2023-05-13 52:38

#150 キングダム・カム

~ 隠喩とは、真実である。
~ 
~ 番組への感想やリクエストなどがあれば「#邦訳雨あられ」をつけてTwitterに投稿するか、amecomiamearare@gmail.comまでお願いします。
~ これが、ほしい物リストです(小声)→https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/1TJIISOS4BR3B?ref_=wl_share
~ Amazonギフトカードは15円から送れます。宛先をamecomiamearare@gmail.comにしてください。
00:03
こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。 お便り来ております。ラジオネームバイトカウボーイさんから
150回おめでとうございます。 ありがとうございます。気がつけば私も子参リスナーと言えるかもしれません。
これからも楽しみにしています。ということで、なんとアマゾンギフトカードを送ってくださいました。 ありがとうございます。
ありがとうございます。 そんな子参だって言ってね
誇れるものではない。 ありがたいガギルです。
またね、今度やる作品を買うのに使わせていただきたいと思います。 ありがとうございました。バイトカウボーイさん本当にありがとうございました。
実はね、ちょっと前からね、番組の概要欄にタマギフを送れるようにしていたんですが、あんまり言うのもいやらしいからね。
そうね。今言っちゃった。 そういうのもね、お金の話すると嫌われちゃうかなと思ってね。
私もお金は嫌いなんですね。やっぱりあんまり良くないと思うんで。 15円から送りますんで。お待ちしております。
まあそんなわけでですよ。今のメールにもあった通り150回ということね。
長く続きましたね。皆様のおかげです。 何ということもないんですが、せっかく霧がいいのでね、ちょっと
記念じゃないですけど、それなりにこうなんか特別感がある作品をやりたいなということで、本日のテーマは
キングダムカムでございます。 リクエストもありましたし、本当に名作、古典的名作として語り継がれている作品ですね。
そうですね。翻訳されたのはずいぶん前で。 10年ちょっとぐらい前ですね。2010年に確か翻訳されていたので。
ただ今でもまだ新品で手に入ったりすると思うんで。 何度か再販されたんだよね、きっとね。
多分そこそこだよね。 今回改めて私読み直しまして、初めて読んだのは、翻訳されてすぐぐらいに読んだんだと思うんですけど、
当時はアメコミ全然読んだことなくて、バットマン、スーパーマンぐらい知ってるかなという知識で読んだんですけど、それでも
アメコミってこんな面白いんだって、改めて初めて実感した作品でもあったし、今回改めて読み直すと
こんなキャラ、こんなところに出てたんだとか。 そうなんですよ。この作品、もちろん
そんなにキャラクター知らなくても楽しめると思うんだけど、知って読むとまたね
意外なところで、「ああこいつ!」って言う。 会ったことある。あるいは、「あ、こいつこんな設定だったんだこの時!」みたいなね、そういう驚きもあったりして
多少アメコミ知識が身についた後、読むとなおさら一層楽しめる。 はい、ということなのでね
アメコミに興味があるなっていう人は、ぜひここから読んでみるのもいいかと思いますし。 おすすめです。
03:01
ある程度読んだなっていう人もぜひ読んでもらえればいいかなと思いますし、 キングダムカム読んだことはあるけども、なんかその
久しぶりだなぁみたいな人、これをきっかけにね、また読み直してみると。 確かに読み直してみると意外な発見があるかもしれませんね。
コマの隅々までさ、キャラがギュギュに詰め込まれてるシーンが多くてさ。 あれ、キャラクター何人出てきてるんだっけ? 解説書によると800人以上。
800人。 ヒーローだけで800人以上ってことだと思うから。 すごいですね。スーパー戦隊が勢揃いする映画
199人だったんで、199人だったんで、その4倍が出てる。 少ない少ない。こっちそろ800人ですわ。
しかも面白いのは、知らんヒーローマジいっぱい出てくる。 全然いる。めちゃくちゃいる。
我々の知識が足りないとかってことじゃなくて、未来のお話なんで。
今後出てくるであろうヒーローたちもね。 続々と出てくる。
本当に知ってても知らなくても楽しめる。 そうそうそう。知らんやつが出てきたら、それは本当に知らんやつかもしれないし、
誰も知らん可能性がある。 そういう意味でね。意外とハードルは低いんじゃないかと。 本当にそう。
結局ストーリーもスーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンの3人の話だけを軸に捨てていくから。 なんだら有名キャラでも一言も喋らないやつとかね。
いるいる。 だりもするから、本当に知らなくても大丈夫。 なんだらワンダーウーマン、スーパーマン、バットマン知らなくても作中でちゃんと説明があるので。
バットマンは人類最高の男。 スーパーマンは宇宙人。 ワンダーウーマンはハム神。
それだけ知ってればね。 知ってれば全然読めるしその説明もあるので、これ一冊目で読み始めてもいいかもしれない。 アメコミの入り口。
というわけでアメコミが好きな人。 好きになろうとする人。
アメコミ? 知らない。興味ない人。誰が読んでもね。 全人類が読める。
そんな一作となっておりますので、ぜひぜひ読んでみてください。 この作品、書かれたのは1996年。
30年ぐらい前か。 ですね。 だからさ
複雑な読書体験になりますよね。 1996年に書かれたDCユニバースの相当未来のお話じゃないですか。
でも我々は1996年以降の本当の物語というか。 我々のユニバースにおけるDCの歴史を一応体験してるわけだから。
なかなかそういうネジくれたというか。 面白さがありますよね。 当時はこういう未来の可能性があったんだっていうのは独特の読書体験ですよね。
あの今回その800名近くキャラクター出てくるんですけど、 ジェイソン・トッド出てこないですよね。
いないね。いない。 あれってこの後出たっけ? いや、レッドフードでしょ。アンダー・ザ・レッドフードって2000年代じゃないの?
06:07
じゃあ死んだままなんだ。 そうそうそう。 ジョーカーに電話投票で殺されて、それっきり。 ジョーカーが電話投票した。
電話投票でジョーカーに殺されて、それっきり。 確かにいなかった。 だって信じられないことにあのアメコミ三大生き返らないキャラも一人だったんだよ。
ジェイソン、スパイダーマンパパ、おじさん、グウェン・ステーシー。 あれ?確かそうだった。でも同じ作品から二人出るってことはあるから。
偏りがいられるが。 まあまあ三大丸々なんてそんなもんだよね。
バットマンの両親ですね。結局そこかーってなっちゃうね。 そんな感じで。だからなんかそういうあたりも面白いし、話していくうちに出てくるだろうけど、他にもね
このキャラいないの?とか、このキャラこのポジションなの?みたいなね。 あーそうだね。ありますよね。あるある。ロビン繋がりだとキャリー・ケリー出てた
役として。出てないでしょ? 出てないわ。カケーズみたいなのが載ってるんですよ。 あーそうそう、ケイ・フーズが載っててこれ面白かったですね。面白い面白い。
この作品に出てくるヒーローも出てこないヒーローもいっぱい載ってるんですけど、カケーズとちょっと違うなって思ったのは、まず血縁はあるじゃん。
これはあるよね。あと同一人物の進化解明。 これもまあわからなくはない。なるほどね。
グリーンランタンが、 グリーンランタンじゃないか。センチネルになったりとかそんな感じで。これもわかる。
あと血縁のない他者に名前やパワーを異常。 子供じゃないけどグリーンランタンにする。まあ幼子みたいな。グリーンアローにする。まあまああるか。
まあまあアメコミっぽいよね。あともう一つ独特の系統ってのがある。 何が独特の系統? 何が独特の系統っていうと、例えばフラッシュ。
フラッシュが今回、初代フラッシュとバリアレンと3代目フラッシュ。 ウォリーベストが出てくるんですけど、今回の作品中のこの3人が合体してるんだね。
確かに合体って血縁関係でもないし、パワーを分け与えたわけでもないから、独特の系統。あれ何の名前なんだっけ?ザ・フラッシュ? ザ・フラッシュ。コンポジット・フラッシュかな。
合体フラッシュみたいな名前になってる。 あとミスター・ミラクルとオライオンの関係も独特の系統で繋がっていますね。
兄弟じゃないけども。 交換を表す表現って家系図にないもんね。 いいですね。そういう人間関係の複雑さを一旦も味わえるし。
そうか、でも話戻しちゃうけど、4代目ロビンとしてキャリー・ケリーの名前があるんだね。 今もしその系譜作るんだとしたら、4代目って難しいなぁ。
誰になるんだろう? でも基本的にはダミアンになるんじゃないかな。 そうだね、末っ子キャラで確立してる気がするもんね。
09:07
今ロビンズって出てきたらやっぱ男の子4人になるんじゃないかな。 キャリー・ケリー呼ばれないだろうね。
この辺も一応ロビン・フォーとして書かれてるんで。 なんかこの当時のDCユニバース感が垣間見えますよね。
面白い。 あとこの1996年コミック全体見た時にダークエイジとかグリム&グリッティって呼ばれる時代ですよね。
たまに聞いたことがある。 1985年とか86年とかに
バットマン・ダークナイト・リターンズそれからウォッチメンですね。 この2つの作品が出てきて、アメコミのクオリティを変えたって言われてるよね。
2つとも結構暴力的そして政治的だったんだけど、あれが流行ったせいで、そういう殺伐とした バイオレンスな作風っていうのが流行ったんだと。
だからこの時期の作品はダークナイト・リターンズやウォッチメンの 表面だけをさらった、中身ねーのに暴力的みたいな作品が多いってよく批判されてるよね。
なんか解説書でね、この時期はグリム&グリッティでとかなんか読んだりはするけど、 常に評判悪いよね。
全然褒められている姿を見たことがない時代。 こんな風に書いてありますね。
デスなんとかキルなんとかといった物騒な名前のヒーローが銃を撃ちまくるといった内容の作品が 横行するようになった。
これでも個人的な感想なんですけど、私読んだことないんですよ。グリム&グリッティの時代を。 翻訳あんまされてないのかな?
私もなんか聞くよね。グリム&グリッティって聞くんだけど、 じゃあグリム&グリッティの代表作何かって言われるとちょっとな。
全然わかんないし、でもそのあらすじだけめっちゃ人が殺されて、デスなんとか、 キルなんとか出てくる、銃を撃ちまくる。面白いんじゃねえかなって。
思っちゃうんですよね。 やっぱ我々その年代的にはさ、つまり一番そういうピュアな物語に対してピュアだった時代に
ちょうどグリム&グリッティだったから、なんかあれなのかもね。 そこに魂の故郷を感じてしまうのかな。
逆にさ、自分が割と牧歌的なアメコミに親しんで、大人になってグリム&グリッティになった人たちから見たらさ、
何これってなるんじゃない? ペラペラになったバットマンを見ていた人たちが、デスなんとかキルなんとかを応援する子供たちを見たら、
やべえなってなる可能性は。 あったね。ロビンと一緒にペラペラになって、ロビンがペラペラだって言ったらヘラヘラするなってバットマンが。
怒るってやつだったね。七色の怪人と戦うバットマンとかそういうのと比べると、確かにあんまり銃をぶっぱなすのはムムムって思うかもね。
というわけで、そういうようなコミック全体の雰囲気がある中で作られた1996年に作られたこのキングダムカムなんですが、
12:07
お話どういうものかというと、新世代ヒーローっていうのが世の中に登場するようになって、我々のよく知るスーパーマンたちは引退しているっていう世界観から始まりますね。
物語の冒頭でさ、サンドマンが、死のとこについたサンドマンが、目白を見たんだと。神の形状を得たんだ俺は。人類が滅びる様を見たんだっていうシーンから始まってさ。
そのサンドマンの友人だった男が、今回物語の語り目というか、主人公になっていくんですけど、このサンドマンの友人が話した内容で、この当時の時代観みたいなのが描かれてますよね。
つまり新世代ヒーローが生まれて、そいつらはもう人類のことなんか気にもしないと。ヒーローとビラントで暴力を奮い合って、殺し合いをしている。
その結果、何が起こったかというと、超人がいれば人類自身の人類に対する信頼がなくなっていったってことですよね。
スーパーマンが、スーパーマンじゃないか。スーパーパワーを持った人間がいるなら、例えばオリンピックなんかやっても仕方がないんだとかさ。
あー、はいはいはい。そうそうそうそう。
超大天才が生まれたら、ノーベル賞なんてやってもしょうがないじゃないかっていう風潮が生まれて、そういったものが全てなくなっていって、人類の歴史が終わったんだ。サンドマンが語ってたんですよね。
この未来世界ではね、オリンピックやノーベル賞は廃止されたんだというふうなセリフがあるんですけど。
まあ、そりゃそうだよね。だって、まずオリンピックなんか意味ないよね。
重量上げとか見されられても、まあほーみたいな。
もうだって、この作品の中でフラッシュは早くなりすぎちゃって、もはや同時にいろんな次元に存在することができるようになってるんで。
もうだから100メートル層とかやっても、もう目で追えないっていうか、結果がわかんないもんね。
人類の楽しむことすらできなくなっていく。
なってますからね。
あれ、なんか超記憶力を持ってる奴もどうやらいるらしくて、そんな奴がいる状況でね、なんか新しい技術が生まれました。
すごい、すごいテクノロジーを持って、なんかスーパーウェポンみたいなのを使ってる奴がいるのに、ノーベル賞でこんなことがわかりました。
宇宙人未来人がめちゃくちゃいる世界だから、発明と言われましてもっていうね。
人類が、まあ人類自分たち自身に対する希望も失ってるし、将来に対する希望も失って、あるいはかつてのヒーローたちに対する信頼も失っていると。
そんな状況ですね。
最初さ、プラネットクリプトンっていうレストラン出てくるじゃないですか。
これの描き方いいよね、もう。
コスチュームカフェですよね、これいわゆる。
そうですね。
あれ、コンセプトカフェだっけ?
コンカフェです。
コンカフェですか。
店員さんがみんなヒーローのコスチュームを着ていて、メニューの名前もいわゆるコラボカフェみたいなさ、メニューで。
ブラックコンドールをストレートで。なんだよ。
なんだろうね。
15:00
店内にはいっぱいヒーローたちのグッズ。
ヒーローグッズがね。
バットマンのコスチュームとか、スーパーマンが乗ってきた飛行船とか、飛行船じゃない、宇宙船とか、そういうのが飾られていると。
だからヒーローが希望の象徴というよりはギャグというか、キャラクターとして消費されるようになってしまって、人類自身も自分たちへの信頼を失い、
ただ、スーパーパワーを持った新世代のヒーローとビランが、グリム&グリッティー殺し合いを繰り返していると。そういう時代なんだ。
いや、本当に旧世代ヒーローというか、スーパーマン?何してんだよと。
ね、何してんだよこんなとこに。
導いてくれよって言うんだけど、スーパーマン、孤独の要塞で農業を始めてますよね。
究極の引きこもりですよね。孤独の要塞、誰も来れないはずなのに、その中にさらに仮想空間で農業をしているという、誰も寄せつけない未知の殻に籠ってますね。
ワンダーウーマンはこの現状をどうにかしたいと思って、スーパーマンのところを訪ねに行くんですけど、返事はかんばしくないですね。
もう、地球人類に対する信頼というか、期待を失っているんですよね、スーパーマン自身も。
どうしてこんな風になっちゃったかっていうと、ジョーカーが暴れて、デイリープラネットで暴れたのかな。その結果ロイス・レーン死んじゃうんですよね。
あら、あとジミー・オルセンも殺されたのかな。
友達と、妻?恋人?妻かな?
同人亡くなって。で、さらに彼に追い討ちをかけたのは、スーパーマンは一戦を超えない。
殺しはしない。
殺しはしないっていうことだったんだけど、そのジョーカーを新世代ヒーローのマゴックってやつが殺すんですよね。
で、スーパーマンはそれを咎めるんだけど、世論はマゴックの味方をすると。
これもね、時代を本当に象徴しているところですよね。
やるせないでしょうよ。
たぶん、グリマンド・グリッティが生まれた時代も、お前殺しとけよっていう意見がきっとあったんでしょうね。
なんで逃がすんだよ、また追いかけっこすんだかよ。
というわけで、スーパーマンは人類にある種絶望してですね、クラークって呼ばれることを拒否しますもんね。
狩る。
狩ると呼ばせる。自分の両親と配偶者、パートナーのことを地球人って呼んでますからね。
変わっちまったなぁ。
この孤独は不快ですよ。
ただそんな中にですね、新世代の超人タキッチの争いというか、大暴れの中でですね。
新世代じゃねえな、こいつら。キャプテン・アトムとパラサイトが、カンザスでぶち当たって。
なんとそのキャプテン・アトムの原子力で体ができてるから核が漏れ出ちゃって。
18:00
大爆発を起こして。
カンザス州全域、ネブラスカ、アイオワ、ミズーリが不毛の荒野になってしまうと核汚染されてしまうという事件が起きる。
これやっぱウォッチメンの一歩先行ってるなとは思いましたね。
ウォッチメンなんてだって核戦争を止めようっていうストーリーですからね。
戦争は良くないって話だったのが、割と序盤でも核爆発が起こる。
もう本当に絶望の未来ですよね。
さすがにこのニュースを聞いたスーパーマンは立ち上がり、再びジャスティスリーグを結成して、新世代ヒーローたちを説得、あるいは。
再教育。
強制収容所を作り上げるんですよね。
説得というか、自分に従わなかったらバトル。
言うことを聞かない、会心しない奴は収容所に入れるという。
ジャスティスリーグに入るか、収容所に入るか。
収容所に入れば四六時中スーパーマンの立体映像が流されていて、君たちは間違っているんだ。
人類と共に歩まなければいけないんだっていう説教が流れ続けるっていう。
いやー最悪だよね。
激ヤバ組織です。激ヤバ施設を作り上げますね。
この収容所、みんなスーパーパワーを持っている奴らを、ある程度自由に。
そうね。アーカムとはまた違うもんね。
独房じゃないですからね。
開放型の牢獄ですね。現代風だ。
なんですけど、作った奴誰か。ミスターミラクル。
脱出の天才、ミスターミラクル。
この辺はやっぱり、読み直して、「あ!ミスターミラクル!」ってなるところですよね。
初めて読んだときは、「え?」って思ったけど、今読み直せば、
あの脱出の天才ミスターミラクルが、それは確かに世界で一番刑務所の設計に詳しい奴でもある。
脱出の方法を知っているってことは、脱出できない方法も知っているということで。
元金庫破りが防犯のテクニックを教えるみたいなことだね。
確かに。
ミスターミラクルはさ、トムキングのミスターミラクルって作品があって。
名作でしたね。
あれが最高に面白かったじゃないですか。
その脱出の天才っていうね、よくわからん能力がこんなに面白くなるんだっていう。
脱出っていう概念をものすごく抽象化することで、あらゆるものから逃げ出すことができるということはっていう展開でしたもんね。
あれすごかったよなぁ。
そういう物語を背負ってみると、やっぱり解説書とか見るとさ、スコット・フリー。
実はアポコリプスの出身で脱出の天才なんだって感じだったけど、物語を知ってから読むと、「おお、あのー!」ってなるよね。
あいつこんな仕事も知ってたのか。
っていうあたりなんか最高ですね。
本当にアメコミ長く読んできてよかったなって思いますね。
ジャスティスリーグにさ、復帰したスーパーマンがさ、最初に声かけに行くのはバットマンだよね。
21:03
きっとね、スーパーマン引きこもって連絡とか取ってないと思うんですよね。
でもやっぱり最初に足が向くのはバットマンのところなんでしょうね。
復活してみんなの前で会見して、その後すぐバット警部に行きますもんね。
ヴィランに襲われてぐちゃぐちゃになってるバット警部なんですけど、バットマンいるんですよね。
やっぱスーパーマン待ってたんじゃないかな。ここにいればきっと来てくれる。
見つけてくれるだろうって。
この未来世界のバットマン、たぶんベインに腰を折られっぱなしなのかな。
あーなるほど。
どうなんだろう。
なんか身体能力を補助するパワースーツみたいなのを身につけてますよね。
自分が働くんじゃなくて、バットロボットを大量に出してゴッサムの秩序を維持してる。
どの未来でもデストピアを築きがちですよね。
いいのか、こんな感じの社会。
バットマンってこういうのはありがちじゃない?
自分がいなくなった後もゴッサムを守れるようにクローンを作ろうとしてる。
あったわ。作ってた。
ロボット作ってみたり、監視衛星作ってみたり。
本当によくないぞ、そういうの。
バットマンらしくていいよね。
確かに。
で、またもう一個バット警部に来るシーンあるじゃん。
2回目あるね。
結局収容所にぶち込んでってやってたら、当たり前だけどスーパーパワーを持ちつつ、スーパーマンに賛同しない奴らが一箇所に集まるんで。
スーパーマンに賛同しない心の強さすごいよね。
確かに。
スーパーマンに直接こうしろって言われたらやっぱり従っちゃう気するもんな。
だってスーパーマンだぜ。
スーパーマンだもん。
これを拒絶する能力者たちだから。とんでもない奴らですよね。
でもやっぱだからこそマゴックなんじゃない?
マゴックがスーパーマンに勝ったわけじゃん。
確かに。
ヨローンで。
それで新世代ヒーローたち、今まできっとあったと思うよ。
なんで俺だけこんなパワー持ってるんだろうみたいな悩みとかあったんだと思うんだけど、あ、いいんだって。きっとなったんだよ。
正しく使えば民衆は味方してくれる。
そう。我慢する必要がないんだってなったからこんなことになったんですよ。
なるほどね。正しく力を使わないスーパーマンへの思いもあったのかな。
そうね。
あなただけほどの力があればこんなこともできるじゃないかっていう話は前スーパーマンの中で読んだな。
実際マゴックもただ調子乗ってる嫌な奴じゃないんだよね。
そう。マゴックの描き方ね。読み直してめちゃくちゃ好きになったわ。
なんかやっぱり周りが、時代が俺を選んだんだって言ってたよね。
あんたのせいだ。あんたが変わらなかったから俺が選ばれた。殺さないあんたより殺す俺が選ばれた。だからみんな死んだ。
彼自身、彼の行為のせいでカンザスが消滅してしまったってことを悔いてるというか、自分を責めてるんですよね。
24:08
この後も解説書によるとデパー結構あるみたいだけど、人気出そうな気がするよね。
あれ?デパーあったかな。あのね、よく似た別人かも。
マゴック違いかな。
まあいいや。とにかくマゴックのキャラクターもね、単純な新世代イキリ野郎とか。
イキリクソ野郎じゃないんですよね。
また複雑なその時代の精神を背負った存在としてね、出てきますよね。
デパーはそういう収容所ですね。
悪者をいっぱい詰め込めました。
やべえ、若者をいっぱい詰め込んで、したら当然暴動が起きて。
そりゃそうだわ。
やばくなりそうだと。
そんで、えっと、ワンダーウーマンがフル装備ね。
バトルフォームですね。
映画でもありましたね。このゴールデンアーマー。
これを着込んで。
正常気を身にまとって。
すげえな。
収容所に行って、敵対行動をやめて降伏しろと。
さもなくば、我々が相手だ。
もう、完全に殺す態度で行くんですよね。
皆殺しだと、このままだと。
そういうのもですね、ワンダーウーマンはセミシラを出て、平和の使者として、平和をもたらす使者として活動してたんだけど、
一向に世界が良くならないと。
これはお前のやり方がぬるいからだと、故郷で言われてしまって、大いに剥奪されてるんですよね。
セミシラもなかなか過激な国ですよね。
いやあ、すごいと思いますよ。
民主的な国なのか、これもあるし。
そうやってですね、故郷を失ったダイアナはですね、ちょっとやっぱ態度が強くなっちゃってるんですよね。
彼女ここまでは一戦を超えないようにしてるんですけど、収容者の暴動っていうところになると、もうこれは一戦を超えるときなんだという風に考えを変えるんですよね。
ここが決め時だっていう考えがあるんでしょうね。
でもスーパーマンは、
そこまでは踏み込めない。
それはちょっとやりすぎじゃないかっていう立場なんですよね。
スーパーマンは昔から一戦を引いてきたから、そういう考えになるのもわかるが、もうちょっと前にこれ気づいてもいいんじゃないかと。
収容者にぶち込む前にもうちょっとなんか方法あったんじゃないかと思われるかもないが。
結構だからスーパーマンは譲ってそこだったんだろうね。
そうね、なるほど。あれなりのギリギリのところ。やっぱ自由の象徴でもあるもんね。
そんな風にスーパーマンは結局ジャスティスリーグから孤立しちゃう、浮いちゃうんだよね。
新生ジャスティスリーグはもうみんな収容者に向かってスーパーマンだけが残される。
で誰のところに行くかって、もう一回バッドゲームに行くこのシーン。
バッドマンしかいないもんな。
最高だよね。
今からでも止められる。君との仲間と我々二人なら世界最高のチームになる。手を貸すと言ってくれ。
27:03
切実だな。
絶対にでも手を貸さないだろうなって安心感がいいですよね。
頼まれて従うようじゃバッドマンじゃないですからね。
実はバッドマンも裏でいろいろやってるんですよね。
レックスルーザー、彼はスーパーマンに頼っていると人類が堕落するっていう考え方を元の作品の時点で持っているので、
やっぱこの超人たちがバッコする世の中、到底認められたもんじゃないですよね。
わけのわからないイキリ若者どもめ。レックスルーザーも結構おじさんになってますもんね。
首周りに肉がだいぶついてるじゃないですか。すごい共感というか、わかる。
昔はラーメンとか食べても太らなかったのにな。
これが20年30年の重みということなんですね。
キャラクターたちの変化、追い、逆に追わずなんかもまたいいですよね。
そうね、追いの描き方は面白かったね。
アクアマンのところに収容所を海に作っていい?ってさ、ワンダーウーマンが聞きに行くシーンがあるんだけどさ、
ダメにやってんだろって言われちゃうんだけど、
時の潮も君には優しいなダイアナ。
ああ、洒落てる。さすが王族。
ロイヤルですね。ワンダーウーマンはだからあんまり見た目の変化ないんですよね。
ほぼ神、神様そのものなんだっけ?半分神とかだっけ?
時代によって設定が振れるので、ニンともカンともですが。
かっこづけの神ということで。
ルーサ、超人たちの一層を目論んでるわけなんですが、
キリフラを持ってるんですね。稲妻の男、キャプテンマーベル。
キャプテンマーベル。当時初めて読んだ時は知らん奴出てきたなって思いましたね。
ああ、キャプテンマーベル。
本物っぽく全く知らん奴が出てきて、なんだこれって思った記憶がありますね。
知らなかったんだね。
当時は映画とかもなかったしさ。
そうだね。しかも今キャプテンマーベルキャプテンマーベルって言ってるけど、
権利の問題でキャプテンマーベルって最近は名前じゃなくなりましたね。
ニュー52を機にシャザムっていうヒーロー名に完全に変わりましたよね。
確かにもうキャプテンマーベル呼ばれないもんね。
今コミックスでもシャザムですよ。
これも96年のあり得たかもしれない未来。
そうですね。だってこの当時はシャザムといえばウィザード。
シャザムに力を与えた魔法使いの方がシャザムって呼ばれてたよね。
ということでシャザムがいるわけなんですが。
シャザムといえば代表的なヴィラン、もちろんデュエイン・ジョンソン、ロック様、ラック・アダムもそうなんだけど、
ドクターシバナとミスターマインドですよね。
ミスターマインド?
虫。
ラジオを持っている虫か。
そう、ラジオを持っている虫。
洗脳、マインドコントロールのすごい力を持っている。
30:00
そいつ的なものでルーサーに操られているキャプテンマーベル、シャザムですね。
虫もキモいよね。
耳に入れるっていうのがマジでキモいんで。
ほんと勘弁していただきたいんだけど。
このシャザムがね、子供が変身するヒーローだったっていうのもあって。
新世代ヒーロー枠というか、若者代表っぽく出てくるんですよね。
このシャザムが操られて、結局収容所のフタを開けちゃうんですね。
地獄ですよ、こっから。
ジャスティスリーグのメンバーみんなと、ジャスティスリーグに入らなかった能力者みんながこの場にいるので、
DCのキャラ全部がここでお互いの殺し合いを始めると。
サラッと書かれてるけど、大型イベントですよね。クライシスですよね。
いやもう本当に、だってもしここで何か起きたら、このユニバースから超人がほとんど消えてしまうんで。
確かに。
とんでもないことなんですよね。
こっからの絵もいいですよね。もう大駒もいっぱいあって、キャラでぎゅうぎゅうですよ、800人が。
800人がたんぱったんお騒ぎですよ。
これ解説書がめちゃくちゃ充実してるおかげで、こいつ誰だって思ったやつ、だいたい解説載ってるのすごいよね。
すごい。本当に。いつもの別冊子の解説書と、本自体にも解説書があり。
本の解説書もすごく充実してるから、両方読み合わせればだいたいどのキャラかわかるという。
デザインワークスみたいなのもすごい充実してる。
確かに。そんな新生ジャスティスリーグと、刑務所に入れられた能力者たち、そしてシャザムが戦いを繰り広げるわけですね。
スーパーマンはそれを止めようとするんですが、いかんせ一人しかいないし、状況が状況だけになかなかうまくいかない。
そこで、望みは空から舞い降りた。ということで、バットマン一族がやってきますね。
バットマンと愉快な仲間たち。
ブルービートルとグリーンアローなんかは仲間になってくれてますし、あと世代間闘争がテーマだから、親子が別の陣営にいるパターンが多いんだよね。
そうね。若者世代にも昔からいるヒーローたちも入ってるし、逆にジャスティスリーグにも若い世代が入ったりとかしていて。
あのジャスティスリーグさ、スーパーマンがやっぱバットマン勧誘したいからか、リックを入れてますよね。
寝回ししてたってこと?
リックいるなら来てくれるんじゃねえかと。
そういう期待があったんだと思いますよ。でも残念ながらバットマンはその程度じゃなびかず、逆にリックとスターファイヤーの娘を自分の陣営に入れるっていうね。
33:10
そういうとこだぞバットマン。
ナイトスター。いいキャラですね。
いいキャラしてるよね。だから本当にこの時に全勢力が集まっちゃったんですよね、刑務所に。
そうですね、いわゆるジャスティスリーグ、次世代ヒーロー、アウトロー、アウトサイダーたちもね。
アウトサイダーであるバットマン一族も一家も。戦争が始まるんですが、実はそれで終わらない。
そこであの希望を失っていた人類たちがついに超人たちに対して牙を剥くわけですね。
やっぱ超人たちが活躍というか大暴れすることで、地球が人類のものじゃなくなっちゃいましたから。
誰が傷つくのかといえば当然人類が一番傷ついてきたわけで。
全員集まってるなら、変な言い方だがチャンスであると。
全員殺そう。
国連の決議でスーパーマンの乗ってきた宇宙船を改造した核担当のスーパーボム、超ボムで爆撃をしようと決めるわけですね。
すごいな。
この展開って素晴らしいよね。
超人だけのストーリーが本当に最初からずっと続いてきていて、それを目撃している我々としても、
これも超人のスーパーヒーローとヴィランの戦いなんだと思っていたら、ここで人類も参戦してくる。
最終的には超人と人類の二項対立のお話になってきますよね。
結局スーパーマンが気づくわけだ。爆弾がこっちに来ていると。
これを止めないと超人は全員死ぬ。
ただ超人を助けちゃうと、今度は超人たちの戦いは永遠に終わらない。
人類たちが死んじゃうよね。ついていけなくなるよね。
この爆弾を止めるか止めないか。人類を選ぶか超人たちを選ぶか。これが裁きなんだと。
グリム&グリッティーが流行っていた時代だということも含めると、すごい展開ですよね。
どっちを選ぶっていうことでしょ。
この重要な決断を迫られるのがシャザムなんだよね。
面白いですね。
すごいストーリーだと思うな。
結局シャザムは自分の力で爆弾を遠ざけて、ただ完全には遠ざけられなかった。
爆発は起こってしまう。これもすごいよね。
やっぱりウォッチメンの一歩先って言ったけど、やっぱり二歩先だわ。
二回目爆発起こってるわ。
36:00
二歩先に進んでますね。
その結果非常に多くのヒーローが爆弾によって死ぬことになってしまう。
めっちゃ死んでるよな。ブルービートル死んじゃったよ。
有名キャラも結構この爆発でやられてしまったようで、争いの終着点が最悪の結末で終わってしまいましたね。
怒り狂ったスーパーマンが国連に向かうんですけれども、怒ってるスーパーマン。
確かに怒ったスーパーマンやっぱり怖いよね。
目ずっと赤いし。
あれ怒ったスーパーマン怖いって前もどっかで話した気がするな。
なんだっけ?
我々も150回やってると歴史がどうでも曖昧になっていくな。
絶対に見たことあるんだがなんだか忘れちゃった。
やっぱり怒ったスーパーマン怖い。国連にいる奴らを皆殺しにしてやろうと。
なんとドアを溶接した上で中に入り込んで。
天井を落として中にいる奴全員死させるっていう。
怒ってるのに冷静ってめちゃくちゃ怖いな。
確かにやり方はクレバーだもんね。
そんな怒り狂ったスーパーマンに声をかけるのが本作で復讐の精霊スペクターと一緒にずっとこのヒーローたちの行動をね。
物語の語り目として見てきたサンドマンの親友である独士ノーマンがここで姿を現してスーパーマンを説得するんですよね。
いやーこれいいな。何がいいかって。
超人たちが罰行することで希望を失った人類たちに希望を示すのが宗教だと。
だから神父っていう立場だからそう思ったんだけど。
神父という立場なのに人々に救いとか希望を与えるような言葉を吐けなかったんでね。
あったね。説教をしているシーンで。
ついうっかり目白くの遺説を読んでしまうっていうシーンがありましたね。
だけど最後彼は本当に何のスーパーパワーも持たない。
まあ友人であるサンドマンから予知無を見るっていう能力だけちょっと借りただけのキャラクターなんだけど。
本当に普通の人はね。
最後スーパーマンに語りかける。君は許せないんだろうと。自分自身かと。
その怒りってのは自分自身に腹を立ててるんだと言ってスーパーマンを正気に戻すわけですよね。
彼は言葉で人々に希望を見せられなかったんだけど最後言葉の力でこのスーパーマンを。
スーパーマンの希望を取り戻すことができた。
いやー美しい。
美しいストーリーですわ。最高よ。
まあそういうわけでヒーローサイドにも人類サイドにも大きなダメージを与えたんですが。
一応事態は収集されてですね。終わっていくわけですね。
39:04
この作品のエピローグ。これアメコミ一好きだわ。
わかるー。
序盤で出てきたね。プラネットクリプトンというコンカフェ。
コンセプトカフェ。コンカフェ。
ヒーローカフェに。
再登場ですよ。
なんかよく知っためちゃくちゃがたいの良い眼鏡かけたやつと、腕に銀色の。
銀色なんかすげーアクセサリーつけてる。
女の人と。
女の人が食事に来るんですね。
これ眼鏡かけてるのもいいよね。
そうなんだよ。冒頭でさ、やっぱスーパーマンはクラークという名前を捨ててカルエルになってたんだけど、
ちゃんとね、このエピローグでは眼鏡をかけてクラークの姿を取り戻してるんだよね。
超人としての姿ではなくて、人としての姿こそが大事だった。
という風に僕氏も言ってましたね。
バットマンめちゃくちゃ浮いてるけどね。
バットマンはパワーアーマーに黒いロングコートを着てコンカフェに来てますね。
あとシンプルに有名人でしょ彼。
確かに。普通に知ってる奴いるんじゃないかな。
ブルースウェインね。
ただこの3人がテーブル囲んでるとさ、声かけてくる人がやっぱいるんですよね。
あ、いるね。
失礼。ケチャップいいですか?
最高。
最高ですよね。あとこの乾杯のシーンも最高だったな。
いいね。昔マーベルコミックでもアイアンマンソーキャプテンアメリカの乾杯シーン最高だったけど、それと並ぶか超える。
今は亡きともに乾杯って言って、ヒーローカフェだからね。それぞれシャザム、フラッシュ、グリーンランタンのグラスで乾杯するんですよね。
バットマンはコーヒー。熱いやつ。スーパーマンはミルク。ワンダーウマンはお水。
この辺もやっぱキャラ出てていいですよね。いいもん飲んでるなって思うね。
あとはあれね。とにかくステーキのウェルダンを頼み続けるバットマン最高ですよね。
歴史に残る名シーンだと思いますね。
コンカフェなので全部コラボメニューみたいな名前なんですよね。ジャイアントタートルスープとか。
スター・ロザ・キャセロール。
とかなんだけど、もうメニュー見ずにステーキをウェルダンで。
どれです?マン・オブ・ビーフとかステーキがウェルダンで。
メニューを言うとき固くなりコラボ名を言わない。
バットマンなら確かにこういうオタクいそう。
いそう。いそう。めちゃくちゃいそう。
それで何を守ってるんだろう。
来たステーキがウェルダンじゃなかったんですよね。
42:01
ミディアムもいいとこだ。
店員に文句を言おうと思ったらスーパーマンがヒートビジョンで焼いてくれるっていう。
最高だね。この関係めっちゃいいな。
最高。このシーン最高ですよ。
なんでこの3人がご飯を食べることになったかというと、クラークとダイアナが報告があるんだと言うんだけど。
バットマンそれ先読みしてね。君の妊娠の話かね。
ちょっと気持ち悪い。
でもこれは現在のダミアンのサン・オブ・カルエルの時を思い出すから。
そうだね。
ジョン君がバイセクシャルだっていうことを言われる前に察するダミアンっていうシーンあったけど。
ありましたね。
あれと全く似たものを感じましたね。
本当に良かったなっていうシーンね。
パパの方がコミュニケーション能力低いよね。妊娠の話かね。
ダイアナが若干太った。
不老不死と完璧なプロポーションを誇る君が1ポンドか2ポンド太っている。
それが第一の根拠だ。世界最高の探偵だてじゃねえな。
だてじゃねえな。
そういうね、友達2人から報告を受けるということなんだけど。
それでね、名付け親になってほしいっていう。
実はお願いがあって、子供の名付け親になってほしい。
これ本当最終回ですよね。
いや最終回。本当に最終回だったな。素晴らしいな。
あと個人的に最後のシーンでさ、スペクターがまた登場するんですけど。
スペクターはもう人間の形かこの時は、キンエイジの時の形で来てるんですけど。
ジェム・コリガン。
スペクターの盛り合わせかね。
メニュー何かっていうと、ほうれん草とカッテージチーズの盛り合わせをスペクターと呼んでいるらしいですね。
まあ色かな。
白、緑、まあ確かに。
でも自分の名前がついた料理がほうれん草とチーズの盛り合わせだったら確かにちょっと。
嫌だ?
嫌だから。
でもそれに対してノーマンのセリフがまたいいよね。
まあまあ、どんな形であれ、記憶に残るのは悪くないさ。
で、その最後のコマでさ、この物語の最初の冒頭で発狂して死んでしまったサンドマンのコスチュームとさ、DCコミックの第1巻が飾られてて終わるのが、なんかもうめちゃくちゃ好きですね。
どんな形であれ、記憶に残るのはやっぱりいいことなんですよ。
最高だな。
最高だなやっぱ。
はい、というわけでキングダムカムでした。
いやーほんと喋りたくないですよね。
そうね、喋りたいやついっぱいいますね。
やっぱ新世代ヒーローは私は推したいですね。
特にカセドラルですかね。
45:01
修道院から活用したコスチュームを着込んだ新世代ヒーロー。
はい。
なんかこう筋肉マンに出てくる悪魔超人みたいでいいなって私は思いますね。
あーいますよね、パルテノンとかね。
修道師じゃなくて修道院で建物に寄せてってるあたりがやっぱりこだわり感じていいですね。
この新世代ヒーローの中でマゴック以外にもいるんかな?拾われた。
あー。
あとタスクとかいいですよね。なんかロボキャラ多いですよね、設定画集見ると。
多い。
ほぼズゴックですからね、タスクって。
あ、ガンダムのね。
うん。
なんだろう。
当時96年ってこういう日本のアニメ、日本のロボアニメとか結構親しみやすいものとしてあったのかな?
あとアレックス・ロスってすごく写実的な画風で有名じゃないですか。
はいはいはい。
でこうやっぱ実際の人間に光を当てたりして作画したりするんだけど、フィギュアとか使うことも多いからそれもあったじゃないですか。
あーなるほどね。
全身ピカピカの人を描くときとか、やっぱこうメッキでできた人形に光当ててこう作画してたからそういうことかな。
ガンプラってこと?
可能性は大いにある。
おー意外なところで時代を感じるぜ。
2代目ミスター・テリフィックやば。
すごいなー。いやほんと、コマの隅々にまでネタが仕込んであるので。
楽しみ甲斐がありますね。
また何年かして読み直したら新しい発見とかあるかもな。
あるかもしれません。
カセドラル再登場の可能性もありますからね今後。
なるかもしれません。
またね、年末にはインフィニット・フロンティアだっけな、DCの大型イベントの公約が決まってますんで。
それもね、どうやら未来世界、デスメタル以降のDC世界を描いていくようなストーリーらしいんで、また新しい未来が見れますよ。
2023年に考えられた未来、一体どうなるのか。
やっぱね、未来ってのはその時代を映してますから。
よく鏡だって言うもんね。SFとかね、時代を映す鏡だって言うもんね。
今回で言えばそのグリム&グリッティな90年代にこれがこのまま広まっていったらどういう世界になっちゃうんだってことをね。
暴力描写を極めていくと核爆発が2回起きて世界は大変なことになるんだと。
確かに当時としてはリアリティある。今見てもね、説得力はあるし、当時としてもリアリティのあるお話だったんだろうね。
そうだね、やっぱなんか訴えるものはあったんじゃないかな。
現代に考える未来世界って何だろうな。
嘘、本当じゃない?やっぱ。
嘘、本当。
真実。
嘘、本当、真実。ジョンくんの性的指向の話とか、あれも話題にはなったけど結局真実とは何かっていう話だったもんね。
サン・オブ・カルエルは。
サン・オブ・カルエルはそこばっかりフューチャーされてたけど、まあそうだね、だってサブタイトルトゥルースだもんね。
48:04
真実とは嘘とは現実とはっていうところに寄せていくのかな。楽しみだな。
そうですね、楽しみですね。やっぱこういうのってさ、その時代を切り取る目線みたいなのを持ってないと描けないよね。
描く人すごいよね。
描く人すごい。一流よ。
いや、我々も直前になったら内容を予想してみようか。
インビニット・フロンティアの。
もうその翻訳じゃない状態では読めるからな。
英語が読めない我々が考えるインビニット・フロンティア。
こんなもんだろうっていうんですね。
誰が聞くんだ、それは一体。
だってもう聞く人が聞いたら何言ってんだこいつってのがわかっちゃうわけだもんね。ワクワクもしないよね。
確かに。普段の儲言と同じだからまあまあ。
いつものお願いします。
番組へのご意見・ご感想あれば、ツイッター・ハッシュタグ、翻訳あめあられをつけてツイートしていただくか。
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語ってほしいアメコミのリクエストお待ちしております。
はい、ぜひぜひ。
キングダムカムもね、本当に読んで感想を教えていただければ嬉しいなと思いますし。
我々が気づかない要素、たくさんあると思うんだよね。
こいつが好きとかっていうのがあったりしたら、ぜひ聞かせてほしいですね。
ほんといろんなキャラいるなぁ。
でもジョン君はいないんだよなぁ。
そうね、ジョン君いないし、ダミアンもね、実際いないようなもんですからね。
そうですね、ダミアンもだから、スーパーサンズもなければっていうことですね。
もし彼らがいたらどうなっていたのかとかね、考えれば面白いかもしれないですね。
そうね。
ティム・ドレイクいた?
ティム、登場してるのかなぁ。
ねー、とかってね。
誰かと一緒に読んで話したりすると楽しい本ですね。
もしジョン君がいたらさ、最後のシャザムが背負ってた人類と超人の間、旧世代と新世代の間っていう役割になってたかもね。
確かに。
力を振るわないスーパーマンに対する不満って、ジョン君も全く同じことを言ってたもんね。
それはやっぱり地球人と宇宙人の間で生まれたジョン君だからこそ、説得力もあるよね。
そうするとジョーカーを殺す役名、ダミアンにやらせてもいいな。話変わってきちゃう。
いいかもしれない。
やっぱ、スーパーマンとバットマン、それからスーパーサンズね、息子たち、仲良くしたり対立したりしてると楽しいじゃん。
51:03
確かに。
あそこのごちゃごちゃ感見ていたいってのあるよね。
今描くキングダムカムってのは確かに。
そうね、今描くなら。いいね、今描くならって考えたら面白いかもね。
キングダムカム2022ですよ。23巻。俺が未来世界に行けてなかった。
ということで、次回は?
バットガールバーンサイドを扱います。
ちょっとゴッサムをね、いろいろ見ている中で、ゴッサムにもなんかイケてる地域があるらしいということで。
ゴッサムのニコタマに行きます。
ニコタマってイケてる場所なんだ。
ゴッサムの港区に行きます。
ゴッサムセントラルとかね、ゴッサムアカデミーとか、いろんなゴッサム見てきたんで。
じゃあちょっと今度はバーンサイド。
高級住宅が並び立つのか。
というわけで一緒にゴッサム探訪をしましょう。
それではまた来週。さよなら。バイバイ。
グリム&グリッティーとか、どこで見てもこう悪口ばっか書かれてる気がするんですよ。
そうだね。
つまらない。ダサく。面白くない。
まあ薄っぺらいとかなんやかんやとかってよく言われてるね。
それだけ言われると逆に読みたくなりますよね。
怖いもの見たさみたいな。
スパイダーマンのクローンサーガーとかさ、もう正直読みたいもんね。
悪名高きって必ず枕言葉つけられるやつね。
そんな言うなら読ませてくれと。
今度翻訳されるよ。
楽しみ。
52:38

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