1. 邦訳アメコミ雨あられ【毎週土曜深夜更新】
  2. #167 キャプテン・ブリテン:ク..
2023-09-09 57:21

#167 キャプテン・ブリテン:クルックド・ワールド

~ これは忍術だ。もちろん、忍者は知ってるな?
~ 
~
~ 番組への感想やリクエストなどがあれば「#邦訳雨あられ」をつけてTwitterに投稿するか、amecomiamearare@gmail.comまでお願いします。
~ これが、ほしい物リストです(小声)→https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/1TJIISOS4BR3B?ref_=wl_share
~ Amazonギフトカードは15円から送れます。宛先をamecomiamearare@gmail.comにしてください。
00:04
こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。
こんばんは。
えー、今週何食べたのコーナー。
このコーナーは、えー、今週どんなエンタメを摂取したのかということを報告し合うコーナーです。
はい。
行きましょう。
ほう。
最初はグー、じゃんけんぽい。
じゃあ私から。
はい。ラジオなのに見えないじゃんけんで決めるっていうね。
お願いします。
先に決めとけよっていう話もあるよね。
えーと、今週私はですね。
はい。
あのー、お笑い好きですか?
お笑い?
お笑い。
お笑い好き?
好き?
うん。
結構見る?
あー。落語とか一時期好きで、もう通勤時間ずっと聞いたりとかしてたから。
ほんと?
うん。
そうかそうか。私今週はですね。
うん。
あのー、M1グランプリを見てきたんで。
おー。
その話をしたいなと思って。
すご。
M1グランプリってさ、冬というかさ、
はいはい。
年末のお楽しみのイメージあるじゃないですか。
はいはいはい。
実は1回戦は7月からやってるんですよ。
へー。あー、なるほどね。
そう。
あのサッカーの高校、天皇杯みたいなやつか?
ん?ん?ん?
サッカーのほら、高校で一番強いやつ決めるのってさ、
はい。
年度末にあるんだけど。
決勝戦が。
決勝戦が。
でもスタートも7月ぐらいだもんね。
へー。んー、じゃあそれです。
それと一緒なんだけど。
はいはい。
あのー、まあ7戦組とか出るじゃないですか。
はいはいはい。出るよね、あれいつも。
で、1回戦って全国各地のいろんな会場でやってるんだけど、
はいはい。
あのー、500円で見れるんですよ。
へー。
で、東京なんかだと人気集中してるから、
はい。
もう1日に200人近く。
すごー。笑い気に見れんの?
出たりすんの。
もちろん1回戦なんで、
うん。
あのー、プロの人もいればアマチュアもたくさんいて、
ほうほうほう。
で、それをこう、もうその500円で、
うん。
8時間ぐらい見てられる。
やばー。
っていう。
えー、やばー。
まあ、さすがに8時間見たら脳みそがいっかれてしまうと思うんで。
笑いが何か分からなくなりそうだよね。
まあ、20組ぐらいちょっと都合のいい時間で見てきたんですけど。
はいはいはい。20組でもすごいね。
まあね。でも1回戦って時間が短くて、
ほうほうほう。
1組2分ぐらいなんだよ。
あー、なるほどね。
もう本当にポンポンポンポンポンポンポン出てくるから。
1時間ぐらいでまあ見れるかなーみたいな感じ。
そうそうそう。意外とね、20組つったってあれなんだけど。
ただ、M-1って準決勝までいかないとシード獲得できないんで、
ほうほうほう。
本当に我々がよく知ってるような、テレビでよく見るようなお笑い芸人の人も、
1回戦から出てんだよ。
あー、そうなんだ。
うん。
あー、じゃあシード権取ってる人ってやっぱすごい人なんだ。
まあ、シード権取ってる人は相当上のレベルだと思うので。
へー。
というわけでまあ見てきたんですけど、
私が見に行った時は、MCがいて。
はいはい。
まあやっぱその、10年かな?超えて活動してる人たちはMCとかやってくれる。
なるほどね。
あるある探検隊で有名なレギュラーがMCだったんだけど。
03:00
へー。
やっぱりさ、会場の温まり具合とかさ、審査というか雰囲気に影響を与えるじゃん。
あー、そうね。笑いやすい雰囲気とかやっぱあるもんね。
そうそうそうそう。だから、やっぱちゃんと何組かごとにレギュラーが出てきて、
ほうほう。
ちょっと笑わせてくれるの。
へー、すごー。
やっぱプロの語りは違うなーって思いましたね。
ほうほうほうほう。
なんか、お客さんにどうですか?って、ちょっと冷房聞きすぎじゃないですか?とか言って。
ほうほうほうほう。
あっ、さっきのお客さん寒すぎて帰っちゃいましたね。そんなこと言うなよ、みたいな。
その寒いって。
はいはいはいはい。
へー。
やっぱね、面白いんですよね。
ほうほうほう。
なんか本当に、だからネタはやらないね、さすがに。
うん。
当たり前だけど。
ネタやったらちょっと面白いよね。
バーリティブすぎていいね。
もうそれコンテスト嵐でしかないけどね。
まあさすがにそうやってネタをやるわけじゃないんだけど、やっぱプロの人って何が違うんだろうね。
話してる内容が爆発的になんか面白いってわけじゃないと思うんだけど。
そうだろうね。
確かに。
お客さんがお笑いを見る空気にさせるんだよね。
へー。
で、あともっと、まあそれで本編、本編というか実際にね、1回戦が始まって見てたんだけど。
やっぱまあ素人の人とか、デビューして1,2年の人とかはそんなに笑いの量は稼げなかったり、
あと途中で言葉に詰まっちゃったりとか、もうギブアップでとかって言っちゃう人もいたりするのも、
まあ1回戦の面白さなんじゃないかなと思うんだけど。
私が見た中でめちゃくちゃ面白かった、南水ってコンビと明けガラスってコンビがいて、
もう会場もぼっかんぼっかん受けてたから、この2組は1回戦トップだなって思った。
で、1回戦って当日の夜にはもう投落が出るんですよ。
見たら2組とも落ちてて、どんだけレベル高いんだこの大会って思いましたね。
受け取るだけじゃダメなんだ。
なんか2組とも神保町の吉本の劇場かなんかで、
あるね、神保町に。
ずっと活躍している人たちみたいで、
ツイッターでもこの2組が落ちるなんてみたいなこと言ってるファン。
本当にちゃんとっていうか、根強いファンもちゃんとついててってことなんだ。
だったから、そうだよなと思って。
南水っていうコンビは、お前ボクシング生で見たことある?生で見るとすごいんだよ。
パントマイムでボクシングの試合を再現して。
相撲生で見たことある?生で見るとすごいんだよ。
相撲のパントマイムで様子を再現して。
で、ツッコミの人が、なんでどっちも負けてる奴の方をやるんだよ。
そういうネタで。
そっからスピードで野球であったりオセロであったりとか、
どんどんどんどん負けてる方をやっていくっていう。
ダメだ、これ面白さ全然伝わってねえわ。
06:01
面白い面白い。
最初にどういうところで笑うかっていうコンセプトというか。
仕組みを見せて。
仕組みを見せて、そっからハイペースでずっと笑わせてくるっていうやつで。
うわあ、プロ。
プロ、すげえ。
明ガラスってコンビは、片方がギャングスターみたいなキャラクターで、
もう一人の人が、2人は川崎出身で幼馴染だと。
ちょっと話を聞いてくれよ。
いいぜ、キング聞くぜっていろいろ話したりするんだけど、
俺たちが小さい頃遊んだあの公園、まだあるかなとか。
話をさせてくれないプレイ漫才だと。
これも超面白くて。
会場ぼっかんぼっかんで、
次出てくる人やりにくいだろうなって感じだったんだけど、
2人ダメだったんでね。
そこは別の人が通ったってこと?
もちろん200組くらいあるから、
私が見てる範囲では誰も通らなかった。
通過者ゼロ。
すごいね。
倍率10倍超え。
20組見てゼロだったら。
見てて思ったんだけど、こんなに面白くて通らないってことは、
やっぱり審査の基準みたいなのが結構。
単純な面白さだけじゃなくて。
客の受けだけじゃなくて、別のところで基準があるんだって。
あるんだろうなって思って。
なんかちょっと芥川賞に似てるのかなって思って。
芥川賞はよく知らないけど。
芥川賞って純文学の作品に与えられる新人賞じゃないですか。
M1も10年目以下っていう新人賞ですよね。
若手にスポットライトを当てる企画ですよね。
純文学に当たる部分が漫才みたいなことなんだと思うんだけど。
純文学って難しいけど、今まで積み重ねてきた文学の歴史の延長線上にありつつ、
今までの文学っていうこの括りをちょっとだけ飛び越えるものだと思うんですよ。
全然わけわかんないやつは評価されないし。
評価といって、今までの既存の小説って枠組みにあるものも評価されない。
めっちゃ面白いってなっても、でも異世界転生だしなって。
異世界転生が候補作になったことは聞かないけど。
そう考えると、確かにアケガラスの漫才の構造とかって、オードリーのズレ漫才とかと似たところがあって。
あとそのコンビが、わかんないけど、面白すぎてYouTubeで動画見たりしたんだよ。
確かにその構造面白いんだけど、構造はずっと一緒だったから。他のネタも一緒だったりしたから。
その辺の新規性のなさみたいなところまで見てんのかなとか。
確かにそれだけばたくさんのファンもついてて、逆にもうハードルも上がってきちゃうっていう部分もあるのかもしれないよね。
09:05
アインシュタインっていうコンビがいるじゃん。ブサイク芸人。
あの人たちも、ブサイクネタ、見た目をいじるネタ封印して序盤行ってたんだけど、
準々決勝か3回戦かぐらいで、いつもの土鉄板の受けるやつやったら、笑いは取れたのに先進めなかったっていうことがあったらしい。
多分審査してるのは放送作家の人とか、そういう関わってるプロの人なんだ。
ディレクションとかしてる人なんでしょうね。
そう考えるとすげえ世界だなと思って。
すごいね。ちゃんと評価されてるんだね。めちゃくちゃちゃんと評価してるんだ。
多分。だから我々素人が面白い面白くないとかで見てるだけじゃないんだと。さらにプラスアルファ。
歴史文脈を踏まえて、じゃあお前は何を見せるのかということで。
あとその日のトップ3がYouTubeで見れるんだけど、やっぱTVショーっていう側面もあるじゃん。
知名度ある人は多少有利だなっていうのもちょっと見えるかな。
なるほど。完全に無名の人よりは。
そうそう。
それやっぱり知名度ある人でもちょっと新しいネタやってたりする?
あー、微妙なとこだな。でもわかんない。やっぱりそうなんじゃない?それ用に新ネタを下ろすって言うもんね。
あー、そっかそっか。
劇場で試してみて。
そっか。確かに劇場でめちゃくちゃウケてるネタをわざわざM1でやるかっていうとこあるもんね。
例えばだから、昨年1位だったウエストランドが全く同じネタで1回戦から始めても通過できないんだよ。
はいはいはいはい。
それは面白さは変わってないはずじゃん。
うんうんうん。
なのに通過できないのはやっぱりそういう。
もう一歩先を見せろと。
もう一歩先を見せろっていうところがある。
わー。
っていうのを味わえるので、1回戦なかなか、まだしばらく1回戦やってるはずなんで。
すごいね。
そうですね。
高校野球みたいな世界だね。
逆に本当に若い人のネタとかアマチュアのネタとか見ると、プロすげー。
私はその後渋谷のところ見に行ったんだけど。
渋谷って無限大ホールって毎日ネタやってる吉本の劇場あるし、新宿まで出ればルミネ座吉本。
見終わった後ルミネ座吉本行ったんだけど、プロすげーって。
70分間ずっと笑えるもんね。
あー。そうね。確かに。
すげーなーって思いましたよ。
M-1ってすごいんだね。
M-1ってすごいんだね。
なんとなく口開けてボーっとテレビで見てたけど。
たぶん1回戦500円で1日見れて、2回戦も1000円とかで見れるんだったかな。
2回戦は倍率10倍を突破してきた人だから。
確かに。
もっと面白いと思うし。
12:01
意外とね、決勝はテレビで放送されるから結構見ると思うんだけど、
もし近くに会場があるんだったら、その辺のアンダーカード見に行くのも面白いんじゃないかなって。
確かに。そっか。まだちょっと荒削りだけど新しさがある。面白さがあるっていう人たちがもうそこで勢ぞろいしてるわけだから。
自分が普段テレビで見る人たちがいかに上積みなのかっていうのもわかると思うし。
確かに。なんかテレビで放映できないネタM-1の中2回戦3回戦で見ましたみたいな話とか聞いたりするもんね。
なんかちょっといいんじゃない?金額の安さとかも。
あとそのやってる間、1回出ちゃったらもう戻ってこれないんだけど、好きな時間に行って好きな時間に帰れるから、ちょっとフラっと呼んで。
確かに映画見るぐらいの間隔でチラついてもいいのかもしれないのか。
あと出場は1人1000円ずつ払えば多分出れるんで。出てみてもいいんじゃない?
実際に出てみて。
そしたら今度は2分間まとまった話をするのがいかに大変かっていうことを理解できる。
ダラダラ喋るのと違って2分間ちゃんと面白く喋ると。
難しいよね。
あれに全くない能力かもしれないですね。
ということで、今週はM-1グランプリ見てみました。
素晴らしいですね。私はですね、正直今週仕事がマジで忙しくて。
めちゃくちゃ忙しかったんですよ。
あんまり仕事なしはしたくないですけど、本当に睡眠時間とれないみたいな状況が続いてて。
もうヘロヘロなんですけど。変なテンションなんですけど。
でもやっぱりちょっと円溜め接種しないと。そういう時こそ。
そういうことですね。
やばいなと思って。
でもそういう時ってあんまり元気なくて単編しか読めなくて。
はいはいはい。ちょっと長いやつは消化できないからね。
長いやつはもう無理だと思って。
で、何を読んだかっていうと、以前この昨日何食べた?今週何食べた?のコーナーでも紹介した
石井幸一のロカってあったじゃん。
ロカ。読んだよ私。
本当?
あの後すぐ読んだ。
あれ結構面白かったでしょ。
最後の余韻ね。
すごいよね。
びっくりした。余白ってこれだなって。
あれ説明難しくない?
難しい。あのさ、ヒロインと友達の関係。
しばしば紹介とロカちゃんの関係とかね。
あのー、切なかったね。
全然何も書いてないんだけど、なんかうわーなんか切ないな、悲しいなっていう気持ちになっていく。
序盤のポップさ、なんかもうすごい胸に来たよ。
良かったっしょ。で実はそれ続編出てまして。
続編っていうか。
え、あのロカちゃんの物語。
そう、ロカちゃんとしばしば紹介のあの女の子の話があって。
前話の時も言ったんだけど、あれはもともと石井幸一の朝日新聞が朝日新聞で連載してる野野ちゃんの連載の一部と、
あと石井幸一紹介っていう彼のホームページで公開してる4コマ。
本当に多作だね。
確かに言われてみれば。
毎日書いてて。
4コマ書いてて。
それプラスアルファで。
アルファやってんだ。
15:00
それをロカちゃんのエピソードを合わせて書き下ろしもちょっと入れたのかな。で作られた一冊なんですよ。
で、あの最終話があった後にまださらにロカちゃんの話ってそういったところに掲載されてて。
で、改めてそれがまとまった分を、まとまったのを電子で公開してまして。
タイトルはですね。
花の雨が降るロカエピソード集。
花の雨が降るロカエピソード集っていうタイトルで。
ほんと50ページくらいのすごい短い。
電子でいうと500円くらいかな。500円しないかな。
ぐらいのほんとに短編だったんですけど。
それちょっと買って読みまして。
もうあのロカのエピソードは最終話でバッと終わってるので。
実際のロカエピソード集っていうのはそれよりも前の話だね。
その2人の関係性をもうちょっと掘り下げるようなエピソードとか。
あの最後の大きな出来事大きな事件があるじゃないですか。
あれが何だったのかっていうこととかもちゃんとこうある程度説明をしてくれる。
じゃあロカの補完みたいな。
あまりにも多すぎる余白をちょっと埋めてくれるようなエピソードがいくつか持っている作品で。
これもすごい面白くて、その1作目というか前作の内容をさらに深掘りしてくれて。
新しい魅力にも気づかせてくれるような。
よりどっちかっていうとロカちゃんというよりは柴島紹介のお姉ちゃんに焦点が当たってて。
彼女にとってロカが一体どんな存在だったのか。
結構ロカはやっぱりロカちゃんにとって彼女が何だったのかっていうところが中心だったけど。
逆に彼女にとってはロカちゃんはどういう存在で。
なんであんなに応援してくれたのか。
応援してたのかということもちゃんと描かれてて。
もうこれがエモいってやつがあって。
おじさんのエモを理解できました。
もう10年ぐらい遅れてようやく理解することができましたね。
面白かったんでこれもぜひおすすめ。
じゃあちょっと読んでみようかな。
それ改めに読み直してて気づいたんですけど。
本編の方、ロカの1作目の方で
昔連絡船の沈没事故があっていう大きな悲劇が
野野ちゃんの被災地ワールドには横たわっているんだったらしいを
以前このコーナーで話したと思うんですけど。
読み返してて思ったんですけど、あれって元ネタありました?
震災じゃなかったの?
震災を連絡船事故っていう形に試行調査したんだけど。
でもなんで連絡船事故にしたのかっていうと
いろんな悲劇の形ってあるじゃん。
飛行機が落ちるでもいいだろうし、電車が脱線しましたとかでもいいかもしれないけど
今回は連絡船事故っていう形にしてた。
これなんでかっていうと、過去にそういう話あるんですよね。
有名な推理小説で。
これちょっとネタバレかな。
知ってますよ。三大起書の一つですね。
そうそう。三大起書の一つ。
ドグラマグラ、国士官殺人事件、虚無への苦物。
この三作のうち虚無への苦物だけ毛色が違う作品なんですけど。
この中でちょっとネタバレになっちゃうかもしれないんですけど
18:00
真犯人の動機として青函連絡船の沈没事故っていうのが出てくるんですよ。
沈没事故っていう大きな悲劇が起こった。
俺の両親、俺の父親はなぜあんな事故で死ななければいけなかった。
何の意味もなくなんで死んだんだ。
俺は今回の事件を起こしたのは
ああやって何の意味もなく死んでしまった人間の死に意味を与えるために
この事件を起こしたんだ。
独白するすごい名シーンがあるんですけど
これじゃんって。
つまり大きな移動する船が沈没しました。
それによって無意味な死が大量に生まれてしまった。
ロカの場合は無意味な死っていうのも
でも10年15年経てば一つの歴史に変わっていくんだ。
意味づけられていくんだっていうふうに描かれたし
キョウメイノクマツはそれを意味づけるために
殺人に手を染める犯人っていうのが描かれてる。
これ同じ形で描いてるな。
イシイシサイチってミステリー小説オタクとしても有名で
コミカルミステリーツアーっていうシリーズをやってて
いろんな有名な推理小説を4コマにしてギャグにする。
面白そう。
すごい離れ技をやってるんですよ。
どんな長編でも短編でも4コマにして
ちゃんとトリックとか推理小説のネタを使いつつ
ギャグにしてるっていうのがあってて
だから推理小説はすごい詳しい人でもあるから
全然知らないわけがないんですよ。キョウメイノクマツを。
そうだよね。だって俺でさえ知ってるもんね。
だからそういう部分で
あ、イシイシサイチこういうところで持ってきてるんだ。
すげえな。ちょっとかっこいいなっていう気づきもありました。
なるほどね。
そのミステリーツアー面白そう。
面白いです。確か4冊かな出てますねシリーズで。
電子になってたかなあ。
これ本当にお勧めです。
コミカルミステリーツアーもぜひ。
推理入門として。
ミステリー小説入門として。
ということであんまりたくさんエンタメしてできなかったんで
そんな感じかな。
やっぱ仕事は良くないね。
仕事は良くないよ。
人間の健康を損ねてるもの第一はやっぱり仕事だと思うよ。
何をするにしても仕事が一番邪魔だなってことは改めて感じました。
仕事によって活かされてるんだけどな。
生きるためにはしょうがないよな。
ということで本日はキャプテンブリテンクルックドワールドを取り扱いたいと思います。
この番組は毎週1つの公約アメコミを取り上げて語る番組なので
全然関係ない話をめっちゃするようになっちゃったね。
俺もまだまだしたい話があるけどまあいい。
今日のコミック面白かったですよ。
面白かったですね。
我々は今回マーベルグラフィックノベルコレクションで購入した作品になりますね。
アシェットから出ている文札百科の第42巻。
42巻。
ライターがアラムーアですよ。
あの有名なフロムヘル。
いきなり最初にフロムヘルですか。
映画化もされてるしな。
うちのこの番組でやったので言うとB4版出た。
21:00
何を置いてもウォッチメン。
ウォッチメンの人ですよね。アラムーアといえば。
ウォッチメンでアメコミのレベルをグーッと押し上げた人でございますし
バットマンのキリングジョークっていうね。
これまた歴史に残る一編も書いてますし
そういうすごい作家ですし
今回読んでみて改めてやっぱアラムーア面白いな。
思ったね。
思いましたね。
確か10オブソーズをやった時に
キャプテンブリテンちょっと面白そうなキャラだから使おうねって話をしていて
アラムーアせっかく書いてるなら読みましょうなんていうノリで読み始めたんですが
本当にキャプテンブリテン、クルクドワールド
本当に名作でしたね。
これなんか書店で普通に買えないのもったいないなって思いました。
いや本当本当。
このアシェットの
分殺薬か何でもそうなんだけど
関数が進んでいくともう継続購入してる人ばっかりになるから
書店に並ばなくなるんだよね。
つまみ食いがどんどんしにくくなってますね。
公式サイトから買うことができます。
公式サイトで購入できるんで。
でも4冊買うと送料無料だと思うので
気に入った4冊を選んで
買っていけばいいんじゃないですかね。
我々何回やったっけ?
デーモンインヤボトル
アイアンマンやりましたね。
あと一巻のスパイダーマン
スパイダーマンもやったね。
これ3冊目。
もう一個買えば送料無料で。
クレイブン・ザ・ラストハント
スパイダーマンの名作エピソードですけど
これ映画クレイブンが公開されたらやろうかなと思って
この辺りどうでしょうか。
わかんないけど。
発売したのが8月の終わりだったかな。
なのでネタバレしていくことになると思いますので
ぜひぜひ手に入れて
手に入れていただいて
読んでからこの先聞いていただければと思います。
正直あんまりキャプテンブリテンのこと知らなかったんですけど
もともとは魔術師マーリンの部下として
いろんな平行宇宙を旅するヒーローだった
ということなんですかね。
みたいですよね。
ざっくりした回数しか読んでないんでよくわかってないんですけど
いろんな時空を旅しながら
その宇宙を作ってはまた別のところで
マーリンによって送り込まれ
というところをずっとやっていたんですよね。
異世界を渡り歩くキャラだったみたいですね。
いろんな時間いろんな世界を行っていた。
確かにお話作りやすくて面白そうだよね。
確かに連載としてはやりやすそうだね。
今回舞台になるクルックドワールドはどんな世界かというと
アース238と呼ばれる世界
どうやらこの世界は
ヒーローを打倒するファシスト政権によって支配された世界だった。
そうですね。
24:01
仲間と協力をして
この時仲間にサターナインがいるのもびっくりしましたけどね。
そうですね。
サターナインってテイム・オブ・ソーズでほぼ黒幕というか
そうですね。完全に黒幕でした。
黒幕ムーヴをかましていたあの女性ですが
こんな昔から付き合いがあったなんてって感じですけど
サターナインと彼女の部下と協力して
ファシスト政権を打倒!
おめでたしおめでたしと思いきや
実はそのファシスト政権を生み出し運営していた
マット・ジム・ジャスパースという男が
現実改変能力を持ったミュータントだった
ということが明らかになる。
現実改変能力っていうのは
マーベル・ユニバースではかなり
上級のミュータントが持つパワーですよね。
よくその能力を持った奴が出てくるか
ありがちなのかと思ったけど
そうでもないんだ。
そうなんじゃない。
オメガ・キッドとかスカーレット・ウィッチとかが
その力を持っているだけで危険視されるぐらいですから
ヴィランがそんな強い力を持っているとなると
大変なことですよね。
なるほど。
このマット・ジム・ジャスパースとの戦いを描いたのが
今回のキャプテン・ブリテン・クルクドワールドというところですかね。
私これ読んでてさ
一個だけ最初に言ったことはあるんだけど
キャプテン・ブリテンっていう存在自体が
めちゃくちゃこいつ植民地的主義者っぽいなって思ってたんですよ。
え、なんで?
つまり
なんというか
すごく進歩した世界から
問題を抱えた世界に派遣されて
そこの問題を解決して
キャプテン・ブリテン最高!ありがとう!
って言ってまた別の世界に行って
そこでキャプテン・ブリテンの素晴らしさを伝えていく。
確かに。
これも植民地でやってきたことと同じじゃないかと。
かなり植民地主義的な構造になってますね。
これキャプテン・ブリテンの名は伊達じゃねえなって思ったんですけど
この話を読んだ時に
サター・ナインとかがなんでこの世界に来たのかっていうと
プッシュをしようとしてきたんだっていう。
そう、プッシュって言葉使われてたね。
プッシュって最初説明なくて
なんか特殊な、これ前のエピソードだったら
なんか特殊な技術とか
そういうことかなと思ったら
プッシュっていうのは遅れた文明を進歩させることが
説明ができて
やばっ!
これ植民地やってた時代に言われてたことと
全く同じじゃんと思って。
そうですね。
サター・ナインは
いろんな並行世界を管理してる
名前忘れちゃった。
なんかハブみたいなやつが書いてあるね。
星の輝きの人が
世紀9みたいなところにいるっていう設定なんですけど
そこの人たちがね
プッシュっていうのは
これやばいよね。
だって君たちの文明は遅れているから
我々優れたイギリス人が
文明を教えてやろう。
キリスト教を教えてやろう。
英語を教えてやろう。
これ今の社会の価値観でいうと
文化相対主義で否定された
極悪の
極悪非道な
20世紀の悪とされている
価値観の押し付け
27:01
帝国主義的な価値観を
全面に押し出してきたんで
ちょっと笑っちゃったし面白かったです。
キャプテンブリギンってそういう奴らだったんだ。
いいっすね。
これ書かれたの1982年から
84年の作品なんですけど
80年代の価値観ってこと?
多分今じゃあ
こういうやり方は
しにくいよな。
現代の10オブソーズでは
サターラインが悪役になるわって感じするよね。
そうだね。
完全に価値観の押し付けです。
っていうのが
ご自身が一番言いたかったし
一番気になったことでしたね。
一番面白かったです。
このアース238で
ヒーローが利用するために
作られた
サイビオート
機械と生命体の融合した
強烈なヴィランがいるんですけど
フューリーっていう
こいつがすごいね。
これね。
正直マーデルとか読んでると
ロボキャラって
敵でよく出るイメージもなくはない。
生き物と機械の融合体みたいなのも
よく目にする。
別に当時はどうか知らんけどね。
目当たらしくはないなって感じなんだけど
とにかくこいつがしつこいんだよ。
怖かった。
こんなに機械と人間の融合体っていう
今では手垢の付いた設定で
ここまで恐怖を生み出すキャラクターできるか
っていう気がしましたね。
自立した思考能力を持ってて
自分をどんどんバージョンアップしていくことで
決して諦めないみたいなことが
本編の中でも強調されてましたよね。
彼の価値観は決して諦めないことであると。
そして与えられた指令は
スーパーヒーローの抹殺。
こういうキャラさ、ウォッチメンにいたよね。
めちゃくちゃロールシャッハっぽいなって思いながら動きました。
絶対に妥協しないって言って
正義をなすロールシャッハっていうキャラいましたけど
これ、ヴィランにとってはこういう存在なんだろうなって思いましたね。
自分が悪だとしたら絶対に諦めないと言って
どこまでも追っかけてきて
死死をもがれても周囲の栄養とか吸収して復活するんですよね。
小ネタがやっぱり結構ちゃんとしてて
体から酸を出して周りをドロドロにすることで
体に吸収しやすくするとか
本当にちょっと一コマで説明されるだけなんだけど
そういうのの積み重ねが
このフューリーの恐ろしさというか
能力の高さを説明してくれる。
説得力がどんどん高まっていくよね。
前何回やった時も言ったけどハッタリですよね。
なわけねえだろっていうところと
確かにっていうところの絶妙なバランスですよね。
やっぱりリアルとリアリティは違うからね。
こういう細かい設定の積み重ねがリアリティを生んでいくんですね。
あとアラン・ムーはヒーロー禁止の世界好き?もしかして。
30:04
そうね。確かにこのファシスト政権も
ウォッチメンで見たことあるような世界ですよね。
正直者ならマスクをしないっていうキャッチフレーズで
仮面で顔を隠して活動しているスーパーヒーローを
次々と倒していくんだけど。
民衆の支持をそれで得ていくんだけど。
すごいよな。
正直者ならマスクはしない。
コロナ禍で2020年を越えた時には意味が変わってくるんで
なかなかあれなところありますけど。
そういう敵と対峙してびっくりしたんだけど
かなり序盤でキャプテンブリーティーンは死にますね。
ボコボコにされてもう幹部亡きまでに精神的にもへし折られて
仲間も殺され死にますね。びっくりしちゃった。
なかなか衝撃の導入なんですけれども。
そこから話がまたどんどん変わってくるんだが
この作品アラン・ムーアーが書いてるっていうこともそうだし
マーベルのいわゆる政治世界、我々がずっと追っかけている世界が
アース616であるっていうのが初めてこの作品で定義されたんですよね。
そうなんだ。
死亡したキャプテンブリーティーンはその後マーリンによって生き返らせられるんですね。
その後元いた世界に戻されて
そこで双子の兄弟のベッツィと出会ったりするんだけど
そんなこんなでやってたら急に傭兵部隊がやってきますね。
傭兵部隊名前何でしたっけ?
スペシャルエグゼクティブみたいな。
リーダーがウォードック。スペシャルエグゼクティブですね。
リーダーのウォードックを中心とした傭兵団。
スペシャルエグゼクティブがキャプテンブリーティーンを誘拐しにイラッチスに来るんですよね。
こいつら良かったですね。
正直私今回の作品一番好きなキャラはフューリーですが、時点はスペシャルエグゼクティブかもしれません。
なんだろうこいつら。なんか精神操作系の。
そうね。傭兵団なんですけどメンバーがやっぱ振るってるんですよね。
サイコパワー持ってるやつ。
精神操作系サイコパワー。
それから過去現在未来あらゆる時間っていう概念が通用しないやつ。
通用しないやつとか。あるいは平行宇宙というか別の時間軸の自分を呼んできて分身の術ができるやつとか。
あと実体がないやつとか。
完全に姿を消せるやつとかね。
あと相手の脳を触るとキリエみたいにコマが切り刻まれて完全に梱包させるやつとかね。
33:03
なんかすごい良い能力を持ったやつらなんですけど。
尖ってるよね。
尖ってるよね。ちょっと美味しいキャラを持ってきてくれましたね。
普通さ、ただ分身できるやつぐらいで止まっちゃうよな。
十分だよね。透明になれるやつとかね。
3週間後の未来から自分を連れてきてるんだっていう、そんな説明だったよね。
そうね。未来から連れてきたんだっけ。
だからそいつが死ぬとそれから先の自分を呼び出せなくなるみたいな。
分身が死ぬとこいつも死ぬことになってしまうっていう。
でもすぐは死なないんだよね。死んだのは先の未来の自分だから。
こんな設定思いつく。
こんな入り組んだ設定で。
これあれだよね。後々のエクストラオーディナリージェントルメンとかにも繋がっていきそうな要素ですよね。
アラン・ムーアの。
アラン・ムーアの。あれいろんな古典文学の作品が集まってヒーローシーンを作るって話だったけど。
あれも単にすごい技術を持った、アイアンマンのスーツみたいなのを作れるヒーローです。じゃなくて、ネモ船長ですっていう設定にすることで厚みが一気にゴッと広げるっていう離れ技をやってましたけど。
これも似てるよね。
ありがちな能力かもしれないけど、それに設定をグッと仕込むことで魅力を引き上げてくれている。
なんで分身できるのかっていうのに、この一つ設定を足すことで面白くなってるし、ぶっちゃけこいつ死んじゃうんだけど。
死んじゃうね。
死んじゃうシーンも面白くなるよね。
単に仲間が死ぬっていうだけじゃない意味が生まれてくるから。
ここから先の人生、愛し合って過ごそうみたいな話になってる。
すごいアラン・ムーアの天才っぷりを見せつけられましたね。
そいつら、スペシャルエグゼクティブ何がしたかったのかと言いますと、サターナインに雇われてて。
サターナインは平行世界をプッシュするための組織で、オムニバーサル最高法廷というところで、先ほどの任務失敗、アース238での任務失敗。
ジャッパースを倒すことができなかったわけですからね。
その責任を取らされて、そこで裁判にかけられてるんだけど、サターナインがやらかしたんじゃなくて、ここには現実改変を行うやつがいて、リアリティストームがなんちゃらということで、
とにかくサターナインの弁護をする証言者となってくれということで、キャプテンブリテンがさらわれたというか、誘拐されたわけですね。
これも皮肉効いてていいですよね。ファシスト政権を潰すように支持した組織そのものがめちゃくちゃファシスト的だったっていうところが明らかになっていくところ。
36:02
この裁判も無茶な裁判なんですよね。最高権力者と検察官と裁判官が同じ人っていう。
裁判官が機能していない国になっているので、実はファシストを潰そうとしていた植民地総支国そのものがファシストだった。
めちゃくちゃファシズムですよね。一人の人に権威がありすぎてるし、ちょっとしたことを言うと法廷侮辱罪みたいな、退場させるぞみたいなことすぐ言われるし。
いろんな宇宙のキャプテンブリテンが集まっててね。
そうそうそうそう。この平行世界の人たちが集まるオムニバーサル最高法廷のシーンで、いろんな世界のキャプテンブリテンが出てきますね。キャプテンUKとか。
UK、女性ですよね確か。女性のキャプテンブリテンとか。
ここの話の中で、我らがキャプテンブリテン、ブライアン・ブラドックがアース616のキャプテンブリテンなんだっていうセリフが出てきて、これで、あ、なるほど。俺たちがいつも見てるのはアース616だったんだと。
だからさ、初めて平行世界というかマルチバースにこうやってアースなんなんって名前つけて扱った作品で、もうこのレベルかと思わない?
あー、そうね。確かに初めて作ってこのクオリティかって思うと確かにすごいね。
ね。このマルチバースの設定をさ、めちゃくちゃ上手く使ってるよね。
そうだね。単に平行宇宙からキャプテンブリテンたちが助けに来ました、みたいな展開の仕方って全然あり得るし、一番お気軽なエンタメになってくるけど、そうじゃないもんね。
もうそのマルチバースの問題点というかさ、良くなさみたいなところを描いてるよね。
そうね。なんか、まあもちろん多分異世界からやってきてみたいなこの名前はついてなかったけど、そういうストーリーは今までもあったんだろうけど、やっぱ自覚的にマルチバースというものを扱ってる作品にして、もうこんなにっていうのはありますね。
あとこの最高宝庭、力ありすぎだよね。
ああ、そうね。権力の集中するところっていうのはあんまり良くないね。
ボタン一つで宇宙破壊できるんで、この任務失敗で無職者になっちゃったこの世界は、
アース238はもういらない。
周りの他のアースにね、悪影響を与える可能性があるから、もう消そうって。
これだから植民地主義っていうのは良くないんですよね。
やっぱでもね、スパイダーバースでもさ、サター9さ、スパイダーマンのこと助けてくれなかったじゃん。
助けなかったね。
個々の子っていうものを軽視しすぎてる。
いろんな植民地がある中心にある国にとっては、結局かけがえのない人と一つじゃなくなってくるんですよね。
そうだね。
だから独裁化していくだろうし、問題が生じたら切り捨てちゃうし。
こんだけ多様性っていう言葉を大事にしている現代においては、どうしたって悪く描かれちゃう価値観。
39:02
悪意外の凶悪ですよね。
アース238は滅ぼされたんだけど、先ほどお話ししたフューリーですよ。
こいつが、なんと宇宙の崩壊にギリ耐えるっていう。
絶対に諦めない。
こいつ主役では主人公じゃないですか。
確かに。でももうさ、自分の宇宙には倒すべきヒーロー。
ヒーローは何もなくなってるもんね。
ヒーローどころか何もないんだけど、絶対にヒーローを滅ぼすんだっていうことで、なんとアース616までキャプテンブリテンを追っかけてくるんだよね。
これ素晴らしいよね。
これ本当立場変えたら主役ですよね。自分の宇宙を滅ぼされて、その宇宙を滅ぼした奴の部下を倒しに行くっていう展開でしょ。
福祉を遂げるために。
主人公ですよ、フューリー君。
でもこの宇宙を移動するときに、さすがに彼も体力を消耗したらしくてね。
もう四肢をもがれ、背骨も折れ、そういう状態で616へやってくる。
この辺もいいよね。やっぱり一旦弱体化ムーブ入ってほしいもんね、主人公。強すぎるとやっぱりあれだからね。
そうかそうか。巨大な力を持って戦ったんだけれども、敗れてしまって。
アース238編、フューリー主人公の漫画のね。238編終わったらやっぱり616編になったら、一旦弱体化してね。
強くしすぎるとインフルが増えちゃうから。
積み上げたものを一旦崩して。
まずは野良猫を殺して、この肉体を栄養吸収するところから力を蓄えていく。
めちゃくちゃフューリー目線のラジオが敵なのに。
フューリー頑張れ!
アース238のキャプテンブリテン、キャプテンUKっていうんですけど、もうアース616に来てて。
アース616であのファシスト独裁者になってたジャスパーズが、やはり同じように力をつけようとしてるってことを気づく。
このままだと、アース616もアース238と同じような運命をたどってしまうぞってことをキャプテンブリテンに警告しに来てくれるんですけど。
警告しに来てくれた後に見つかっちゃうじゃないですか、フューリー。
見つかりますね。
フューリーが登場するシーン、マジ好きですね。
フューリーって全体的に紫色というか、全然カラフルじゃないくらい。
全身紫のゴム人形みたいな。
みたいな感じなんだけど、だから闇夜でめっちゃ目立つんですよね。
目みたいな部分が暗闇でボワーって浮き上がるシーン、マジでかっこいいですね。
かっこいいよね。
かっこいい。デザインシンプルなんだけどね。
なんすかね、こういう。だから本当に怖いんですよね、こいつ。
42:05
もちろんコミックではめっちゃ怖いキャラとしてね。ただただ殺人のために後を追ってくるキャラとして。
未来を見通せるキャラがさ、傭兵チームにいるじゃないですか。
そいつが未来がどんどん見えなくなっていくところとかも不安をかきたてる演出としていいよね。
いいですね。
いつも現在、過去、未来すべてを見通す能力があるんだけど、こいつがフューリーが近づいてくると何もわからなくなってくるっていう。
怖っていう。
この強敵感の演出、最高ですね。
フューリーね、なんかもっと人気キャラというかね、どんどん出てきて良さそうな気もするんだけど。
ちょっと強すぎて使いにくいし、いいんじゃない?使い捨てられてどんどん威厳がなくなっていくよりは。
確かに。再登場ってするたびに弱くなっていくからね。
再生怪人が弱まっていくっていう悲しいアレがありますからね。
一方でアース616のジャスパーズもどんどん力をつけていくんですが、こいつもこいつでフューリーとは違う土内寸前こいつっていうところがありますよね。
そうね、現実を改変し続ける結果、神に等しい存在に近づいていくんですよね。
新しく生命体を生み出してみたりだとか、空間と空間を勝手に繋げてみたりだとか、キャプテンアメリカじゃねえや、キャプテンブリテンも身体能力高い人ですからね。
どう勝つの?どう戦うの?っていう話になっていくんですよね。
王様戦隊キング王者、先日第1部が終わりまして、第2部が始まったんですよ。
今まで地球の上で地下帝国バグ奈落っていうのがあって、それとの戦いだったんだけど、今度は宇宙からもっと神的な奴が出てきて、地球を片付けたいんだと。
全部滅ぼすんだみたいなことを言ってきて、主人公がそんなことはさせないって言って退治するんだけど、そっくり。
やっぱり宇宙から来た敵はすごい巨大になって、宇宙の隅から隅までを制圧できているキャラで、これどうやって落ち着けるんだろうと思って。
その後さ、毎週毎週ちまちま怪人送られても、いやー舐め国しか見えないじゃん。
確かに。今更何やってるのって話ですもんね。
だからこれから先のキング王者の展開楽しみなんだけど、これを読んでる時も、いやこんなのどうすんの?って。
だってキャプテンブリッジンってちょっと飛べるぐらいの。
ちょっと飛べる強い人ですからね。
で、どうなるかっていうことなんだけど、ここでですよ。
45:01
はい。
フューリーですね。
フューリーがやってくるんですよね。
フューリーは自分で自分を改良し続けることができる能力持ちで、それが故にスーパーヒーローを全て滅ぼすことができたんだけど。
なんと、バケモンにはバケモンをぶつけるんだよ。レッド・ゼム・ファイトの精神で。
ジャスパーズとフューリーをぶつけるんだよ。
やっぱフューリー最高だな。
フューリーめちゃくちゃいいキャラですよ。
どんどんどんどん野良猫の吸収から始めて、いろんな機械とかいろんな生物を取り込み続けた結果、彼もまた神に等しい存在に。
神に等しい力をつけてっていうことですね。
すごいな。もう人の形を保たなくなりますもんね、最後の方ね。
キャプテン・ブリゼンたちはそれをただ見守るだけっていうふうになっていくんですよね。
この辺の戦いの次元の引き上がり方も最高ですよね。
本当に最初は星、宇宙で戦ったんですけど、どんどんどんどんいろんなところに戦いの場を移していって、最終的に非空間まで行きますからね。
空間ではない場所?
空間にあらずと書いて非空間ですからね。何も存在しないところに戦うんだけど、ここでですね、決着がつくっていうか、フューリー勝つんだよな。
一応理屈としてはジャスパースは現実改変能力を持っている。本当にフューリーが気づいて、現実を改変できるなら、現実のない場所ならどうなるんだろうということで、非空間に連れて行って、脳を焼いて勝つと。
すごいね。
これと絡めてで勝つあたりもやっぱり主人公感あるよね。
あとちゃんと理屈ついたところが嬉しいね。
でもフューリーの目的はね、スーパーヒーローの摩擦。
一番強いやつは倒した。
現実に戻ってきてくれるんですけど、そこで弱っていくから。
さすがにね、そこまで戦うと疲れちゃうので。
弱ったところをキャプテンブリで、キャプテンUKで倒す。
これ面白いよね。
めちゃくちゃ面白い。
これやっぱりフューリーっていうキャラが、あと傭兵団も面白かったけど、その辺でキャラクターの良さがすごい際立ってて。
そうだね。
なんつうんだろう。
あのね、めちゃくちゃ長い作品ではないんですよね。
ページ数で言うとどんなもんだ?
200ページくらい?200ページないかな?
あ、そっか。
ただ、当時のこの作品って8ページくらいの。
へー。
1回ごとに8ページくらいの作品だったから。
すごい。
だからこれ全部で20話くらいの増加数なんだよね。
だからコミック1冊買ってさ、盛り上がりのない1話とかって存在しないわけじゃん。
確かに。
だからずっとテンション高いし。
48:00
確かに。
画面変わっていくし。
面白くなり続けるよね。
なり続ける。
で、あとはやっぱアラン・ムーは流石だよね。
人間関係というかさ。
あー、そうね。
人の描き方。
人間の素晴らしき汚さを描いてくれるよね。
キャラクターの立て方っていうのがあるんで、もうずっと面白い。
アラン・ムーはファンにはぜひ読んでほしいなー。
もうぶっちゃけ話せなかったんだけど、
1回アース616に帰った時にね、ストライクのサイコキネシス部隊とか。
あー、いましたね。
出てきたり。
超能力部隊。
あとなんかよくわからん忍者の技を身につけた殺し屋とか出てきたりする。
ちゃんと忍者は強いんだってことも描いてくれて。
本当にそんな長くない作品なんだけど、脳が焼き切れるぐらいの。
ちょっと寝不足の状態で読んだんですけど、異常になって目がギンギンになりましたね。
面白すぎて。
そういうモンスターというか、エナジードリンク的な効果もあるかもしれない。
あとウォッチメンの様子をすごい感じましたね。
あー、そう。アラン・ムーは作家性。
アラン・ムーは作家性なのかな。
例えば、死んだキャプテンブリテンを蘇らせるときに骨から再生してくるんだけど、
その肉体を組み上げていく様子がまるで時計のようだっていうシーンがあって、
これウォッチメンでさ、自分の体を失ったドクター・マンハッタンが再生するときに全く同じ展開だったよね。
あった。あれもやっぱり骨から順番に再生してきたし、時計。
時計職人の息子だからっていうわけじゃないけど、そういう時計みたいに組み合わせてできてるんだっていうセリフとかあったし。
あー、なるほどね。
あと最後もさ、終わりなんだけど、終わりはないんだみたいな終わり方なんだよね。
あー、そうだね。
いろんな問題で決着をつけました。
キャプテンブリテンUKもEarth-616で生活していきます。
ラストシーン、終わりはない。
これもウォッチメンでドクター・マンハッタン一緒じゃないですか。物事に終わりなんてないんだ。
これ、あれと全く同じだ。
そっか、かなりアラン・ムーアーの思想性ってのはこの時から変わらずあるのかもしれない。
まあでもそっか、だって1984年だからすぐ。
確かに、放送というか作ってるのか。
ウォッチメンだね。
ウォッチメンの要素もウォッチメンファンも楽しめる。
ちょっと古いアメコミってやっぱりなかなか手が出ないし、面白いのかなって不安になっちゃうけど、
これ今読んでも全然楽しめる。本当に良作だと思うんで、いろんな人に読んでほしいな。
ぜひぜひ読んでみてください。
公式サイトで買えます。
はい、というわけでキャプテンブリテンクルックドワールドでした。
サターナインはね、最後自分を裁判にかけたやつに靴を舐めさせるっていう。
51:01
最後ちゃんとヒールムーブをして終わりましたね。
で、自分の元の位置に戻って終わるっていうやつだったんですけど、やっぱ嫌なやつだなこいつな。サターナイン。
ちょっとね、作品の中で言うと良いやつっぽいかなっていうところもあったりするんだけど、最終は嫌なやつで終わるから。
余計なことしがちな気がするな。
でもこの描き方はやっぱ自覚的なんじゃない?サターナインが高満で嫌なやつだって。
ああ、そうか。良いやつすぎると魅力減っちゃうもんね。
話の途中で出てきたキャプテン・ブリテン、ブライアン・ブラウトックの双子の兄弟、ベッツィが10オブソースの時はキャプテン・ブリテンでしたよね。
そうね。10オブソースではキャプテン・ブリテンに代わって大活躍をしていました。
死んでキャプテン・ブリテンコアが復活してみたいな話ですよね。かなり俺今キャプテン・ブリテンのこと好きになってる。
いや、私もめっちゃ好きですね。
もっと読みたいっすね。
読めないのかな。
でも現在進行形で活躍してるキャラだよね。だからまたキャプテン・ブリテンが出てる方訳とかぜひ教えてほしいですね。
読んでみたいですね。
このアシェットのマーベルグラフィックノベルでもまたやるのかな?
キャプテン・ブリテンね。ちょっと読んでみてもいいかなって思いますね。
あとMCUに登場するっていう噂もありますよね。
ちょうどいい感じするよね。映像化した時に。
今回も作品の途中でブラックナイト、ゲイン出てくるよね。エターナルズのエンドクレジットのところで意味ありげに
シャベルケン。
あれ?ケンが喋ってるの?
ケンが出てきたね。
このままイギリスヒーローチーム活躍していっても。
キャプテン・ブリテン、そしたら絶対出てくるね。
キャプテン・ブリテンじゃねえや。イギリスチーム全体的に魔術味もあっていいよね。
ファンタジー感強めで、またアメリカのヒーローたちとは違う魅力がありますよね。
キャプテン・ブリテンもマーリンというところからわかると思うけど、アーサー王物語ベースのキャラクターですよね。
たぶん元はキャプテン・アメリカと対になるような存在だったんだろうけど、全然独自路線行ってますもんね。
愛国心もあるけど、ちょっと種類違うよね。
あと、今のMCUはマルチバースというのをかなり前面に押し出してるから、そういう意味でもキャプテン・ブリテンは相性いいよね。
マルチバースを悪役で出てきそうだな。
54:02
マルチバースを統括しようとするやつが悪そうだな。
そんなこんなで、今後の活躍も楽しみなキャラクターですね。
ぜひまた読んでみたいですね。
はい。ということで、いつものお願いします。
番組へのご意見ご感想あれば、ツイッターことX、じゃなかった、Xことツイッター、ハッシュタグ公約アメアラレをつけてツイートしていただくか、メールをお待ちしております。
メールアドレスは、アメコミアメアラレatmarkgmail.com、アメコミアメアラレatmarkgmail.com、アメコミのコミはcomiです。
はい。語ってほしいアメコミリクエスト。おすすめのキャプテン・ブリテン。
どうしたらいいの?おすすめのキャプテン・ブリテン。
おすすめのキャプテン・ブリテンってどのバージョンがいいってこと?
確かにどのバージョンかなっていうのが1個あったなと思った。
面白いキャプテン・ブリテンのお話があれば教えてください。
ぜひぜひ。はい。ということでね、来週はサンドマンを。
サンドマン。
はい。やりたいと思います。
先日これも新刊ですよね?
そうですね。今サンドマンの、以前も翻訳されてたんだけど、また新しい新訳なのかな?新しい版で出してて、本編が終わってからプロローグが出されたんだけど、今回は物語上の時系列順に出てて、今回我々は1巻をね、プロローグじゃなくて1巻を扱いたいと思います。
サンドマン第1巻。
はい。つい1ヶ月前くらいに出たのかな?と思いますので、書店でも大きいところなら手に入るかと思いますので、ぜひ一緒に読んでいけたらなと思います。
それではまた来週。さようなら。
バイバイ。
キャプテン・ブリテン、めっちゃ面白かったね。
面白かった。
なんかもっと語られる。
キャプテン・ブリテンについて。
気がしない?
キャプテン・ブリテンの両親の死を乗り越えるところとか、兄弟の関係とか、魅力的な要素がいっぱいあるよね。
ちょっとさ、序盤、フューリー目線でめっちゃ語ってないけど、確かにこのキャプテン・ブリテンの死から始まって、死と再生の物語、そしてその遍歴の物語ではあるんだよね。
過去の幻影を見せられたり。
そうだね。
兄弟との再会が描かれたりとか。
トラウマをどう克服するかとかね。
最近このラジオ、収録時間が伸び伸びになっている傾向があるんだよね。
俺、序盤で芥川賞とM1が似てるみたいな話。
この前の夏の芥川賞を撮ったハンチバックっていう。
タイトルは聞いたわ。
あの話とかもしたかったし。
あとゴジラマイナス1、今度11月にやるゴジラの第1報っていうか予告が公開されたりして。
57:08
その話とかもしたかったし。
あと止まんないっすよね。
ごめんね、仕事が忙しい時。
2分間にまとめる漫才筆通路はすごいね。
さすが。
57:21

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