名言の紹介
朝7時、yamadaのラジオ。
おはようございます、yamadaです。
今日も無事に、さばやかな朝がやってまいりました。
この番組は、朝7時、おはようの方も、これからおやすみなさいの方も、
皆さんがちょっぴり元気になれるようなお話をお届けしたい番組です。
コーヒーを飲みながら、通勤通学途中、ご飯のお供に、
皆さんの朝7時、少しでも心が軽くなるような時間を、一緒に過ごせたら嬉しいです。
早速ですが、今日もね、心に響く名言を紹介させていただきたいなと思います。
本日の名言は、こちらです。
どうしてあのフィールドで戦ってないんだ。
はい、前回に引き続きですね、どうしたって感じの言葉のチョイスをしておりますが、申し訳ありません。
今回の言葉もですね、私の好きな漫画からの引用になっております。
ちょっとこれだけではね、やっぱりどういう意味合いかが伝わりづらいかなと思いますので、
まずは一旦、どういう作品の、どういう言葉なのかを説明させていただきたいなと思います。
こちらですね、週刊少年ジャンプで掲載されていました、アイシールド21、その最終巻である第37巻ですね。
こちらからの引用となります。
アイシールド21はですね、連載していたのが2002年から2009年まで。
アニメ化もされていましたので、記憶に残っていらっしゃる方も多いんじゃないかなと思います。
原作は江永利一郎先生、作画は村田雄介先生、どちらもね、現在も第一線で活躍されている先生方になります。
内容としましては、アメリカンフットボールを題材にしたスポーツ漫画でして、
気弱で貧弱な主人公、セナがですね、不良たちに走られる日々を送っているんですが、
走られまくった結果、こうめちゃくちゃ走るのが速くなっていきます。
その足の速さをですね、アメフト部の首相に見込まれて、
というか目つけられて、半ば無理やりアメフト部に入部させられます。
最初はですね、自分みたいなのがアメフト部なんてって感じで、ビビりまくって試合途中で帰ろうとしたりもするんですけども、
ライバルとの出会いや戦いを通してですね、アメリカンフットボールの選手としてだんだんと成長していく、そんな物語となっております。
フォース漫画って、主人公以外のいろんなキャラクターの成長物語っていうのも一つ面白いところかなと言いますか、
それぞれが持っている強み弱み、そういったことを活かしたり克服したりしていく過程が見どころだったりもすると思うんですけども、
このアイシールド21もですね、主人公セナ以外のキャラクターたちの成長や変化っていうのがたくさん見られる作品でして、
セナの所属するチームだけではなくて、ライバルチームの様々なキャラクターたちの葛藤役のそれらを乗り越えてですね、
俺たちこそが勝つぞっていう、そういう気持ちのぶつかり合いっていうのが厚く描かれています。
アイシールド21の特にここが特徴かなと思う部分なんですけども、才能と努力っていうのが一つキーワードとして描かれているなと思います。
いわゆる天才って呼ばれるようなキャラクターが様々登場してくるんですけども、それに対してですね、
俺はあんな風に才能を持っていない、あんな風に強くはなれない、そんな風に挫折をしたりするキャラクターが数多くね、登場してきまして、
それでもですね、そこから這い上がって泥臭くても、相手がどれだけ高いところにいても、自分は調整していきたいんだって立ち向かっていく。
そんなエピソードがですね、いろんなキャラクターを通して楽しめるのが、アイシールド21のめちゃくちゃ面白いところかなと個人的には思います。
そんなアイシールド21という作品なんですけども、冒頭で紹介しました。
どうしてあのフィールドで戦っていないんだ。
このセリフもですね、才能の前にですね、自分を諦めてしまっていたとあるキャラクターが、
みんなが泥臭くですね、諦めずに試合で戦っている姿を観客席から見て、涙を流しながら言うセリフです。
なんで俺はこんなところで座って見ているだけなんだ。
なんであそこでみんなと一緒に戦ってないんだ。
そんな思いが溢れて出てきた言葉ですね。
このセリフを言ったキャラクターにもですね、圧倒的な才能の持ち主が近くにいまして、
映画『国宝』の影響
自分には同じような才能はない。
自分にできるのは、才能を持っているその人の力をできるだけ発揮できるように、引き出せるようにすることだ。
そんなふうに思ってたわけなんですけども、
自分と同じようにですね、圧倒的な才能の前に打ち負かされているような奴らがですね、
それでも諦めずにボロボロになっても食い下がっていく姿を見て、悔しいって思うんですね。
自分もあそこにいたかった。自分だって諦めたくなかった。
そんな自分の本心にやっと気づくわけです。
これでも最終巻の本当に最後の方で出てくるシーンなんですけども、
本当にこのセリフのシーン、何度読んでも私はちょっとうるっときてしまいます。
さて、ここまで色々説明をさせていただいたんですけども、改めて今日の言葉。
どうしてあのフィールドで戦っていないんだ。
皆さんどう感じましたでしょうか。
皆さんもね、そんなふうに悔しく思う瞬間、
自分の限界を決めてしまって調整しなかったことを後悔したことありますか。
私は本当に数え切れないくらいそんな瞬間があったなって思います。
今日ですね、なぜこの話をしようと思ったかというとですね、
実は先日映画国宝を見に行きました。
吉沢亮主演の方がですね、あまり前情報を入れずに見に行ったんですけども、
歌舞伎を舞台にした映画でして、本当にめちゃくちゃ良かったです。
めちゃくちゃ面白かったです。
特にね、表現者として活動されている方なんかは、
まさしくこの映画を見ながらですね、どうしてあのフィールドで戦っていないんだって、
グヌグヌって悔しくなるんじゃないかなって思います。
それくらいとにかく歌舞伎のシーンが本当に良くってですね、
吉沢亮君と横浜隆盛君、2人の役者魂というか、
本当に危機迫るものを感じる、そんな演技でしたね。
ストーリーとしてもですね、
アイシールド21と同じような泥臭さを感じまして、
映画を見終わった後にですね、ついアイシールド21を連想してしまいまして、
それで今日はちょっとね、アイシールド21と冒頭のセリフを紹介しようと思ってさせていただきました。
皆さんこのアイシールド21、そして映画国宝、
どちらも良い刺激を受けること間違いないと思いますのでね、
リスナーへのメッセージ
ぜひぜひ見てみてください。
はい、というわけで本日はアイシールド21から私の好きなセリフを紹介させていただきました。
皆さんいかがでしたでしょうか。
ちょっとね、やっぱり言葉単体ではなかなかイメージしづらい言葉のチョイスとなってしまったんですが、
今後もね、こんな感じでやっていく回はあると思います。
好きなようにやろうとは思ってますので、また聞いていただけると嬉しいです。
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それでは、今日も聞いてくださってありがとうございました。
良い1日を!またね!