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2025-07-24 13:59

『時間のデザイン』なぜあの人はあんなに多くのことができるのか?

「マンガで学ぶ最強の80字作文 小学1〜6年」(飛鳥新社)のカバーデザインをしてくださった、ブックデザイナー・井上新八さんの新刊が面白くて、驚きの本だったので、読み終えていないのですがご紹介しました。

[参考]
井上新八さん著「時間のデザイン」(サンクチュアリ出版)
https://amzn.asia/d/c7OOiVU

新刊発売時に出た記事はこちら
https://book.asahi.com/article/15687753

本日21時〜中島博司先生との生放送はこちら(Voicy)
https://voicy.jp/channel/4805/live/5343989

[夏に開催します個展の情報です]
原あいみ 個展 【ひめまるけ】
2025年8月21日(木)〜9月2日(火)[水曜定休]
東京・吉祥寺の「にじ画廊」2階にて
http://nijigaro.com/exhibition.htm

⭐︎作品専用Instagramで制作過程をお届けしています(ぜひフォローお願いします!!)
https://www.instagram.com/aimihara_002?igsh=MW5kejRiNTE2dmY4dg== #旅行 井上新八
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サマリー

井上新八の著書『時間のデザイン』について述べられています。彼は「なぜあの人はあんなに多くのことができるのか」というテーマを通じて、時間の使い方を探求し、その独特なデザインセンスの実現方法を示しています。『時間のデザイン』では、習慣化を通じて多くのことを効率的にこなす方法が解説されています。彼の実践例から、興味深いアプローチを学び、日常生活への取り入れ方を模索しています。

生放送のお知らせ
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
最初にお知らせです。今日の夜21時から生放送を行います。毎月25日に鬼の子に紅茶にちなんで、イヤイヤナイトというのをやっていたんですけれども、
今月はイヤイヤナイトをちょっと1月お休みさせていただきまして、その代わりに夏休み企画と称して、RATの開発者中嶋博史先生をお招きしまして、
この度、10版いたしました漫画で学ぶ最強の80字作文のことをね、あれこれお話ししつつ、中嶋先生にいろいろな質問とかね、
うちの学習の悩みとか、子供からもちょっと質問が上がってきていますので、そんなことをね、いろいろ聞いちゃおうというね、そんな会をしようと思っております。
本の宣伝というよりは、10版おめでとうございます、ありがとうございますという感じで、中嶋先生とちょっとね、久しぶりに楽しくじっくりおしゃべりしたいなという、そういう会ですので、お気軽にぜひ遊びに来ていただけると嬉しいです。
コメントなんかでもね、たくさん中嶋先生へのメッセージや質問をあげていただけると、とっても嬉しいです。どうぞお待ちしております。
あ、生放送はボイシーチャンネルの方で行いますので、よろしければボイシーの方に遊びに来てください。お待ちしております。
そして今日の本題はですね、私には珍しく一冊本をご紹介しようと思います。
私は読書が苦手でして、ビジネス書なんていうのはね、本当に数えるほどしか読んだことがないというね、ボイシーの中では珍しいタイプなんじゃないかなというふうに、恥ずかしい部分として思っております。
そんな私なんですけれども、私の最新刊、漫画で学ぶ最強の八十字作文の想定を手がけてくださったブックデザイナーさん、井上新八さんという方がいらっしゃるんですが、有名なブックデザインの方なので、ご存知の方も多くいらっしゃるかもしれませんが、
この井上新八さんの最新刊、時間のデザインという本を今日はご紹介したいと思います。と言っても、まだ読了してないんです。全部読み終わってないんですけど、半分くらいまでしか読んでないんですが、なんかすごい面白くて、誰かに話したくてうずうずしてしまって、読み終わってないのにご紹介するということをさせてください。
井上新八さん、ブックデザイナーさんなんですが、習慣家という肩書きも名乗っていらっしゃる方なんですよ。井上さんが新刊が出ましたというふうにXの方で投稿されていて、もちろんこれご自身の方もご自身でデザインされているようなんですけど、本の表紙もすごく良くて、タイトルが時間のデザインなんですが、
キャッチコピーに、なぜあの人はあんなに多くのことができるのかって書いてあるんですよね。仕事、雑務、趣味、運動、読書、創作、全部できるって書いてあるんですね。なぜ私がこれを読みたいと思ったのかというと、
実は今回漫画で学ぶ最強の八十字作文のデザインの打ち合わせで初めましてでお会いしたんですけれども、お会いしたというかズームでの打ち合わせだったんですが、この想定のデザインを依頼するのが結構遅かったんですよね。
私自分自身も一応全職アートディレクターをしていたので、本の表紙を数えるほどしかやったことがないんですが、アートディレクションをやったことがあるんですね。デザイナーに発注するんだったらばって、スケジュールを自分の頭の中で想像していたものとずいぶん違って、まだいいのかな、まだ出さなくていいのかなってドキドキしていたんです。
とはいえ、私が漫画が結構押してしまっていたところもあったし、カバー用のイラストを描くのも結構ひと手間かかる作業になるので、それよりもまずは本文を進めてくださいみたいな感じでご配慮いただいていたので、そういうのもあるかもしれませんが、大丈夫なのかなってドキドキしていました。
井上さんはめちゃくちゃ売れっ子デザイナーさんなので、常に何十件といろんな本のデザインをされているんです。そしてすっごく忙しくされているんですよね。
開いた時間で、この日のこの時間だったらという感じで打ち合わせの時間を設けてくださって、多分直接原さんもお話しされた方がイメージが伝わると思うし、その方が早いと思うので、ぜひ一緒に打ち合わせをやりましょうというふうに言われて、編集長と私と井上さんと打ち合わせをさせていただきました。
その時に感じた、まず第一印象で、すごい天才というか、やっぱり独特な個性的な空気感を持った方だったんですよね。そして、こんな時間がないのに大丈夫かなって、ちょっとドキドキしていたんですけど、
このね、私のラフのイラスト2案だったかな、2,3案出したんですね。そこで、絶対こっちがいいと思いますってスパッと決めてくださって、なのでこっちのラフスケッチでまずババって作りますねって言ってくださって、速攻ラフが上がってきたんですよ。
もうびっくりしちゃって、自分も一応デザイナーもやってたし、アートディレクターもやってたし、デザイン会社にも勤めてたので、こんな早く上げてくるなんてこと、ありえないみたいな、なんて言うんでしょうね、そんな早くできると思われると困るので、演出的な意味でももうちょっと時間かけて、出来上がってても明日出そうみたいなことすることもあるくらいなんですよね、会社に勤めていると。
なんですけど、本当にものすごいスピードで上がってきて、しかもそのデザインがですね、私の最新刊見ていただいたらわかると思うんですけど、めちゃくちゃ良かったんですよ。
なんかうまく言えないんですが、正解だっていうデザインが上がってきたんですね。私も何冊か自分の著書があるので、デザイナーさんからデザインが上がってきましたっていう経験はしているんですけど、何方向か見せていただいたり、こっちもいいけどこっちもいいな、このロゴタイトルにこっちのデザインもいいかなとか、やっぱりちょっと迷ったりすることももちろんあるんですよね。
でもこの井上さんが挙げてくださった今回のカバーは、もうね、これで完成だ。
ああ、漫画でマナフ最強の八十字作文ってこういう本だったんだ。うわーすごい、私これ本屋に並んでたら絶対手に取る、欲しいって、なんかね、もう一気にテンションが上がったんですよね。
それは私も編集長も中島先生も、みんなうわーってなったんですよ。すごいな、プロのお仕事だなって、その時になんかもう震えたというか、うわーって思った方なんですね。
で、こんなお忙しい中、このスピード感で、一体どういうことをしていたらこんな正解が出せるんだろうって、なんかすごいびっくりしたんですね。
そしたら、このなぜあの人はあんなに多くのことができるのか、時間のデザインっていう本が著書が出たので、これは読まなくてはって思ったわけなんですね。
デザインのプロセス
私は時短とかコスパ、タイパー、なんとかハックとかそういうのが、今もあんまり読みたいと思うタイプではなくて、アナログイラストをちまちま時間かけて逆行して作っている、ちょっと今変な世界にいるので、あんまり効率効率っていう感じにはなってないんですが、
コテンを1ヶ月後に控えてですね、もうあれもこれもあれもこれもやらなくては、みたいな感じになってきて、久しぶりにちょっと効率よくやっていかないと間に合わないな、みたいな気分になってるんです。
なので、ちょっと作品に集中してたので読み始めるのが遅くなっちゃったんですけど、なのでまだ半分しか読めてないんですが、今読みたいって思ったので手に取らせていただきました。
一言で言うのは難しいんですけど、とにかく全てのことをやる気に頼らず、やる気なんて出るもんじゃないっておっしゃってるんですよね。
なので、今日はちょっとこれやりたくないなとか思う間もなく、自動的に習慣として考える間もなくやってしまうっていうふうに仕組み作りをするっていう、そういう本なんですよね。
歯を磨いたら自動的に磨き終わったら次に一言一行の日記を書くとか、なんかとにかく全部続いてるんですよ、井上さんは。
朝の習慣が何十個とあって、それが全部まず目が覚めて、朝起きたらベランダに出て、ソランの写真を撮って、ソランの写真を撮ったらそれをまずインスタにアップしてとか、全部自動で決まってるみたいなんですよね。
それで、ものすごい数のことを一日にこなしてるんですよ。そして驚いたのは、一日に一冊本を読んでいて、さらに一日に一本映画館で映画を見てるそうなんですよ。
それで、あのスピードでデザインが上がってくる。もう何か意味がわからないっていうね、そういう世界なんですよね。
なので、私が別に真似できるかと言われると、全てが真似できるとは到底思えないですし、私は何か習慣づけするのがとても苦手で、もう毎日血圧測ろうと思ってても本当に一日で忘れるんですよ。
そういう類の人間なので、到底真似できるとは思わないんですが、でもちょっとずつちょっとずつ、例えば読書だったら、一日お昼ご飯食べて、食べ終わって歯を磨いたら、その後にもう5分でもいいから読むとか、その日は読む気がしないんだったら本を開いて閉じるで終わりでもいいんだそうです。
そのちょっとずつの積み重ね、そして必ずやるという習慣化が積み重なって、いろんなことがやりたいことが全部できるようになるというお話なんですよね。
日常生活への応用
これが、ハウトゥー本として読む、ハウトゥーとして真似できるところももちろんあって、早速いろいろ真似しようかなというふうに動き始めているんですけど、それ以上にこの井上新髪さん、私ご本人にお会いしているから余計面白いのかもしれないんですけど、
あの天才的な佇まいの井上さんが毎日決まったように動いて、淡々と全てのやりたいことをやっていく。ゲームとかも全部やっているんですよ。やりたい遊びも全部入れ込んでいて、すごい面白いなと思って、私の中で映像に変換されているので、とにかく読み物としてめっちゃ面白いという本なんです。
これを誰かに聞いてほしくて、今日はちょっとご紹介をしました。
なんかダメだな、うまく伝えられなかった気がします。
でも、このとにかく習慣化してしまえばいいんだって気づいたのは、厚盛りのゲームをやっていたことが毎日毎日習慣としてやっていたというので、これにつなげちゃえばいいんだって気づいたっていうのがきっかけらしいんですよね。
厚盛りのゲームの中で、お気に入りのキャラクターが10人にいて、その子に毎日話しかけないと引っ越していっちゃうから、必ず起きたら厚盛りの世界に入って、何かして何かして喋りかけるみたいなのを何年とかすごいレベルで何千日やってたとかいう、そういう話から本がスタートするんですよね。
なんかそんなところも、なんかいいなぁと思います。
なんかね、1日を補正するものは何とか補正するとかで、なんかそうビジネスライクな感じで語りかけられると、なんかはいはいって思っちゃうんですけど、なんかね、この井上さんの本はね、そんなね、面白い切り口なところも良かったなぁとまだ読み終えてないんですけど、今楽しみに読んでいる本ですので、気になる方はぜひぜひURLをつけておきますので、見てみてください。
やりたいことがたくさんあるんですよね。私もブログもノートもインスタもいろいろ書きたいこといっぱいあるのにね、全然収まってないんですよね。
ちょっとそのあたりね、見直さないとなぁと思っているところなので、井上新八さんの時間のデザインを読んで、ちょっとね、うまくデザインしていこうかなと思います。
イラストレーターの原江美でした。また話します。
13:59

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