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イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
今日は初めて、PCに向かって録音をしています。この音声を書き出して、それをPCから入力して配信するという方法にトライしてみようと思っています。
機械は苦手です。こういうことは得意ではないんですけれども、ちょっといろいろな方法を試してみたくてトライしています。
なので今日はちょっとテスト配信ということで、短めのお話をしようと思います。
今日のお話は、整理整頓、片付けが苦手な我が家が試行錯誤を繰り返し、頑張っているお話を一つ紹介したいと思います。
私、もともと整理整頓、片付けがとても苦手なんですけれども、昨年末から結構断捨離、片付けを頑張っていまして、徐々に一生懸命、動きやすい環境に整えていっている最中です。
一つですね、洗面所の歯磨き粉を夫がどうしても片付けてくれないという問題に対して、なぜ片付けることができないのかというのを試行錯誤したお話をしたいと思います。
うちの洗面所は、鏡面を開く感じ、鏡面が扉になっているという収納になっています。
歯磨き粉は、コロナになった頃から、家族全員、自分の歯磨き粉を個別で使うという方法に変えたため、1人1個、自分専用の歯磨き粉のチューブがあるという感じになっています。
夫は、鏡の収納棚に歯磨き粉が普段は入っているのですが、それを歯を磨いて使った後、洗面所に出しっぱなしで、絶対にしまわないのです。
それが、かなり私は気になっていました。
ちょっとしたことなので、私がしまえばいいのですが、このちょっとしたことが なぜできないのだろうと、すごくイライラしていました。
なぜイライラするのでしょうか。洗面所を使う順番が、娘と私で、私が一番最後です。
フリーランスになって、出社がないというのもありました。
そうすると、3人全員が使い終わった後に、洗面所を最後に拭いて、タオル類を洗濯機に入れて終わるという作業をするわけです。
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その時に、洗面所の周りに余計なものが置いてあると、すごく掃除しづらいし、なんで私が片付けないといけないのかと 思います。
そのたんびに、こんなちょっとしたことをやればいいのにと、腹が立ってしまいます。
最初のころは、ちょっとしまっていたのですが、むかついてきて、これなんでしまわないのかなと聞いてみました。
なんでしまえないのと言うと、けんかになるので、素直になぜしまわないのかという理由を聞いてみました。
と同時に、私はこれをなぜしまってほしいのかという、洗面所を拭く、掃除を最後に私がやるから、その時に邪魔だからという理由もちゃんと伝えてみました。
そうしたらですね、夫は左利きなんですね。
左利きで、鏡の面を開き、夫の歯ブラシと歯みがき粉が置いてあるのは、棚の左奥だったんです。
開けてすぐにあたる、右側の位置には私が置いていました。
それを詳しく聞いてみると、実は自分が利き手で扉を開けて、利き手ではない方の右手で歯みがき粉を持ち、
左手の奥側の方に歯みがき粉を置くという行為が、思っているよりちょっと面倒なんだそうです。
そんなこと、私全く気づかなくて知らなかったんですね。
なるほどと、確かにもし自分で右手で右の奥にしまうんだということを想像した時に、
ああ、確かにちょっと面倒くさいということに気づいたんです。
ついついしまうのが面倒くさくなるっていうところに、ちゃんと理由があったんですね。
今まで想像もしませんでした。
ただただ、夫が面倒くさがりで、別に出しておいても、私がしまうから、どうせしまってくれるからいいだろうって思ってるって思い込んでいました。
早速、位置を逆にしてみました。
私は自分がその掃除を最後する当番なので、当番というかね、私が一番最後にやった方が効率がいいので、
それは全然腹が立っていないことなんですけど、
私はしまうという行為に対して、そこまで面倒と思っていないので、
しかも利き手が右なので、左奥にしまうことに、そこまでストレスがないんですね。
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私が左奥にしまうことにし、夫が開いてすぐの右側にしまうように、位置をチェンジしたんです。
そうしたら、しまえるようになったんです。
たったそれだけのことです。びっくりしました。
私ね、たぶん1年くらいずっとイライラしてたんですよ。
あんまり言うのも、お互い気分が悪いし、言うと腹も立つし、みたいな感じでごっくんしながらしまってたっていうところがあったんですけど、
理由をちゃんと聞いたら、理由があったんです。
それで、その理由を改善するようにシステムを変えたら、しまえるようになったんですよね。
すごいびっくりしました。なるほどと思いました。
私は片付けが苦手なので、片付けの方の愛心とか聞くのもあんまり好きじゃないんで、
勉強すらしてないんですけど、きっとこういうことの積み重ねなんでしょうね。
なんかね、すごく面白かったです。感激しました。
置いてある出しっぱなしの歯磨き粉を見るたんびに、もういっつもプン、ムカってしてたのが、
ちょっとちゃんと理由を聞いて、お互いストレスに思っているところを改善するように仕組みを変えたら、直ったというものすごい些細なことなんですけど、
この歯磨き粉をしまえるようになった革命は、わが家にとってすごく大きな出来事だったんです。
そんなお話を今日は紹介してみました。
今日はPCに向かって音声を録ってみたので、なんかちょっとしゃべりが遅くなりました。
うまく入力して配信できていることを願います。
今日はこのあたりでおしまいにしたいと思います。
イラストレーターの原絵美でした。