美しいものを意識する
イラストレーターの原あいみです。皆さんおはようございます。お疲れ様です。
今日はですね、今年の自分の目標に実は決めたことがありまして、
それが、美しいものをしっかりと今年は意識して見ていこうということを目標というかね、自分のなんて言うんでしょう、今年意識することとして決めたんです。
前回の放送で娘が冬休みの宿題の書き初めをしている横で、実は私も今年の意識する一文字っていうのを書いたんですね。
昨年も実は一文字書いていまして、覚えてなかったんですけど、写真を見返したら
絵という絵画の絵ですね。絵という字を一文字年始に書いていました。
まあそういう1年になったなあという感じはしますね。で今年は私は美、美しいという字を書きました。
これが私の今年1年のちょっと意識する一文字という感じです。
自分の美しさを保とうとか美しさを目指そうとかそういう意味ではなくて、あくまでも自分が見る方ですね。
神秘感を養いたいなあとか、心から美しいなあって思うものをたくさん見ていこうというふうに思っているんですよ。
それは自分の書く絵にね、影響が出てくるといいなあという思いも込めて、
自分の作品が高められていくようにちゃんといいものを見ていきたいなと思っているからというそういう理由です。
オアリシッポの魅力
で放送でもね、いくつか美しいものを見たらせっかくなのでこんな美しいものを見ましたっていうことをちょっと紹介していけたらいいなと思いました。
なので今年最初の美しいものをご紹介ということで、
今日は先日の三連休に帰省しておりましたんですが、
名古屋で見てきたオアリシッポウの花瓶を紹介したいと思います。
オアリシッポウってご存知ですか?
シッポウ焼きっていうのはよく皆さん聞いたことあると思います。
私も名古屋にもしかしたら住んでいたからかもしれませんね。
中学校の時美術部だったんですけど、美術部で一度シッポウ焼きを実際作ったことがあります。
そして私の義理の母がですね、実は夫のお母さんですね。
元々油絵を描いていた人で、晩年はシッポウ焼き作家としても活動されていた方なんですよね。
なので夫の実家に行くとシッポウ焼きの道具とか小さな窯とかが残っているんですよ。
そんなのを毎年帰省するたびに見ているので、なんとなくシッポウ焼きへの関心が高まっていたんですね。
そんな時にインスタグラムで流れてきた終わりシッポウの作家さんで中島陽子さんという方がいらっしゃるんですが、
その方の手鏡の作品にもうものすごい感動をして、そこからですね一気に終わりシッポウって何この美しさってすごい興味が、もうアンテナが立ちまくっていたんですよね。
中島陽子さんの作品から色々と調べていく中で、もう一方同じく終わりシッポウ作家さんの加藤芳博さんという方の作品も見つけたんです。
この方の作品もものすごく美しくて、これお二方ともなんて言うんでしょうね、シッポウ焼きの伝統的な昔ながらの和風な雰囲気を保ちながらも
オリジナルの現代的なセンスみたいなのがエッセンスとして入っている作品を作られているんですね。
なのでこのお二人の作品が特に私は素敵だなと思ってインスタグラムでよくねちょこちょこと眺めていたんです。
この三連休に帰省することは前々から決まっていたんですけど、
そしたらちょうどこの三連休に加藤芳博さんがJR名古屋の高島屋で伝統工芸展というのがあり、そこに出展されるっていうのがわかったんですよ。
本物が見れると思って楽しみに帰省をしてきました。
そこで加藤芳博さんの作品を実際目で見て、手でもちょっと触らせていただいて見ることができたんですよね。
ご本人もいらっしゃって、もうちょっとねかなり興奮気味、なんか推しにあえたみたいな感じでお話もさせていただきました。
その展示のところにこんな風にオアリシッポっていうのはできていくんですよっていう、製作過程のちょっとパーツがね展示されていたんですよ。
加藤芳博の作品
それも実物が見ることができて、もうすごい嬉しかったです。
オアリシッポっていうのは、シッポ焼きっていうとなんとなくイメージ浮かぶかもしれませんね。
こういう言い方はね、どうかしらと思うんですけど、ちょっとね、おばちゃんっぽいというか、なんか古臭いなぁみたいなイメージを持たれる方も多いんじゃないかなと、私もねちょっとそういうイメージがありました。
なんですけど、うちのギリノ母の作品が、これまたね結構モダンでかっこいいんですよね。
そこでまずシッポ焼きのイメージが変わり、その後に中島陽子さんとか加藤義博さんの作品を見たので、もうなんかシッポ焼きってもうかっこいい、美しいっていう、そういうものだっていうイメージにガラリと変わったんですね。
このオアリシッポっていうのは特にですね、銀色の、銀の線、銀線って言うんですけど、そのリボンのようになったね、薄い細い銀のリボンで絵柄のね、枠線を描いていくんですよ。
で、そのイラストラインが要はあるんですね。その中に釉薬を入れていって、彩色をしていって出来上がるので、しっかりとしたね、ほんとは緻密な絵柄が浮き上がるっていう、そういう技法なんですね。
もちろんこの優先シッポっていうらしいんですけど、これは世界でも日本でもいろんな場所でやられている技法ではあるんですが、これを日本で確立したのがオアリシッポだって言われているっていう感じみたいですね。ちょっと私もね、ただの趣味で調べている程度なので、間違っていたらすみませんなんですけど。
で、私名古屋に住んでいたのに全くそんなことを知らなくて、大人になってアラフィフになってすごく見せられたシッポが、たまたま自分の地元の名古屋のオアリの伝統工芸だったということで、よりね、ちょっと気持ちが熱くなっているんですね。
自分は絵を描くので、しかも私はイラストラインが残っている絵を描くことが多いんですよね。イラストレーターの方でも線がない絵を描く方もたくさんいらっしゃいますよね。面で表現していく、色の面で表現するっていう作風の方もいれば、私のように自分は割と漫画的表現が得意なので、
イラスト作品も結局色々と試してはいるんですけど、やっぱり私はイラストラインが残っている作品が自分らしいなと思って、日々一応追求して描いているんですよ。なので、このイラストって呼んでいいかわかりませんけど、イラストラインが残っているシッポ焼きっていう感じで、このオアリシッポがより好きなんですね。
この加藤嘉洋さんの作品を見ました。すごい素敵でした。特に好きな作品がありまして、読み方が結構難しいんですけど、小さな花瓶なんですよ。手のひろにすっぽり収まるくらいのサイズの花瓶で、ニスン玉型空色梅詰め花瓶って読むらしいですね。
っていう作品が加藤さんの代表作であって、それがものすごいかわいいんですよね。かわいいしかっこいいし、デザイン的にもすごい良いんですよ。色も素敵で。これを実物見させてもらいました。なんかのっぺりした色じゃないんですよね。
色の中にもちょっと後ろの土台の銀の箔みたいなのが巻いてあるのかな。なんかちょっとキラキラしたのが奥に見えるように、ちょっと透過性があるような色の部分もあったり、逆にペタッとして奥が全く見えないマットな感じの色の表現の箇所もあったり。
梅の絵がぎっしりと詰まっているデザインなんですけど、この梅の花びらのグラデーションも一輪一輪全然ちょっと違うんですよね。やっぱり手で彩色していったっていう、アナログの良さがあるっていう作品で、枝も黒なんですけど、なんか複雑な色なんですよ。めちゃくちゃかっこよくて、うわー欲しいなーって思いました。
でもこれはね、しっぽ焼きって昔ではね、1個持ってると家が建つみたいな風に言われるくらいの、もう7つの宝物だって言われるくらいの伝統工芸品ですから、まあまあなお値段なんですよね。
尾張尻尾の作品紹介
ちなみにこの今紹介した小さな小さな手のひらの中に入る花瓶はですね、29万7千円なんですよ。だからちょっとえいやーって買える値段ではなかったので、今回は見させていただくっていう感じで買えたんですけれども、本当にね本当に美しかったです。本物見れてよかったなぁと思いました。
そして最初にご紹介した中島陽子さんという方の作品も、私ねちょっと買いたいなと思って今検討してるんですけど、こちらは金額が非公開なんですね。お問い合わせすると教えていただける感じなので、ちょっとここで紹介金額を言うのは控えておくんですけれども、こちらもやっぱり一点一点手作りで特注品なので、まあまあなお値段なんですよ。
これもちょっと今ね、えいやーとすぐに買える金額ではなかったので、検討中っていう感じなんですけど、一応私が狙っている商品をご紹介しますね。これがですね、鉱物、私の今大好きな石ですよ。なんと石をテーマにした絵柄があってですね、鉱物、手鏡、優先尻尾、艶仕上げっていうのがあるんですけど、これがですね、青色の鉱石、鉱物が1、2、3、4、5、6点描かれています。
丸い小さな手鏡なんですよ。本当にまた手のひらに入るようなサイズなんですけど、このね鉱石の色の表現が尻尾で描かれてるんですね。これも優先なのでイラストラインがあるんですけど、めちゃくちゃ素敵なんですよ。もう本当にねうっとりで、これはね現物を見たことがないんです。
いつかこの中島さんの作品も本物が見てみたいって思ってるんですけど、これね素敵なんです。インスタでね、時々眺めてははーってため息をついているというね、そんな素敵な作品です。
このお二方の優先尻尾、尾張尻尾の作品に私は今夢中なんですけど、調べていったらですね、このお二人はどちらも伝統工芸師の加藤勝美さんのお弟子さんでした。なので同胞っていうんですかね、同じ窯で腕を磨いたという方同士なんですね。
加藤さんの方は息子さんでもいらっしゃるので3代目なんですね。なんかやっぱりこの加藤尻尾製作所さんが、新しい現代的なデザインのアレンジもお師匠さんが良しとしてくれてるっていう、そういう感じなのかもしれないですね。
この中島さんの手鏡は昆虫を描いたものやお魚の絵が描かれているものとかいろいろあるんです、シリーズが。でも中島さんのインスタにね、描かれていたのをちょっと見たことあるんですけど、お師匠さんが手鏡の中で一番好きなのはこの鉱物だって言ってくれたっていうような記載があったので、
そんな感じの指定関係の雰囲気なんかも伝わるなーって思ってね、妄想しながら眺めております。
で、この美しい者たち、私が今年最初に見た美しい者たち、終わり尻尾の製品たちなんですけど、もうどうしてもね、私やってみたくて、この優先尻尾っていうのがどこかで体験できないかなーって結構ね、去年からいろんなところ調べてて、なんですけど気づかなかったんですが、
なんとこの加藤尻尾製作所さんで体験講座をやっていたんですよ。なんかちゃんと見てなかったなーと思って。で、この高島屋でご本人加藤さんにお会いできたときに、体験講座もやってますよって教えていただき、リーフレットをもらったんですね。知らなかった。なんか結構好きで眺めて、結構見てたはずだったのに、ダメですね。
はい、奥の方にいろいろリンクをたどっていったらありました。これで申し込みました。もうね、尻尾焼きならってどうするんだって話ですけれども、なんかもうね、この熱が止まらないんですよね。どうしてもこの銀テープ、銀のリボンテープみたいなので絵を描くっていうのをやってみたいんですよ。すごい難しそうなんですけど。
自分の姫丸家の作品をイメージした小さな終わり尻尾の作品作ってみたい。もうね、その気持ちが止められなくなってしまいまして、今度ですね、この加藤さんの製作所に体験講座に行くことになりました。はい、すごい楽しみです。
実際体験をしましたら、そのご報告もね、声でお届けできたらいいなと思っております。なんかブログとかノートとかにも書けるように写真もいっぱい撮ってこようと思っておりますので、どうぞお楽しみにお待ちください。ということで今日は、私が見た美しいもののご紹介ということで、終わり尻尾をご紹介してみました。イラストレーターの原江美でした。また話します。