体調不良の経緯
イラストレーターの原あいみです。皆さん、体調いかがですか?
私は残念ながら、古典終了後ずっとね、なんか粘ってうまく復活していっていた気がしたんですが、
とうとう体調を崩してしまいました。悔しい。
とはいえ、この収録をしている時は、もうだいぶ復活してきて収録をしておりますので、もう大丈夫かなという感じなんですけど、
何だったのかな?病院に行ったんですけど、コロナでもインフルでもなかったので、ちょっとほっとしましたが、
朝起きたら、なんかすごい変な汗をかいていて、暑いのか寒いのかよくわからない、こう自立神経乱れてますよーっていう感じの雰囲気がして、
時々あるんですね、こういうこと。本当に数年に1回ドカンと体調崩すときに、突如訪れるこの
嫌悪感というか不快感、そして嘔吐するみたいな、なんかそういうね、ことが起きてしまいまして、はい、大変でした。
いやいやいや、ほっとすると体調を崩すので、ほっとしないようにしてたんですけど、多分古典が終わって、皆さんのところに絵が届き、
こんな風に飾りましたよーというのがね、いくつか届きまして、ああ嬉しいなーって思って、そして名前をね、
皆さんからたくさんいただいた名前の中から一つ選ぶというライブも終わり、そして営業活動としてね、行ってきた出版社さんとのお話もいい感じに次に進めることになり、
というね、なんかそのあたりで、なんかこの古典というものを本当にチャレンジして、良かったんだなーっていうのがなんか実感できて、
ほっとしてしまいました。これがいけなかったかなー。本当に、私がかかりつけ医がね、本当に歩いていけるところにあるので、本当にこれはね助かってるんですけど、
ずっと見てもらっている、親子ともども見てもらっている内科医の先生がですね、とにかくホッとすると体調崩すからね、そういう時気をつけなきゃダメだよって、ずっと昔から言われてるんですけど、
とうとうホッとしてしまいました。ねー、もうとにかく一回止まれーって体から言われたような気がいたしました。
まあでも、すぐに病院にも行って、その感染症ではなかったということもわかり、とにかく多分疲れから来ているものだから、ウイルス性のものじゃなさそうだから、安静にと、いろいろ対象療法みたいな感じで薬は出していただいて、
とにかく2日間くらいゆっくりしなさいということで、ゆっくりしておりました。幸い偶然にも、
ボイシーはね、取りためてあったんですよね。なので、あの穴を開けることなく過ぎていきましたが、実は2日くらいダウンしておりました。
映画「バケネコアンズちゃん」の紹介
で、このダウンしている間にですね、まあじゃあゆったりするかと思って、あの、そんなにね、別に熱も出てないし、すごい辛いというわけではなく、ちょっと吐いちゃったっていうくらいのものだったので、
すぐね、午後にはあのお水も飲めるようになって、お粥も食べれるようになったので、これは多分大丈夫だと思って、よし、映画を見ようと思いまして、のんびりと見たかったアニメ映画を見ました。
何を見たかと言いますと、バケネコアンズちゃんというアニメーション映画です。ご存知ですか?
これ、いつかな、数年前、去年とか、いつかちょっとわからないんですけど、当時見たかったんですけど、映画館に行くタイミングがなくて見られなかったんですね。
夫だけは見てました。羨ましいなぁと思って、それをね、見ることができました。とってもいい映画でした。すごい可愛かったです。
あの、どういう話かというと、ざっくり言うと、お母さんを亡くした5年生の女の子が主人公なんですね。
もうこの時点で、私今娘が5年生なので、なんかものすごいこう、シンパシーを感じてしまい、
で、預けられたというか、あのおじいちゃんの家にね、東京から来るんですけど、そこがね、お寺なんですね。
で、そのお寺に住んでいる飼い猫が、ずっと死ななくて化け猫になっちゃって、
なぜか人の言葉を喋り、二足歩行で歩き、お寺の仕事を手伝っているっていう、そういう感じの世界観なんですね。
で、その杏子ちゃんが、杏子ちゃんは化け猫です。はい、杏子ちゃんとその少女の交流を描いたみたいな、そういうお話なんですけど、
すっごい不思議な世界観なんですよ。で、この何とも言えない穏やかな、のどかな、不思議な世界観が出ているのは、絵のね、絵のタッチのせいもあるのかなという気がしていて、
で、この絵のアニメーションって、まあ線画というかイラストラインがありますよね。このイラストラインが、なんて言うんでしょう、そのパーツパーツによって色が変えてあるんですよね。
私も時々絵を描くときにやる手法なんですけど、絵本、うんぴーなんかはそういうやり方で描きました。
全部が例えば黒い線とか、焦げ茶の線とかではなくて、例えばピンクの体のところのイラストラインはちょっと濃いピンク、ワインレッドみたいな線。
だけど黄色の部分の線はオレンジの、あ、黄色の部分の線はオレンジの線とか、なんかそういう感じに色の部分のちょっと濃くなった色で線を描くというね、すごくめんどくさい描き方なんですけど、
このアニメーションはね、なんかそういう感じになっていたなという感じがしました。 これめっちゃくちゃめんどくさいんじゃないかなと思って、
これで行こうって決めた時、ドヨドヨってならなかったのかなとかね、そんなことをちょっと考えてしまいました。
でも多分そのひと手間によって、そのバケネコが普通に喋って生きている世界みたいな不思議な世界が、なんというかね、その絵の中から匂ってくるというか、
一応そういうののね、表現に役立ってるんじゃないかなーってね、なんとなく一応絵を描いている側としてはそんなことを感じました。
あとこの映画は、あの役者さんがね、演じてそれを描き起こすっていうタイプのアニメーションの作り方だったらしく、
なので人間の動きとかがめちゃくちゃリアルなんですよね。 人が演じているものがアニメーションになっているので、もう本当にその人がそこにいるかのような動きっていう感じのアニメになっていました。
主人公のね、女の子が小学5年生でお下げ髪なんですけど、もうね、この子のフォルムがうちの娘にもそっくりで、
あの性格とかは、顔とかは似てるわけじゃないんですけど、もうその手足の長さとか、なんかペラッとした細さとか、歩き方とか、すっごいそっくりなんですよね。
なのでもうなんか娘に見えてきてしまって、それもね、なんかもう愛しくて可愛くて、のめり込んでしまいました。
でもね、お母さんが死んじゃってる子なので、もうなんかちょっとね、切なくてね、最後いろんなことが起こって、ちょっとはちゃめちゃな感じになっていく、すっごい不思議なストーリーなんですけど、
すごい泣けましたね、最後は。 なんかね、なんとも言えない不思議な映画でした。
療養と気づきの時間
でも見て良かったなぁと思いましたね。 このちょっと体調を崩して、あのへばっている時に見るにはちょうどいい感じだったなぁという気がしました。
まあそんな感じでちょっとね、のんびりタイムを過ごしました。 あのせっかくね、個展を終えて、いいお話も来て、いろいろとね、いい反響もいただいて、という流れが来ているのに、
ここでね、大きな病気なんかしてしまったら本当に意味がないので、もうここはね、ちょっと待っていただいているお客さん、クライアントさんいっぱいいるんですけど、
まあこれもね、本当に私が体調崩しちゃったらね、あの話もね、途絶えてしまうといけないので、ゆっくり休みます。
はい、すいません。なんかもう、十分休んだだろうって感じかもしれませんが、
本当はね、1ヶ月くらいちょっと森の中で何もしないでいたいくらいの感じなので、あの、ご了承ください。
そしてそして、もう娘が待ち構えていて、あそこに行きたい、あれやりたい、これやりたいってものすごいリクエストが怒涛のリクエストなんですよね。
それもね、ちょっとこなしていたのも疲れた原因かもしれません。
もうとにかくね、無理はできません。アラフィフ無理はできませんので、こういうとこで無理してね、後年期の症状がね、出ちゃったりするとこれまた大変なので、
もう本当に、本当に無理はせずに、ゆっくりと、ゆっくりと戻していきたいと思います。
皆様も、えーね、無理しなきゃいけない時はありますよ。ありますけど、それを終えたらね、しっかりと休息をとって体をいたわってあげてください。
イラストレーターの原井美でした。また話します。