アニメ鑑賞のきっかけ
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことをわかりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
だいぶ声が戻ってきましたね。はい、あのいつもの声に近いかなという感じがいたします。大丈夫です、元気になりました。ありがとうございます。
今日は火曜日に放送する予定で、これを収録しております。私、普段は日曜日はお休みをいただいてまして、
なので、ちょっと祝日もお休みいただいちゃいました。はい、これからね、ちょっと無理せず、祝日の日はお休みを入れていくかもしれません。ご了承ください。
以前は月から土曜日までをボイシーで収録、放送しておりまして、日曜日はスタンドFMで放送する。スタンドFMだけの配信をするというふうにやっていました。
毎日放送だったんですね。でも今は収録した音源をボイシーにアップロードできるようになったので、
スタンドFMとボイシーと基本同じ内容のものを月から土曜日までアップしているというやり方で放送しております。
皆さんね、好きなアプリで聞いていただければなと思ってね、やっておりますので、どこからでも結構です。ぜひぜひ聞いていただけると嬉しいです。
今日はですね、あるアニメを見たら自分が温めていた漫画のネタを思い出して、すごい泣いてしまいましたというお話をしようかなと思います。
あるアニメというのは少し前に話題になっていたかと思います。タコピーの現在というアニメです。
2021年か2年くらいに漫画がまずすごく話題になっていて、その後この夏にアニメ化されて放映されたというものですね。
かわいいかわいいね、ゆるキャラみたいななんかかわいいサンリオとかに出てきそうなタコピーっていうキャラクターと、小学4年生の静香ちゃんという女の子が主人公のお話なんですけど、
私もなんとなく話題になっているなというのは見ていたんですが、全く内容を実は知らなくて、初めて見ました。
というのも古典をね、やっていた時に名古屋からうちの家族が来てくれたんですけど、兄とうちの夫とうちの娘がこのタコピーの現在の話をしていたんですね。
感情的な影響
見ていないのは私だけだったんですよ。夫はアニメは1話だけ見て漫画を全部読んでいると言ってました。
兄はアニメを全部見たと。娘は漫画の上巻だけ読んだというふうに言ってました。
兄とうちの夫がですね、大人同士が、あれは子供は見ちゃダメだと思うって、すごいこうすごい作品だよねっていう話をしてたんですね。
私は内容を全く知らなかったので、子供が見ちゃダメなの?あんなタコちゃんが出てくるのに?かわいいのに?と思って知らなかったんで、終わったら見ようかなと思ってたんですね。
古典が終わってちょっと体調を崩して、ちょっとゆったりね、のんびりする時間がたくさん取らなきゃと思ったので、そこの時間にタコピーの現在を当てるというね、一気見しました。
確かに、大人が見るとなかなかに苦しい、ちょっと心をえぐられるアニメでしたね。
結構家庭環境が複雑な、不遇な子供たちがたくさん出てくるんですよ。
そしてタコピーっていうのはハッピー星というところからやってきた宇宙人なんですけど、ドラえもんのように色々な道具、便利な道具を出して
この子供たちを救おうとするというね、お話の構造としてはドラえもんと似ているんですけど、とてもね、とても苦しい状況にどんどんなっていくというお話なんですね。
最終的には娘がね、ネタバレしないでよって娘に言ってたんですけど、でもハッピーエンドらしいよというふうには言われて、なので信じて見切ったという感じなんですが、
ちょっと途中で苦しくて見れなくなってしまう人もいるんじゃないかなというくらい切なくてね、なかなかに苦しい描写がたくさん出てくるアニメでした。
何が苦しいかって、出てくるママたち、母親たちがみんなものすごい不幸なんですよね。
幸せなママが誰一人出てこない、不幸な母親しか出てこないんですよね。
これを見ていて、私、このボイシーの方で中村敦彦さんのチャンネルに時々ご登場される観念Mさんというね、元AV男優の方がいらっしゃるんですけど、
その方がとにかくお母さんというものがハッピーで幸せでいないと、世の中はダメになるっていうようなことをよくね、お話しされていらっしゃるんですが、それをね、なんか思い出してしまいました。
本当にね、お母さんというものは幸せでいないと、本当の意味でですよ。本当の意味で幸せでいないといけないなぁというふうに、まあ思わされるようなお話でしたね。
まあ何というか感想を述べるのがとても難しい作品です。でも私は最後まで見てよかったなと思いました。
あのこれはね、ちょっと見るのを躊躇する方も出てくるかもしれないというような、そういう作品かなと思いましたが、ご興味ある方は絶対にちゃんと最後まで見切りましょうということだけお伝えしておこうかなと思います。
そしてこの作品を見て最後のエンドロールを聞きながら、私はですね、自分の中でいつか漫画にしたい、漫画かな、漫画か絵本かわからないんですけど、にしたいと思って温めている作品が一つありまして、それをね、なんか思い出して、勝手にそれを思い出すことで私自分でなんか泣けてきちゃったっていう現象が起こったんです。
別にこのタコピーとは全然関係ないお話なんですけど、それはどんなお話かというと、私ボイシーの方で、ちょっとシリーズものでですね、私自身の不妊治療物語っていうのを声でね、シリーズ化でお届けしていました。
よかったらね、自分の中でも結構気に入っているストーリーなので聞いてみていただきたいんですけど、以前、主婦の供舎さんから出ている赤ちゃんが欲しいという専門誌があるんです。不妊治療をやっている方が読む専門誌なんですけど、そこで連載漫画を書かせてもらってたんですね。自分自身の不妊治療の体験を書いた物語です。
その最終回が終わった後に番外編で書いた物語がありまして、それは私自身が妄想していたお話なんですが、赤ちゃんに人間になりたいと思っている赤ちゃんの前の元みたいな子たち、天使みたいな子たちですね、そういう子が空の上でたくさん暮らしていて、
みんな人になるために、最初は感性ハガキに応募検証みたいな感じでたくさんハガキを出して、当たったら第一関門に行けるみたいな、そういう世界観でずっといろんな難関を越えていくと、空から出発して出発出口からお母さんになるお腹に飛び込めるっていうような、そういう妄想をずっと私はしてたんです、不妊治療をしてた時に。
その空の方のお話を書いた物語っていうのを、実は最終回が終わった最後に番外編で書いたんですね、それは世には発表できたんですけど、自分の中で不妊治療をやっていたけれど、辞めた人っていうのがすごく自分の中で書きたいテーマであったので、
辞めた人側のあっちのお空のこの話っていうのを、実はテキストだけでネームは書き上げてあるのがあるんですよね。でもそれはちょっとまだ何も絵もつけてないですし、世の中に発表したこともないんです。
どこにメモを保存したかも忘れてしまったくらいなんですが、この物語をなんかね、このタコピーの現在を見終えて思い出したんですよ。なんかあれ、いつかやっぱりどこかでね、書かなきゃなーってなんか思いましたっていう。タコピーの現在の感想というよりは、それをなぜか思い出されたという今日はお話です。
不妊治療をしていた時は、こっち側も頑張ってるけど、空で順番待ちをしているあっちの子たちも頑張ってるんだろうってずっとね、妄想しながら自分自身の頑張りをモチベーションをキープしてたんですよね。
なので、辞めるという決断をした人たちのお話で考えると、こっち側もう不妊治療をやめようって思った主人公と、あっち側のもう人になるっていうのは諦めようって思ったあっちの子と両方いるんですよね。
なんかそれをね物語にしたくって、そんなネタを隠し持っているというか、いつか発表できたらいいなーなんてね、思いました。
まあしばらくは書かないと思いますが、ちょっとね、どこにメモを保存したかくらいは思い出して探し出しておこうかなと思います。もしもいつか書いたら是非ね、読んでください。
はい、ということで今日はタコピーの現在のアニメを見て、なぜかいつか書かなきゃなと思っていた自分の漫画のネタを思い出しましたというお話でした。
イラストレーターの原江美でした。フォローやコメントいただけるととても励みになります。また話します。