個展のお知らせと名古屋弁の魅力
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
最初にお知らせです。8月21日から9月2日まで、12年ぶりの個展を開催することになりました。
場所は、東京の吉祥寺二次画廊というギャラリーです。
久しぶりに初心に帰って、自分のゼロから生み出す作品を描いて頑張ります。
期間中、もしこちらの方に来られることがある方は、ぜひ足を伸ばして寄っていただけると嬉しいです。
ザイロ予定と言いまして、私がギャラリーにいる日程は、ここにチャプターで表を貼っておきますので、会いに来ていただけるとまた嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
おはようございます。ちょっと音声が変わってしまいすみません。外で歩きながら収録しております。
昨日、また人形制作をしながら収録していたんですけど、うまくしゃべれなくて断念してしまったんです。
そして、今はアトリエに向かう道すがら収録しております。
この休み、これからお盆休みという、夏季休暇だという方多いですかね。
私はこの夏は制作合宿ですね。まさにあと約2週間、最後のチャレンジで人形が完成することを祈って向き合っております。
昨日話そうと思っていた本題を歩きながらもう一度ここで喋ってみようかなと思います。
最近ボイシーで話題のカネリンさんの放送を私よく聞かせていただいてるんですが、
カネリンさん、名古屋ご出身で名古屋弁がめちゃくちゃ心地いいんですよね、私。
私も名古屋出身、名古屋育ちです。
カネリンさんのことは結構前から知っていまして、私が自分がボイシーパーソナリティになる前、スタンドFMをやっていた頃だと思うんですけど、
温泉配信のお友達たちの中で何か話題に上がり、この人のこれ聞いてみて、みたいなので聞いたことがあるんですよね。
その時もすごいわかりやすく、納得だみたいなお話をされる方だなと当時も思っていました。
なんですが、当時は名古屋弁じゃなかった記憶ですね。名古屋の方だなというふうに思った記憶はないんです。
その後フォローまではせずに時々聞いていたという感じだったんですけど、
今回のいろいろボイシープラスに対しての意見とかもすごくわかりやすくて、
なるほどなるほどって頷けるご意見も多く、すごくわかりやすくていいなと思って聞かせていただいています。
しかも私は自分が名古屋出身なので、名古屋弁がすごい良くて、改めて名古屋弁でなんかいいなって思っています。
カネリンさんはポッドキャスト制作を生業とされている方で、
どうやら名古屋の情報を発信したポッドキャストもやられているということだったので、それも聞かせていただいたんですよ。
そちらでもね、名古屋弁解禁だがやーって言って、もう名古屋弁で喋ってこまいって言ってたのが聞かせてもらったんですけどね、
めちゃくちゃ面白くて、思わず私名古屋の友達たちにね、これ聞いてって共有してしまいました。
わー蝉の声がすごいですね、うるさいかな、すいませんね。
そんなこともあって、頭の中がね今めちゃくちゃ名古屋弁になっとるんですよ。
名古屋弁になっとるでかんわって感じです。
すいません、部屋の中に入りました。うるさかったですね、失礼しました。
なのでちょっとね、名古屋弁の話を今日はしようかなと思います。
私は名古屋生まれ、名古屋育ちなんですが、18歳で神戸に行きまして、その後関西で10年近く住んでおりました。
そして東京に出てきて、今東京が一番長いですかね、3都にまたがって暮らしてきたという感じです。
うちはですね、父親が愛知県ではないんですよね。
そして母は三河で三河弁なんですけど、うちの母がですね、名古屋弁、三河弁が嫌いだったんですよ。
なんかね、名古屋弁は品がないから、お母さん名古屋弁嫌いとか言って、お母さん名古屋弁果たさないとか言ってたので、
割とね、名古屋弁抑えめの家だったんですよね。
なのでちょっとね、ネイティブな割には名古屋弁が下手くそっていう感じなんです。
でも大人になって、ずっと名古屋で今も育っている子とかと話すと、やっぱり名古屋弁が出てくるんですよね。
その何とも言えない絶妙なニュアンス、なんかすごくいいな名古屋弁って大人になって思ってるんですよね。
特に私が名古屋弁で好きなのが一つありまして、
がんばりゃーね、がんばりゃーっていう言葉があるんですけど、
このね、がんばりゃーに変わる言葉がないんですよ。
これは関西に引っ越した時も東京に来た時も思っていることなんですね。
昔から思ってるんです。
がんばれとも違うし、がんばってねとも違って、がんばろうとも違うんですよ。
なんかその絶妙に中間というか、がんばれだと完全にこっちは応援者側で、あっちは応援される人って感じですよね。
がんばってもそんな気がするんですけど、がんばりゃーは一応たぶんがんばって、がんばれの名古屋弁なんですけど、
なんかね、もうちょっと一緒にというかなんか寄り添っている感があるんですよ。
なんとも言えないんですけど。
で、がんばりゃーっていう関西弁ともなんか微妙に違うなって、
一応ネイティブ名古屋人としては感じるんですよね。
このね、がんばりゃーね、がんばりゃーみたいなのに変わる言葉がないんです。
なので、がんばりゃーはがんばりゃーにしかないニュアンスを持っている大事な名古屋弁なんじゃないかなって感じます。
あともう一つ、関西に引っ越した時に周りからすごく言われて気がついたものがあるんですけど、
なんとかなるにーって、にーって語尾につける言い方があるんですね、名古屋弁って。
難しいんですけど、未来系っていうのかな。
そんなんやっとったらみんないなくなるにーとか、みんなに信用されなくなるにーとかいう感じで使うんですよね。
このにーがかわいいって言葉としてすごい関西人に評判だったんですよね。
自分としては気づかなくて、言ってるとも気づいてなかったんですけど、
アニメのキャラっぽい、小動物とかのなんとかにーみたいな感じに感じるって言われたんですよね。
確かにこのなんとかなるにーっていうニュアンスも名古屋弁ならではかなという気がしていて、
これもかねりんさんの放送を聞いていて思い出してきたという感じです。
広告に関する意見と個展への意気込み
関西から東京に引っ越してきた時に感じたのは、東京の人は弱々しく見えるなって感じたんですよね。
ずっと関西弁の中で育って生活していたので。
あとビジネスシーンにおいては、関西弁は聞く人によっては失礼にとらわれかねないので直しましょうっていうふうに言われてきましたね。
私は関西人ではないので、えせ関西弁になってしまっていたところはありましたが、
東京に出てきて関西弁は本当に全く話すことがなくなってしまいました。
名古屋弁も関西弁もすっかり喋れなくなってしまったなっていう、私の本当の素の喋りは一体何なんだろうっていう感じがしています。
名古屋弁って名古屋の方じゃない方が聞いたらどういう感じに映るんでしょうね。
うちの母親が名古屋弁とか三河弁はなんか品がないからお母さん好きじゃないんだわってないんだわってもうねだわーが名古屋弁ですけど、
そう言って育ったからかもしれませんが、私も若干あんまり名古屋弁は品がないなーって思っちゃってるんですよね。
なんかいなかっぽいっていうかちょっとダサい感じがするなっていう気がしていたんですけど、
でも今聞くとなんか微妙にあったかみのあるなんとも言えねえ感じがあるなって思います。
私は上手に名古屋弁が話せませんが、かねりんさんの放送をもし聞いたことがある方でしたら、
ぜひ名古屋弁の感想をどんなふうに感じるか聞いてみたいなーなんて思いました。
今ボイシーさんがボイシープラスという広告を入れていくという施策を行い始めて、いろいろな意見が飛び交っているなという感じがします。
私も自分があんまりイライラしないタイプなので、こういうふうに感じる人がいらっしゃるんだなーとか、
そうか私全然広告に対して矛盾しとるがやーとか思わなかったんですけど、そうかそう言われてみればそうだなーっていう気もしますし、
私なんかね、もう広告聞くもよし、広告聞かずに飛ばすもよし、選べますよっていう広告だなーって、
なんか普通にスーッと入ってきちゃったので、あんまり感じなかったんですけど、そりゃ言われてみりゃ矛盾しとるがやーって思ったんですよね。
でもね、本当の広告が入る前に今ご準備されているかと思いますが、
いろんなこんな意見が出てきて、こんな風に議論がなされて、めちゃくちゃいいことじゃないですか。
ぜひね、いろんな意見をしっかり聞いて、ボイシー頑張るよねって思っています。
私も一応デザイン会社にいた時はですね、商品企画とかそういうことをやってたんですよね。
そういう時に、わーいいねいいね、これ絶対売れるよ、大丈夫大丈夫、これ大人気だよみたいなプラスの意見ばっかり聞いてると、
マイナスの方に目が行かなくなっていくんですよ。やっぱり作り直したりやり直したりってするのって嫌だから、
ついつい目をつぶりたくなるんです。聞いてないことにしようとか、こんなのきっと少数意見だから大丈夫だろうって思ったりってね、
したくなりがちなんですけど、やっぱり本当に本リリースする前に、マイナス意見こそ、
これなんか使いにくいとか、なんかこの色、言っちゃ悪いけどちょっと気持ち悪い感じがするとか、
そういうのね、聞いとかないといけないなって思うんですよね。
なので、ボイシーさんしっかりね、皆さんの意見ぜひぜひ汲み取って、頑張りゃね、踏ん張り時だでね。
いい意見ばっかり聞いとったらね、どんどん人いなくなるに、本当に。だから、頑張りゃねっていう愛ある名古屋弁のメッセージを送りたいと思います。
私は個展を頑張ります。
カネリンさんの名古屋弁の放送も大好きです。楽しみにしております。
イラストレーターの原江でした。また話します。
