスチューデントみたいな感じで来て、
インターンとかができると、
1つ書いていただけたりとか、それはすごい良いと思いますね。
あとは、私は1校どこかの大学、コーネルだったかな?
コーネルがたぶん4通まで推薦書を出すことができたんですけど、
3通が最低で、たぶん。
それは国際学会に参加したときにお世話になった、
全然自分の大学の所属とか関係ない先生の方に、
その発表内容と英語のプレゼンテーションみたいな、
英語がある程度研究場では使えてますよみたいなのを書いていただく推薦書をお願いしたりしました。
裏技って、だいたい2通集まるんですよ。
講座制だと、教授と準教授がいるので、
もう1通は本当に困ったら、専攻長にかけ込むといいです。
私はそれ使わなかったんですけど、
自分の所の学生で専攻長とか学科長とかで、
泣きついたらたぶんやってくれるみたいなケースは結構あるみたいです。
こっちで推薦書へとった授業の先生にお願いするとかもあるんで。
学部4年で正直2通もしんどいかもしれない。
正直推薦書ってなんだろうって話になってきますし、
どういうことを書いてほしいかもわかんないし。
私は5年ぐらい働いてて、
他大の先生の学生の卒論を手伝ったことがあったんですよ。
その先生にお願いしますって。
大学3年ぐらいからちょっと動き始めたほうがいいんですね。
そうですね。学部から行きたい場合はっていう感じですね。
私もたぶん4年間だと全然間に合わなかったかなと思ってて、
休学の1年を挟んでたので、間に合ったけどっていう感じで。
4年生で配属してから研究を始める場合とかだと、
修士を出てからとかのほうがタイミング的には合わせやすいのかもしれないですね。
何が一番大変でした?準備で。
何が大変?そうですね。
何に一番めんどくせえなみたいな、苦しいなみたいな。
やっぱ、何だろう。
たぶん、そもそも研究成果までは出なくてもいいかもしれないんですけど、
ある程度、自分のやりたい研究を明確化したりとか、
そのために、ある程度は研究経験を持ってるっていうことが重要になると思うので、
具体的に出願項目を揃えるためにっていうよりは、
その一歩前の段階として、
自分のやりたい研究を明確化するとか、
そもそも研究で、なるべくできれば国際学会に論文を出したりとか、
もしくはそこまでいかなくても、
ワークショップとかに論文を出して、
ある程度やっていますっていう材料を作っておくみたいなのが必要かなと思うので、
そこが一番時間がかかるところにはなるかなと思います。
研究環境と戦略
そういう戦略で、インターンの先輩とかに相談したりするんですか?
誰に相談するんですか?
そうですね。
結構、そういう環境、東高大とかトップレベルだとそういう環境ありますけど、
じゃないとそういう環境ないですよね。
ここはちょっと特殊なんですよ。奇跡の世代って言って。
かっこいい。
さっき言ったコーネルの先輩だった、
清原さんの先輩の一人が得意地みたいな人がいて、
その人がいろいろ論文書いていきなりコーネル行って、
彼も結構他の学生と一緒にやるのが好む学生なんで、
それで清原さんだったりとか、その辺が結構学部生だけど論文通せたりみたいな、
かつその先輩がアメリカ行ってるから、下地はありましたよね。
そうですね。
聞ける環境ではありましたよね。
一人で最初から出願を目標にできたかって言われると、
結構難しいかもしれなくて。
これとか広大で、そんな人誰もいなかったんで。
私もいなかったですよ。
私の時はブログすらなかったです。
10年前に出版された本みたいなぐらいしかなくて、
それのせいでブログ書かなきゃなって言って、
ブログに全部書いたんですけど、
最近は増えましたよね、留学収支も博士も。
アメリカンナイトGOLD。
もうちょっと来れば、たぶん知らないんですよね、給料出るとか。
そうなんですよ。
だけど財団からお金をもらってるわけじゃないですか。
それはワンチャンなくてもいけるんですか。
そうですね。ぶっちゃけた話を言うと、
小学金をいただいてなくても、大学からスタイペンドがもらえるので、
実は時給額って変わらないんですよ、私個人の。
ただ、大学が学生に払わなきゃいけないお金が減るじゃないですか。
なので、大学の出版の際に小学金とかを持ってると、
ある程度加点要素にはなるというか、
この子にはお金払わなくていいから、
オーダーラインだったら、より強く取ってやるかってなるわけですね。
なので、そういう目的で出版する人が多いとは思いますね、
日本からPhD留学する場合に。
あとは、私が今いる財団とかは、いろんな分野の学生を取ってたりするので、
なかなか普段交流する機会のない人とかと、
交流できるという意味では、コミュニティ的な価値はあると思うんですけど。
どのくらい難しいんですか、小学金取るの?
えっと、多分大体なんですけど、
最初にもらったフナイ情報科学進行大団の小学金は、
倍率が多分10倍前後ぐらいな気がします。
だいぶ高いですね。
あそこはフルサポートなんで、一番倍率が高いですね。
最近ちょっと支援内容が、多分ここ数年で変わったんですけど、
私のいただいてたのは、授業料を全額出していただけて、
あとは保険代とかも全額いただけて、
あとはスタイペンド、月々の生活費みたいなのが、
月3000ドルですね、3000ドルなので、
日本円で言うと45万円ぐらい。
学費が多分一番高いですね。
そうですね、はい。
学費が…。
インターナショナルだと。
プライベートスクールは。
そうですね、コーネルだと。
そうですね、うん。
あ、そうか。
でもまあ、10倍って言ってもトップ10に入れば。
まあ、そうですね、はい。
考えるとまあ、なんか。
なんかそこは変な誤解が多いんですよね。
逆に、小学金を取らないと留学できないみたいな風に思ってる人が日本に多すぎて。
そうそう、僕もそのイメージです。
いやもう、それは嘘で。
普通にPhD取るって思ったら、まず取る前に予算確保するんですよ、先生は。
だから、そこに入れれば別にいいので。
だから、無一問で受けて、受かっても全然生きていける。
そうですね、はい。
何も問題ない。
だからその、逆にそういうのがある国の方が珍しいです。
だって私、いろんな中国人と話して、いや、そんなん聞いたことねえなっていう話ばっかだったんで。
逆にボリュームゾーンの中国でないんだったらねえ。
確かに。
博士に給料を払うのが当然になっているので、別にちゃんとクオリファーして受かったら、給料は当たり前に出ると。
私は一切日本からお金もらってないですね、小学金とか。
全然そこのハードルもないって思ったほうがいいですね。
英語学習とその重要性
そうですね、はい。技術面でのハードルはないけど、合格のプラス点として小学金があるとすごいいいかもしれない。
アプライズするだけアプライズして、別に問わなくても別に他で補えるものがあればいけるよ。
あとすごいいいのは、小学金の応募って日本で早い時期のやつだと、8月、9月から応募が始まったりするんですよ。
そのタイミングで一回書類を揃えるじゃないですか。
ってなると、そこで書類を揃えた時点から実際に出願するまでに、ちゃんと書類をブラッシュアップする時間ができるので、
そうなるとやっぱり、ここの研究興味の説明をもうちょっとよくできそうだなっていうふうに気づいたりとか、
そういう意味でも間接的に合格の後押しにはなるかなとは思います。
あ、そうか。PhD11月とか。
そうですね、11月の末とか12月の頭とかなので。
じゃあそう考えると、あとめっちゃありますよね、小学金最近。
そうですね、増えていますね。
ただ北米フルサポートは多分ないぐらいしかやらないんじゃないですかね。高すぎますから。
数千万いらっしゃいますからね。
それなくてもいけるってことは結構いい情報ですね。それもっと知ってほしいですね。
そうですね。
トップティアに行こうとするとそれはそれで大変なんですけど、
ティアのCSの機械学習とかコンピュータビジョンでやろうとするとちょっといろんな事情が変わってくるんですけど、
基本アメリカのPhDって学部生から出せるんで、基本ポテンシャル採用なんですよ。
別に論文もなくても全然通るし、給料出るのは別に超トップ以外も普通に給料は全額出るので、
普通に来ちゃえばいいと思います。
僕の知り合いの学生も学位っちゃうと50系ぐらい給料としては700万800万ぐらいは日本円で、
普通に住む分には全く問題ないぐらいの給料、大学から出る、教授から出る。
色々引かれて保険とかも持ってもらって最終的に来るのが3000ドルちょっととか。
いろんなストライキとかってどんどん上がっていったんですけど。
だからインターンしないと大体年収は600万ぐらい。
インターンすると1000万いくかな。
そうですね。インターンでもそんだけお金もらえるっていうのがやっぱすごいですよね。
私もリサーチインターンをしたときに研究所みたいなとこ行ったときは結構安くて時給40ドルぐらい。
いや高いんですよそれは。
テク系のエンジニアリングとかビッグテクに行くと時給だと67ドルとかいくんで、
大体時給1万とかもらえますね。
そういう情報もっと欲しいですね。
もっと大々的に、色んな大学でそれこそお二人を召喚して評査して欲しいですよね。
特に地方国公立の子達は絶対知らない情報だと思うんで。
そうですね。
別に最初3年ぐらい日本で20代で働いてても給料高が知れてるじゃないですか。
400万、500万すると。
みんな口を添えて物価高いって言うんですけど、高いのって外食と家賃だけなんで。
家賃は寮に私住んでたんで別にですし、食材は安いんですよ。食料有数国なんで。
全然、仮処分所得的には働いてた時よりあったかなぐらいですかね。
あとこっち金持ちの基準がぶっ飛んでるんで、低所得者は全然取られないですね、国に。税金とか社会保険。
他に何かアドバイスありますかね。ここは心配しなくていいよみたいな。
なんか清原さんの場合さらっと流してますけど、英語マジ大変ですからね。準備の全てはそこですよ、大体。
英語が一番のネックスかね。トイトって見られないですよね。
トイトは多分ほとんど使ってないと思います。
まず90点とか100とか、最初受けるとわかると思うんですけど、最初全然いけないですからね。60点とか普通ですからね。
それを90まで上げるのに、ちゃんとやってない人だとやっぱり私みたいに1年ぐらいかかっちゃいますね。
1年ガリ弁ですよね。
仕事終わった後、会社の会議室を1時間抑えて、帰宅する前1時間英語そこでやるとか、
あとフィリピンの英語のとこ行ったとか、それでも全然でしたけどね。留学時点では英語は全く話せなかったですね。
けっこう英語好きなんですかね。
そうですね。でもやっぱりテストの点数が取れるのと話せるのってちょっと違うじゃないですか。
例えばテストだと、ある特定のイントネーションとかアクセントとかしかなかったりするので、
実際に現地に来てリスニングに慣れるのにちょっと時間がかかったりとか、
なかなか、例えば研究の話は論文とかも英語で読んでるし、英語でできるんだけれども、
例えば日常会話、例えば風邪ひいてお医者さんに行くときどうしようとか、
そういうのは意外と英語が全然わからないみたいになったりするので、
その辺は慣れる必要があるんですけど、個人的な印象としてはテストとはちょっと違う部分かなとも思うので、
すすがに必要な、テストはとりあえず点をまぐれてもいいから早く取ってしまうみたいな感じかなと思います。
それなりの努力が必要ということで。
他のことは、お金とかそういうのは気にしなくていいっていうのはよくわかったんで、
そうですね。
すごいそこは頑張ればいけるっていうのがよくわかった。
あとやっぱり日本と違ってテストの点数よりは教授の相性で、向こうも5年一緒に働くんで、
アメリカ大学院留学のすすめ
トークのレジュメがすげえ人よりも近くでちゃんとハードワークするのがわかっている学生を取るので、
どんだけそのきらびやかな経歴があったとしても、教授にコンタクトとってなるべくならラボ訪問して、
なるべくなら夏のインターン、ビザいらないんでエスタで行って、
会わせして、さらに夏行ければ推薦状ゲットなんでやってほしい。
それか海外学会に行く前にアポ取って、話させてもらうっていう。
はい。
私は5年ブランクがあったんでね、卒業してから。
研究に関しては一回断絶してるんで、逆にポテンシャル採用なんで、アメリカのPhDはそういう技もある。
もし行きたい人がいたらお二人にちょっと問い合わせてください。
英語はね、マジでなんとかなるし、NAKAMURAさんもそうだと思いますけど、来ないとどうせ話せるようにならないじゃないですか。
来たらまた違う問題が発生するんで。
そうですね。
とにかく450点からスタートしましたけど、私の場合は。
結局話せたら来るしかないし、残りの人生英語話せなくていいですかって話もあるし、
会社で偉くなっていく日生を、一定より上は英語どうしても必要だから。
そういう意味では、とにかく450点で、私より英語できない人に謙遜じゃなく会ったことないんですよ、今年来てから。
でも、なんとかなるんで来ちゃいました。
確かに。とりあえず勢いで頑張っちゃえるっていうのがよく分かったんで、すごい勇気をもらいました。
あともう一個英語に関して言うと、日本人あるあるかもしれないんですけど、ちゃんと文法を正しく発言しようとする人多いじゃないですか。
でも、結構来てみたら、みんな文法ぐちゃぐちゃで、でもなんか伝わるからOKみたいな感じだったりするんですよ、意外と。
だからそこの心理ハードルを下げて、ボディーランゲージとかも含めながら、頑張って伝えるみたいな。
それこそ指導教官とかと話すときも、もちろんある程度ちゃんと伝わったほうがいいのはもちろんなんですけど、
言葉だけで頑張るんじゃなくて、スライドでわかりやすく補足をするとか、
そういう英語じゃない部分を補うのができたら問題はないのかなっていう感じはします。
そこらへんもやっぱ来てからですね。
そうですね。
まず来る一歩を踏み出す情報をここで得たので、よかったなと思いました。
学生からのメッセージ
というわけで、ここまで清原さんのアメリカ大学院留学について伺ってきました。
今回本当に、僕この話聞きたかったなっていう学部生のときにしたら、
もしかしたら僕も大学院にアメリカにいたかもしれないんで、
もし大学院アメリカ行きたいなと思っている人は、
これを機にちょっと前向きに考えて第二歩を踏み出してもらったらなというふうに思います。
さて、アメリカンナイトGOLDは毎週日本時間の金曜0時に配信をしています。
番組のご意見ご感想は、ハッシュタグアメ号をつけてSNSでつぶやいていただくか、
メールフォームにお寄せください。
皆さんからのコメントをお待ちしています。
ここまでのお会いとは、NAKAMURAと、佐藤と、清原でした。
また来週。
46:26

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