00:04
こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。
こんばんは。
今週何食べたのコーナー4、先週摂取したエンタメをお互いに報告するコーナーです。
最初はグー、じゃんけんぽい、あいこでしょ!
あ、多かった。
じゃあよろしくお願いします。
わー、今週はね、バレンタインあったんでね。
ほー。
やっぱちょっとそういう話をした方がいいんじゃないか?
マジで?すごいな。
ラジオだしさ。
まあ確かにね、ジジネタをちゃんとやらないとね。
ジジネタかバレンタイン。
いやいや、季節ネタというか。
季節ネタをね。
やった方がいいと思うんですよ。
ただでさえね、四季を感じにくい都会で暮らしてるわけですから。
そうね、季節の移り変わり、分かんないね。
はい、ということで、マイエレメントっていう映画を見ました。
うんうんうん。
知ってる?
ピクサーかなんかだっけ?
そうそう、昨年公開されたと思うんだけど、ピクサーの映画で。
で、結構評判も良かったので、映画館に見に行きたいなって思ってたんだけど、
ちょっとタイミングが合わなくて、今回ディズニープラスで配信で見たんですけど。
はい。
これがですね、めっちゃムカついちゃってる。
あれだよね、なんか炎と水の二人が恋愛するみたいな話じゃなかったっけ?
そうそう、人間が登場しないお話で、水と火と木と風のエレメントが擬人化されていてですね。
その人たちが暮らす世界っていうのが舞台のお話なんだけど。
主人公は火のエレメントの女の子。
で、彼女は移民二世なんですね。
父親と母親が熊本県から出てきて、その様々なエレメントが暮らすエレメントシティっていうところにやってきて。
あってくるんだけど、火の国から来た移民少なかったみたいで、なかなか家も貸してもらえないし、周りの人たちからも疎まれるし。
そういう中、ボロボロの一軒の家を自分で店にして、だんだん周りに他の火のエレメントたちが集まってきて、ファイアタウンという移民街ができるんですね。
そこの二世として、主人公の火のエレメントの女の子がいて、彼女はお父さんの作った家をいつか継ぐのが夢なんだと。
ただ寒尺持ちで、ちょっと行儀の悪い客とかがいると爆発しちゃうんで。その時に、なかなか火の一族の中でも見ることの少ない高温の紫の炎だ。
お前その寒尺さえコントロールすることができるようになれば、俺の店をお前に継がそうという風に言われてると思うんですね。
03:09
ちょっとなんやかんやあって、水のエレメントの男の子と出会うんですよ。この二人が対極のエレメントなので、触れようとすると水は蒸発するし火は消えてしまうっていう感じですね。
この二人の恋愛というかですね、どう二人が関係を深めていくのかというね。
ラブコメじゃん。バレンタインぽい。
水がマジでムカつく。
それ水にムカついてる人は初めて見た。
いやー本当に。私も見終わって、もうはーって思って、何この水。
何水?水とはって。
思っちゃって。
水への怒りが生まれたんだ。
同じような感想を言ってる人いないかなと思ったけど、全然いなくてさ。
あら。
ちょっとここで喋らせてもらっていい?
おー聞く聞く。
火が移民を表しているとするなら、水はいわゆるワスプですよね。
ホワイト、白人。アングロサクソンで、プロテスタント。
水は結構エスタベリシメントというか、力持ってるんだ。
力持ってるんですよ。
エレメンタルシティでも。
持ってますね。
そもそもお母さんが建築家で、おじさんが芸術、画家みたいな。
妹は同性愛者なんだけど、周りの人たちはみんなそれに対して理解がある。
エレメンタルシティっていう都会の警備員が常駐してるようなマンションに住んでて、
水の男の子が役人なんだよね。
離れてるんだ。
こいつは水の流れを検査する仕事をしてるんだけど、
こいつが仕事が不完全なせいで、ファイアタウン、水の脅威に晒されるんですよ。
最悪。
マジでこいつ本当なんだと思って。何ヘラヘラしてんのって思って。
君のやりたいことを止める権利は誰にもないんだ、みたいなこと言うんだけど。
まずお前はやるべきことや。やるべきことやってからやりたいことどうこうな話をしろよ。
やるべきことやれと、確かに。その通りだ。
君の感触、それは心が何かを伝えたがってるんだ、とかって言うの。
分かった風なことを言うわけだ。
結論から言うと、この火のエレメントの女の子は本当はお父さんの家を継ぎたいんじゃなくて、
彼女自身が成し遂げたい夢があるんじゃないのかっていう、そういう話なんだけど。
夢っていうのがさ、水の男の子の高級マンションにさ、火の女の子が遊びに行った時にさ、
うっかり食事中に家族の一人がガラス割っちゃって、「あー割れちゃったー」みたいな。
06:02
私直せますよって言って。火だからさ、ファイアパワーでさ、ガラスを直すんですよ。
そしたら元の水さしよりも、ちょっとかっこいい感じの水さしになって。
わーみたいな。
それで水のお母さんがさ、私の知り合いに、世界一のガラスメーカーを経営してる人がいるのって。
そこのインターンに行ったらどう?みたいなことになって。
で、そのインターンに行くのが火の女の子の夢みたいになってくるんだけど。
この流れがまず承知できなくて。
確かに店のガラスとかを、間尺で割っちゃった後、綺麗に直すシーンとかあったんだけど。
そんなガラス工芸をやりたいっていう描写あったか?とかって思うし。
あと、どうせその会社経営してるやつ火じゃねえやつだろうと思って。
水の一族が経営してるんだろうと思って。ふざけんなと思いまして。
水の一族による搾取の構造が見えてくるよね。
いや本当にマジでその価値観までも搾取されてるみたいで、めっちゃ嫌だった。
もう火の怒りで焼き尽くしてほしかった、そのエレメントシティを。
水でも止められないぐらいの炎で。そういう才能あるわけだもんね、紫の炎っていう。
途中ですごい綺麗なお花を見に行くって幼少期の思い出が語られるんだけど。
花を見に行こうとした時に、火は危ないから燃やしちゃう可能性があるから立ち入り禁止ですって言われて。
博物館?美術館?植物園?の直前まで行くんだけど追い返されるってエピソードがあって。
なんかその他にも、ずっと火のエレメントの女の子はファイアタウンからあんまり出たがらないの。ここには何でも揃ってるから。
でもちょっといろいろごたごたがあって、仕方なしにエレメントシティっていう都会に行くんだけど。
そうするとやっぱちょっと嫌な思いをするわけね。 マジ街ごと焼き尽くすよって思って。
マイノリティだから火であるっていう特性というか生まれ持った能力によって嫌な目に遭うから差別されるんだ。
嫌なマッチだね。 燃やせ燃やせ、怒りを燃やせって思いまして。
最後2人は結局結ばれて、一緒にインターン行くついでに世界を見て回ろうって言って。
いい風にまとめてるけど。 結構その2人の関係にフューチャーしてて、社会の構造がどうこうとかっていう話にはなっていかないんだけど、
なんとなくその子のお店に他のエレメントがやってくるような描写とかがあったりして、なんとなくエレメント感の融和みたいなのが描かれるんだけど、ずいぶんすごいなぁと思って。
確かにその2人の関係性っていうものに注目したらなんかいい感じのストーリーな気はするけど、社会のシステムというか全体の構造で考えるとなんかちょっとグロテスクな気がするね。
09:02
すごいグロテスクだと思って。俺もだってマイエレメントグロイで検索したんですよ。見終わって最初に全然出てこない。
グロイっていう感想を書いてる人がいたんだけど、それは水かかっちゃったりすると顔半分消えちゃったりするの。
そういうのに対して。 身体欠損描写に。
水も結構身体の欠損が出てくるから。そのことについて言ってて。いやそうじゃなくて、この構造がキモいと思ったんですけどね。
同じ感想の方いたら。 バレンタインにふさわしい映画かと思ったけど、その裏にはこんなに。
もしかしてチョコレートの構造とかよく言うもんね。チョコレート販売製造の構造とかは作手がね。
チョコ作ってるやつはチョコの味知らないってやつ。 あれですよ。
よく言うあれか。まさにバレンタインにふさわしい話だったということで。
なんかやっぱその、監督が韓国系アメリカ人なのかな。あと言葉の鉛が火のエレメントにあって東欧系だからユダヤ系を示唆してるのかな。
あと熱い料理を好んでたべるんだけど。それはホット、つまり辛い料理だよね。韓国系なのかなとか。
なんかザレとかする。そういうアジア系のテイスト感じたりするんだけど。
つまりそういう前近代的な血のつながりであったりとか、お父さんの店を継ぐであったりとかっていう価値観に対して、自由で独立した個人っていう西洋の価値観があって、
その西洋の価値観が飲み込む話だったわけだから。本当に嫌だった。
もっと価値観バトルしてほしかったですね。
だからもう火の一族が団結してエレメントシティを焼き払って、もうあと一本ところで象徴となる真ん中のでかい塔みたいなやつを焼き尽くせそうになるんだけど、
そこに水の男の子がやってきて、ちょっとした情が芽生えちゃって、殺し切れなくて、お互い消えるとか。
全てが消えてなくなっていくと。
で、こうして革命はなったって。それでエレメントシティが四つのエレメントが平等にというか、
共に生きていく社会になったっていうのが100年後くらいに描かれたら納得したんだけど。
昔この街ではこんなことがあったんだよっていう昔話で。
いいじゃん、溶けた街の廃材化なんかで二人の像を作ってくれれば。
いいね。中心にあるビルが熱で変な形で描かれてるとかね。
それでよかったのに、なんだこの西洋人が作った。
身分制度で階級社会をある種肯定してるっぽくなってヤバさを感じるね。
って思いました。
まさにバレンタイン映画ということで。
でも、ちょっと嫌なところばっかり言っちゃったけど、
最初に出てきた要素がまた出てくるとか、ピクサーのいわゆる物語の経緯とか。
12:00
そういうところはちゃんと知ってたんで。
人種をエレメントに置き換えていくっていうのも面白そうだから、見てみたいなと思いましたね。
ディズニープラスで今も見放題なんで、よろしければぜひ。
わかりました。
感想を聞かせてください。
わかりました。見てみたいと思います。
今週なんかありましたか?
今週はですね、最近思ったんですよ。
やっぱアメコミばっか読んでるとアホになるんじゃないかっていう不安が最近あってさ。
同じようなキャラクターが出てくる漫画ばっかり読んでると、バカになってるんじゃないかと自分が。
自分の能力落ちてきたんじゃないかってことがあったので、ちゃんと文字の本を読もうということで。
ラビー・ティトバーの完璧な夏の日っていうSF小説を。
またSF読んでる。
アメコミは一旦置いとこうと。ちゃんとSF読もうと思って。
これどんな話かっていうと、国際政治スパイ小説。
第二次世界大戦の始まりから、現代に至るまでの歴史の陰で活躍してきたスパイたちの活躍を描いた話なんですよ。
ただ普通のスパイ小説と違うのは、この世界にはスーパーパワーを持ったかっこいいヒーローたちがいるっていう。
そうだよ。そんな別にアメコミばっか読んでてもバカにはならないよ。
アメコミの表現の幅はすごいんだ。
これもまたアメコミミッシュだったわ。
主人公はかつてイギリスの諜報機関で働いていた男。その名もフォック。
もうその名の通り、身体を霧に変える能力者で、隠密任務が得意なんですね。
霧を実体化して、具現化して人を殴ったりとかもできるっていうのが主人公。
こいつの相棒がオブリビオン。
オブリビオン?
暴客。書いてオブリビオン。その名の通り、彼は触ったものをこの世から消すことができるんです。
最強覚じゃん。
この二人がバディを組んで、第二次世界大戦中に起こったある出来事について、ある事件について、現代。
昔の上司から取り調べを受けるっていうのが基本構想。
舞台は現代なんですよ。
過去を掘り下げていくっていうか。
昔の上司からその二人に対して、お前あの時何をしてたんだ?尋問を受けていく。
面白いそうな構造ですね。
そうそう。だからどんどん昔の話からどんどん現代に近づいていくっていう感じなんですけど。
で、一体戦争中何があったのか。
ヒーローと根幹に関わるような、ある事件と何なのかみたいな感じのお話。
なるほど。
多分イギリスの小説なのかな。ガーディアンシー2013年度ベストSFにも選ばれているらしい。
なるほどなるほど。
ヒーローがいるのが当たり前の世界なの?
第2次世界大戦の直前に1930年。スーパーマンがデビューした年ぐらいなのかな。
こっちの世界でね。
1939年。
ある日突然謎の電波が世界中に広まってスーパーヒーローが生まれたっていう世界。
なるほど。
面白さという、大体こういう設定で言うとちょっとウォッチメンっぽいじゃないですか。
ウォッチメンっぽい。
ウォッチメンはもし仮に現実世界にヒーローがいたらどうなるのかっていうのを描いた大傑作アメコミなんですけど。
これは構造としては似ている。もし仮に第2次世界大戦前に世界中にヒーローが現れたらどうなるのか。
15:02
この場合のヒーローっていうのは特殊能力者。スタンド使いとか念能力者みたいなやつ。
ヒーローって呼ばれてるの?作中で。
ヒーローって呼ばれてる。
このヒーローとは何かっていうのが一つのテーマになってくるんだけど。
ウォッチメンとの違いとしては、ヒーローという能力者が生まれたんだけど、結局その世界も我々の世界とほぼ同じ歴史を辿る。
ヒーローいるのに?
ヒーローいるのに。何でかっていうと、両陣営にヒーローがいると、結局ヒーローがいる優位性っていうのは総裁されて完全にゼロになる。
ヒーローがこの小説の中で描かれてて。
だからどの国にも平等に一定の割合でヒーローが生まれた結果、何も変わらなかったんです。
歴史の流れもほぼ何も変わらない。
なるほどなるほど。
第2次世界大戦の結果も変わらないし、それこそホロコーストも防げなかったし、日本にも原爆を投下されることになるし。
ヒーローいてもそういう悲しい歴史変わんねんだ。
暴力の歴史っていうのは全く何も変わらない。
なるほどね。
戦後、例えばコミックスコード、コミックスの自主規制っていうものもその世界でも現れるし。
ヒーローいるのに?
いるのに。やっぱり道徳的で健全で、家族愛を賞賛するような内容にしなさい。不死棚の内容はダメですっていうコミックスコードがその世界でも生まれるし。
なるほど。
ベーソンの冷戦も同じように起こる。
ヒーローがいても、人は戦争で死んでいくんだっていう話をずっとこの中で書いてるんですよ。
ウォッチメンだとヒーローが現実にいたらこんな風に変わるのよね。
そうだね。
変わるところを描いたんですけど、この完璧な夏の日はいかに変わらないかっていうことを書いてるんですよ。
はあ、面白い。
それで何を描くかっていうと、さっき言ったヒーローとはそもそも何なのか。
ヒーローってこの世界に必要なのかっていうのがこのお話のテーマになってくるんですよ。
そこはウォッチメンっぽいな。
そう。同じテーマなんだけど、描き方が真逆になってて。
なるほどね。
これ面白かったんですね。
よく言うじゃないですか。自分にスーパーパワーがあったとしても、ほらテレビの前でビールを飲んでるだろうと。
ヒーローっていうのは世界をより良くしようとする意志を持った人間が、行動する人間がヒーローなんだ。
そうだね。
じゃあ、世界を変えられなかったとしたらそのヒーローに意味があるのか。
おお。
ちょっとその一歩進めた問題請求をしてて。
なるほど。
第二次世界大戦から話が始まるんで、いろんな過去の事件、実際の事件を取り上げてくるんですけど。
戦後、元ナチ党員だった人の裁判を傍聴するシーンとかあって。
周辺の登場人物が言うんですよね。
あの時はみんな党員だったじゃないかと。
ナチ党員だったんだから、現代とか時代において裁く意味があるのかと。
確かにその時に行われた悪に立ち向かって、彼はその場で銃殺されるべきだったのか。
彼は自分がヒーローにならなかったから裁かれてるのかっていう提起をするシーンがあって。
ヒーローって一体何なの?
ヒーローとして死ぬべきだったのか、彼は。
っていう一つのすごく大きなテーマを描くというお話なんですよ。
そういうのを描きつつも、一方で能力者がいっぱい出てくる能力バトル小説としての要素もある。
18:03
お互いの能力を相殺しあって、歴史が変わらないって話なんで、相殺するシーンが必要なんですよ。
そうだね。
能力者には能力者をぶつけて、戦争も起こる。
ノルマンディ上立作戦とかもそういう風にやる。
オブリビオンの対による存在がいるわけ?
オブリビオンも戦うことになりますね。
やっぱりオブリビオンを触らないと消せないんですよ。
だから近接パワータイプだから。
寄らなきゃいけないけど、でも当然遠距離型のね。
触らずして。
触らずして。
例えばね、アメリカのヒーローでグリーンガンマンっていうのがいるんですよ。
黒人なんですけど、両手に二丁拳銃を持ってる。
グリーンガンマン。
二丁拳銃を打つと銃口からツタがベッと伸びて、相手に巻きついて、そいつに花を咲かせるっていう能力なんですよ。
こわっ。
こいつが、銃自体はおもちゃなんですけど、演出をして戦場で大活躍したりする。
あるいはもっと定番だよね、気候を操るとか、大嵐を起こすとかさ、竜巻になれる、雪を操るとかそういうやつが出てきて、お互い戦いつつ。
でもそういう、現実って変えられないんだよね。じゃあヒーローって何なんだろう?っていうちょっと重いテーマもありつつ。
その両方の能力バトルもありつつ、重い政治方針としての様子も入れつつ。
それが両輪として動いてる話で、すごく面白い。
確かに面白そう。
時間を操るローバーっていうのと、さっきのオブリビオンとフォッグが戦うシーンがあるんですけど、このシーンはもう素晴らしいですね。
ある重要人物を保護して、戦場から逃すという任務の時に、あの街灯さっきも過ぎて、あのスイガラさっきもあったの。
ぐるぐると同じところを歩いていくのに気づいて、これは能力者の攻撃を受けているぞということで、そのローバーと戦うシーンとかね。
もうほぼジョジョの奇妙な冒険ですよ。
そうだね、なんかジョジョっぽさあるし。
そういう面白さもありつつ、ただその政治的な要素もすごくあるしね。
ヒーローをそれこそマイノリティとして描くんですよね。
さっきの映画の足とかかぶるかもしれないんだけど、結局彼らの能力って勝手に与えられたものなんですよね。
自分の能力、自分の意思で選び取ったものじゃない。生まれながらにして持っているものでもない。
肯定的に与えられた属性によって、彼らは自由を失っていく。
結局国家のために働かされなければいけないし、ナチス同士の時代には人体実験に使われたりしたし。
戦後はアメリカのペーパークリップ作戦って聞いたことあります?
戦後はアメリカがナチスのロケット技術者とか優秀な人材を元ナチス党員だとしてもヘッドハンピングしてアメリカに連れてきて、経歴をロンダリングしてロケット開発に働かせたという実際の作戦があるんですよ。
そのペーパークリップ作戦でも実はロケット技術者だけじゃなくてヒーローたちもアメリカにスカウトしてロンダリングしてたんだなんて話をして。
これも本人の能力というか属性によって自分の生き方が左右されてしまう。
21:03
交渉の材料にされたりして自由がなくなっていくんだってお話も描いてて。
そういう自意識的な自由が失ってしまったっていうお話と政治の話と能力バトル。
これ上下感で結構長い話なんですけど、結構読み応えあって。
やや長すぎかなっていうか、ちょっと冗長かなと思わなくはないんですが、結構面白かったですね。
スタン・リー出てきます。
スタン・リー出てくるの?
スタン・リーはこの世界だと歴史家として出てきますね。
フィクションじゃないからな。
その世界では歴史家として出てくるし、あとスーパーマン作ったジョセフ・シャスターだっけ?
確かその名前の人なんですけど、その人もスーパーマンの絵を描いたのかな。
人は絵が上手い歴史家として出てくる。
そういうのもちょっと面白かったですね。
なるほど、基本的にコミック関係者はフィクションじゃなくて史実を扱う方に行くことになるわけだね。
その史実と我々の世界との比較みたいなのも面白かったですね。
ソ連がアフガニスタンに侵攻した時、アメリカというかイギリスも支援に行くわけですよ。
ソ連と戦っているアフガニスタンのアラブ人たちに支援してやろうとオブリビオンが行くんだけど、全く相手にされないんですね。
こんな調子に一人来たってしょうがないと、戦争してる時に。もっと武器とか大学をよこせ。追い返されちゃうっていうシーン。
帰り道に、あいつ一体誰なんだよ。あいつは我々の良き友人、オッサマ・ビン・ラディンだっていうシーンとかあったりして。
なるほど。
ヒーローとは一体何なのか。歴史、世界を変えられないヒーローとは何なのかっていうのを能力バトルとして描いた作品、完璧な夏の日。
意外と面白かった。
いいですね。
ただAmazonの評価とかめちゃくちゃ低い。
やっぱりアメコミとか知らないとなかなか面白くないシーンだと思うんですよね。
小説の中でアメコミの小回りを表現するシーンがあるんですよ。薬物を決めた結果アメコミの世界に入り込んじゃうっていうシーンがあるんですけど。
その描写とかすごく面白い。文体とか表現的な意味で面白かったりするんだけど、それもアメコミ知らない人にはなかなか魅力伝えられないと思うし。
正直、アメコミ好きな人に対してオススメできる場所が世界でここしかないから、このラジオでちょっと言ってほしかったなと思って。
というわけで完璧な夏の日、電子書籍出てます。
歴史改編SFでありつつ、ヒーローものである。
ヒーローとは何か。
なるほど。さてさて、この番組では毎週一冊の翻訳アメコミを紹介しております。
本日のテーマはX-Men Hellfire柄です。
新しい時代の幕開けを象徴するなんて話が広告で出てましたね。宣伝読みましたよ。
ハウス・オブ・X、パワーズ・オブ・テンから始まるですね。
24:03
ジョナサン・ヒッグマンのX-Menのシリーズ。
このラジオでもだいぶ紹介してますよね。
そうですね。何冊か読んだ記憶がありますね。
最初が?
最初が今言った、ハウス・オブ・X。
ハウス・オブ・X、パワーズ・オブ・テン。
これが十の南城という単位で、X-Menの歴史を、何度も転生できるモイラというミュータントの力を使って、
この先に待ち受けているX-Menの未来を描きつつ、クラコアという独立した国家を作るという話でしたね。
あったね。
マーベルは小プロさんが毎月のようにこのX-Menシリーズを翻訳してくれてるんで、
毎月オンゴイングというか長いスパンで楽しむんだったら、今はX-Menが。
翻訳アメコミ界じゃ激アツですよね。
クラコア、X-Menってそもそも迫害される側というか。
能力を得てしまった結果、人間から恐れ嫌われ、迫害される人だしっていうイメージありますよね。
レンが投げつけられるイメージが。
あるある。
あんま見たことないんだけど実際は。
あるあるのイメージでね、X-Menレンが投げられがちっていうのがあるよね。
マーベルズとかでもね、ミュータントとどう接せばいいのかっていうのは主人公も多いんで。
悩んでたところですしね。
あったあった。
そんなミュータントたちだったんですが、クラコアという島に住んでですね。
人間の病気を治す万能薬とか作ったりなんだりして、それを使って骨董をしていって。
自分たちのね、ついに繁殖の地というか、作ったっていうそういう話でもありましたね。
ありましたね。思い出してきましたね、話聞いてると。そんな話だったわそういえば。
続く大きなイベントとしては、テインオブソースっていうのがありましたね。
テインオブソース面白かったね。あれめっちゃ面白い。X-Menシリーズで私一番好きかもしれないです今のところね。
実はクラコアには、かつてシンプルに言えば地獄みたいなところに行ったアラッコという兄弟島がいまして。
それぞれで10本の刀と10人の剣士を用意して戦うっていうストーリーですね。
ありましたね。あれは面白かった。素晴らしかったな。
その結果、2つの島というか、国交じゃないけど、お互いに住んでる人同士交流みたいなのができてね。
アラッコとクラコア。2つの次元に2つの兄弟島というようなところで、今回このヘルファイアガラが始まったわけですね。
ヘルファイアガラってタイトル聞いたとき、なんだって思ったんですよね。
27:02
ガラって実在するイベントなんですね。
ガラって言ったらね、ラーメン作るときに作るやつしか思いつかないですよね。
そうね。鳥ガラ以外聞いたことなかったんですけど、ヘルファイアガラ。なんとかガラってのがあるんですよね。
そうですね。祝祭とかって訳するんですか?
フランス語かな。フランス語の祝祭だったかな、確か。
ファッションイベント、超大型ファッションイベントで丸々ガラってのが実際あるんですよね。
あ、そうなんだ。
でもそれありきの、今回もかなりファッションをお色直しを繰り返したシーンもあったから、意識してのイベントというかお話でしたね。
なるほどね。宝塚でガラコンサートっていうのがあって。
ガラコン?
ガラコンって言ってる人は聞いたことないけど、ガラコンサートってあって。
有名な公演とかの何周年記念とかにやる感じなのかな。歴代のその役をやった人が出てきて、ミュージカルなんでね、歌を歌うっていうのがあったりするんだけど。
なるほど、ガラってそういう意味だったんだって。
なるほど。
そうか、ファッションショーとかに使われるやつだったんだね。
お祭りって意味ではないですね。だから私ヘルファイアガラって聞いて、これのぼり別地獄祭りと一緒かって思いましたね。
めっちゃお祭りかーってね。
ヘルファイアっていうのはヘルファイアクラブっていうX面に出てくるチームというか集団が。
X面に出てくる集団なんだこれ。なるほどね。
そもそもヘルファイアガラっていう言葉自体は昔からあったんだね。
今回もお話、この本の中に過去のヘルファイアガラが収録されてましたね。
これ何だと思ったんですけど、これじゃあ過去のヘルファイアガラのエピソードってことだったんですね。
だってめちゃくちゃ過去のヘルファイアガラの物語って書いてあるじゃん。
完全に見落としてました。
ということで、新生ヘルファイアガラというか、今やミュータントの大きなお祭りとなったヘルファイアガラを今回は読もうぞっていうことですね。
昨年末に出たばかり、比較的新しい。
新しいやつですね。電子書籍もあります。
ぜひ読んでからこの先聞いていただければと。
みんなで買って読もう!
はい、思います。
今回のヘルファイアガラ、ミュータントたちが地球の他のいろんな人たちを招待するっていう形で行われますね。
そうですね、やっぱり大型イベントなんで、かつての圧力を忘れ知り合いをみんな呼んで大規模なパーティーをやるぞっていう感じですね。
まあ仲間も敵もみたいな感じですね。
この収録されている過去のヘルファイアガラよりも、かなり規模はでかく。
そうですね、最初の1話目とかほぼ招待客の紹介で終わってますもんね。
30:00
一体どんな人が来ているのか。
まあアベンジャーズは来ますよね。
そうですね。
この時のアベンジャーズは、シーハルク、ゴーストライダー、キャプテンマーベル、ブレイド、ソウ、キャプテンアメリカというメンバーで。
なかなかイケてますね。
良さげなメンバーですよね。
しかもこのゴーストライダーあの子ですよね。
車乗ってる方のゴーストライダーですね。
ゴーストライダードライブですね。
ご機嫌なキャラが多いから、このメンバーのアベンジャーズも楽しそうですよね。
それからファンタスティック4も来てますね。
ファンタスティック4のメンバーも、この時は息子と娘もこんな大きくなってるんですね。
息子と娘ずいぶんでかくなってるし。
ずっと小さい子のイメージを持ってたんですけど、そんなことはないんですね。
解説を読むとね、結構それなりにみんな苦労したり冒険したりしてたみたいですよ。
こういうデカイイベントとは、こういうキャラクターの今を知れるのが楽しいですね。
そうですね。ファンタスティック4なんて公約ではなかなか配信の状況を追えないですからね。
こういうところでちょこちょこ出てきたところをかいつまんで知っていくしかないもんね。
なんかそういう意味でリアルだな。
確かに。
なんか俺らもヘルファイア柄にお呼ばれしたみたいな。
確かにね。
ああ久しぶりにやりついたなみたいな。
なんか連絡取らない知り合いに久しぶりに会って、ああ大きくなったねこんなにもう。
え、子供もうこんなにデカイの?みたいな。
あんなオメガ級ミュータンとはなんだ言われてたのにこんな大きくなって立派になったね。
まああとアイアンマンとか。
アイアンマン来ますね。ドクターストレンジも来てますね。
あとファンタスティック4呼んでてこの人呼ばないわけにはいかないでしょ。
はい。
ドクタードゥーム。
ドクタードゥーム、もう一押しですねやっぱり。
ドクタードゥーム、カルノ国内ではミュータントを迫害、迫害というかまあ強制的に軍人にしている。
職業選択の自由を奪っているということだと思うんですけど。
だけど一応こういうイベントには顔を出して。
そうね。あと王様つながりでいうとあの人も来てましたね。
はい。
海の王。
海の王者。
ネイモア。
ネイモアも来てましたね。
なんかもともとこのクラックラコアを作る上での土地の提供とかもしてるみたいですから。
まあ彼はほらミュータントなんだろうね。
あ、そうだっけ。
確か。
もともとの羊はミュータントなのか。
うん。
じゃあもう。
ということもあり。
親戚みたいなもんなんですね。
はい、来てますね。
うんうん。
まあそんな感じでちょっとたくさんの招待客いるんですけど。
はい。
あとなんか現実の人たちも来てましたね。
実在する人が来てるってなんか解説書書いてありましたね。
ケビンファイギ来てましたね。
ケビンファイギもなんか急に顔が描き込まれた人出てきて重要なキャラクターかと思ったらケビンファイギでしたね。
ケビンファイギってロボットじゃなかったんだね。
33:00
確かに。
ケビンファイギね、なんか頭取ったロボットだと思ったんですけど。
はい、あのシー・ハルクのドラマではね、ちゃんとロボットの姿を見せてましたけど。
どうやらコミックの世界では人間らしいですね。
社交用のね、そういうロボット、人間の姿を持ってるんですかね。
あと招待客だけじゃなくて、Xメン側も。
はいはいはい。
まあなんか、ああこの人元気なんだっていうのがあってよかったですね。
そうね、やっぱほんと同窓会みたいなもんですよね。
キッド・オメがいましたよ。
ああ、いたね。
あのウエストコーストアベンジャーズに出てきた。
いたいた。
オメガキューミュータンド。
オメガキューミュータンド、いやあ元気出そうでよかったよ。
いやあ元気そうでよかったですね。
あと、分身することのできるマルチプルマン。
ああ、いたね。
彼がもう給仕を任されてますね。
なんか前出た時もあんまり良い思いしてなかったよね。
なんか下働き的なのやらされてた気がしますね。
やらされてた気がしますね。
何に出てきたっけ?
何に出てきたんだっけ?
まあでもそういうね、あ、どうもどうもみたいな。
ああそう、あとこうストーリーのさ、これまでのストーリーの展開の結果、
なんかこう怪我しちゃって車椅子になってるやつとかさ、
片目失っちゃいましたみたいなキャラとかもいて、
やっぱこの辺も久しぶりに会った仲間との会合感あるよね。
ああ、こいつもこういう歳になったのか。
なるほどね。
怪我しちゃったんだ、もう体のいろいろ負傷になる年齢なんだなとか。
はいはいはいはい。
あの、10 of Swordsでキャプテンブリテンになったベッジも出てきましたね。
あれ、いましたっけ?
いましたいました。
ほんと一コマとかなんですけど。
見落としてたかもしれない。
まあそういう意味でね、本当にでかいパーティーになって、
ああ、あの人来てたんだみたいな。
こいつらこんな感じなんだっていう。
詳しい人が読めば、詳しいキャラは詳しいほど楽しいんでしょうね。
今までずっと読んできた人であればあるほど楽しいんだろうね。
こいつとこいつがこんな親しげに話すなんて、みたいなのもあるんだろうね。
あとさっきもちょっと話あったけど、ファッションがね。
ファッションね。
ああ、ファッションね。
オシャンなんで。
オシャンな。やっぱり普段のイメージとは違う。
はい。
オシャレ。
オシャレだな。うん。
まず表紙からしてオシャレなんでね。
あの、ローグとかさ。
はいはいはい。
あとストームとかさ。
うんうんうん。
ちょっとガッカリしたんだけど、マジックちゃんが表紙にいるんですよ。
ああ、いるね。いるいるいる。
はい。あのー、マジックちゃん、私は結構Xメンのキャラの中では推してるんですけど、
幼少期を貧乏で、地獄で育ったせいでちょっと大変な思いをしている女の子ですけれども。
剣キャラですよね。
剣キャラ。
はい。
今回。
テイムソーズでも大活躍。
表紙に載っていて、てっきり活躍するもんかと思いましたけど、さほどでしたね。
マジックちゃん、服装ね、ファッションオシャレでしたね。
はい。あのー、柄用のね、ファッションになっていて。
あのー、いつもこう、なんか角っていうか、なんかカチューシャなのかなよくわからないけど、
頭から生えてるんですけど、今回それが浮いてますよね。
すごい。
どんな魔法か。
Xメンのメンバーやっぱオシャレというか、ちゃんと清掃してますよね。
はい。
えーと、まあこのヘルファイヤ柄って、なんか、これ何年だっけ?
36:02
このヘルファイヤ柄は、えーと、2021年にアメリカの方で連載されたやつなんですけど、
2023年もヘルファイヤ柄あったみたいですよ。
ほー、本当のパーティーみたいだね。
ねー、本当のパーティーみたいだねー。
えっと、まあパーティーの目玉が一つあるんだけど、その前に、えっと、申請Xメンを選ぶ選挙みたいなものがありまして。
これすごいね。こういうファン投票で選ばれ、ファン投票というか、なんかね、人間の投票で決まるみたいな話ですもんね。
えっと、まあ作中の設定では、ミュータント同士が自分がなんでXメンになりたいのかっていうのをテレパシーでお互いに交換しあって、
で、えっと、新しいXメンが選ばれるって言うんだけど、現実では読者投票だったらしいね。
あー、そうなんだ。あ、そうなんだ。えー。
えっと、ポラリスが読者投票で選ばれたっていうから。そういう意味でも、だからやっぱさ、読者がさ、ヘルファイア柄に参加してる感っていうのはさ、ちょっと演出されてたんじゃない?
確かに、ちょっとなんかこう壁を凝らしてくれた感じするね。
なんか先週だっけ?読者投票って今あんのかな?みたいなこと言ったら、あったわ。
前回はやっぱオタクがやる読者投票は悪ふざけしすぎっていう話をした記憶があるんですが。
今回選ばれたのポラリス、えっとマグニートの実の娘?なので、なんか比較的納得感があるか。
確かにいい感じのね、メンバーですよね。
デッドプールとかじゃないっていうね。
確かに、悪ふざけないね、あんまり。
ない感じですね。サンファイアってさ、日本人のミュータントなんですよ。
ほうほうほう。
で、確か核パワーで戦うタイプだったと思うんだけど。
すごいね。
今回シンセイエックスメンに選ばれてますね。
シンセイエックスメン全体のメンバーなんかすごいよね。
バランスどうなんですか?ローグ、ローグは知ってる私も。
ローグは本当初期キャラだし、格ゲーにも出てたりするもんね。
有名人、サーキットサンファイア、あとウルバリン。
ウルバリン。
女性の方のウルバリン。
そうですね、娘の方のウルバリンですね。
娘ウルバリンと、シンク。
シンク?
あんまり知らん。
あんまりよく知らん。
で、ポラリス。
ポラリスというわけなんですけど、ちょっと気になったのはやっぱシンク知らないキャラだったんで、
解説を見たところ、周りにいるミュータントとパワーの共鳴みたいなのをして、そのパワーを使うことができるキャラクターなんだけど。
おーすごい、めっちゃ美味しい。
オーグもコピーキャラなんですよね。
ダブルコピーキャラか。
神聖6名?7名か。コピーキャラ2ってちょっと。
コピーかぶりってあんまないけどね。
39:01
すごいな。
きっと魅力的な戦いを。
活躍、見たくなりますけどね。
確かに、メンバーの活躍見てみたいですよね。
でも結構神聖って感じすんな、そうすると。マグニートの娘、ウルバリンの娘入れて。
あーそうね、世代交代した感は。
で、サイクロプスはとりあえず末置きで置いといて。
サイクロプスもいて、ローグもいて、初期メンバーもいてってことか。
バランスいいね。
結構熱いんじゃない?これ。
やっぱもう90年代ぐらいにね、X面の大ブームあって、日本でも翻訳結構されてましたから、そこからずっと追ってる人もいるでしょう。
もう一度あの大ブームが来るかもしれない。
スコットのバイザーすごいですね、ヘルファイア仕様の。
ガラ仕様のスコットはかっこいいですね。
顔全部バイザーみたい。
やっぱ髪の毛とかもピシッと整えてますもんね。
すごいな、この格好。なんかちょっとフォーマルとヒーローっぽさと。
これデザインすごいよね。
デザインすごいよ。
あんまりアートってよく詳しくわかんないんですけど。
ファッションなんてもう全くわからないね。
全然もうユニフロートばっかり着てる。
でもなんかやっぱちょっとそういうファッションショーっぽいなっていうのはね、感じられますね。
それ思うとさ、キャプテンアメリカとかさ、ドクターストレンジとかドゥームとかさ、普段通りの服装で来るってのはさ。
あー。
これらが彼らなりの清掃ということなのか。やっぱちょっと保守的なのかな彼らは。
あーそうだね。あれそういえばそうだね、招待局普通の格好してんな。
あれでもなんかマーベルスナップっていうさ、アプリがあってさ、カードゲームのアプリ。
あー聞いたことあるわ。
あれでヘルファイア柄仕様のキャラクターたちのカードが出てたような気がするんだけど。
へー。
もしかしたらあれか、次の柄では反省して。
あー確かに久々のパーティー行って、こここういうドレスコードだったのかって気づくパターンあるよね。
やべー新服で来ちゃった。やべースーツじゃなきゃダメだったのかここっていう感じなんじゃない?もしかして。
そうか、彼らにとってはカジュアルなパーティーだと思う。カジュアルなパーティーでコスチューム着てくるなんて思わなくないが。
このドレスコードを知って、じゃあ柄仕様の衣装を作ることになるのか。
そうね。なんかの作品で葬式があった時もコスチューム着てたでしょ。
確かに。DCだっけ?
あ、DCか。
DCで葬式あったらみんなコスチューム着てて。
あーそうかそうか。
冷服なのかっていう話をした記憶がありますね。
だから冷服なんじゃないの?冷服で来たら、あ、もっとファッショナブルなのか。
ファッショナブル、オシャレしなきゃいけないんだ。
なったんじゃない?
これが一番の清掃なわけですね彼らは。
あのー、ノーマルの人間はさ、やっぱスーツ着てきてるからさ。
ノーマルの人間、そうだね。
その、ケビンファイビーとかさ、スーツ着てきてるからやっぱそういうイメージなんじゃない?ミュータント以外はさ。
あー、なるほどね。
えーと、今回、新生X面の発表と、それから花火っていうのがある。
お、花火、言ってますね。
で、この花火を見た後、客がちょっとざわついてる。
42:04
かなり動揺して、パーティーを後にするっていうシーンがありましたね。
で、じゃあこの花火って何なのかっていうのは後半で明かされるんで、ちょっとそういう感じで引っ張るお話でしたね。
はい。
パーティーの最後に打ち上がった花火。
もちろん文字通りの花火も打ち上がるんですが、その最も重要な花火は何だったのか。
マグニートの手によって火星に大量の鉄の塊をぶつけるっていうところから始まるんですよね。
はい。
大量の鉄の塊を火星にぶつけて、さらに炎を操る能力者たちの力を借りて、火星の核の熱をどんどん高めていく。
はいはい。
核を操作していく。
何してるかっていうと、この花火によって火星の重力を変えていくんですよね。
はいはい。
こいつら何やってんの?
そうすると今度は水を操る能力者たちが現れて、火星に液体の水を生み出し始める。
はいはい。
つまり彼らは自分たちのミュータントの能力を使って火星のテラフォーミングをしていくっていうのが、このヘルファイア柄の最後の花火だったんですね。
うん。
どんどん地球の環境に近づけていく。
こういう協力して何かを成し遂げるって、やっぱX面っぽくなくて良かったですね。
X面っぽくない。
X面ってどうしてもギスギス感する組織のイメージがあったので、ちゃんとこいつらは敵味方に分かれずに協力することがあるんだなっていう。
今このクラコアのX面たちって不老か不死か。
不死かな。
不死なんですね。それも記憶を移すミュータントと素体を作るミュータントみたいなのを組み合わせでやってるじゃん。
だからやっぱ団結したら強いんですよ。
国家が生まれるってことによって団結ってものに対する意識が向かったのかな。
あと重力が地球と違うから鉄とか金属で質量を増やして地球と似たような環境を作るっていうこのSF的説明はちょっと理屈で良かったですね。
テラフォーミング良かったよね。核を操作するから熱を操らなきゃいけない。水を生み出さなきゃいけない。
水は大気を操らなきゃいけないから天候を操るミュータントが大気を動かすと。
そして今度は命を生み出すミュータントというか。これは何なんだかわからないですけど。
こいつはミュータントなのかな。
ミュータントなのかな。
なんかそういう生き物がいて命のスープを火星に生み出すと。
そんなこんなで火星のテラフォーミングを整えたら今度は天王武装図でも大活躍した天移門ですよね。
大きな距離を移動できる門を使って地球上にいるアラッコにいるミュータントたち。
アラッコにいる生物を全部こっちに移動させる。
ということで火星がミュータントの星になったと。
45:01
すごい。
そりゃ見せつけられた地球人たちはびっくりするよね。
そうですね。
なんてことを。
お客さんの反応もね。
すごいことだと思うわとか。
君たちは新たな問題を生み出したんじゃないかとか。
様々な反応だったんですが。
まあそういうちょっとこれから先どんなお話になっていくのかなっていうのが楽しみになるような。
そうね。本当にこの花火以降は完全に次回に向けての世界設定の紹介みたいな感じでしたね。
さらにアラッコ、火星が太陽系の代表の星になるっていうところで今回お話が閉じてますね。
急に後半でSFに触れていくの良かったですよね。
そうね。
地球っていうのはもう使徒じゃないんだと。銀河系の使徒惑星は火星なんだって言って。
銀河系外の宇宙人たちを集めて会議するシーンとかもね。
やっぱその今後の物語の展開を期待させてしまいますよね。
はい。
なんか天王武装図もそうだったけど、どんどん新しい種族とか出てくるのがやっぱりワクワクするよね。
なんだかんだね。
あと、ワカンダが銀河帝国になっているのはなんとなく知ってたんですが、前もなんかで出てきて。
何回しらっと出てきたんだよね。
今回もそれで出てきましたが。
ワカンダ銀河帝国めちゃくちゃ権力というか力あるんだなっていうことが分かって、これもなんか久々のパーティー感ありましたね。
いつの間にあんなに偉くなって。
火星のトップにストームが就任したんで、こうすると銀河帝国ワカンダとの関係はなかなか。
確かに因縁が生まれましたね、これで。
難しいところだと思いますね。
あと、ヒッグマンといえば話と話の間に読み物というか。
設定資料みたいなのを入れてくれるのが。
めっちゃ入れてくるっていうのがあるんですけど。
今回もシニスターがお届けする得種とゴシップという形で、いくつかこの先の展開を予期するような。
なんか前もありましたよね。
法薬の予定の話しちゃうとちょっとあれなんだけど。
インフェルノっていうこのX-MENのシリーズの続きのイベントについてもちょっと言及されるようなところがありますし。
それからさらに今年の終わりにあたるのかな。
あれですよ。X-MENとアベンジャーズの戦いに今度はエターナルズが入ってくるっていう。
さらにキャラクターが増える。
例のあれの前振りもちょっと行われてるねっていうことで。
なかなか壮大な前振りが。
設定資料集っていうとさ。
48:00
AXEか。
NASAの資料がすごい良かったですね。NASAの報告書が。
アラッコによってテラフォーミングした結果、火星に置いていた探査機が水没してしまったと。
我々は火星の調査をしたいんだ。勝手にテラフォーミングとかしないでほしいっていう。
コーヒーの文章をNASAが出してて。これちょっと面白かったですね。
いいですね。
NASAって予算が少ないことでいじられるところでもあるし。
力のNASAというか。
力のNASA。
言わなかったのに。
みたいなのがあってちょっと面白かった。
こういう設定資料集的な読み物の面白さもすごくありましたね。
はい、というわけでX-MEN Hellfireガラでした。
ほんとこんぐれからのストーリーの第一話っていう感じなんで。
X-MENに詳しい人は同窓会的な面白さも味わえるでしょうし。
ほんとここから読み始めても全然楽しめるんじゃないですか?
まあでもできればやっぱりTEN OF SWORDS読んでほしい。
TEN OF SWORDS読んでほしいけどね。
X-MENってその歴史が長いのとキャラクターに強度というかさ、人気があるせいで
どこから読み始めても途中から読んでるから拭えないところがありません。
あーなるほどね。いくら新生X-MENと言っても
ここから生まれるって言われたとて
やっぱ人気キャラはもうその前の文脈ありきで出てくるし
逆転の発想でどこから読んでもそれが第一話になれる。X-MENは。
連続で読んでも多分わからんっていうのもX-MENと。
わかりきることは多分できないので。
久しぶりの人もどうですかね?
TEN OF SWORDS、HELLFIRE柄あたりから。
復帰してみるのも。
バトル展開見るならやっぱTEN OF SWORDSが熱いし。
これから先の期待値を高めるという意味ではHELLFIRE柄。
HELLFIRE柄もいいですね。
ということでね。
あとまあちょっとここは触れとかなくちゃいけないかなって思うことがあるんですけど。
アラッコの民が地上に召喚されて、最終的には火星に行くんだけどね。
ちょっと問題を起こすっていうシーンがあったんですけど。
こんな感じになってます。問題は複数ある。
昨日一部のアラッコ民が日本の埼玉県秩父市一帯を自国領園にすると宣言した。
手造業者を奴隷化しようとしたんだというシーンがあるんですけど。
埼玉県秩父市といえばってことなんですかね。
解説によるとね。
名言されてはないがイチローズモルトを製造しているベンチャーウイスキー企業の社長である
悪党イチローのことを指してるんだとこの手造業者は。
なお、埼玉県秩父市には酒造りの森という手造があって、自酒を販売している。
酒どころとして有名なんですね。
あんま米とかのイメージないですけどね。
腐敗のイスカこんなところで何をやってるんだお前は。
51:02
酒好きだからね。
という、埼玉県ファンにはたまらないシーン。
埼玉県ファンにも刺さる。
秩父ファンにはね。
秩父ファンもここからアネコミ始めてもいいかもしれません。
身近に感じただろうこれでな。
確かに。火星だって埼玉県秩父だってね。大差ないんだと。
ちなみに天王武装図には新宿のションペン横城出てきますよね。
確かに日本要素今のところ連続で出てるわ。
これ、あいつ日本に来るんじゃない?
誰?
新メンバー、Xメンの。
Xメンの新メンバー。7人、新生Xメン。
あのー、ミュータント差別が世界中ですごい強い中、日本だけは歓迎してくれるみたいな話なんかでありましたよね。
あー、なんかあった気がするね。
ミュータントじゃなかったっけ?DCだったっけ?
変な奴でも歓迎してくれるみたいな。当たりましたね。
八王子ローズの神の国なんでね。
みんな仲良くしていこう。
ということでね、引き続きイベントも追っていきたいなと思います。
みなさんも読んでいきましょう。
いつものお願いします。
はい、番組へのご意見ご感想あれば、
Twitter、X、ハッシュタグ、翻訳あめあられを付けてツイートしていただくか、
メールをいつでもお待ちしております。
メールアドレスは、
あめこみあめあられ、
atmarkgmail.com
あめこみあめあられ、
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あめこみのコミは、
comiです。
語ってほしいアメコミのリクエスト、感想、何でもお待ちしております。
はい、いつでも来いということですね。
ツイッターじゃなくて、Xの方でもですね、
感想のツイートありますよ。
ありがとうございます。
この前、つるごわXXXというブログの話の中で、
私もそれお世話になってますよ、とか。
東京ゴースト、
わー面白そうだなー、でも高いなー、アメコミ。
ポチッていうのがね。
あれとしても買っていただくのが一番の喜びですよね。
まあちょっとこうね、
紹介という体で、
いつも丸のっかりでラジオやらせてもらってるのでね、
ちょっとは売上に貢献しないと夢見が悪いってもんですよ。
みんなでアメコミを買おう。
来週は、
来週は、
ファンフォームかな。
なんだそれは。
さあみんな楽しみにしていてください。
これはですね、DCでもマーベルでもない、
ない出版社が出されたアメコミということで、
ファンフォームを次回は使っていきたいと思います。
そもそも雨なのかっていうところですね。
雨なのか。
雨じゃないんじゃないですか。
ああ確かに、
コミックだけど雨ではないかもしれない。
かもしれない。
なんかちょっと前に話題になったんですよね。
すごい面白いってことで。
なるほど。
たまにはそういうのもやっていきましょう。
はい。
それではまた来週、さよなら。
バイバイ。
そういえばさ、
前にサバキスタンっていう作品やったじゃん。
おー犬が出てくる。
旧ソ連の国家みたいな。
社会主義国家なんですか。
そうそうそうそう。
まあ1,2,3巻出てたんだけど、
はいはい。
ガイデンとしてサバキスタウンっていう。
おー。
作品今度翻訳するらしいですね。
54:00
へー面白そう。