1. パリで学んだ「ブレない自分の作り方」
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2020-01-30 22:38

Vol.200「ストイックに仕事に打ち込みすぎて余裕がなくなる」

「自他ともに認めるストイックな性格で、仕事が大好きな私はいつも仕事優先にしてしまい、気が付くと心も体も余裕がない状態になってしまいます。余裕を持ちながらイキイキ仕事をしたいのに、楽しみ方、休みの取り方がわかりません」
というご質問をいただきました。大好きな仕事や、余裕がある状態という事に関してお話してます。 

オープニングでは昨年末、日本をはじめ世界中も衝撃を受けた、「カルロス・ゴーンさんの逃亡劇」の、日本とフランスの受け止め方の違いをお話しています。

オフィシャルサイトは、http://projectsparis.com/


00:15
こんにちは、あきです。
今日もパリで学んでブレない自分の作り方の時間がやってまいりました。
今日もさよみさん、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
この年末から新年にかけて、日本でもフランスでも話題の話が
カルロスゴーンさんの話。
カルロスゴーンの話なんですけれども、
日本での報道と、フランスの報道と、
たまたま今収録している直前にゴーンさんの記者会見がレバノンであったということで、
ちょっと話題沸騰って感じなんですけれども、
今回の逃走劇っていうパスポート問題もあったじゃないですか、
ターデサイ3つ持ってるところを、
フランスのパスポート2つ持ってたとかね。
その1個は鍵にかけて保管してたんだけど、
でも自分に持たせてたんですよね。
身分証明書として持たなきゃいけないということで持たせてたんです。
その身分証明書を持って、
それが問題だったと思うんですけどね。
出れちゃったから、
彼としては日本を出ることが一番大事なわけで、
どこに入国するかはある意味。
フランスパスポートを持っていれば大丈夫だったわけで、
今回の逃走、私も朝起きてびっくりしちゃって。
驚きでしたよね。
だけどね、私日本の弁護団の方たちもすごいショックだったと思いますよ。
あれだけ日本の刑事弁護士、
本当にトップトップの方たちを集めた弁護団の人たちは裏切られた感じですよね。
すごいショックだっていう話を聞きましたし、
完全に信頼関係がなくなってたってことですよね、ゴンさん側からしたら。
もう何ヶ月もの間、実は彼はそういうことをちゃくちゃくと考えてたけれども、
弁護団にはもちろん言えないですね。
そういうところとか、今回の出国の問題、セキュリティの問題の話とか、
日本の司法制度の話とか。
日本の司法制度のことは、私すごい本質をすり替えてると思いますよ。
彼はちゃんと自分の無実だったら無実を証明すべきだとは思うんですよね。
司法の問題は各国それぞれだから、たまたま日本で捉えられてしまったので、
それは彼も分かってたと思いますよ。
一応ね、日産ルーノのCEOとか会長とかやってたわけだから、
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それぐらいのことは分かってると思う。
彼はハメられたと、日産の幹部にハメられたという感じで、
その自己主張の場を求めたのか知らないですけど、
日本にいると発言できないわけだから、法廷以外ではね。
だからレバノンであんな激しい記者会見をした。
日本でも記者会見しようとしたんだけども、
逮捕のタイミングが早まったりとかして、できなかったりとかしてキャンセルしたんですよね、確か。
どうかなぁ、ゴーンさん。
私ね、ゴーンさんの奥様は、前の奥様のレストランによく行ってたんですよ。
東京のね。
何度も行ってて、お会いしたことがあって、とっても素敵な奥様だったのに、
なんでこの方と離婚しちゃったの?
離婚できてないみたいなんですよ。
重婚。
重婚のままですよ、まだ。
だから多分、レバノンでは離婚してるとかそういうことなの?
レバノンは離婚できない。
フランスで離婚してるってこと?
レバノンで結婚してないんですよ。
ブラジルで結婚して、フランスで結婚して。
フランスとブラジルで両方やってるってことなんですね。
一緒にお腹空いたくないから、ブラジルでは離婚してないってことになって。
それで、奥様のリタさんは、日本の習慣誌とかにそのあたりを全部語ってますよ。
でもそれでも一応、結婚できるんですね。
彼は勝手にしてますからね。
違う国で、フランスで離婚してるから、逆にフランスでまた結婚すれば。
そのあたりはよくわからない。どういう風にしたのか。
ブラジルは国籍を複数持ってる場合、どうなるのかわからない。
私が聞いたのは、ブラジルではできてないんですって。
それを要求した場合には、脅迫されたっていうのを。
遺写料みたいなのがすごくつくんですかね。
すごいことになるから、それを払いたくないから。
フランスはそういうのないからね、遺写料。
できてないんですって、ブラジルでは。
どんな人なんだろうと思って。
前の奥様のことをお会いしたこともあるし知ってるから、今の奥様なんですよ。
ちょっとクエスチョン。
めちゃめちゃクエスチョン。
私は旅行もちょっと知らないし、
今の奥さんはやり手だなっていう感じはするけど、
今回のことにも関わってないとは言うけど、
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すごい関わってると思う。
一番何かやってたんじゃないかなっていう、私の勝手な想像。
どちらにしてもすごく面白いなと思ってるのは、
日本の取り上げ方と、日本はとにかくやられたみたいな感じがあるから、
彼に対して批判的だったり、
基本的には出国、入出国の管理局の甘さだったり、
なんで捕釈しちゃったんだとか、そういう話になるけど、
フランスはやっぱりゴーンさんが言いたいのは、
日本の司法制度に対する人権の無さをとにかく訴えて、
海外のメディアを味方につけようみたいな。
だから、逃亡した時も最初フィガロだと思うんですけど、
70%が逃亡してよかったよねみたいな、賛成だったんですよね。
でも、それはメディア的に日本の司法制度のあり方とか、
そこを訴えたいっていう彼の作戦がそのまま、
それじゃ可哀想だよねみたいなのになったけど、
じゃあ元々のところですよね、結局は。
私ね、司法制度のことをいろいろ言うのは全然いいと思うんだけど、
実際彼が脱税したのか、その後じゃないのか、
奥様のことも、奥様の会社に結局お金を送ってたっていうのが
いろいろあるみたいだし、奥様に逮捕状が出るっていうのは
結構相当なことだと思うんですよ。
それも裏がないと絶対そこまではしない。
だから結果的には、彼が今回レバノンを選んだっていうのは、
フランスに来たら来たで、全く安全でもフランスではないからなんですよね。
日本とフランスの方がもっと密だしね。
でもね、日本の政府ってレバノンにすごい金額のODAで
ずっとサポートしてるんですよ。
今後レバノンの政府がどう出るか、日本に対して。
今後、じゃあ日本がもうODA打ち切りますって言って、
レバノンから日本って別に何も輸入とかもしてない、
別に切ってもいい国なんですよ。
何にも石油が出るとかっていう国じゃないし、
切ってもOKなんです。
だけど日本はずっとサポートしてた。
どう対処するのかなっていうのは、私はちょっと見物かなと思います。
結構板挟みだと思うんですよね。
なぜかというと、今政治も不安定じゃないですか、
一時期に比べてレバノンも。
だからある意味、民衆の人たちは、
彼は本当にレバノンの相手はヒーローらしいんだけれども、
切手にもなってるんですよね。
そうそう、切手にもなっちゃってるからね。
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だからいわゆる大成功したレバノン人みたいな大ヒーローではあるんだけど、
どっかでお金持ちのやってることみたいな感じで、
他でさえ給料もとんでもなく高かった人で、
民衆からしたら、その金額すらちょっとありえないみたいな感じの話の類だから、
不満を持ってる人も多いのも事実だし。
そうですね。
あと結構政治的に腐ってるっぽい国なのもそうですよね。
そういう賄賂とかね。
だからそれがいつまで続くか。
彼としてはフランスはフランスでね、
ルノー関係で訴えられてるのもあるので、
多分もう来れないと思います。
呼ばれたら行くとは言ってるけど、
基本的にマクロンとコーサーの仲が悪いんで、
たぶん反りは合わないから、
そこまでヘルプっていう感じは、人権を守るっていう意味で。
フレンチファクト持っててからっていう。
そういう意味ではあると思うし、もちろん、
もともとルノーが株主が国が持っているわけで、
もうルノーにはいないわけですね。
一応解雇はされたけど、
でも一応ルノー時代の話で訴えられるから、
やっぱり裁判はあり得るわけで、
だからそのフランスにいる方は、
今度フランス側の方の問題っていうか、
裁判沙汰はある可能性があったら。
ルノーの株、ルノー日産の株って、
ほぼ半分ぐらいフランス政府が持ってるんですよね。
半分ぐらいって何?
40何%って聞きましたよ。
日本側は10何%しか持ってない。
日産側はね。
フランス政府は結構関わってますよね。
あとルノーも、今変わった社長さんって会長さん?会長なのかな?
あの人はすごい優秀な方で、
すごくみんなに受け入れられてる人だから、
みんなゴーンさんは過去の人みたいな位置づけになっているかなっていう気はするので。
どちらにしても日産側はゴーンさんを追い出したかったから、
逃げたからもういいんじゃないかっていう感じもちょっとするんです。
私ね、いとこが日産にいるの。
時々ちょっとお話を聞くんだけども、
ゴーンさんが着任した時のお話とかもね、いろいろ聞いてたんですけど、
いろいろですよ。
いろいろってどういう意味?
その時々で彼に対するオピニオンがいろいろ。
でも少なくとも後半は良くなかったでしょうね。
前半はね、悪くないと思う。
前半は前半で恨んでた人もいると思うんですけど。
お金なりに頑張ってた時がありますよね。
結果を出してたっていう意味ではある意味良かったんだけど、
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後半はどっちかっていうと、
ちょっとお金に走ったかなっていう。
そういうイメージはある感じだったので。
そういう意味では結構フランスと日本の密な関係を担っている中心人物だったので、
結構フランスはフランスで話題沸騰だなみたいな話を今日はしたかったなと思います。
今知っている段階の話で1月30日の変わっている可能性もあるので、
あくまでもこの時点での話みたいな感じで捉えていただきたいなと思います。
それでは本編スタートです。
本編です。
それでは質問をいただいてますので、質問の方をぜひ読んでください。
私は時だともに認めるストイックな性格で、
大好きな仕事に熱中してしまうと何が何でも仕事優先にしてしまいます。
でも寝る間も惜しんで仕事を続けているとやはり体には負担がかかるので、
そうなってしまうと心身ともにつらいことにも分かっています。
ただ少しでも時間があると休んでしまうと、
それは平らなことだと自分を責めてしまう癖があるようで、なかなか休めません。
余裕を持ちながら生き生きと仕事を楽しみたいのに、
楽しみ方、休み方が分かりません。どうしたらいいのでしょうか。
というご質問をいただいています。
ストイックな性格な方で熱中してしまうということなんですけれども、
さゆみさんはどうですか。
私も20代、30代前半の頃とかそんな感じでしたよ。
仕事に毎週。
寝る間も惜しいので、会社に寝込んでとかやってました。
泊まり込んでプレゼンシーを作ったりとか。
締め切りがあってね。
やっぱりいろんなリサーチをしなきゃいけないものをインターネットで探していると。
会社でやってると時間を忘れ、こんな時間になってたみたいなのはしょっちゅうでしたね。
そういう時はどうしてたんですか。体とか。
体に負担がかかるとか。
体に負担いっぱいかかってましたね。
でも近くに中国人の気工師がいたんですよ。
その気工師の先生のところに駆け込んで、
マッサージとかハリ治療とか気を送ってもらったりとか駆け込んでましたよ。
仕事を併用しながら保ってた。
そこは会社の社員みんな行ってましたね。
みんなが行ってた。
社員の保健室みたいな感じ。
それで疲れてもこの先生がいるからなんとか気を与えてもらおうみたいな感じで。
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本当にそこに助けてもらってましたね。
楽しみ、楽しむっていうかリカバーする方法を持ってた方がいい。
駆け込み寺みたいなのを持って。
でも仕事を調べたいものとかいっぱいあるわけじゃないですか。
やっぱりやりたいことがあって、でも体調はやっぱ悪くなりますよ。
無理はしてるからね、きっとね。
そういう時のために行けるところがすぐ近くにあるといいってことですよね。
ストイックな人なんで、多分休んでって言ってもやっちゃうタイプの人だと思うんですよ。
なのでストイックなものをやめるっていうのは多分無理だと思うし。
でもやっぱり自分の基準を持ってた方がいいと思っていて。
だから仕事を優先してしまうとか熱中してしまうっていうのが本当に大好きで、
仕事で死んでもいいくらいのものだったら、私それでも本当にいいと思うんですよ。
でもなんか責任でやってるとか義務でやっているっていう、
そういう意味での仕事優先だったら、やっぱり自分が何を幸せに起きたいかっていうのは
やっぱり考え直すきっかけにならないと、気づかないうちに体を蝕んでいくような気がするんでしょうね。
だから好きなことに熱中してるっていう自覚があるんだったら、私はいいと思うんですよ。
ストイックっていうのも本当に自分が大好きなことだったら、多分朝になってたみたいな。
だからドーパミンが出まくってるからね。
全然寝なくても平気だったりするんですよ。
快楽の一種ですよね。
だけどそうじゃないことだったら、もう本当に疲れまくると思うんですよ。
私の経験上ね。
本当に大好きなことだったら、気がついたら朝だわみたいにどうしようみたいな。
会社に1日1晩中行っちゃったみたいな。
だからね、結局自分が本当にやりたくて楽しくやってるのかっていう前提と、そうじゃない前提だと
同じことをやってても全く気持ちが違ってくるし、モチベーションも変わってくるっていうことは認識した方がいいんで
自分が本気でその仕事を優先したいのかっていうことはやっぱり見直した方が良くて
幸せの優先順位を考えて、それでも本当仕事って言うんだったら
むしろ休むのが態度だと思ってても別にいいですよと私は思って
別にね、休みが態度なんて今のきにそんなに思わないですよ。権利だから。
本人ね。
だからそこに会社が言ってるからとか、自分以外の要因でそうなってるとしたらやっぱり考え直した方がいいので
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だから彼女が本当に余裕を持ちながら生き生きと仕事を楽しみたいって思ってるかどうかがまず大事なんでしょ
だから体がついていかないからそう思ってるだけなのか
やっぱり自分の余裕って何っていうのを考えないと
そういう人に、仕事が大好きな人にそういうこと言っても余裕なんかどうでもいいって思ってる人がいるわけで
大好きだったらどうでもいいんやって思っちゃう
そういう時期あると思うんですね。熱中してて、もう睡眠時間削ってもそれはいい、体壊しててもいいって思うぐらいの覚悟を持ってるんだったら堂々とやってほしいし
そうじゃなかったら本気でその余裕を持つっていうことについて考え直した方が私はいいかなと思うんですよね
体が資本なので、体壊してみないとわからないことっていっぱいあるじゃないですか
だから体のその体力をつけながらパワーをちゃんと気力じゃなくて体力として持っておくってのが大事かなとは思うんですよね
私、自分の経験上から言うと本当にね、これはすごいやりたいっていうことって食べ物とかも忘れるのか食べるのかどうでもよくなってひたすらやるんですよね
どうでもよくなって、でもね、大丈夫なんですよ。全然平気なの
期間とかもちろんストレスがかかっててもその時期が熱中してるって感じだと、そこまで本気のものだったら多分体も楽しいから
すごく活性化されてる感じで、体もね。だからあんまりそういう体がアーとかウーとか考えなくてもいいのかなって思います
心身ともにつらいっていうことがわかってそうなってしまうと
つらいんだったらつらいことをやってるってことだからやめたほうがいいのかも
だからやっぱり自分の優先順位がずれてきてる可能性があるので本当に本人は大好きな仕事って言ってるから
その部分はたぶん十分にわかった上で熱中してしまうということだと思うんですけど
でもね、どんなに好きな仕事でも本当にストレスがかかりすぎると体は壊すんで
そうですね、そのあたりはちょっと見直したほうがいいとは思うんですけど
でも自分の優先順位を何に置くかっていうことはきちんと考えないといつものパターンを繰り返すと思います
人の感情とか自分の感覚って無意識に選んでると今までの習慣を絶対選んじゃうと思うんですよ
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だから自分で変えようと思わない限りその感情とかって流れてっちゃうから
自分がつらいと思ったらパターンを切るっていう覚悟をしないと
疲れてはでもまた平らだ、ストイックだみたいなことを繰り返しちゃうかなと思ったので
やっぱり新しいことをしたいのであれば、新しいパターンを作りたいのであれば
過去のパターンと決別するっていう自覚をまず持つのかなと思いました
はい、いい形で折り合いがつくといいなと思います
はい、ありがとうございました
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また次回もパリで学んだぶれない自分の作り方をお楽しみに
秋でした
22:38

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