ごっこ遊びの始まり
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
おはようございます。お疲れ様です。月曜日ですね。今週も体調を崩すことないように頑張っていきましょう。
とっても寒くなりましたので、手洗いうがいしっかりして、マスクして気をつけていきましょうね。
今日はですね、私のボイシーチャンネルのタイトルにもつけています。
小離れ準備にも関わるような、そんなお話をちょっとしていこうかなと思っています。
我が家はですね、ごっこ遊びっていうのがめちゃくちゃ好きなんですね、娘が。
小さな頃から、もうものすごいごっこ遊びをやってきているんですよ。
特にですね、お風呂の中でもう寸劇に近い、演劇のエチュードの練習くらいのレベルのごっこ遊びを何年ですかね。
もう3歳くらいからやっているので、6年くらい?7年?続けてきているんですよ。
これはですね、もうなぜ今もずっと続いているかというと、もう最後かもしれない。
こんな風にね、ごっこ遊びというかエチュードをしながら、風呂に娘と一緒に入るっていうのは、もう今年がとか今月が最後かもしれないって、ずっと実は思いながらやっているんですよ。
それがですね、全然最後が来ないっていう、そんな感じなんですね。
ごっこ遊びの深化
もう娘は10歳です。5年生です。もうね、皆さん一緒にお風呂に入らないんじゃないですかね。どうでしょうか。
我が家は結構ね、入るんですよ。これがですね、ちょっと思い返してみると、うちはですね、4年生の頃は、ちょっとね、反抗期とまでは行かないんですけど、割と一人でいたいっていう時間が多かったんですね。
4年生の春に娘は自分の部屋に育っていったんですね。
ちょうど私がボイシーパーソナリティになった頃ですね。
自分の部屋を作り、とはいえね、ものすごい甘えん坊の娘だったので、寂しいって言って自分のね、私たちの寝室に戻ってくるんじゃないかなって。
時々は1週間に1回くらいこっちで寝たりするんじゃないかなって思っていたんですけど、
全くそういう気配がなく、あっという間に自分の部屋に行ってしまったんですよ。
あ、こうやって突然巣立ちは来るんだって、4年生の時にね、思った記憶があります。
で、今まではね、リビングで宿題やったり、とにかくリビングにいたっていう娘が、もう自分の部屋にね、入ってしまって、扉を閉めて、なんだかね、楽しそうに1人の部屋でね、やってるんですよね。
あ、なんかこんな風に一気に生活って変わるんだなーって思ったのを覚えています。
なんですが、4年生はね、割とそういう感じだったんですけど、5年生になってね、戻ってきちゃったんですよね。
この戻ってきたっていうの、確か放送でもね、した記憶がありますね。
で、なんかね、今5年生のこの1年はですね、ものすごい雨演望が戻ってきていて、4年生の時はお風呂もね、もう1人入るって言って、なんかいろいろ自分でね、やりたい時期っていう感じで、ちょっと離れてたんですけど、
今年はですね、また一緒に入ることのが増えてしまって、で、お風呂の中でひたすらごっこ遊びをやるんですよ。そんな毎日なんですよ。
なので、またね、突然自分の部屋に育っていってしまったように、突然終わりが来るかもしれないなって思うと、今日もやろうよって言われたら、もうめんどくさいなって思う時も正直あるんですが、
でもね、これ最後かもしれない、もしかしたら今月が最後かもしれないって思ったら、まあ、やっとくかっていう気分になるんですよね。
我が家がお風呂でやっているごっこ遊びというのはですね、好きなアニメのキャラクターなんかを使って、ごちゃ混ぜにいろんな世界を混ぜながらやっていく、二次創作みたいな、そんなものなんですね。
で、主人公はずいぶん昔から変わっていなくてですね、プリキュアのトロピカルージュプリキュアの主人公たちが主役なんですね。
そこにいろいろ転校してくるっていうのがベースなんですよ。これが一番たくさんやるごっこ遊びのベースなんですね。
で、じゃあやるよって言って始まる時にも決まりの文句があって、はい、今日は転校生がいますって娘が言うんですよ。
で、私が、え、こんな時期に珍しいなって、私トロピカルージュプリキュアの夏海真夏っていう主人公をやることが多いんですけど、これがですね、スタートの合図なんですね、私たちの。
で、その日に誰が転校してくるかっていうのは娘が決めるんですね。で、いろんな人たちが転校してきました。数々のキャラが、うるせえ奴らのメンバーたちが来ることもありますし、推しのストプリっていうSTPRのみんな、みんなは全員来るんですよ、全チーム来るんで、30人くらい転校してくるんですよね。
で、一人一人全部自己紹介したりするんですよ。あと曹操のフリーレンたちが来ることもあれば、千早フルの仲間たちが来ることもありますね。もうとにかくその日によっていろんなアニメとか漫画がごちゃ混ぜになってくるんですね。
で、その話をやっていくっていうのがね、ベースのベース1です。これがですね、5本くらい基本形があるんですよね。はい、そんなことをですね、長年やってきてるんですよ。もうトロピカルージュなんて、これ何年前ですか?今が君とアイドルプリキュアですよね。一個前がワンダフルで、その前がスカイ、広がるスカイですね。その前がトロピカルージュですか?
ごっこ遊びの効能
うちはね、プリキュアが大好きなんですよね。こんな大きくなったんですけど、もうオタクとして大好きなんです。だからもう4年もやってるってことですよね。もう信じられないですね。はい、そんな感じで、日々ね、ほぼ毎日ごっこ遊びを繰り広げております。
でもこのごっこ遊び、かなりね、いい効能がある気がしているんですよね。まずはですね、とにかく表現力とか演技が単純にめちゃくちゃ上手くなってますね。
私、学生時代演劇部だったので、こういうの大好きなんですよね。だからその私とね、毎日毎日、何年も、もう3歳くらいからやってるんで、7年間やってたら、そりゃ上手くなりますよね。でとうとうね、演劇クラブみたいなのに入っちゃったんですけど、とにかくものすごい日々の鍛錬が重なってですね、だいぶ演技めちゃくちゃ上手くなってると思います。
そして、このね、ごっこ遊びって言ってもエチュード的な感じでやっていくので、相手の出方を見て反応を返していくっていう、そういう能力がついていると思うんですよ。
で、しかも、風呂が終わるまでに話を終わらせるんだよ、みたいな感じにしていって、そろそろ終わりに向けていくよ、みたいなのをやっていくので、そういう頭も使ってると思うんですよね。だからね、これ結構頭良くなってるんじゃないかなってね、思うんですよね。
そんな効果もあるんじゃないかなって思ったりしてます。
そしてもう一つ、演じている中で、これってね、教育現場でも使われているって、昔ね、教育者のお友達に聞いたことがあるんですよ。
あのスーホの白い馬でしたっけ、そういうのを主人公演じてみて、どう感じるかっていうのを学んでいくみたいな、そういう演劇教育みたいなのってね、あるらしいですよね。
で、それに近いなと思ってるんですけど、ごっこ遊びの中で、どうしてもね、娘が悲喜をしたいキャラが出てくるんですよ。
で、何か勝負事みたいなのが、そのストーリーの中で出てきた時に、いつもね、トロピッカルージュプリキュアで言うと、娘はね、サンゴっていうのが好きなんですけど、いつもサンゴが勝っちゃうんですよ。
で、私のなつうみまなつ、演じているなつうみまなつは、いつも負ける役なんですよ。
で、それが私なんか、いくらごっこ遊びとはいえ、いつもなんか負けるのがすごい嫌で、一度ね、めちゃくちゃ文句言って喧嘩みたいになったことがあるんですよね。
で、そのごっこ遊びの中で、そういう気持ちをいろいろ体験していくっていうので、議論したりとか、割とね、結構深いことやってるなって、今思い返すとですけど、やってきたなっていう気がするんですよね。
これって演じる学びみたいな、なんかそういう体験をしてるんじゃないかななんてね、ちょっと思ったりします。
あとは単純に、二次創作をしているので、本当にね、創作の勉強をできている気がするんですよ。
で、転校生がやってくるっていうのの、次くらいによくやるやつが、あの逃走中って番組ありますよね。逃走中をやるっていうのも、ものすごい何度も出てくる設定なんですね。
今日は何々のキャラで逃走中をやるよとか、あと学校舞台にして自分たち、現実の私たち人間が登場人物で、娘の友達とかがたくさん出てきて逃走中やるとか、そういうのをね、よくやるんですけど、先日やったのがですね、ハウステンボスを舞台にSTPRって歌い手グループの全員が逃走者になって逃げるっていう番組ですよね。
それにトロピカルージュプリキュアのキャラもいるんですけど、それで番組的な感じでやっていくっていうのをやったんですよ。これはですね、大体大作になるので、3夜連続で続くんですね。
そうすると、どこで切って翌日に続くってすると、視聴者が面白がるかとか、そういうのも考えながら、3日2番やるんですね。この前やったのが、我ながらっていうか、自分たちで見返してみても、見返して別に記録してるわけじゃないんですけど、ものすごい面白い逃走中ができたんですよ、ストーリー的に。
これ、番組の構成作家さんみたいな、そんなことを2人で即興でやってるのに近いなって思ったんですよね。すっごい面白くて、名作が生まれたんですよ。
こういう時々ミラクルのように構成に残る我々的にですよ。あの時の、あの旅行先のお風呂でやった、あれめちゃくちゃ面白かったよねとか、実は記憶に残ってるごっこ遊びが何本かあるんですよ。
これって本当にね、創作活動の訓練を毎晩してるに近いなって思いますね。
ケロポンズとの関わり
そういえば、なんかこんな話をね、以前ケロポンズさんにしたことがあるんですよ。ケロポンズさんってご存知ですか?エビカニクスで有名なね、YouTubeでも大活躍の音楽ユニットのケロポンズです。
私の絵を描いている鬼の子にこちゃんシリーズは、お話をケロポンズさんがね、描いてくれているんですよ。
なので定期的にね、ケロポンズさんには会うんですけど、そんな話をしたら、ケロポンズの楽曲はごっこ遊びから生まれているものが多いっておっしゃってたんですね。
私大好きな、娘も大好きなね、ハラペコ王子っていう歌があるんですけど、これめちゃくちゃ面白いんですよ、ストーリーになってて。
しかも出てくるキャラがすっごい面白いんですけどね、これがケロちゃんとポンちゃんが、なんか部長と部下みたいなののごっこ遊びをしてたらしくって、
っていうかごっこ遊びするんだ、二人でって、すごいね、なんか微笑ましいというかね、なんかもうすごいなと思ったんですけど、
そのごっこ遊びがあまりに面白くって、なんか生まれたんだよって、確かそんなようなことをね、言っていたような気がするんですよね。
なのでごっこ遊びってね、本当にね、バカにならないですよっていうことをちょっとね、今日お伝えしたいなと思ってお話ししてみました。
お子さんとのごっこ遊び、苦手な方もいらっしゃいますよね。大人で子供に合わせて一緒にやっていくっていうのはね、苦手な人にはちょっと苦行だと思うんですけれども、
これね、意外と創造力とか創作力とか、いろいろ聞くばり力とかね、頭の回転とか、しかも表現力とか、もうめちゃくちゃいろんなもの育つし、結構頭も良くなるような気がするので、
ちょっとね、苦手な方も今晩は本気でやってみてはいかがでしょうか。はい、そんなお話をしてみました。
わが家のね、ごっこ遊び、いつ突然終わりが来るかわかりません。もしかしたらこれが最後だと思いながらずっとやっているかもしれません。
でも最後かもしれないと思ってやっていくと、後悔がないかなという気がしますので、私は娘がやりたいというまでやり続けようとも決めています。
はい、イラストレーターの原井美でした。フォローやコメントいただけるととても嬉しいです。また話します。