1. イラストレーター原あいみの話
  2. #157 舞台を作るには覚悟がい..
2025-05-03 09:59

#157 舞台を作るには覚悟がいる。

娘がダンスの舞台への参加を誘われました。小学生のこういった活動は、子どもだけのものではなく、必ず親の参加も必要不可欠となります。高校、大学、そして卒業後社会人でも、舞台に関わってきた私は、チームでの舞台作りの大変さを知っているので、気軽にペロッと参加表明をできないのです。本当に舞台に出たいのか、娘と話し合いをしました。

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サマリー

イラストレーターの原あいみは、舞台への参加には覚悟が必要であると自身の経験を交えて語っています。特に、娘がダンスステージに参加することを考えたときの葛藤やその難しさ、楽しさについて深く掘り下げています。

舞台への覚悟
イラストレーターの原あいみです。皆さん、おはようございます。お疲れ様です。
昨日の日経新聞に、私の新刊漫画で学ぶ最強の八十字作文の広告が出たんです。
自分の著書の新聞広告が出るという体験はですね、初めてなんです。嬉しかったです。
普段は紙の新聞は撮ってないんですけれども、さすがにコンビニに行って購入してきました。記念に撮っておきたいなと思います。
というのは雑談で、今日もちょっと音質が変わりますが、本題をお届けしたいと思います。どうぞお付き合いください。
今日はですね、舞台というものへの参加は、それなりの覚悟を持って挑まねばならぬ、というお話をしたいと思います。
と言いますのも、先日娘がですね、とあるグループというか、サークルというか、有志団体みたいなものですね。
その団体でダンスステージに立つという活動に誘われたんです。仲の良いお友達が参加しているということで声をかけてもらったんですね。
娘は最初、やってみたいと軽く返答をしたんですけれども、この参加、気軽にね、ペロッとしていいものではないんじゃないかなと、私がちょっとね、思い留まって、組織の方にね、確認をしたんです。
すると、ダンスのレベル的なことで言うと、多分初心者の人もいたり、すごくレベルの高い子もいたり、いろいろ混ざってはいるようなんですが、その舞台っていうのが、それなりのホールで何百人というレベルのステージっぽいんですね。
人様にやっぱりお見せするものを作るっていうのは、しかも一人ではなくチームで作っていくっていうのは、いやいやいや、ものすごく大変だっていうことを私は知っているんです。
なぜかと言いますと、私は高校時代、ダンス部に所属していまして、その後、大学時代は演劇部に所属しておりました。
社会人になってからは、その高校のダンス部が立ち上げた、OGたちと現役生が共に舞台に立つというね、自主公演を100%、800以上くらいのホールを借りて、毎年やっているという組織に、一応ね、ちょろっと入っているんですね。
若い頃は結構頑張って、その組織でも数回舞台に立って踊ったりもしてたんですけど、そういう活動を経験しております。
なので、身内とはいえ、人様からお金を頂戴してですね、きちんとそのチケットを買ってもらって、時間を区免してもらって、足を運んでもらう、その方々にその日完成品を披露するっていうことの難しさというか、完成までちゃんと人に見られるようなものに持っていくということがいかに大変かということをやってほど経験してきたんですね。
まあでも、だからこそ、舞台に立つということの面白さ、何とも言えない高揚感、そしてチームで一つのものを作り上げるという、この難しさと喜び、それを誰よりも知っている親だと思うんです。
娘がもし本当にそういうことに時間を割きたい、チャレンジしてみたいというのであれば、それは本当に時間を割くに値する経験であるということをよくよくわかっています。
だからこそ、本当にやる気があるのか、単にね、なんとなくやってみたいから参加するっていうわけにはいかないんだよ、こういうものに参加するっていう言葉っていうのをですね、結構マジで話したんですね。
同時に、小学生の習い事に近い活動なので、そういったものって小学生、子供だけで完結できるものではないんですよね。やはり親もある程度関わらなくてはいけないということがわかっています。
親の関与と不安
しかも、普通の有料の習い事のサービス、例えばダンススクールとかに通わせるとかであれば、ある程度教室がちゃんとやってくれると思うんですけど、今回お声掛けいただいたのはそういうものではなく、有志でどうやらやっているという団体っぽいので、
そうなってくるとね、おそらく親が、例えば交代でその日の当番で見る役をやるとか、衣装だの、小物だの、なんだの、なんだのって、結構ね、きっと親がやることがあるんじゃないかなという心配もありました。
正直なところ、私は今ね、そこまで娘の習い事にどっぷりと時間を割く余裕がありません。これは申し訳ないなと思いつつも、私には私のやりたいことがあるので、あんまり全部をその時間に持っていくことはできないので、
それでもね、もう相当たくさん習い事をやっているんですよ、娘は。だからそこに1個その団体に参加するという時間を追加できるかというと、なかなか厳しいなというのが正直な意見でした。
しかもちょっと不穏だなと思ったのはですね、その誘ってくださった親御さんから、あゆみさんはお裁縫とか小物作りとかお好きですか?みたいな質問が入っていたんですね。
そういうことかと思ったんですよ。いや、めちゃくちゃ好きですよ。もうそれはね、好きで人形とか作っているくらいですからね、仕事として。数々の衣装も作ってきましたもん、若い頃はね。
なので嫌いなわけがありませんよ。しかも大得意です。どっちかというと、でもそういうことかって、親がそういうことをやらなきゃいけないんだなっていうのが、ちょっとね、やっぱりその質問一つで不安だなって思ってしまいました。
で、しかもこんな感じなので、やるならやりたいんですよ。中途半端な舞台にしたくないってなっちゃうんです。もし参加する親の一人になってしまったらですね。話を聞くと、もうね、プログラムが決まっていて、誰かね、もう引っ張っていく、もう先生みたいな人がいて、ぐわーってやっていくっていう雰囲気ではなく、結構みんなで話し合って作っていくぞみたいな空気感らしいんですよ。
私がちょっとね、舞台の経験があるみたいな話も雑談でお話ししたことがあったので、あゆみさんもぜひね、お忙しいとは思うんですけど、なんかサポートいただけたら楽しくできるかなみたいな、なんかそんな雰囲気もメッセージで読み取れたんですよね。
そういう感じだと大変だぞ、これはというふうに、私の方がちょっとね、日寄ったわけですよね。もちろんね、別にあの、何でしょう、学校の文化祭レベルみたいな感じで楽しくね、子供たちが上手にね、なんとなくその日に向かって頑張ってやりましたのお披露目くらいでもういいのかもしれないんですけど、
ね、ホールの大きさとか考えたらちょっとそれではすまないぞっていう感じなんですよね。それのために向かっていくっていうのはね、もう本当に相当に大変だということも、過去の数々の何て言うんでしょう、グループでね、モチベーションの差があったり、参加できる人できない人とかもバランスもいろいろぐちゃぐちゃだったりっていう中でね、組み立てて成功まで持っていくっていうのがもういかに大変かっていうのはもう嫌だなって思うんですよ。
っていうのはもう嫌ってほどいろんな修羅場をね、やってきたんですね、若い頃に。あのボイシーファンフェスタの皆さんもきっとそんな感じだったんだろうなぁと思ってね、すごい自分のそういうことを思い出してね、余計ね、ハラハラしてしまったんですけど、まあそれを置いといて、で、まあちょっと娘とですね、いろいろ本当に話しまして、あの舞台に立つっていうのは一人じゃなくてチームで舞台に立つっていうのは結構やっぱり本気でやらないといけないことだし、
ちゃんと毎週練習にも参加しなくてはいけないし、それが本当にやりたいかどうかよくよく考えてみてっていうような話をしました。で、一旦それでもね、やりたい、見てみたいというので見学をして詳細を聞いて、その後もう一度2人でゆっくり話し合いをして決めようというふうに落ち着いたんですけれども、
数日娘は考えたみたいで、やっぱり今回これには参加するのはやめておくっていうふうに言いました。はい、なんかもしかしたら私が言わせた感があったかもしれないんですけど、まあでもね、あの娘が別に無理地してね、私が言わせたわけではないとは思うので、娘が決めたことかなということで、今回はね、参加は見送るということでお断りをいたしました。
もし参加をしていたらね、新しい体験、感動ができたかもしれないですけれども、まあここはね、わかりません、あの私がこういうふうな雰囲気を出したのを突破してでもやりたいくらいのね、そのくらいの情熱がないとやっぱり舞台ごとはね厳しいと思うんですよね、正直なところ。はい、なので、まあ今回はこの結果で良かったのかなぁなんて思います。
子どものやってみたいとかね、チャレンジにはできる限り寄り添いたいと思っているタイプではありますが、こういうこともありますよね、という今日はそんなお話でございました。イラストレーターの原江でした。また話します。
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