高年期の到来
イラストレーターの原あいみです。皆さんおはようございます。お疲れ様です。今日もやっていきたいと思います。
今日はですね、とうとうヤツが私のところにもやってきたかもしれないというお話をしようと思います。
ヤツというのはですね、
高年期さんです。高年期くん、はい。
私ですね、2年前に、私の生理の姉妹方というコミックエッセイを角川さんより出版させていただきました。
その本は、大人女性の心と体の不調をテーマにしたコミックエッセイなんですが、9名の女性に私が直接取材をさせていただきまして、物語にしてお届けしたという本になります。
大人女性の心と体の不調なので、もちろん高年期の話もたっぷり出てくるんですね。
この本を作った時、私は46歳でした。出来上がった時は47歳になっていたんですけれども、
当時ね、まだそこまで私は具体的な症状がそんなにね、大きく出ていなくて、皆さんのお話を聞きながら、これから自分にもしかしたらやってくるかもしれないということを踏まえて、
色々勉強させてもらったという感じだったんです。今もですね、まあそんなにね、ものすごいホットフラッシュが酷くなったなぁとか、
具体的に本当に生活に支障があるようなという症状はないんですけれども、
ちょっとね、ここ数ヶ月やっぱりものすごく本の制作で、自分をかなり追い詰めてやっておりましたので、すっごい忙しかったんですね。
ちょっとね、30代の頃のキャパオーバーになるまでギリギリ詰め込んで、もう生活も結構ぐちゃぐちゃになっちゃうくらいの、もう部屋ぐちゃぐちゃみたいなね、
そういう状態に陥っているんです。まだちょっと、あとちょっとで抜けるんですけど、それが終わりが見えてきて、
まあ若干の燃え尽き症候群的な、なんかそんな感じもあるのかなぁって思っていたんですが、
これね、もしかしたら高年期の症状の一つなのかもしれないって、ちょっと思ったりしました。
この漫画の中でですね、夫婦で高年期について話すっていう、ご夫婦のね、お話が一つあるんですけれども、
そこでね、高年期っていうものが一体どういうものなのか、得体の知れない、なんか恐ろしい怪物みたいな感じに思っていると、
なんかね、怖いんだけども、きちんとどういうものなのか知って、
来て、もしね、訪れてきたら、まあお茶でも出して、一緒にこたつでも入って、まあちょっとね、過ぎ去るまで一緒に過ごしましょうかと、
なんかそんな感じに付き合っていけるといいなっていうような、なんかそんなワンシーンを描いたんですね。
で、我々は高年期っていうね、あのちょっと宇宙人みたいなやつがやってくるっていう表現で描いたんですけど、
ちょっと一カットね、写真どっかに貼っておきますね。なんかそれがね、もしかしたら私のところにちょろっとね、やってきたかもしれないなっていう気がしております。
家族との関係
なんでそんな風に感じたかと言いますとですね、まあこの放送でもちょくちょく話しておりますが、
不妊治療の末ね、やってきてくれた一人娘が私好きすぎて、あの子離れするのに多分すごい時間がかかるだろうっていうところから、
まあ子離れ準備チャンネルっていうネーミングをつけたっていうのもあるんですが、めちゃくちゃ親バカ、もう出来合い、娘大好きなんですね。
で、娘が面白すぎて、過去からね、3000枚くらいずっと娘の観察絵日記を書いてインスタにアップしてきているっていう、そんなイラストレーターなんですけれども、
だから、大概のことはね、イラッとしたりムカッとすることはもちろんありますけど、それでもやっぱり、
あ、これはでも漫画にしたら可愛いなとか、なんかそういう視点で見れるんですよ。
それが自分の特技でもあったんですけど、最近ね、まあ年齢もありますかね、お互いね、娘も思春期になってきましたから、
こうね、なんとも言えない、よくわからない、ムカムカとした、もやもやとした、イライラとした、なんか、
ね、よく取材で聞きます。そういうね、胸の中に、お腹の中に、もやもやとした、なんかなんかがあるって感じがするんですって、いろんな方がおっしゃってました。
それがね、なんか来たような気がするんですよね。
こう、娘に対しても、そんな風に思って、なんかもやもやしてる自分がいるんです。
で、これはもう娘が年頃になってきて、生意気になってきたからなんじゃないかなって思ったんですけど、
いやいやいやいや、待てよ、と思ったんですよ。これ私じゃないか?と。
原因は娘じゃなくて、私の方に、我々は後年期ってやつらがね、やってきたんですよ、多分。
ちょっとね、来始めたんだなというような気がしました。
はい、私今48歳です。今年49歳になる年齢ですね。もうアラフィフでございます。
で、後年期っていうのは、平均の前後5年、計10年の期間のことを言うんですね。
なので、自分が後年期の期間に入ったかどうかは、平均してみないとわからないんですよ。
日本の女性のね、確か平均の平均の年齢が50歳くらいというふうに言われていて、
なので45から55あたりが、まあ後年期にあたる人が多いっていうふうに言われてるんですね。
で、後年期っていうのは、この期間のことを指しているんであって、それで出てくる症状が後年期症状とか、
で、本当にね、支障が出てくると障害とかっていうふうに名前がついていくものなんです。
はい、合ってると思います。あのコミックエッセイを書くときに勉強したので。
なので、私はまあ平均的な年齢で言ったら、後年期の世代にね、あたるんですよね。
だから、まあ今までね、大きな症状がなかったのはラッキーだったくらいかもしれないです。
まあでも、だからといってね、すごい怒り散らしてね、家族を驚かせたりっていうことはまだ起こしていません。
でも、結構ね、取材で話を聞くとそういうことが多々あるようなんですね。
もう自分じゃないみたい、もう怒りが止められなくて、次から次と、うわーって攻めるようなことを言ってしまって、
もうその場を離れないと、もうどうしようもないみたいな感じになったりするっていうね、お話を聞いたことがあります。
そういうことはまだ起きていません。
でも、普段私、本当にね、本当にあんまりイライラしない人なんですよ。
それはね、自分でも割と気に入っている特徴だなぁと思ってるんですけど、
で、どちらかというと夫と娘の方がイライラしがちなんですね。
なんかパソコンがうまく動かないと、うわーって一人ごと言ってね、文句言ったりとか、娘もね、なんかゲームとかでイライラすると、なんかうわーって言ったりするんです。
で、あー、なんかお互い似てるねって、ママみたいにイライラしないようにできるといいねってお互い言ってるような感じなので、
私は本当にね、あんまり何があってもあんまりイライラしないタイプなんですよね。
まあだからこそ、自分の中のね、このなんか不思議なモヤモヤイライラ、これにね、ちょっと気づいたんですよね。
まあ、これに気づいたことはね、ちょっと家族に言っとこうかなという気がしてきました。
で、私の本を娘も夫も読んでくれているので、
高年期の時にそういうちょっとね、抑えられないムカムカイライラが起こってしまうっていうことは、みんなの中で共通認識としてあるので、
そういうことがあるかもしれない、これから。
対処法と今後の展望
ママにね、高年期さんがちょっと来たかもしれないよっていうのはね、少し話してみてもいいのかなという気がしました。
で、この自分の気づきもね、ちょっと記録としてね、こうやってとっておくと、
ああ、この頃そんな感情を持ったなあっていうのがね、記録になりますし、
あの、同世代の方にとってはね、もしかしたらリアルで私が感じているこの感覚が何かの参考になるかもしれませんし、
ああ、私もあるわって思う方はね、よかったら私のコミックエッセイ読んでみていただけると、いろいろ勉強になるし、
あの、高年期がね、やってくるのが怖くなくなりますので、大変おすすめな本ですよ。
URL貼っときますね。
なので、まあちょっと記録として今日はとっておきました。
幸い私はこのコミックエッセイを作った後に、直後に自分のかかりつけの婦人化ももうすでに見つけてあるんですね。
そこで血液検査も一度しております。
なので、困ったことがあったらとにかくそこにピュッと行けばいいというのがわかっているので、怖がることなく、
もしね、我々は高年期がね、オタクにやってきたとしても、本当にね、怖がることないです。
今ね、いろんな対処法がありますので、自分のね、体にちょっと耳をすませてやっていこうかなと思います。
そしてちょっとね、働きすぎたので、とにかくゆったりとした時間を持とうかなと思います。
はい、ということで今日は高年期がやってきたかもしれないというお話でした。
イラストレーターの原あゆみでした。また話します。