1. 邦訳アメコミ雨あられ【毎週土曜深夜更新】
  2. #086 ワールド・ウォー・ハルク
2022-02-19 40:14

#086 ワールド・ウォー・ハルク

ハルク対地球! 編集はしませんでした!笑
 番組への感想やリクエストなどがあれば「#邦訳雨あられ」をつけてTwitterに投稿するか、amecomiamearare@gmail.comまでお願いします。
00:03
いやー悔しいっすよ。悔しいですか? なんかあったんですか?
ジャパンポッドキャストアワードですよ。 聞いたことありますね。この収録時点ではですね、先日
ジャパンポッドキャストアワードっていう、ポッドキャストの中で面白い番組を
ナンバーワンを決めるという、見つけようぜっていうようなイベントが、ショーレースですね。いわゆるショーレースですよね。
があったわけなんですけど、あのまあ我々も2年、まあまあ2年近く、2年目に突入して
まあ毎週ね、作ってるわけじゃないですか。ちょっとぐらいなんかこう
日の目を見てもいいかなとか。そうね、他社からの評価欲しいなって思うよね。 一応持ってたんですけど、端にも棒にも。
いやー高い壁でしたね。いやでもね、あのなんか我々がちょっとこう入り込む隙間のあるインディー感のあるショーなんじゃねーのかなって
ああそうだね確かに。思ってたんだけど、今回で第3回のジャパンポッドキャストアワードだったんだけど
ノミネートされている作品見たらさ、ジェーンスとかさ、アルコアンドピース坂井とか、サンシロアイダとかさ、もうラジオでめちゃくちゃ活躍してる人たちとか
本物じゃねーかって。あとロバートとかさ、真空ジェシカとかさ、芸人さんとかさ、あとカノーシマイに
あーあったね。絶対勝てねーわと思って。 だって
カノーシマイとかさ、もう何やったって面白いじゃん。 確かにカノーシマイちょっとあれ見てから聞いちゃったもんね。気になるもんね
まだ邦訳アメコミとカノーシマイ比べると、やっぱりカノーシマイの面白さ。何しても面白いもんね。 何しても面白い。カノーシマイが邦訳アメコミ紹介してたらめっちゃ面白い。
ミカさん、ハルクが。 喋らなくてもいるだけで面白さあるもんね。
悔しいし、何が悔しいかって、あのもしかしてワンチャンあるんじゃねーかなと思って
辞選も受け付けてたんで、辞選に出した自分が恥ずかしいよ。
あと、もうどうせそこまでやるんだったら、リスナーズチョイスっていってね、聞いてる人が投票できるやつあったら、あれをこの番組上で
投票してねーとか、やるべきだったよ。変にカッコつけて、言わねーのに辞選だけは出してるっていう一番ダサいムーブをかましてしまった
自分が悔しいですね。 実は私、リスナーズチョイスにこの番組一票を入れてしまって、最低の不正行為
そのせいかな?私のせいだったかもしれないな。バレちゃったかもしれないな。
03:03
でも本当にさ、インディー感なくなってない? 普通のプロのラジオ番組が勢揃いしてましたもんね。
スポティハイ独占配信のハードボイルドおぐるめリポートみたいな。
あれって、もともとテレビ番組でギャラクシーショー撮ってるからね。 それは面白いわって。
そうなんだよ。実は、ポッドキャストアワードにノミュレートされたからっていう風にして聞いたものもいくつかあるんだけど、どれも面白いし
もともと聞いてたゆる言語学ラジオとか、カエル邸の殿様ラジオとか、それはなぁと思いつつも
それはなぁと思いつつも、やっぱちょっとワンチャンあるんじゃないかなと思った自分がね、いたよ。 ショーレースの厳しさというのを味わうことができましたね。
もうね、安静した。もうそういう権威主義っていうのはもういい。 我々のラジオは反権威。
あーなるほど。 反権威、激尖り、ドインディーラジオとしてね、やっていくべきなんだと。
なるほどね。反権力として、そういうショーレースと戦いを挑むような番組にしていこうということですね。 そういうことですよ。
いいっすねー。 だって、法薬アメコミ、そもそもそのデカいパイを狙ってないよ。
法薬アメコミを読む人ってそんなにたくさんいるわけじゃないじゃん。 そうね。日本に5000人しかいないって噂もあるよね。
噂ありますよね。 だからそうやってね、いつもね、石の下にいる子虫が日を光り浴びようとしたのが間違いだったんですよ。
虫の血団が間違ってたらね、そしたら死んでしまいます。 火に焼かれて死んでしまいます。
これからもね、ジメジメしたところから、アンダーグラウンドからお届けしたいなと。 このくらい水の底からお送りしていきたいと思います。
というわけでこの番組では、毎週一冊の法薬アメコミを取り上げて、それを2人で紹介しております。
今回のテーマはワールドウォーハルク。 まさに反権をテーマにしたわけでしたね。
確かに言われてみればね。 以前ですね、リクエストでいただいていた作品で、ワールドウォーハルクを。
なかなか取り上げられなかったんですが、今回いい機会ということで扱っていきたいと思います。
リクエストをくださる方ね、いつもありがとうございます。なかなか答えられなくて申し訳ないんですけど。 手に入るやつをリクエストしていただけるといいかなーって。
結構プレミア付いてるやつとか。 ワールドウォーハルクもやろうってすぐになったんだけど、
アマゾンではもう。 そうね、アマゾンだとちょっと高めだったんですよね。
プレネが付いてるやつしか売ってなくて、どうするかなーと思ったら、たまたま一旦本屋さんで新品で売ってたんで、 新刊で普通に売ってて、今回扱えることになりましたが。
ちょっとその辺もね、気にしていただけるとちょっと。 まあてか、答えるか答えないかわからないんで。
好きなやつリクエストしてもらえばいいのかですね。 そのプレミア付いてるやつが偶然我々持ってる可能性もあるしね。
06:01
じゃあ今の話を忘れてもらって、好きなのをリクエストしてください。
今回ライターはグレッグパク。 初めましてですね、おそらく。
そうですね、なんかあんまり聞き覚えないですが、 解説によると、映像畑からコミックの世界に入った人だということですね。
イエール大学、オックスフォード大学、ニューヨーク大学などに学んだ。 権威だ権威。
まさに権威。大学3つか、すげーな。 一方でアーティストはジョン・ロミータジュニア。
こちらはお馴染みですね。しばしば出てくる。 キック・アスが代表作ですかね。
それから我々のラジオでは、 デア・デビル、マン・ウィズ・アウト・フィア、エターナルズもこの人がアーティストでしたね。
そうですね、そうでした。パパも有名な絵を描いてる人ですよね。
パパの方も。 あ、パパ、ジョン・ロミータ?
あ、そうなの? あれ?ごめん、今のちょっと。
そうなんだっけ?ジョン・ロミータも有名な人なのか。 ごめん、今のちょっと、ちょっと後で編集で変わってきてくださいね。
ちょっと調べてまた話しましょう。 申し訳ない。
あらすじをざっくり説明しますと、 イルミナティというヒーローたちによって、
宇宙に放逐されたハルクが帰ってきて怒る。 それは怒るわっていうストーリーでしたね。
ただ結構、いろんなヒーローの登場する。 そしてバトルシーン多めっていうね。
読んでて楽しい。 ド派手な作品でしたね。 クロスオーバーになってますんで、ぜひみなさんも読んでみてください。
反権異主義のみなさんぜひ。 なぜハルクが宇宙に追放されることになったかっていうと、
なんだ、暴走しがちだからってことですよね。 理性を失って大暴れしがちなので、
宇宙に追い出そうっていうことですかね。 まあジキルとハイドキャラで、バナー博士とハルクの人格って別物だったんだけど、
自分の知性を保ったまま変身することができるようになった。 素晴らしい。 なったんだけど、やっぱり敵のヒドラとかに
はめられたりなんだりとかしたりして、暴走したりみたいなことがあって。 やっぱりハルク、怒れば怒るほど強くなるっていう設定の持ち主なんで、
結構強さの触れ幅、
怒れば怒るだけ強くなるから、戦いの相手とかも困らないわけですね。 どんな強い人を戦わせても怒ってさえいれば、説得力が生まれるわけだ。
とにかくすごい強キャラなんで、多分メタ的に言うとシビルウォーにいられると困るってことだと思うんですよね。
ハルクがいる陣営が勝っちゃうから。 あとやっぱシビルウォーで退場した有名なヒーローで言うと、ソウも死んでたんで、その時期はね。
09:08
なので、そういう一環なのかなと思いつつ。 裏で見るとね。
全然知らなかった。 ただまあやっぱり人気キャラなんで、
追放された後も物語が進むんだね。地球ではシビルウォーがやってる間、 ハルクは
惑星サカー、蛮族の星って言われてますけどね。 サカーっていう星にたどり着いて、そこで剣刀師にされて、そこから成り上がってレッドキングっていうですね、
王を倒し、惑星を解放しっていうような物語が描かれる。 これちょっとあらすじだけ載ってますけど、面白そうですよね。
このワールドウォー・ハルクがビレッジブックスから出されてるんだけど、 ワールドウォー・ハルクが出た時には、このプラネット・ハルクって言われる
追放された先でのお話、翻訳決まってなかったんですよ。 だから、全話あらすじが載ってますね。
全部載ってるよね。 すごい読み応えありました。 丁寧なんですけど、今はワールドウォー・ハルクのこの前日語であるプラネット・ハルクも
翻訳されてますんで、読めます。 天の章、地の章だったっけな。2冊になってるんで。
あと、追放しようっていう話になった
お話も、ロード・トゥ・シビル・ウォーっていう、シビル・ウォーの隊員を集めたやつに載ってるんで。
このワールドウォー・ハルクに連なる一連の流れは、翻訳で全て読めるんですね。 翻訳で全て読めますね。
素晴らしいですね。意外と少ないよね、そういうシリーズというか。 確かに。やっぱり霧の良いところで始まって、霧の良いところで終わるから、
前にどういうことがあったかっていうのは、説明で詰まってがちですよね。 そんなシリーズだったのか。恵まれてるシリーズですね。
だから多分、すごく人気があったんじゃないかな。 この前も読みたいっていう人が結構いたんだろうね。
めっちゃ面白そうですもんね。検討誌の闘技場で、次々と新しい仲間と、その仲間との別れを経験していくっていう、
どうお話を作っても面白くなるでしょうね。 面白いですよね。映画のソウ・バトルロイヤルってあったじゃないですか。
あれの元ネタですよね。 闘技場シーンあったね。 ハルクいて、石みたいな人もいたね、そういえば。
武器、鎧みたいなのつけてたでしょ。 話は全然違うんだけど、多分あのお話のイメージソースにはなってるね。
なるほどね。ハルクと愉快な仲間たちも出てきたもんね。 そう、ハルクと愉快な仲間たちも出てきた。
今回は、ハルクめちゃくちゃ怒って、
まずは月に行きますね。 月にはインヒューマンズがいるんですが、インヒューマンズは
12:02
まだ我々単体では扱ってないかな。すごい力を持った人たち。 そうですね。大体みんなそうか。
いずれまた出会いますかね。 ここのブラックボルトというですね、
無口な王様。しゃべるとすごい音波みたいなのが出るから、 基本しゃべらないっていうキャラクターですね。
かっこいい、声の力で戦う。 こいつも強キャラなんですけれども、ハルクに
乗されてしまいますね。 初戦の相手がそんな強キャラだったんですね、これは。
これの強さを覚悟を見せつけたわけですね。そうですね。 今回は本気だぞという感じですか。
ハルク、そうか。 そんくらい怒ってるんだなという感じじゃないかな。
で、なんでいきなりですね、
そのインヒューマンの王、ブラックボルトを狙ったのかというと、 ハルクを追放したメンバーが
ミスター・ファンタスティック、アイアンマン、ドクターストレンジ、 ブラックボルト、イルミナティっていうね
メンバーだったと。 正義の秘密結社。 このイルミナティっていうのは、そうね、正義の秘密結社ですね。
なんて言えばいいんですか。 献人回避みたいなもんですよね。
すごいさ、 反民主主義的な組織ですよね。
自分たちでヒーローたちの行く末を決める会議を。 魔術、科学、インヒューマンズの代表が話し合うってことですよね。
導いてやらねばならぬっていうことですかね。 発想がヤバいですね。
発想がヤバすぎますね。 一応今回そのハルクを追放した時の会議には参加していなかったんだが、
プロフェッサーX、Xメンのボスですね。 なんかも入っているのかな。
だから本当にそういう人類の科学、魔術のトップ、 それからそういう超人類たちの王座みたいなのが名を連ねている
組織というか、組織というかなんて言うんだろう。 秘密会議みたいなやつですね。
階段を持って未来を決めると。 陰謀論的ですよね。
実に陰謀論的な。今こんな話をするとちょっと避けられちゃうかもしれない。 2006年当時ならば全然ありだったんでしょうけどね。
今のご時世なかなかいじりづらい空気ありますよね。 そうね。ちょっとなんかね、
なんか別のリアリティを持っている。 今とはちょっと違う文脈で、当時とは違う文脈で読めるよね。
でもやっぱりシビルウォーって すごい作品だったんだなって思いますね。
ヨハがすごい。もちろんシビルウォー、 ヒーローは姿を隠すべきか、公に尽くすべきかっていう問題提起も答えなんか出ないじゃないですか、こんなの。
15:09
出ないよね。 だから結局キャプテンアメリカの死なんていうのとかで
一応ケリはついたんだけど、 じゃああの時の議論って
どっちが正しかったの?っていう蒸し返しはいくらでもできるよね。 はいはいはいはいはい。
キャップが死んだからなんとなく収まったけれども、議論そのものの決着がついていないと。
で、このプラネットハルクじゃなかった、ワールドウォーハルクもそういうシビルウォー直後の話だけど、やっぱシビルウォーのヨハだし。
映画と合わせてやったさ、スパイダーマンのワンモアデーキーなんかもやっぱシビルウォーの話。
あーそうだね、言われていれば。 大きな影響のあるイベントだったんだね。
そうだね、マーベルユニバースにとってすごく大きな出来事だったんじゃないかなって。
実はまだやってないんだよね。 私は読んだことないんです。周辺の事件だけ読んでるんで。
本編が何が起こったのか、どうしてキャップが死んだのかとかは知らないですね。
いやー、いずれやりましょうね。 いずれきっとどこかで。
でもなんとなく周りの作品を読んだので輪郭は掴めてきたかなって思います。
だから逆にそうやって、これもアメコミ読む面白さだと思うんですよ。輪郭というか影響とかを知ってからどういうことがあったのかって。
我々だってさ、フランス革命とか明治維新とか知らないけどさ、市民社会生きてるわけじゃないですか。
その恩恵だけ出てるよね。 そうそうそう、一緒一緒。
いずれ機会があれば学べる。 過去にそういうことがあったのかってね。
あ、俺にも選挙権があるのってそういう戦いの歴史があったからなのかみたいなさ。
今に繋がるものですからね、すべて。歴史というのは。
だから、シビルウォーを読んでないから楽しめないとか、そういうことは決してないから。
ああそうね、それはもう確かにそうでしたね。
ぜひ読んでほしいですね。 ハルク大暴れでしたもんね。
ハルクがなんでこんなにも怒ってるかっていうと、まあそれは追放されたら怒っていいよね。
なんか仲間騙して追放したような感じでしたよね。
まあだからそれで怒ってもいいんだけど、そうじゃない。
なんで怒ってるかっていうと、彼はその惑星サカーってところにたどり着いて、
原島市からその星を解放したんだよね。破壊して。
破壊して、鳴り上がりましたね。
鳴り上がったんですよ。で、向こうで妻を持ち、その人は子も身ごもり。
で、まあ星の人たちからみんなからあがめられ、まあいいポジションに収まったわけですね。
よかったね、ハルクと。
思ったらハルクをその載せた、追放する時に載せたロケットが大爆発を起こし、
惑星の多くの民が死んだと。
いや、そりゃ起こるわって話ですよね。
それなんで、マジで怒り増し増しで。
旅を失い、100万人とか亡くなったらしいですね。
妻を失い、身を持っていた子も失い。
18:00
ですよ。
その復讐に地球にやってきたと。
で、まあ単身乗り込んできた、じゃないと。
なんと、まあウォーバウンドというですね。
惑星サカーに行ってる時に、まあ一緒に戦った仲間たちがね。
一緒についてきてくれたんですよね。
こいつら、まあその検討シーンにするために、いろんな種族をさ、
宇宙中のいろんな種族を集めてたようなんで、
例えばシルバーサファーとかいたらしいからね。
ああね、びっくりだぜ。
なんでこのウォーバウンドの面々もね、いろんな人たち。
虫っぽいやつとか岩っぽいやつとか。
硬そうなやつとかね、魔法を使うやつとかね。
この登場シーンですよね。
我らサカーのウォーバウンド、
罪深きヒロエブル、クローナのコーグル、エロエ回復、すなしのミイク、ブルードに名はない。
つってこの名乗りがね。
2つ名欲しいね。
2つ名いいですね。
名前すらないのに2つ名が欲しいってちょっと意味がわからないところがある。
先に名前をつけろってなっちゃうんだけど。
2つ名は欲しい。
いやいいですね。
月輪のムーア。
めっちゃいい。
というようなウォーバウンドの部分と一緒に地球に来て。
ヒーローの側もですね、だいぶ集結してますね。
本当にいろんなヒーロー出てきますね。
そう、勢揃いというか人気ヒーロー、私でも知ってるようなヒーローがたくさん出てきてくれて。
知らんようなヒーローもいるしな。
初めましてというか誰こいつってのもありますよね。
地味にシー・ハルクってあんまり…。
僕初めて見ましたね。
名前はハルクのいとこかなんかめっちゃ力が強い人っていうぐらいの。
ブルース・パナーから輸血受けちゃって、ハルクになるようになっちゃったんじゃなかったっけ。
なるほどね。
昼の仕事というか、シークレットアイデンティティというかは、弁護士ですね。
おー、インテリ。権威だ権威。
権威ですね。ドラマ家か映画家か決まってたはずなんで。
じゃあ彼女の活躍もこれから見られるかもしれない。
多分ですね、デア・デビルと法廷で争うっていう。
わー、めっちゃいい。ありそう。めちゃくちゃありそう。
ヒーローみたいな作品になると思います。
昼は法廷で戦い、夜は街で戦うっていうあれですね。
なるほどね。
ハルクの怒りの理由が正当性があってさ。
同情できますね、かなりね。
オーバウンドのメンバーはやっぱり活かしたメンバーが揃っているから、
ハルクずっと大暴れして、シー・ハルクとかだとボコボコに殴りつけたりするんですけど、
彼の暴力に共感できますよね。
まあ、できるできる。
応援したくなる。
そうね。
あまりにもひどい目にあっているから、ハルクもっとやったれやったれって思いましたね。
戦いの舞台、ニューヨークかな?
ニューヨークだったね。
なんですけど、ちゃんと一般市民には逃げる時間を与えてあげるっていう。
21:00
さすがヒーロー。
そして一般市民の一部からはハルクが応援される。
そうそうそうそう。
やっぱりその一般市民の間でもヒーローたちに対する不満というか、やな思い。
やっぱりシビルウォームでいろいろあったっぽいですよね。
いろんな面にあってきたので、やっぱりヒーローに対していいイメージばかりじゃないんですよね。
だからこそハルクを応援するっていうシーンとかもあって、この辺やっぱりいいですよね。
いいですね。
ハルクの話って私初めて読んだんですけど、
なんかもう本当に野蛮人キャラというかさ、
秩序の外側からやってきて、その世界のルールを一気にバーッと破壊していくようなキャラクターで、
こんな魅力的なキャラだったと思いましたね。
今回もね、サカーではワールドブレイカーと呼ばれて、本当に神のようにね。
崇められて。
こういうのって高貴な野蛮人とか呼ばれるキャラクター造形ですね。
和形ってやつですね。
和形的に。
自分たちの秩序から離れた人間に対する期待というか、嘘つきで駄弱な文明人とは異なる、野蛮な奴らこそが実は素晴らしい力を持っていて、
俺たちの世界を良くしてくれるんだっていう、その一つの話の構造のパターンをハルクがまさに体現してて、面白かったね。
これなんか見たことあるじゃないけど、なんか知ってる話だなって思ったね、初めて読んだけど。
今回ものすごい規模のお話だし、バトルもすごいんだけど、
幻想化していくとっていうか、その規模を小さくしていくと、GTOとかもそういう話だよね。
外部から暴走族っていう別の秩序を持った人がやってきて、学校をめちゃくちゃにするけど、なんとなくまるごと喋って去っていくみたいな。
そういう話が流行る時って、やっぱその地域とかその国の停滞してる時期に流行るじゃないですか。
まあそうだよね。
ロマン主義の時代、18世紀くらいに確かこの高貴な野蛮人って言葉が使われるようになったんだけど、当時はドイツで一気に入り回ったんだけど、
ドイツはその当時の先進国だったスペインとかイタリアに対して、やっぱその負けてるっていう意識があってさ。
ある種の停滞感がある時代に、高貴な野蛮人キャラクターがバッと盛り上がったし。
これ2006年のアメリカでしょ。やっぱ当時のアメリカとしてはそのある種の停滞感があったのかなって。
大統領めっちゃアホに描かれるじゃないですか。
だからその辺なんかも当時の停滞感的なのがあるのかなって。
大統領、マジで周りの人の話聞かないし、なんかすごいよね。
超無能っていうふうに描かれてて。
やっぱそういう時代性みたいなのも、ちょっと古いアメコミではあるんですけど、そういうのも感じられましたね。
10年以上前だもんね。
逆に今の日本、こういう話系、こういう物語流行るかもね。
確かに。
なんとなく閉塞感あるもんな、停滞感。
時代閉塞の現状を打破するには。
時代閉塞の現状?日本史で聞いたことあるわ。
打破するスヒーローが、じゃあ次の仮面ライダーはもしかしたら、宇宙からやってきた。
野蛮人。仮面ライダースペースアマゾンだ。
24:03
一般市民も次々と暴力の餌食にしていく。
やばすぎ。
あーなるほど。もしこれを聞きのクリエイター的な人いたら是非やってみたらどうですか。
野蛮キャラ、これからバズるかもしれません。
この2022年は、高貴な野蛮人がキーワードですよ。
反権力、高貴な野蛮人。
なんか、計らずの最初にした話がここで。
ハルクと対峙するのはヒーローばかりではなく、ロス将軍ですね。
ロス将軍はハルクのシリーズにはよく登場する軍人ですね。
ロス将軍の娘がブルースバナーと恋中だったことがある。
なんか一言言ってたね、それは。
まあそういうことなんだけど、ロス将軍はハルクが今まで暴走した、何回もそういう経験があったと。
お前ら本当に学ばねえなと。
なんでこの軍事力を使ってハルクを倒すんだっていうキャラだね。
確かにイルミナティは考えた上で追放したんだけど、やっぱりイルミナティにはちょっと共感できないんだが。
ロス将軍とかを出すことで、ハルクが必ずしも正義ではない、追放したことにも一部利はあるんじゃねえかなって思わせる役割を。
なるほどね。
ハルクの大哀れっぷりを見せることによって、こんなに被害が生まれてしまうんだぜっていう。
危ない奴危ないだろうっていう。
まあこれもでもちょっとさ、シビルウォーの偽大っぽい問題提起ですよね。
人の手に負えない力を野放しにしてていいのか。
なるほどね。
ただ当然、ハリウッド映画見てればわかると思うけど、米軍の戦力じゃなかなか。
ハリウッド映画によれば米軍は戦力が増えれば増えるほど負けがちっていうのが、たった一人の軍人が一番強いって言いますからね。
ハリウッド映画の中ではね。今回もそうで、単品じゃ勝てないんだが、ドクターストレンジがですね。
ハルクの精神世界で彼と対話をするというか、説得をすることで、うちから外からハルクをカウンセリングしてあげるんですよね。
ただやっぱハルクは強いから、勝てない。
説得も強くしない。
説得するシーンは私めっちゃ好きなんですけど、一瞬説得成功したかに見せかけて、ブルース・バナーの姿に戻った途端に、ドクターストレンジを油断させて、一瞬でハルクに戻りその腕を折る。
27:07
あのやっぱご存知の通りね、陰みたいなの結んだりするから、腕やられると魔法がちょっと使いにくくなっちゃう。
私はめっちゃカタルシス感じましたね。 ドクターストレンジのヘイトがちょっと溜まってたんで、ここまでで。
やっぱりリアルタイムで読んでた人にとっても、シビルウォーを通してアイアンマンとかそういう人たちにはヘイトがあって、フラストレーションみたいなのが溜まってたんだろうね。
それがハルクがぶっ壊してくれるっていう話でもありますよね。 味噌牛の機会を与えてくれたわけですね。
ただ、追い詰められたドクターストレンジがどういう手段を取るかというと、
悪魔と契約するんですね。
この人追い詰められると悪魔と契約しがちじゃない? なんか前もそんな話見たよね?
あったねー。アニメのWhat Ifとかでもあったよね。 恋人が死んでしまってそれを防ぐために魔物の力を吸収しまくってたね。
ドクターストレンジは魔術界っていうのかな?
やっぱり悪魔と近いところにいるからね。 そうね、黒い繋がりっていうのは良くないね。
黒い交際っていうのはそこをきっかけでね、ズブズブと悪い交流が始まっちゃうもんね。
やっぱりさ、悪魔の力使っちゃいけないっていうふうに思ってたとしても、
すぐアクセスできるところにあるとさ、ついつい使っちゃうのかもね。 確かに。
我々もリボ払いとかしちゃうもんね。 そうね、リボ払いできるチャンスがあるとダメだダメだとは思いつつ、
じゃあリボで。
そういうことですよ。やっぱり人間弱いから。 そうね、誘惑にされちゃうとね、どうしても自分から進んでいっちゃうところありますからね。
ヒーローたちはハルクに敗れ、みんな集められて、 集められてますね。
闘技場みたいなのを作るんですよね。ハルクがサッカーで味わった経験を彼らにも味わわせようということで、闘技場を自らの手で作り、
ヒーローたちには復讐のディスクみたいなのをはめ、 体の自由を利かさないようにして、その状態でお互い殺し合いと、
シビルウォーをもう一回やれというふうに言うわけですよね。 なんですが、もうどうにもこうにもならんという状態になった時に最後に現れるのが
ヒーロー。黄金の守護者。これも2つ目ですね。黄金の守護者セントリー。 ちょっと私よく知らない人なんですが。
そうですね、今まで読んだ作品の中ではあんまり活躍しなかったですかね。 100万の太陽が爆発力を持つ。
なんて言ってますけど、スーパーマンですよね。 S文字が書いてあるでしょ、体にでっかく。
本当だ、おへそのところにS文字が書いてある。 スーパーマンのパロディキャラで、めちゃくちゃ強いんだが、広場恐怖症で統合失調症。
30:06
いいキャラだ。応援したくなるね、こういう人は。 ちょっと精神に難あり。
彼を説得して、戦いの舞台に引きずり出すと。
いいんでしょうか、こんなことをしても。精神的に問題を抱えている方は、カウンセリングとかケアが必要なんじゃないですかね。
そんなわけで、ハルクスとセントリーをぶつけるわけですね。 化け物には化け物をぶつけんだよってやつですよね。
その結果として、あまりにも2人の力が強大すぎて、
もうやばいと。地球がやばい。
ハルクの力を止めるつもりが、セントリーも戦いの中でテンションが上がってきてしまって、誰も収集がつかなくなってきてしまう。
すごいことになってますね。エネルギーの渦みたいなのができて。
エネルギーの塊みたいなのができてね。 街がめちゃくちゃですもんね。
新たな怪物を呼んでどうするバカもんか。 怪物ではあるまいよ、将軍。ワールドブレーカーだ。
最初に言われていたワールドブレーカーの伏線を回収するわけですね。 実はワールドブレーカーとは、ハルクとセントリーの2人が戦っている姿だったと。
その姿を見て、他のヒーローたちは首輪から解放されて、一般市民を助けたりなんかをするんですが、とはいえ、ハルクとセントリーの戦いはとどまるところを知らす。
セントリーもなかなか本気出せないキャラクターだったので、思い切りぶん殴っても受け止めてくれる
ハルクとの戦いが楽しいみたいですね。 そういうことか。自分の実力を引き出してくれる相手との戦いはやっぱりいいもんなんですね。
こんなにいい気分なのか、解放というものは。 言ってますね。ずっと我慢してきたんですね。
プロレスとかでよく言うんだけど、手が合うってやつでしょうね。 受けとさ、
テンポの速いプロレスをする人と、一発一発重ためにやる人とか、関節技でやる人とか、いろいろあるタイプがあるじゃないですか。
得意な手があるわけですね、それぞれ。 それが、やっぱり噛み合う時と噛み合わない時って結構ある。
いい選手同士でも試合はそんなにスイングしないなって時あるから、そういう意味では、このハルクとセントリーは手が合うんでしょうね。
ボルテージが、選手のボルテージがね。 最大限力を引き出す。
じゃあそうか、今回のワールドオーハルクは、ハルクを主体にしたプロレスのワンシーズンのお話ということか。
最初にハルクの強さを示した上で、いろんなレスラーと戦っていって、格の強さを示しつつ、因縁を作りつつ、ラストはかつての名流とのベストバウと、手が合う試合を示す。
で、もうだって2人ね、力出し切って、両方とも変身状態みたいなのを受けて、終わりですもんね。
33:04
そうだね、戦い切り力を出し切って、 ドローです、フルタイムドロー。
ああ、なるほど。60分間戦い切って、ドローと。
なんですが、実は。 実は、ということでそこでは終わらなかったんですね。
実はハルクの宇宙船が爆発したのには、訳があった。 実は真犯人がいたんだ、というんですね。
それを最後に、犯人自らハルクに対して打ち明けるというシーンがあります。
彼は昆虫人間ですね。 昆虫人間の、なんだっけお名前。
ミークか、ミーク。 ハルクが闘技場に行って最初にできた友人ミークが、実は全ての黒幕が。
つまり、市民を殺し、妻を殺し、子供を殺した犯人だった、というオチが示されるんですね。
あの、元々の、そのハルクが勝ち取った星の先王って言うんですか?
前の王様が。 前の王様の下心が、船に爆弾を仕掛けて。
壊れたワークコアと言ってますけど、まあ爆弾を仕掛けたわけですね。
で、ミークはそれを見ていながら、スルーした。
なんでかっていうと、その自分が、なんていうんだろう、ワールドプレーカーだっていうことを思い出せるためだと。
昔のハルクに戻ってほしいと。 インディーズ団体でプロレスやってた頃の。
あの尖ってたところのっていう。 ハードコアデスマッチをしていた頃のハルクに戻ってほしいっていう。
そんな高いところでね、安定してるんじゃねえぞと。 お前はそういう奴じゃねえぞということで、ハルクに怒りを感じさせたかったので、爆弾を仕掛けたのを見逃して。
みんなを殺してしまったと。 悲劇がね、起こったわけですね。
我らは死するが定めよ。全てが死にたい。そして新たな時代が始まる。 ワールドプレーカー、終わりの始まりを告げろ。
まあやっぱ想像は破壊からしか生まれないみたいな話っていうのは、いろんなところであるよね。
まさにその野蛮な、じゃなかった、高貴な野蛮人がやってきて破壊することで、新しい秩序が生まれるっていう考え方もあるもんね。
でもやっぱさ、そういうさ、外部から来た混沌ってのはさ、最後去らないとうまく…
そうね。王が変わってしまっては、結局秩序を完全に破壊するわけにもいかないので、
いずれサルコ運命はある。 結果的に最後はアイアンマンの力ですかね。
そうですね。 衛星ビームみたいなのを使って、ハルクを食い止めると。
そしてハルクを封印してしまう。 不満があるとすれば、ハルクがこうやって封印されてしまったことで、結果的に
イルミナティたちの罪が許された感が出てしまうのは、私はちょっとどうかなと思いますけど。
36:01
腕折られたとか、そのぐらいでみそぎが済んでしまって良いのか。 まあとりあえず一通り一回みんなボコられたんで。
まあそれで。 ハルクを応援したいと思います。 そうだね。はい、というわけで、ワールドウォー・ハルクでしたね。
まあ、ハルク対地球っていうふうに帯に書かれてますけど、その宣伝フレーズにふさわしい。
そんなに恥じぬ、素晴らしいプロレスの試合を見ることができました。 大暴れっぷりでしたね。
いやーそうだね、なんかあのちょっと話にはなかなか立てなかったけど、みんな大好きスパイダーマンも。 活躍しましたね。
ブラックコスチュームで参加しておりますし。 クロスファイダー。ファンタスティック4なんかもいますね。
Xメンは単位インで戦ってたんで、表紙にはね、ウルバリンとかコロスとかいますけども。 本編では出てこなかったですね。
本編ではあんまりって感じですかね。 ぜひぜひちょっと読んでみてください。そうですね、まだ本屋に行けば新刊あります。
あのどうやら、ハルクは今、今ね今、今現行のシーズンでは、戦艦になってるらしい。
戦艦?バトルシップってこと? はぁー!
ごめん、ちょっと俺も未確認の情報なんでわかんないですけど。 戦艦になってるの?
本当にハルクの中に人が乗り込んでるらしいですよ。 すごい、日朝じゃん。 日朝か?
ロボットの中に人が乗り込む。 別に日朝じゃなくても、大概そうだよ。
ということでね、ハルクの、ただの、おバカなパワーキャラじゃないんだぞと。
そうだね、人間としての厚み感じましたね。 その物語上の面白みも感じられた作品なんじゃないでしょうか。
おっしゃるとおりでございます。 ということですね、はい、またいずれやってみましょう。 そうですね、ちょっとハルクの話気になりましたね。
ね、なんだろう、なんか、なんだろうな、いろいろやってるワールドウォーハルクスっていうのも確かあったんですよ。
レッドハルクっていうさ、キャラクターがいてね。
いろいろあるんで、またね。 また機会あったらやっていきたいと思います。いいキャラしてますわ。
みなさんももし、ハルクのおすすめエピソード、翻訳されたね、おすすめエピソードあれば教えていただければと思います。
では、いつものお願いします。
番組のご意見ご感想あれば、ツイッター、ハッシュタグ、翻訳あめあられをつけてツイートしていただくか、メールをいつでもお待ちしております。
メールアドレスは、あめこみあめあられ、あっとマークgmail.com、あめこみあめあられ、あっとマークgmail.com、あめこみのこみはcomiです。
語って欲しいあめこみのリクエスト、好きなハルク、教えていただければ幸いです。
そうですね。あとは我々が、アンダーグランドハードコア激都会での仕事をやっていくために、何かこう、アドバイスがあれば。
こうすれば尖れる。 一応型パッドは買ったんですけどね。
39:02
めっちゃスパイクのついてるやつ。 やっぱちょっとね、尖り方が分かってないところが。
尖ったことがないんでね。あるかもしれないですね。 鋭角を増やせばいいかなと思っちゃう。
最終的にドンパッチみたいな形になっていきますからね。 というわけで、また来週!さよなら!
今日ちょっと1個反省していることがあって。 ジョン・ロビー・イタ・ジュニアパパ。 ジョン・ロビー・イタ・シニアね。
ジョン・ロビー・イタ・シニアが、絵描きだった、漫画を描いてたんだって話をちょっと忘れて、自信なさげに言っちゃったのが良くなかった。
もっとパンキッシュに。断定すべきだった。 ちょっと自信なくて、編集でここカットでとか言いそうになっちゃうぐらい気弱だったんで、これじゃ反敬意いけないね。
いや、ジョン・ロビー・イタ・シニアは絵描いてるわ。コミックスの絵描いてる。 スパイダーマン描いてる。レアデビルも描いてる。
レアデビルも描いてるの!? スタン・リーと一緒に仕事してる。 マジか!じゃあ本当に黎明期のマーベルを支えたアーティストだったんだね。
たぶんね。 不確定情報。
こいつはダメだ。
40:14

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