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2025-06-19 09:27

人生でできるのはせいぜい5回くらい。#189

自分が久しぶりの個展をやろうと実際に行動に起こせたきっかけとなった、浅草にあるギャラリーTOKYO PIXELのオーナー大図誠さんが先日投稿していた言葉にハッとしました。確かに個展を本気でできるのは、人生でせいぜい5回くらいかもしれません。

【参考URL】
TOKYO PIXEL
https://tokyopixel.shopinfo.jp

大図まことさんのnote
https://note.com/oozumakoto

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[個展情報]
2025年8月21日(木)〜9月2日(火)[水曜定休]
東京・吉祥寺の「にじ画廊」2階にて
http://nijigaro.com

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サマリー

大洲誠さんの言葉を受けて、個展は一生のうちに多くて5回くらいだと感じ、今の努力が大切だと実感しています。東京ピクセルというギャラリーでの経験を通じて、作品を展示することの意義について考えを深めています。

個展への取り組み
今日はですね、ちょっと印象的な投稿を見かけまして、それについて考えたことをお話ししようかなと思います。
今私は、8月の古典に向けて久しぶりに絵の作品をね、もりもりと毎日作っているんですけれども、
この古典を具体的にやろうっていう風に動くきっかけとなった方がいらっしゃるんですね。
浅草にあります東京ピクセルというギャラリーのオーナーさんで、大洲誠さんという方がいらっしゃるんですが、
その方の投稿を、昨日じゃない、もうちょっと前かな、見たんですよ。ちょっと読みますね。
今はまだ気づかないかもしれないけど、ほとんどの作家は一生のうち多くて5回くらいだよ。
古典できるの。気力も体力も資金も続かないよ。だから次頑張ろうなんて言えないよ。今だよ今、っていう投稿だったんですね。
この大洲さんが運営されている東京ピクセルさんというギャラリーはですね、とても特徴的なギャラリーなんです。
絵をですね、販売して完売させるっていうのを目標に掲げて、作家さんと一丸になって展示を行うっていう特徴があるギャラリーさんなんです。
ギャラリーのね、確かレンタル料を取ってないんですよね。その代わり、ちゃんと販売計画を立てて、原画作品及びグッズ企画も一緒に行って、
きちんと売り上げを立て、その売り上げの何パーセントかをギャラリーがちゃんともらうっていうことで、運命共同体みたいな感じになって作品展を行っていくっていうギャラリーさんなんですよ。
このギャラリーで私、大洲さんとお話できたことがきっかけで、私も実際に絵を売るっていうのを一生のうちにやってみたいなーって思って、行動に移せたっていうところがあるんですね。
この東京ピクセルさんっていうギャラリー、とっても素敵なので、いつかやってみたい目標の場所にはなったんですけど、結構若手の作家さんが多くて、かつその最初に話したように、販売目標を立てて、ちゃんと売り上げを上げるという作家でないと多分選んでいただけないギャラリーなのかなというふうに見てるんですね。
なので、いつかやりたいギャラリーということで、私の中にリストには入ってるんですけど、私は長年商業イラストをやってきたイラストレーターなので、こういった活動はまだまだ正直1年生みたいな感じなんですよね。
一生のうちにできるのって5回くらいだって、大洲さんの投稿に書かれていたんですね。もうちょっとできるんじゃない?って思ったんですけど、そう考えてみると、私も今までのイラストレーターになってから、グループ展とか商業的に書いたものの作品を展示して行う個展っていうのも入れると結構な数やってはいるんですが、
そういったものを除外して、純粋に自分の作品で自分オンリーの一人ソロ個展っていうのは、過去にまだ2回しかやったことがないんですよ。今回が3回目なんですね。48にして3回目なんですよ。
そう考えると、確かに本気で作品オンリーでしっかりとお金もかけて時間もかけてやれる個展って、一生のうちに5回くらいかもしれない。そうか、少ないなーって思いました。
作りためたものでね、純回転みたいな感じのことはできるかもしれないですけど、オール新作でグッズなんかもその時のために作り起こしをするみたいな個展をやるってなるとですね、本当に気力と体力と資金が必要なんですよね。まさにそんなに何回もできることではないなぁと、今やりながら実感してます。
本当は2年に1回とか3年に1回とか定期的に個展をやっていく作家になれたらいいなぁ、後半ね、そんな風に生きていけたらいいなぁなんて思い描いてやり始めたこの活動なんですけど、何回もできるものではないかもしれないなぁって思います。
そう思うと本当に今やってね、よかったなぁ、挑戦してよかったなぁって思いますね。今大きな絵を描いてるんですけど、めちゃくちゃ筋肉痛になるんですよ。
作品制作の挑戦
なんかね、制作過程を動画に撮りながら描いているので、時々ちょっとカメラを避けて変な体勢になって描いたりするっていうせいもあるかもしれないんですが、なんかね、やっぱりいろいろ体使ってんだなぁってね、すごい感じますね。
本当に元気なうちにやるべきことだなぁというふうに思ってます。そして今回、あの私実はイラストレーターのくせに、純粋な平面の絵で作品展やるの初めてなんですよ。なんかちょっと恥ずかしいんですけど、今までその純粋に自分の作品でやった個展2回やったことがあるんですが、
それはどちらも実は立体作品なんですね。私、過去には造形作家ですって名乗っていたこともあったんですけど、今は使ってませんがその肩書き。立体イラストレーターって言ったりもしてました。
まあいわゆる人形的なものを作って、それを撮影することでビジュアルを作るっていうのを作風にしてたんですね。なので過去にやってきた作品展はどちらも立体作品なんですよ。
立体なので立体の現物展示と、あとは私がこの肩にっていうプロの写真家さんに自分がディレクションをしてロケ撮影をしたりして、その写真作品を大判でプリントしたものを作品として展示してたんですね。
なので絵を描いてお見せするのは初体験なんですよね。そう、だから緊張してるんです。
で今まあ目標の作品点数にだいぶ届きそうな感じが見えてきたので、いよいよ一体だけ人形をね立体作品を作ろうかなと思ってるんですよね。
あの絵の作品の中に一体空間にポンと立体があったら映えるなーって思ってるんです。自分の頭の中では。なのでちょっとかなりブランクがあるんですけど、久しぶりに人形も一体ね、ちょっと作ろうかなと思ってます。
そしてこの人形を作るっていうのがですね、これこそ絵を描く以上にめちゃくちゃ体力がいるんですよ。すごい気力と体力がいるんですね。緻密な作業にもなりますし、絵を描く以上に間違えられない戻れないめちゃくちゃアナログな世界なんですよね。
まあちょっと彫刻作品とまで言うと大げさかもしれないですが、そういった感覚に似ているかもしれないです。でも、意を決してですね、いよいよ材料を久しぶりに出してきて、足りない材料も買ってきましたので、ちょっとね、やろうかなと思ってます。
まあ展示できるものに仕上がるかわかりませんが、会場に一体人形があることを祈っててください。
ほとんどの作家は一生のうちに多くて5回くらいだよ、古典できるの、という大妻琴さんの言葉を読んでもう実感しております。そうだなと思って、1回1回をかみしめて大事な古典にできたらいいなと思います。
ちなみにこの大妻琴さんという方は今ギャラリーのオーナーさんなんですけど、ご自身も刺繍作家さんでいらっしゃるんですね。ご自身が作家だからこそのこの説得力のある言葉だなと思って、私は大津さんの投稿とかノートの発信とかもすごく面白いので追いかけてみております。
URLを貼っておきますので、大津さんのノートもよかったら見てみてください。
イラストレーターの原井美でした。フォローやコメントをいただけるととても嬉しいです。また話します。
09:27

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