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こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。
今週何食べたのコーナー?
お互いに摂取したエンタメを報告し合うコーナーです。
最初はグー、じゃんけんポイ!
はい、お願いします。
ネットフリックスですね。
映画、カラオケ行こを見ました。
風雷の試練ではない。
いや、まだ風雷の試練の話してもいいんだけどさ。
さすがにもうかな。
聞いたことある、それ。
ヤクザの話だよね。
昨年劇場公開されて、もうネットフリックスくんのかってね。
早くない?
確かに。
俺この前さ、劇場でさ、もう一回ゴジラ-1を見たんだけどさ。
すごい。
そしたらアマプラに来てさ。
まあ劇場で見るっていうのはまたちょっと違うとは思うけど。
うっすら損した気持ちになるよね。
ああ、まあうっすらね。
うっすらね。
私もゲゲゲの鬼太郎がアマプラに来て、うっすら損した気になったよ。
何回見た?
2,3回見たかな?
劇場で何回か見てたよね。
まあでもいいんじゃない?
まあいろんな人が見てくれれば嬉しいね。
そう、ヤクザの映画なんですよ。
どういうストーリーかっていうと、どうしてもカラオケがうまくなんなくちゃいけないヤクザ。
これ綾野剛が演じてるんですけどが、合唱部の部長を務めてる中学生の男の子に歌を教えてもらうっていうストーリーですね。
組長の誕生日にカラオケ大会が開かれるんだけど、そこで一番下手だったやつは、組長が素人ながら適当に入れずに罰ゲームが行われて、それを回避するために綾野剛が頑張って歌うっていうやつですね。
この中学生の男の子、里見くんって言うんだけど、実はこの里見くんは編成期を迎えてて、声変わりの時期で、今まで合唱部でソプラノとして歌ってたんだけど、そのあたりの声がうまく出せなくなっていくそういう時期だっていう悩みを抱えていて、
そういう自分ではコントロールできない、うまくいかなさ、イライラ、モヤモヤみたいなものをですね、最後、恭二って言うんだけど、ヤクザがずっと歌ってるXジャパンの紅。
あの歌によってすぐバーンって突破されていく、なんとも爽やかな、ある種青春映画みたいな感じでしたね。面白かったよ。
もっと恋愛寄りの映画なのかと思ってた。
確かにBLっぽさみたいなのはありましたね。仲間のヤクザに、こいつらにも歌を教えてくれよ、一言言ってやるだけでいいから、ヤクザだらけのカラオケルームで、里見くん、中学生の男の子がビビるシーンが。
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ビビって、綾野剛の腕にずっと抱きついてたりしてたし。 街のチンピラに襲われている里見くんを、綾野剛がさっそく駆けつけて助けた。
すごいキラキラ映画だ。
あとなんか、元気のお守りみたいなやつを、中学生の男の子が綾野剛にあげるんだけど。そういうのもエモいっていうか。
この映画の登場人物の中に、和田くんっていう合唱部の後輩の中学2年生くらいのキャラクターがいるんですけど、この子が可愛くてよかったですね。中学生の真っ直ぐさというか、不器用さみたいなのがあって。
里見くんは声替わりしちゃってさ、上手く歌えなくて。だんだん部活から足が遠のいて。で、和田くんは、「なんでちゃんと歌わないんですか?」って。
なんか元々の古文の先生が3級に入ってるみたいな説明台詞があったんだけど、なんかちょっとフワフワした先生が古文の先生になってた。大会で同賞だったんだけど、3位だったんだけど。
で、「なんで大会で優勝できなかった反省をしないんですか?」とか。先生は僕たちが優勝できなかった理由は何だと思いますか?
真っ直ぐだね。真っ直ぐだな。眩しい。なんかほら、もうね、ナーナーの世界で生きてるじゃないですか。もうぬるま湯に浸かってますよ。世の中、白黒じゃないなって思ってるからさ。真っ直ぐさがすごい中学生だなって。
物事を反省するっていうことがもう人生で消えてるからな。見直しをするとかそういうのないもんな。もうそうなってしまったものはそうなんだっていうふうに思って生きてるもんな。すごいな。カラオケ上手くなろうとする役者もすごいと思うよ。高上心というか。あるよな。より良きものになろうとしてる。素晴らしいですね。
もっとラジオを良いものにしようとしろよ。このラジオを。もうナーナーで。確かに。201回目ですからね。なんか最近思うんだけど、もう俺らが喋ってるだけじゃん。ずっとそうなんだけど。別に人様に聞かせるようなものかと思うよね。確かに。初心忘るべからずということで201回を機に。届けよう。届けよう。アルバカナダに。我々は死んだ後も残ってく可能性あるからね。
さっきのなんで優勝できなかったと思いますかって質問に対してちょっと頼りない顧問の先生がちょっとだけ愛が足りなかったかなって言うんですけど。素晴らしいな。
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その和田くんは納得しないよ。なんだよそれみたいなこと言うんだけど。でもこの映画全体を通してみるとやっぱ愛だなっていうのがわかるっていう。なかなか複雑で面白くて。
和田くんもいつか気づけるといいね。愛の大切さ。
我々もね愛を持っていきたいなと思いますよ。なんか作品のセリフで綺麗なものしかダメだったら、綺麗なものしか、関西弁なんだよな。綺麗なものしかあかんかったらこの街ごと全滅やっていうセリフがあるんだけど。やっぱそういうところだと思うんだね。愛って。
愛って作品の中では与えるものだっていうふうなことを言ってたんですけど。やっぱそういう得があるからとかこうだからとかっていうことが愛なんじゃなくてさ。やっぱそのものを愛するっていうことが愛だよね。愛するという行為によって愛っていうのが成り立つわけですよ。
だからやっぱりB級映画とかの方が愛を感じるじゃないですか。美男美女が惚れた晴れたのをやってたってそんな愛じゃないんですよ。だったらやっぱり半魚人と恋してた方が愛を感じるじゃないですか。
なるほど。与えるものだからあるがままを受け入れていくという意味でも。そういう映画でした。やっぱり恋愛映画だったってことですか。そうそう恋愛っていうか愛の物語。ヒロインでの愛の話。青春物語であり愛の物語だったね。
そうね。そういう。なんかやっぱ10代の頃ってめちゃくちゃイライラしてたもんな。えーそうなんだ。知ってなかった?あんまり10代の頃イライラしたりとかないんだよね。反抗期とかもなかったし。私も別に反抗期ってことはなかったけど、なんかこう違うなっていう。
私も物事が上手くいかないのが前提として生きてたから別に上手くいかなくてイラつくとかなんか。慣れ切ってた?なんか予想を超えられなくてこうイラつくわけじゃん。こうなりたいのになれないみたいな。ああそうだね。でも別にそういうのなかったからさ。上手くできる物事を何も持ってなかったから別に。高みを目指そうよ!
あるがままの自分を受け入れてほしい。このラジオももう再生数ずーっと横ばいだけど。なんか入れ替わってるんですよ。更新するかもしれないから。いずれ増えるかもしれない。
今週なんかありましたか? 今週はですね、小説また読みまして。先週ガルシアン・マルケス? 違う違う。ボルヘスだ。南米っていうでかいたくりで。全然違ったわ。ボルヘスの電気紙を読んだ話をしたじゃないですか。
昔こんな小説読んだなって思い出して、本の中で引っ張り出して再読した本なんですけど、小林教授の小説伝ってのを読みました。
09:09
知らない。これですね、小林教授80年代から書いた本で、一応アクター側賞候補にもなっている作品。有名なのはこの小説伝っていう小説と、あとゼウスガーデン水帽子っていうのが、これ結構有名ですね。
あと電話男っていう本があって、電車男BOYっていうタイトルで、一瞬話題になった。電車男が出た時。これ結構面白い小説で。小説についての小説なんですけど、西暦2064年、一人の老人の死体が発見されるんですね。
で、その彼が暮らしていた部屋の中から、一枚のフロッピーディスクが発見されるんですよ。これ85年の小説なんで。アルミ製のフロッピーディスクがあって。その中には何を書いていたかっていうと、長い長い小説を書いていたんですね。
この作品によると、原稿用紙40万枚。ハードカバー本でいうと500冊。本印刷を5センチとして考えると25メートル分くらいの、超大な本が発見されたんですね。でも西暦2064年になると、もうみんな小説読んでないんですよ。
あそこら辺はリアルですね。
この時代の人間は何を楽しむかっていうと、映画と演劇と芸能ニュース。1980年代って芸能レポーターとかが話題になってた時期。マスコミの過剰な報道とかも話題になってたから、多分そのノリなんだと思うんだけど。
そんな時代の久しぶりの新作小説ってことで、もう人々は熱狂するんですね。こんなすごい小説を書いたなんて、きっと作者はどんな人の素晴らしさだったに違いないとか。いや誰にも見せることなくこんな長い小説を書くなんて、きっと孤独な一生だったに違いないとか。そういう作者に注目が集まって、作者が主人公の映画とか演劇とかドラマとかいっぱい作られるんですね。
あるいは、この本を偶然発見した彼の親戚のあった男。彼に注目が集まったりもする。ただ一向に誰もこの小説を読まないんですね。これがこの小説での面白いところ。めちゃくちゃ長い小説が発見されるんですが、誰もそれを読まないんですよ。ただその500冊の小説にまつわるいろんなあれこれ事件が起きてくるっていうのが基本的な構想なんですね。
あまりにも長すぎるから、読むの大変なんですよね。そして読んだところで面白いかどうかもわからないんですよ。だから誰も読まない。ちょっと今風だなと。
評価が定まってないからね。だから代わりに周辺の情報でみんながてんてこまにしてくる。作者どんな人か読めよ。いいから早く読めよって。あるいはこの小説を巡ってスパイ同士があいにゃくして戦ったりする。久しぶりに現れた重要な文化財だから、そのフロッピーディスク1枚にしか保存されてない。これを巡ってアメリカのスパイとソ連のスパイが。
ソ連生きとったんか悪い。あとフランスのスパイが出てくる。なぜフランスのスパイが出るかっていうと、当時世界で一番長い小説っていうのはフランス人が書いた善良なる人々っていう小説が一番長い小説になっていた。これを超える小説が現れてしまうと、善良なる人々が長くてつまらない小説になってしまう。世界一の称号が奪われる。だからこのフロッピーは破壊しなければいけない。といってスパイがあいにゃくしたりとか。でも誰も読まないんです。
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こんな話どうなっていくかっていうと、スパイのあいにゃくとかいろいろあるんですけど、ついに読み始める人間がだんだん現れてくるんですよ。どんな話だったかっていうと、小説を書き始めた男の話なんですね。平凡な国語教師だった男が小説を書き始めた。平凡な人生だったからといって、彼はどんな小説を書いたかっていうと、非常に女性にモテる男の話を書き始めるんですね。
そのモテる男っていうのは生まれた時から女性に人気があって、いろんな女性と関係を結びながら成長していくんだけど、当然いろんな問題も起きてきて、一つの場所に住み続けることができなくなる。
旅芸人の一代に入って、全国を旅していくんですね。旅しながら人生を送る中で、ある時、ちょっと小説でも書き始めるかといって、小説を書き始める。
その小説の中身っていうのが、また誰かが小説を書く。入れ子構造の小説だったってことがだんだんわかってくるんですね。
この小説を読み始めた人がいると、当然周りの人も読み始めるんですね。
次、小説園では何が起こるかっていうと、今度はその小説をどう読むかによって、血で血を洗う構想っていうのが始まってくるんですね。
例えば、読み方の違いですね。
ある一派は、小説は読まないんですよ。読まずに、その小説を読んだ人の話を聞くことこそが大事なんだと。
この小説を読み始めた初期の読者のうちの一人が、めちゃくちゃ喋りが上手い女性がいたんですね。
彼女こそが予言者なんだと。彼女の話を聞くことが大切だって、本自体はそんなに価値はないんだって一派が現れる。
なんでだよ。
あるいは、やっぱり本そのものが大事なんだと。がんばってみんなで本読もうって一派も現れる。
なんか、宗教っぽいよね。多分宗教意識してるんだと思うんだけど。そこで構想が生点派ですね。
本構想か。
で、地理地理を表す構想を繰り広げて。でも、結局みんな読んでないんですよ。
なんでだよ。
ほとんどみんな読まずに、ただの構想に巻き込まれていく。
小説についての小説っていうのが、そういう面白さもあるお話で。
面白いんだけど、今読むとやはり古臭さもあるんだけど。ただ、やっぱり今にも通じるなっていうところがあって。
その小説、果たして誰が読むのかっていうところと、一体最後どうなるんだろうか。小説がどうなるのかっていうところは、このお話ぜひ読んでいただいている感じなんですけど。
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この小説のテーマが何かっていうと、実は本編の中で説明されているところがあって。
簡単に説明すると、人類にとっての最大の不幸っていうのは、一人の人間に一個の人生しか与えられないことなんだと。
人間の創造力っていうのは無限にあるのに、この人生しか生きることができない。
だから、不満というかつまんねえなとか、どうせなるようになるだろうって、どんどんどんどんずぶずぶとぬるまいぬくを使っていくわけですよ。
でもそれを乗り越えるための発明品というのは人間を作ってきた。一つは仏教の輪廻という考え方がある。
この人生はつまんないかもしれないけど、次があるから。他の人生まで味わえるから。
ただ、輪廻というのは問題があって、論理的にかけるとおかしい。
生き物が増え続けているはずなのに、輪廻し続けるなんておかしいんじゃないかと。
魂の数が増えているのか、なってしまってちょっとおかしい。
だから、仏教というのはアネッタイの熱い地方で頭がぼーっとしたやつに流行るんだ。
オイ、めちゃくちゃディスってんじゃないか。
これ私の意見じゃないんですけど、そういう記述があったりするんですけど。
めっちゃタイとかディスってるじゃん。
それとは別の考え方として、自分の人生はそもそもカスであるという考え方がある。
自分よりももっと上位の存在、神的なものを生み出して、自分の人生はつまんないかもしれないけど、
でもそれは神様が決めていることだから、これで満足しなさい。
まあ割とイスラム方面の神様っぽい考え方ですね。
でもそれでも意味が満足できない。
ただ自分の人生がつまらないという事実は変わらないから。
その次はどうするかというと、自分自身を物語の一部にしていくんだと。
それが例えば民族であったりとか、それこそ宗教であったりとか、国家であったりとか、
イデオロギーとか、そういうものに自分を委ねることによって、自分の人生が価値あるものであるかのように、
人生に意味を与えていくんだ、というような記述があった。
まあそれが多分この書籍のテーマになってくるんだけど。
これ読んでて、なんかすげえアメコミっぽいなって思いましたね。
まあ今言った説明はサピエンス全史に書いてあったし。
そうそう、サピエンス全史にも書いてあったね。
あとまあやっぱその、一人が一回の人生しか生きられないっていうのはまあ、そうね、アメコミっぽい。
まあその自立の人生の可能性を探って、それを作ってみようと思うようになる。
そういうようなバリエーションが生まれてくるっていうのがアメコミっぽいし。
だからそういう物語について、物語全般に共通する要素も出てくるし。
1980年代の文化みたいなものもちょっと見えてくるし。
そして何よりもその小説をほとんどの人が読まずに、どんちゃん騒ぎを繰り広げるっていうのも、
まあなんかSNSとかでありそうだろうね。
お前見てねえだろっていう。
見てねえだろってあるよね。
見てねえけどなんか批判しちゃうみたいな風潮とかあるし。
そういう意味では先取りした小説なのかな。
書かれたのが1985年かな。
で、芥川翔候補にもなって作品。
電子化してなくてちょっと買いにくいかな。
あ、してたよ。
18:00
今話してるの聞きながら読めるかなと思って聞いたけど、電子化してますよ。
あら、じゃあ電子化してるのはぜひ皆さん読んでみてください。
ちょっと古さも、いやあんま古くないかな。
じゃあちょっと読んでみよう。
フロッピーディスクとかね、そういうところもありますが。
フロッピーディスクは確かにちょっとおって思うよね。
だってもう見ないもんね。
あと正直最初の前提を否定することになっちゃうんだけど、
ハードカバー本500冊で世界一長い小説っていうのも、今どうかなってちょっと思わんくもないよね。
え、そう?
めちゃ長い小説って、世界で一番長い小説シリーズってあるんだよね。
あ、もうシリーズものってことか。
これは一人の作者が作ったわけじゃないんだけど、宇宙英雄ペリー・ローダンシリーズっていう。
なんか前もそんな話したな。
これは一人が書いた小説じゃないんだけど、1000冊、1000巻以上か。
だいたい両本もあるから、どうなんでしょうかって思わなくもないが。
やっぱり物語を巡るお話っていう意味では、今読んでも十分楽しめる。
なるほど。
古典だと思うので、おすすめでした。
さて、この番組では毎週一冊の公約アメコミを紹介し続けてですね。
はい。
前回200回を迎えたわけなんですけど。
すごい。
それを記念してですね、ラジオネームなしさんからプレゼントいただきました。
ありがとうございます。
スーパー版イヤー1ですね。
はい。
イヤー1、1年目ということで。
1年目ということで。
200回やって、初心をね。
初心を思い出すためにも。
そろそろね、飛躍の、飛躍の?飛躍の年じゃねえや。
全然先考えずに話し始めたな。
確かに、リブートする意味でね、自身を。
もう一回イヤー1やっていこうぜということでございますよ。
なっちさん、いつもありがとうございます。
ありがとうございます。
以前もね、シルバーサーファーいただきましたよね。
パラブルだから。
はい、いただきました。
いつもありがとうございます。
いつもありがとうございます。
えっと、まあイヤー1といえばですよ。
我々も一回やってますよね。
やってますね。
あれはバットマン、イヤー1。
バットマン、イヤー1。
やりましたね。
ライター誰だったか覚えてますか?
ライター誰だったっけ?
フランクミラーです。
お、聞いたことありますね。
フランクミラーの作品といえば?
フランクミラーの作品といえば、シンシティ。
まあ、そうです。
やっぱりね、アメコミのクオリティをググッと引き上げた作品ということで、
教科書に載ってるのは、
何の教科書だよ。
教科書に載ってるのは、やっぱりアラン・ムーアーのウォッチメンと、
フランクミラーのダークナイトリターンス。
国語ビンランで見開けで載ってるからね。
アメコミビンランあったら見開きだろうね、フランクミラーは。
確かに。
夏目漱石とか森鴎外レベルのページはきっとね。
そうだよね、きっとね。
もらえそうな気するよね。
近代、モダンコミックの創設者。
すげえ、墓の写真とか載ってるんだろうね。
21:02
何その国語ビンランのディティール。
国語ビンランあるある、墓の写真出がち。
国語ビンランって墓とか載ってたっけ?
近代の作家、夏目漱石・森鴎外って墓の写真なかったっけ?
勝手なイメージ。
森鴎外はあったかもしれない。森鴎外の墓って何て書かれてるんだっけ?
森凛太郎で本郷がね。
本郷が書かれてるのか。
えっ、お墓って個人の名前入れるんだっけ?
あれ?入れる?
お茶の名前?
確かに。
一人用ってこと?
一人用ってことかな。
この墓は一人用だぜってことか。
森凛太郎の前、名沢治であれもペンネームだよね。
一人用だよね。
あー、そうなんだ。
やっぱあれかな、ファンが集まるから。
確かに。
みんなに墓の写真載せてさ、学生は何を思えばいいの?
学生的にはたぶん墓の写真も、例えば明治時代の家屋の写真とか載ってても同じレベルの興味のなさだと思うけど。
じゃあ何でもいいのか。地面が生まれば。
というフランク・ミラーなんですけどね。
このスーパーマンイヤー1はフランク・ミラーがライターを務めていて、アーティスト、絵の方はジョン・ロミータ・ジュニアですよ。
ジョン・ロミータ・ジュニア。かの有名なジョン・ロミータ・シニアの息子。
そうですね。
親子2台でスパイダーマンを描いていたという。
そういうことですよ。
すごい。
ジョン・ロミータ・ジュニア有名なところだと、キック・アスとかですか?
あと我々結構やったのはエターナルズとかもジョン・ロミータ・ジュニアでしたよね。
確かに確かに。
スパイダーマンもジョン・ロミータ・ジュニアよく描いてますし、そういうことですね。
これはもう鉄板のというか、有名ライター、有名アーティストというすごい組み合わせのものになってるんですが、
フランク・ミラーは暴力的な作風で知られるライターですね。
いわゆる暴力描写とか多いですよね。
一方でジョン・ロミータ・ジュニアも結構痛みの伝わる絵描きがちじゃないですか。
なるほど。確かに確かに確かに。
ていうかあれだな、フランク・ミラーとジョン・ロミータ・ジュニアのコンビさ、一回やってるわ。
あれだほら、デア・デビルのマン・ウィザード・フィアだっけ。
そっか、あれやりましたね。
やったね。
そう言われてみれば。
あれもやっぱ暴力。
あれもボコボコにしてましたもんね。
すごい作品だったけど。
ということでですね、ちょっとそういう暴力の味を感じつつ。
タイトル通りスーパーマンのデビューというか、オリジンの部分を追った作品になっているんですが、そこにやっぱりフランク・ミラー味がトッピングというか、スパイスとして効いているという。
ちょっと読んでみてどうでした?
いや面白かったというか結構びっくりしましたね。
24:00
なんか予想と違ったというか。
私もなんか違う。
なんかもっと一本筋の通ったストーリーをグッと展開するのかなと思ったんですけど、割と細切れのエピソードをまとめつつ、スーパーマンってこんな人間なんだよ、こんな人なんだよっていうのを伝えてくる作品で。
こういうのを書くんだっていうのはちょっと意外でしたね。
ちょっとやっぱりとことなくスーパーマンに暴力性というか、ちょっと怖いスーパーマン像が出てましたね。
一応解説にもあったと思うんだけど、ダークナイトリターンズと同じ世界観ということみたいですね。
ありましたね。
なので、いわゆるフランク・ミラーバースみたいなことをですね、感じていければいいかなと思うんですが。
というわけで本日はスーパーマンイヤーワンです。
ネタバレもしつつ話していくと思いますので、本屋さんでまだ買えるはずなので。
気になるか。これ意外と最近の作品なんですよね。2019年。
あ、そうなの?
単行本として出たのはもっと、日本語版が出たのはもっと最近だと思うんですけど。
あ、そうか。そんなに新しかったっけ?
ダークナイトと同じ世界観って話だったんで、もっと古い作品だと勝手に思ってたんですけど、結構新しかったですね。
ということで、まだまだ手に入ると思います。
ぜひ買って読んでいただいて、続きを聞いていただければと思います。
スーパーマンのオリジンはさ、みんなご存知ということでよろしいですかね?
そうですよね。
そうですよね。惑星クリプトンが滅びて、そこから一人宇宙船に乗せられて、地球のカンザスシティ、カンザスの街に落ちて、そこでケント夫妻に拾ってもらって、育てられたといったところですかね。
なんか結構、スーパーマン怖いなと思ったのは、赤子の姿で、我々の星に地球に降りてくるんですけれども、
なんかこう、サイコメトリーというかテレパシーみたいなのを使って、義理の両親というか、拾ってくれた両親を観察というか、見てますよね。
確かに。言われてみれば、私の心をミス化してるみたいなセリフあるけど、多分ミス化してるんでしょうね。
はい。なんか怖かったです。
なんかもう、オリジンの段階から全然人間とは違う存在なんだよっていうのを、この幼少期から描いていくのすごいよね。
そうそうそうそう。
正直キャラクターとしてあんまり共感できないというか。
ああ、もちろんもちろん。スーパーマンってやっぱり前世の良いところ、前世みたいなのを出してくるじゃん。
なんかそうじゃなかったよね。宇宙人だったよね。
ああ、そうね。宇宙人キャラでしたね、完全に。この顔つきとか目とか完全に座ってますもんね。
27:05
で、親からね、力を見せびらかすなってすごいきつく言われてるんですけど。
そうね。
まあでもそれを奮いたくてしょうがないみたいな部分は泣きにしまらずですね。
思春期のまっすぐさですかね。
ああ、思春期のまっすぐさですかね。
キャッチボールしてる時にグローブや父親の胸を貫通しないように配慮しながらボールを投げると。
そうですね。やっぱいいなあ、このエピソード。
やっぱさ、ごめんバットマンの話して。
バットマンとさ、スーパーマンは野球するじゃないですか。
野球しますね。
スーパーマンはね、バットマンと野球するときは本気出せるじゃん。
本気出せるね、うん。
いいよね。
普段いっつも周りのやつに合わせてね、過ごしているスーパーマンがさ。
バットマンといるときだけは素でいられるっていう、この二人の関係性ですね。
イヤーワンは本当に異物としてのスーパーマン像みたいなのを繰り返し描いていくので、バットマン来てほしいなあと思いましたね。
幼少期バットマンとの出会いがなければ、あったほうがよかったんだろうな。
友達が、オタクっぽい友達がいじめっ子にいじめられてるんだ。
で、それを思わず助けちゃうというか。
だけど、そのことによって、かえっていじめが可烈になってしまうというシーンがあって。
この辺もなんかちょっと嫌な感じというか。
いやー、スーパーマンの暴力というか能力では解決できない問題に対してどうするのかっていうのは、ちょっと面白いエピソードでしたね。
どう落ち着けるのかなあと思いましたね。
スーパーマンが本気を出してしまうと、人間はジャムみたいになってしまうので、手加減をしなければいけない。
でも手加減をして暴力を震えば震うほど、またそのスーパーマンの周りの子たちに対する暴力が可烈になっていってしまう。
その時に出てくるのがカメラなのがすごく馬鹿らしかったですね。
カメラを使って彼らの暴力を暴き立てることで彼らをやっつけることができるんじゃないかというエピソードが出てきて。
将来の伏線が出てきた。
そうですね。剣は剣よりも強いしですね。
報道することによってスーパーマンの能力では助けられない人たちも助けられるんじゃないかというエピソードで。
すごい、めっちゃいい話じゃんって思ったんですが、その直後にさらなる暴力でいじめっ子をやっつける途中が続いてて。
フランクミラーすげえなって。ブレないなって思いましたね。
やっぱり暴力ですよ。
暴力が全てを解決する。
できるこのカメラを使って写真撮ってってエピソードだと思ったのね。
もっと強いパンチを打てばいじめっ子は黙ると。
そうですね。高校時代はラナラングといい漢字になるっていうストーリーでしたけども。これは原点でも地元ではラナラング。
30:09
メトロポリス行ってからロイスレーンっていうアレですよね。
暴力の匂いはしつつも、カンザスで通常を隠しつつ成長していくっていうのは我々の知っているスーパーマンの物語じゃないですか。
見たことありますね。
この次の章ですよね。
なんと高校を卒業したクラーク・ケント。海軍に入る。
軍隊行ってたんですね。知らなかったわ。
一気に彼を見る目変わりますよね。
結構しごきみたいなのがあるんですけど、スーパーマンから見たら余裕なんですね。
そうね。丸太持たされたりとかね。波打ちギラに寝かされたりとかね。軍隊大変だな。
あと射撃の能力が、というか狙いを外さないという意外な一面も。
確かに。
意外じゃねえか。
言われてみればそりゃそうか。銃使うイメージないもんな。
銃使うイメージないから狙い外さねえんだなって。
確かにすげえな。軍隊としての素質は十分にあったってことですね。
ここからさらにすごいのは、人魚と恋をするんですよね。
これすごいよね。すごいよね。スーパーマン本気出したかったってことなんですかね。
人間世界を離れて海の底に行って、ソトランジスに行って、人魚のお姫様と出会って、そこで恋愛をすると。
すごいな。
すごい。
バットマンと出会わないとこういうふうになってくるのかもしれないですよね。
軍の中でもめちゃくちゃ才能を発揮してるんだよね。
一人ちょっと上官、大佐か。大佐っていうのはクラークがすごい奴だってことを見抜いてる。
あとこの大佐は人魚がいることも知ってましたね。
これなんか比喩の話かと思ったんですけど、本当に人魚いるんだっていうシーンですよね。
海の向こうには人魚がいてな。船乗りを海に引きずり込むんだみたいな話をしてくれるんだけど、その後普通に人魚が出てきて、すごいなこれ比喩じゃないのかっていうシーンが出ましたね。
あとこの人魚あれだよね。解説によると、生死においてはスーパーマンの恋人だった時期もある人魚っていうふうに言ってるんで。
ロリ・レマリス。
ラ行の女の子好きですね。
確かに。
ラ・ラ・ラリとか、ロイス・レーンとか。
ラ・リ・ル・レ・ロが好きなのか。
ということで、スーパーマン海底の冒険編みたいなのが始まるんだよね。
これと一緒に訓練の様子もいろいろ描かれるんだけど、普通に人殺しの能力がすごいんだなっていうシーンって怖いですよね。
33:05
怖い。模擬戦みたいなね。
格闘術の訓練みたいな。ちゃんと殺し方も知りつつ加減してるんだなっていうことが分かって、スーパーマンの暴力に対する見方変わりましたね。
そうね。やろうと思えばいつでもやれるんやでってこと。
殺しのための技術も身につけてるけど、力を加減しているということで、ハンマー・ユージローとかに近い存在に見えてきますよね。
そうですね。
あとアトランティスの王になるんですけど、その後アトランティスのこと帰り見ないんですよね。
これもちょっと怖いよね。
怖い。あれ忘れちゃったって思ったよね。
なんかエピソード飛ばしたのかなって思っちゃったのかな。
結局リンギョのお姫様と結ばれて、アトランティスの王にもなれたということなんですが、その直後に割と何の悩みもなく、メトロポリスに出かけていくんですよね。
はい。
どういうこと?
軍も対処して、ロイス・レーンと出会うんですけど、そこで新聞記者になろうって思うんですね。
ということで、結局大学にも行ったんですね。
あ、そうか。新聞記者になろうと思って大学に行ったんでしたっけ。
この間に描かれてないけど、リンギョとはお別れしたんですかね。
なんかあったんですかね。
なんかこのエピソードが抜けてるので、スーパーマンの動機というか、気持ち的な部分がよくわかんないのが怖さ、際立ちますよね。
あと、スーパーマンとして秩序を取り戻したいみたいな欲、結構ある感じでしたね。
あ、そうね。秩序大事って感じしましたね。人は殺さんけど秩序は大事。
すごいな。大都会メトロポリスでめちゃくちゃ活躍してますもんね。
なんかスーパーマン今回、結構自分の意思でどうこうしようっていうのがあんまり気迫だなと私は思ってて。
あ、そうか。
なんか人魚が見えたから人魚を見に行って、そこでお姫様がいたから恋に落ちて。
で、人魚のお父様から試練を与えられたからその試練を乗り越えて、人魚の国の王になって。
例えば人魚を助けようと思って、いや俺が試練に打ち勝ってやるぜという感じじゃなくて、与えられた試練を次々こなしていっているだけで、なんか怖って思いましたね。
何でもできるからかな。
そういうこと?
受け身な感じあるよね。
そう、すごい受け身な感じで。ロイス・レーンを助けたのだって目の前でなんか溺れそうだったから助けてあげたっていうところで。
なんか積極的にどうこうしようみたいな動機があんまり感じられなくて。
確かに。なんか助けを求める声がめっちゃ聞こえるから助けるしみたいな。
まあできるし。
できるし、やっとくよみたいな感じで。
ああ、そうね。できるし、やっとくよみたいな感じだね。
こだわりとか、何というか価値観というかこだわりというか、どうしたいのっていうのがあんまりないのがすごいよね。
目の前の問題にただ対応していく。
やっぱりここにも暴力性みたいなのを感じて、つまり力を奮いたいんだよね。
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ああ、そうね。そうだね。
でも力を奮いたいんだけど、目的は気迫だから、どうしたって目の前にあるちょっと大変そうなことに首を突っ込みみたいな。
そうだね。確かに確かに。目の前の問題をただただ凝らしていく。
力を奮いたいっていうふうに考えると、確かに彼の行動をいろいろと理解しやすいですね。
そういう感じよね。やっぱりずっと我慢してきたし、我慢させられてたからさ、震えるところで震いたいんですね。
確かに。事件の解決のためにどの犯罪からこなしていくかって考えるシーンがあるんですけど。
優先順位はどうするかと。
発生場所は路上である。悪党の望みは金だ。金はどこにある?銀行だ。
チンピア強盗とか詐欺師は無視しよう。銀行強盗からやっていこう。
そこでみんなそれぞれの犯罪を全部解決したいんだとか、優劣はないんだっていうほうじゃなくて、一番大事な犯罪からやっていこうというあたりがすげえなって。
ちょっとやっぱ我々が思う猫を助けるスーパーマンとはちょっと。
そうそう。たぶん猫助けないですよね。
こいつ助けないですね。
猫助けないんだよね。
これも全て幼少期にバットマンに出会っていないせいですね。
幼少期にバットマンに出会うのってさ、2人が親友のアースだけでしょ?
そうやっけ?キャッチボールしたの違ったっけ?
それは生死じゃないよ。
あ、そうか。じゃあやっぱりスーパーマンの本質はこっちなのかな?
でもほら、ニュー52のスーパーマンでちょっと暴力的というか、両親が早めに亡くなって。
未熟なスーパーマン像がありましたが。
ちょっと重なる部分もあるのかな?というところですかね。
結局なんやかんやあって、ルーサーが担ぐ身腰に乗せられて、人々の前に姿を現したりとかしますし。
これもやっぱり彼ができるからこなすっていうのをやってきたから、ルーサーの野望というか彼の考えにはあんまり興味も何もないというか。
ここもやっぱり巻き込まれ系で来てますよね。
気づけば記者会見の場にいましたみたいな。そんなわけあるかって感じなんですけど。
気づけばバットマンと戦ってますよね。
巻き込まれ型主人公スーパーマン。
そしてバットマン、手も足も出てないっすね。
そうですね。この段階では全く勝負にならない。
なんか結構いろいろ仕掛けてて、バットマンもいけるっていうオフに思ってるんだよね。
自信は持ってましたね。
いろんなガジェット使って攻めていくんですけど、まるで。
まるで歯が立たず。
これから何年先だかわかんないですけど、そこにダークナイトリターンズが待ってると思うと。
そうね。考え深いものがあるかもしれないですね。
39:00
ダークナイトリターンズでも使わせたガントレット使うシーンとか、おって思いましたね。
やっぱりクリプトナイトをプラスアルファしないときついんですね。
確かに。ダークナイトリターンズだとクリプトナイトをちょっと弱めにしてたみたいなシーンがありましたね。
その頃にはそんなに余裕もできてたけど、この当時はまだまだ。
若い二人ですよ。
その二人の喧嘩をね、ワンダーウーマンが止めてくれるんですけど。
この辺りもサラッとっていうか、めっちゃ速いテンポで。
もう駆け足で後半行っちゃいますよね。
後半駆け足でね、やっとバットマン出てきたと思ったら、特にいいところもないまま。
でもフランク・ミラーのライティングでこの二人が向き合うっていうのに意味を生み出す。
あれなんだと思うんだけど。
ちょっと物足りなかったなって感じですね。
もっと活躍見たいなっていう。
そんな人魚の話で長く撮るなんて気もしなくもない。
これって続きあんの?
この後あんのかな?ありそうだよね。
なんか最後ね、ブレイニアックが裏にいるんだっていうところで終わるんだけど。
公約は少なくともされてないよね。
後半かなり駆け足で。
スーパーマンが地球を離れるシーンで終わっていくの面白いですよね。
あとフランク・ミラーの中ではスーパーマンの相手役というか、ヒロイン的ポジションは結局ワンダーウーマンなんですかね。
そうでしたね。唐突なキスでありましたけど。
スーパーマンじゃなかった、ダークナイトリターンズでも二人付いてましたもんね。
そっか、そうだったね。確かにそうだ。
長い恋愛でしたね、そう思うと。
そうですね。ロイス・レーンはね、フランク・ミラーの中では負けヒロインだったんですね。
毎回全章で女性と何かしら仲良くなってるな。
確かに、スーパーマンの女性関係のすごさみたいなのは描かれてますね。
すごさっていうと語弊があるな。
でも描いてますね。
今ちょっとラストシーン見てて思ったんですけど、スーパーマンは力を発揮したいって思い続けてたから、そういう意味では彼なりのハッピーエンドではあるんだ。
宇宙に飛び出していって、地球のルールではない自分の全力を出せる場所に行けるんだと。
ということで、ブレイン役の戦いが待っている宇宙へ行ける。
その意味ではハッピーエンドか。
確かに地球のルールの中で窮屈に生きていくよりは、こっちの方が良かったのかもしれないですね。
これさ、ダークナイトリターンズに続いていくじゃん。
ダークナイトリターンズだと、スーパーマンは政府のエージェントというか、公務員の仕事をしてたじゃん。
42:00
このスーパーマン像だと、この未来に公務員があるのはちょっとわかる気もするんですよね。
巻き込まれ方だし、彼自身の世の中をこうしたいとかさ。
彼自身がこの世界にこう働きかけたいんだみたいなのがあんまりないじゃん。
マットマンだったら、俺はゴッサムを平和にする。
偏ってるかもしれないけど、情熱があって。
そのためにどうするかって考えるんだけど、スーパーマンの今回の場合は目的がないから、
より多くの人たちに秩序を与えられるのであれば、政府にくっついた方がいいのかなと。
確かに政府の方が報道機関よりも多くの人を救えるって考え方はあるもんね。
だからエージェントとして公務員になるのもあるのかもなって。
じゃあフランク・ミラーの中では一貫したスーパーマン像みたいなのがあるのかもね。
これ2019年に書いてあるのすごいよね。
ダークライザーって1985年とか小説展と一緒だ。
40年くらい経ってこれを書いたわけですから。
そっか、40年経って前日短を書いたのか。
すごいな。
やっぱり人生は一つの物語しか歩めないから、別の可能性を未来から作ったりもするんだね。
でもフランク・ミラーは結構他にもフランク・ミラー世界の作品って書いてて、
結構どのくらい書いてるかわからないけど、
少なくとも翻訳されているのではオールスター・バットマン&ロビンっていうのがあって、
これはこの世界におけるバットマンとロビンの出会いを書いた作品なんだけど、
未完なのかな?なんかすごい中途半端なところで終わるんだけど、
これも翻訳されてるんで。
あとダークナイト・リターンズやった時さ、
ダークナイト・リターンズとその続編?
ああ、そうですね。前後編じゃないけど。
ストライクス・アゲインと並録されてたじゃないですか。
ちなみにあの後の話もダークナイト・マスター・レイスっていうのが出てるから。
それも翻訳で?
翻訳で出てます。
なのでフランク・ミラーバースまだまだやれるんだよね。
意外とあるんだ。
せっかくなしさんからプレゼントしていただいたし、
ちょっとフランク・ミラーバースを追っかけてみるのも面白いかもしれないですね。
はい、というわけでスーパーマンイヤー1でした。
はい。いつもと違うスーパーマンが見られて面白かったですね。私的には。
たまにやっぱスーパーマンもいいよね。
このスーパーマンはボーイスカウト入らない気がしますね。
そうね。
そういうのとは違うところにいってそうな気が。
なんかでもやっぱちょっと違うなって思ったな。スーパーマンってね。
スーパーマンはあんまり詳しく知らないけど、
なんかこれまでいろんなので読んできたスーパーマン像とはちょっと違う。
なんかね、希望の象徴とかさ。
あとあれか、今回は彼に与えられる課題が彼にとっては簡単すぎたから。
45:03
あーなるほど。
その辺の見えにくかった。
格を示すだけの相手が出てこなかったっていうのは確かにあるかもしれない。
やっぱこう苦労してというかさ、うわーってなったところから再起きする姿に我々は勇気づけられるわけじゃん。
確かにホイホイ何でもできちゃうスーパーマン見てもすげーなって言われるもんね。
やっぱ宇宙人ちげーなってなっちゃって終わっちゃうもんな。
確かにここから希望を得ることはなかなか難しいですね。
そういう意味ではらしくないな。
らしくないね。
でもいわゆるスーパーマン像っていうのからずらした設定というかキャラクターは面白かったんで。
面白かった。このフランク・ミラーバースちょっと他にも読んでみたいですね。
ただタイトル詐欺感はあるな、そうなるとな。
そうね。
スーパーマンのことをちょっとよく知りたいなーみたいな。
バットマンはね、バットマンイヤーワンクに読もうみたいな感じじゃん。
あるある。
フランク・ミラーっていう人は、そうやってヒーローの最初の姿を描くのが上手な人なのかなーみたいな感じでさ。
そのノリで手に取ってしまうと。
あれ?なんか怖い。
何この人?ってなるよね。
そういう意味では1冊目ではないかもしれないね。
いやだから難しいなと思うよ。アメコミを選ぶのとか売るの。
売る人やっぱすごいね。企画立てる人も売る人も。
我々もね、こうやって愛を届けて。
確かに。気持ち新たに愛を届けて。イヤーワンやり直しということでリブートしていきましょう。
そうですね。ここからまた我々の第3章。
第3章が始まっていくんで。
第3章?すごい平板な1章2章3章。
これが全て伏線になるかもしれない。
そうね。もしよければですね、我々の行く末も追っていただければと思います。
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語ってほしいアメコミのリクエスト。
スーパーマンイヤーワンの感想。
私の考えたスーパーマンのオリジン。
オリジンを変更しちゃう感じ?
イヤーワンですからね。それぐらい引き寄り出してもいいよね。
メールいただいてますね。
はい、メール1通届いておりました。
ラジオネームアイライドさんですね。
どうもありがとうございます。
ほやかみさんあられさんこんばんは。
200回おめでとうございます。
ゴジラ対コング新たなる帝国見てきました。
私の感想もプロレスのタッグマッチみたいだな、だったのですが。
確かに。
ブレンバスターしてましたよね。
確かに、エジプトでやってた。
これさ、言われてハッとしたんだけど、
48:02
最終決戦の地がブラジルだったのは、何かの資産だったのかもしれません。
と言うと。
アントニオ・イロキを探して見てないんですか?
アントニオ・イロキと言えば、
ブラジルから来たわけじゃないですか。
奴隷労働者だったり。
そうですよ。
なるほど。プロレスの聖地巡礼だったということ?
かもしれないなと思って。
地下帝国っていうのは地下格闘技団体の比喩だったのか。
そう。
なるほど。
そうとか言って意味わかんないけど。
デスマッチの比喩だったのか。
なんかでもやっぱ、思い返してみるとプロレスだったなって思うね。
あと、怪獣映画っぽくなかったみたいなことを、
先週の感想で言ったんだけど、
思い返してみれば、ゴジラ映画って、
あんなんだったかもしれないなって思って。
まあ、いろんなゴジラ映画ですね。
あるから、そういう意味では。
私はどうしても、平成ゴジラが自分の中のスタンダードにあって、
そうすると平成ゴジラってお金がかかって、ビルのセットとかあってさ、
ゴジラがどっかから来て大暴れして海へ帰ってくっていうストーリーだからさ、
ああって思ったけどさ、昭和のゴジラって、
結構意味もなく怪獣島みたいなところでのんびり暮らしてたりさ、
ああ、いいじゃん。
子供にさ、光線の吐き方を教えたりとかさ、
結構そういう意味で人間臭さというかさ、
今回のこのゴジコンみたいなさ、
人格みたいなのを、
それはあるタイプのゴジラもいるなと思って。
あれ見たな、そうだそうだと言っていますって。
ああ、そうそうそうそう。
字幕が付くやつあったよね。
今回も字幕付いてなかったけど、心の字幕が出てたよね。
読みやすかったね。
読みやすかった、読みやすかった。
おい、案内しろよとか。
言ってたわ、喋ってた。
こいつ人間様に歯作ってもらってるぜとか言ってたよね。
言ってたわ。昭和ゴジラということか。
そう、だからごめん、反省してるよ。
怪獣映画とか定義しちゃって。
ああ、そうね、なるほど。
怪獣映画ってのはもっと懐の深いものだよね。
昭和の怪獣映画みたいでしたね。
そうね。
知らねえけど。
まあみんなも見よう。
はい、というわけでぜひ感想あれば教えてください。
ゴジラの感想お待ちしております。
それではまた来週、さよなら。
バイバイ。
なんか200回もやってると結構型できてきたなと思う。
ほうほう。
ラジオの。
なるほど。
こんばんは、公約アメコミ、アメアラレですから始まって。
こんばんは。
それではまた来週、さよなら。みたいな流れがだんだんできてきたなと思う。
たまに復習がてら昔の回聞くと結構今と構成違うのかとか。
おお、すごい。
思ったりするんだけど。
我々の中にも伝統が生まれつつあるのか。
51:01
そうそう、なんかパターンみたいなのができてきたなと思ったんだけど、
今日次回予告するの忘れてますね。
やべえ、忘れてた。
来週はミステリーオブウルトラ7です。
怪獣じゃなかった特撮が出るような特撮物ですね。
もっとさ、考えて喋れよ。
怪獣物かなって一瞬思っちゃったけど、ウルトラ7は怪獣じゃない。
怪獣物って怪獣出てくるんじゃない?
確かに、エレキングとか出てくるかな。