1. イラストレーター原あいみの話
  2. 学校の先生の事件のこと、娘と..
2025-10-25 09:58

学校の先生の事件のこと、娘とどう話すかはとても難しい。

次々と報道される、学校の先生による生徒や児童への性加害のニュース。先生の中に、もしかしたら“変な人”が混じっているかもしれない——。そんな話を多感な年頃の娘とどう話せばいいのか、とても難しく感じます。
娘の学校では、小学校3年生になるとCAP講習というの授業でやります。その内容を事前に親が聞くことができる活動に参加した時のことを思い出しました。

☆CAP講習を受けた感想を当時ブログに書きました。

『PTAのおしごと【CAP講習会を受講しました】』
https://ameblo.jp/aimihara/entry-12788519732.html
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サマリー

このエピソードでは、学校の先生による不祥事のニュースを背景に、娘との対話の難しさについて語られています。キャップ講習会を通じて、子供たちが自分を守る力を育む重要性が強調されており、親としての悩みや考えも紹介されています。

キャップ講習会の紹介
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
今日はですね、以前、小学校、娘の小学校のPTA活動の一つとして、キャップ講習会というのを受けたことがあるんですね。この話をしようかなと思います。
と言いますのも、最近、学校の先生による不祥事のニュース、いわゆる性加害のニュースが本当に多いですよね。
ボイシーの方でも、中村敦彦さんや、小学校の先生をされている方、中学校の先生をされているパーソナリティさんとかが話題に挙げてね、少しずつお話ししてくださっているような感じがするなと思っております。
私は親として、どういうふうに娘にね、こういう系の話をしていくのがいいのかなっていうのをね、やっぱりずっと考えているんですよね。
このキャップ講習会っていうのは、チャイルドアサルトプリベンションのKCAPの略なんですけど、子供が暴力、暴行とか虐待とかいじめとか性的被害などから
自分で自分を守る力を育てるための教育プログラムなんだそうです。
うちの小学校では、小学校3年生になると、授業でこのキャップ講習会っていうのを取り入れてやるんですね。
どういった内容のものをやるのかっていうのを、子供たちにやる前に親御さんに見ていただきますというようなものがありまして、
それをPTAの活動の一つとして、全員が聞くことはできないので代表者が聞いてくるみたいな、そういう役目をやったことがあります。
このキャップ講習会を受けてきましたよっていうのは、当時ブログに書いたことがありまして、とてもいい内容だったなと思ったので、ブログにも残しておこうと思って書きました。
これはURLをつけておくので、ご興味ある方はぜひぜひ見ていただきたいなと思います。
講習内容の重要性
ここで印象に残っているのが、子供たちに映像とかあんまりリアルな怖い体験を見せてしまうと、それが逆効果というか、なってしまうことがあるので、
演劇のように担当の講師の方が、これがいとこのお兄ちゃんの○○君で、そこに遊びに来た誰々君みたいな感じで演じながら、こういうことがあったらどう断るとか、そういうのを考えさせるみたいな、そんな感じの講習だったんですね。
それがとてもいいなと思いました。
子供たちがあんまりリアルなものを見せられると、怖いし気持ち悪いし、例えばちょっと性的なものの表現というのはより難しいので、そんな感じで講師の方々が演じるというのは、いい感じかなというふうに思いましたね。
うちの娘は小学校2年生ぐらいの時に、学童か何かでやった防犯講習みたいなので、犯人役の人があまりにリアルに演技が上手すぎて臨場感がありすぎて怖すぎて、そこからいろんなものが怖くなってしまったという時期が実はあったんですよね。
なので、こういった防犯の知識とか、キャップ講習会というのも本当にセンシティブなものだなというふうには、自分でも親として感じています。
その講習会の中で、詳細までブログには書いてないので、自分のうる覚えの記憶ではあるんですけど、確かすごく優しい大好きないとこのお兄ちゃんがゲームをしながら、ちょっと変な感じで優しくしてくるとか触ってくるみたいな、
それは確か男の子が男の子に対してみたいな、そういう表現だったような気がするんですけど、そんなことが起きてしまったら、どうやって断ったらいい?その場から逃げるのがいいんだよとか、大人に助けてっていうのがいいんだよとか、そういうのを学んでいくっていうようなシーンがありました。
それがいわゆるグルーミングの一つを見せて考えさせるっていうものだったと思うんですけど、これを講習の中でちゃんとみんなで考えていくっていうのを、授業でどこまでリアルにやったかは詳細はわからないんですが、でも結構いいなというふうに私は思いました。
なんか世の中に変な人っているんだよ、みたいな話は私も娘に話したりはしてます。日常の会話の中でね。
たとえば習い事に行く時とか、もううちの娘は10歳で5年生なので、小さい頃は必ず手を握って一緒にどこか行くっていうのが普通でしたけど、もうだいぶ大きくなってきているので、気をつけながら一人で手を歩くっていうことも増えてきてます。
もちろんね、塾とかもみんな自分たちで行ってますよ。でもそういう時に、もう変な大人っていうのは世の中にはいるんだからね、みたいなことは言うようにはしています。
歩いてる時にうちはですね、ヘラヘラ歩いてちゃダメだよって。あとなんか例えばね、何かをスマホとかね、スマホはうちは持ってないですけど、そういうのをいじりながら歩いてたりとかしちゃダメよと、ちゃんとキリッとした顔で、なんかすごい賢そうに歩いてねっていうふうによく言ってます。
で、万が一誰かに話しかけられたら、何ですかって言って、何か用ですかみたいな、母に電話しますみたいな、そんなもうキリッとした態度で受け答えをするようにしなねみたいな話を一応よくしてはいますね。
はい、まあでもその何でしょう、世の中の出くわす変な大人ではなくて、自分が大好きな人、大好きな先生、慕っている、例えば学童のお兄さんとかお姉さんとか、なんかそういった人に変な人が混ざってるかもしれないよっていう話っていうのは、とても難しいなって伝えるのが難しいなって思いますね。
小さい頃、小学校3年生の時に、そういう大好きな仲のいいいとこのお兄さんにちょっと嫌だなって思われることをされたっていうシーンを見ながらみんなで学ぶっていうのをやっているとは思うんですけど、
親としての悩み
そういうね、ちょっとやっぱり小さい頃から普通の会話でずっと話していくっていうのがやっぱり大事だなって、今小学5年生の娘を持つ母として改めて思ってますね。今から話すとなんか生々しいんですよね、すごく。
とても難しいんですけど、私も成長していく我が子の娘を見ていて、少女から大人になっていくこの絶妙な時期っていうのは本当に尊くて美しいなって親でも思ってしまうんですよ。すごく素敵というか、ちょっと言葉が難しいですけど。
なので、そういう状態の子どもたちに興味を持ってしまう人がいるっていうのは、なんかそりゃそうだろうなっていう気もするんですよね。
なので、ただこの年代の娘、女の子とかって、とても本当にナイーブな時期で大人になりたくないって思ってる部分もあるんですよ。まだまだまだまだ小っちゃかった小学校低学年くらいで痛いみたいな気持ちもあったり、はたまたすごく大人っぽい時があったりと、なんかすごく揺れているので、
そういった状態の多感なこの思春期の入り口の娘に対して、とても信頼している人の中に変な人が混ざっているかもしれないみたいな話って難しいなって思うんですよね。
でも、こういう事件を見ながら、そういったことをちょっと話題にするっていうのも大事かもしれないなという気もしますし、だからといって、そんなふうな目でいろんな大好きな人たちを見ていくっていうのもコクですし、本当に本当に困ったなというふうに思っています。
特に何か結論があって、自分の中で決まったことがあって、お話を始めたわけではないので、話はまとまっておりませんが、私が受けたこのCAP講習会っていうのはなかなか良かったので、ちょっとしたレポートですが、もしご興味ありましたらURL貼っておきますので見てみてください。
皆さんのご家庭ではどんなふうに話題にされているでしょうか。もしよかったら教えてください。
イラストレーターの原江美でした。また話します。
09:58

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