新刊の出版
イラストレーターの原あいみです。皆さん、おはようございます。お疲れ様です。今日もやっていきたいと思います。
今年2冊目の新刊、漫画で学ぶ最強の八十字作文、小学1から6年ですが、皆様のおかげでAmazonで大変好調な滑り出しが切れたということです。ありがとうございます。
引き続き、たくさんの小学生のみんなに届けられるよう頑張っていきたいと思いますので、面白い、よかったって思った方は、お一人に口コミで伝えていただけたら嬉しいなと思います。どうぞよろしくお願いします。
今日はですね、前々回の続きのお話をしていきたいと思います。私のこの今年2冊目の新刊がですね、一体自分の中で何冊目になるのかなというのを数えてみましたところ、19冊目の本だったんですね。
この19冊の本、一体どんな風にね、書籍か絵本とかの出版が決まったのかっていうのをちょっと振り返ってお話をしているという前編からの続きになります。
よかったらね、URL貼っておきますので、前編からお聞きになっていただけると嬉しいです。
前回まではコンペでね、私は絵本を実現させてきたっていうコンペに勝ってですね、そういったことが結構多かった、続いていたというお話で終わりました。
初めて自分がね、自分たちで提案をして、その内容が採用され、作、絵と両方とも自分が初めて手掛けさせてもらえるという絵本がね、決まったんですよ。
今日はそのお話をしたいと思います。
私は今フリーランスのイラストレーターをしているんですけれども、前職デザイン会社に勤めておりました。
デザイン会社には先輩の絵本作家さん、イラストレーターさんっていうのがね、結構たくさんいまして、
その後ろ姿を追いかけながら、いろんな提案をしたり、ポートフォリオを見てもらったりという感じでね、そんな感じで本が出せるようになっていたんですけれども、
私は絵本とかそういった書籍を作っている部署とは違う部署にいまして、
どちらかというと、企業さんのセールスプロモーションとか、社内報とか広報誌とかを作ったりとか、
そういういわゆるデザインのお仕事を結構やっていたんですね。
そんな中で、私たちの部署、私たちは東京支社にいたんですけれども、
その東京チームでも本とかをね、もっともっと出していけるように頑張って提案をしなさいというふうに社長からの命令が下ってですね、
私たちはチームで書籍家会議っていうのをね、定例会議としてやっておりました。
アイディアを持ち寄って、絵本でもいいし、実用書でもいいし、
一冊、みんなで初めての著者となって、素人ですがデザインしてみましたという実用書を実現させているので、
次に続く感じで、提案をみんなでやっていこうというふうに頑張っていたんですけれども、
なかなかね、この書籍家の提案、書籍企画書、絵本の企画書っていうのは、
もう本当にどれだけ数出してももう採用されることはね、まずほぼないぐらいの打率になります。
だからもうとにかく数を打てと。
で、ダメな企画でも、例えば時流が変わって、
あ、今だったらこれいいねとかあるんですよ、もう運とかもあるんで、
まあわからないからとにかくたくさんのアイディアをご提案しなさいというふうにね、言われていてみんなで頑張っておりました。
でも何年かね、頑張ってましたけど、結局実現はなかなかせずっていう感じの日々が続いておりました。
そんな中、コロナ禍になってですね、全員が在宅ワークに変わってしまいました。
で、東京オフィスの事務所あったんですけど、それも引き払うことになりまして、
もう拠点を持たない部署という感じになったんです、私たちは。
で、本社は大阪にあるので、大阪にはビルが実はあるんですけれども、
我々東京支社はオフィス拠点がない、みんな在宅ワークという働き方に変わってしまいました。
まあいろいろとね、事情が、流れがあって、この東京支社っていうのが、実は解体になることになったんですね。
このチームはですね、私はこの東京支社を立ち上げる時から実は上京してきていて、
最初はたった2人でマンションの1室で始めたところから採用を重ねて、
ものすごい優秀な個性豊かな面白いメンバーが集まってきてくれて、
今思い返すと、なんかね、お仕事ドラマとかお仕事映画みたいなののね、
ワンシーンに思えるような、もう本当すごい大変でしたし、泥のように働いた気もするし、
でも泣いたり笑ったり、いろいろいざこざもあったりとか、なんかもうすごいね、
まあ楽しかったというか、濃い時間だったなあっていうね、そういうチームなんです。
もうめちゃくちゃ思い入れのあるね、愛すべきチームだったんですね。
そのチームがもう一旦ね、本社と東京ともうごちゃ混ぜになって、新しい組織編成になりますということになり、
東京支社っていうのはね、実質解体することになってしまったんですね。
絵本の制作
自分としてはもう本当にね、自分も不妊治療をやり、出産、育児を経てみたいな、
もうずっとそこでね、やってきたので、なんか一時代が終わるんだなあっていうような感じがありました。
この大好きな東京チームが解体になるというのが決まっている年度末の、
実は2日前に私たちがね、いろんなところに出していた提案書、
それがね、一つ、編集会議を経て採用、絵本化が決まりましたっていう連絡が入ったんですよ。
2日前です。もうね、みんなで大興奮しました。
しかもその絵本はね、うんちの絵本なんですよ。
もうみんなでなんか大爆笑ですね。
もうみんなね、これなくなる2日前に最後の最後にうんちをね、産み落としたぞみたいなね、
そんな感じで盛り上がったのを今でも覚えております。
それが私が初めて作と絵を担当させていただきました。
うんぴーという絵本です。パイインターナショナルさんから出ております。
私はここでね、会社を辞めてうんぴーとともにフリーランスになりました。
なので実際の制作はですね、私がフリーランスになってから自分で作っていったという感じなので、
作・絵と私という名前にさせてもらっています。
でも奥づけ、クレジットの方には発案者である当時のチームリーダーの名前とか会社の名前も入っているので、
私にとっては記念すべきね、みんなとの思い出が詰まった一冊になっております。
はい、そして次がですね、もう最近ですね、角川さんから出ております。
私の生理の姉妹方という自身初のコミックエッセイです。
こちらはですね、多分これもインスタグラムを見てだったと思いますね。
編集者さんからご連絡が来ました、ある日。
こういうテーマで実は著者さんがいらっしゃって、その漫画を担当していただきたいんですが、
ぜひ原さんにみたいなね、お声掛けでした。
私はその著者さんのことを知っていて好きだったんです。
なのでうわっこれは光栄だなと思ってご一緒できるなんて、
フリーランスになってね、すごいこれは嬉しいと思って、ぜひっていう風にお話ししたんですけれども、
著者さんの方がちょっとそのテーマを今一冊本に取り組むには、
書籍化の決定経緯
自分としてはタイミングが違うということで、その企画はね、ちょっと流れてしまったんです。
なんですが、自分としてはね、これがもしかしたらラッキーだったかもしれないです。
それで編集者さんが、でも原さんとは一度何か作りたいと思ってるんです。
だから我々が今取り組みたいやりたい企画を、ちょっと一から考えましょうっていう話になったんですよね。
で、その時私が気になっているテーマをババババッと挙げまして、
担当者さんとどれだろうみたいな話をして、
で、今自分がちょうど40代後半に入っていくので、
高年期とか大人女性のこれから起こる不調についてのお話しにしようということで、
私の生理の仕舞い方が書籍化として決まったという流れでした。
次の本は講談者さんから出ています。
ほっこりみんなの育児技大全という本です。
こちらはですね、ウェブで連載していた企画ものを全部収録して一本の本にしましょうということで、
書籍化が決まったものでした。
もともとウェブ連載の企画だったので、本になるということは別に決まっていなかったんですけれども、
すごいね、これはありがたい、ラッキーだなというふうに嬉しいなと思った企画でしたね。
そういう本、書籍化の決まり方もあるんだなと思いました。
実はこのテーマは、私はもともとは本にしたいと思って書き溜めていた企画書だったんです。
でも本にするのはちょっと難しいけど、ウェブ連載だったら絶対面白いと思いますという感じで、
ウェブ連載が決まったんですよね。
で、本になるということはその当時は決まってなかったんですけど、
連載をずっとやっていく中で本にしてみますかっていう感じになったんですよ。
なので、何か書籍作ってみたいなとかそういう企画を考えている方は、
まずは自分の発信で連載としてやっていくっていう頭でやって書き溜めていくっていうのも一つの手なんじゃないかなという気がいたします。
著書と新刊の紹介
そして次がもう今年です。
今年一冊目の新刊、疲れの原因は糖が9割、健康診断では見つからない不調の正体が不走者さんより2月に発売となりました。
こちらもこれも多分インスタグラム。
こう考えるとインスタグラムめちゃくちゃ大事ですね。
なんか最近あんまり娘が大きくなってしまったので頻繁に書けてないんですけど、ダメですね。
ちゃんと書かないと。
はい、これもそういったものを見て編集者さんからお声がかかって決まったお仕事です。
こちらは私たちからの提案ではなくて、もう著者さんが決まっていまして、
牧田善二先生というね、血糖値糖尿病のプロフェッショナルの方の、もうたくさん本出されている方ですよ。
そのコミカライズというような企画でお声掛けをいただいたんです。
私はね、絵を描く人間で、しかも漫画が得意なので、
こういうね、どなたかの発信したいものを漫画で届けてくださいっていうね、
ご依頼の仕方っていうのが最近増えてはきているなという気がいたしますね。
はい、そして19冊目が、昨日、おとといか発売になりました。
漫画で学ぶ最強の80字作文小学1から6年、飛鳥新社よりということになります。
こちらがね、どんなふうに書籍化が決まったかというのは、
先日出させていただきました中村厚彦さんとの対談でお話ししておりますので、
よかったらそちらも聞いてみてください。
こうやって振り返ると、自らの提案で決まったものっていうのは、3本だけですね。
はい、19本の中のたった3本ですね。
いかにこちらから企画を持ち込んで本が決まるというのが難しいか、ね、わかりますね。
その中の一つが、この漫画で学ぶ最強の80字作文なんですけど、
それが2日で決まるなんてことはね、本当に奇跡に近いんだということが、
よくよくわかる振り返りでございました。
はい、どなたかのね、参考になったらいいなと思います。
イラストレーターの原絵美でした。
フォローやコメントいただけるととっても嬉しいです。
また話します。