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2021-07-09 06:07

# 175 “ことばにできない”をことばにしてみると

愛
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“ことばにできない”をことばにしてみると
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親愛なる皆様、アロハです。幸せって何だっけ?研究所、愛です。
今日もですね、カナダのバンクーバーはとっても良いお天気でございます。
私の家の裏にですね、森がありまして、一応公園なんですけど、公園という名の森ですね。
川が流れてて、本当にね、いろんな高さの木がね、生えていて。
私はそこを散歩する時にですね、いつもね、じっと見つめてしまうものがあるんですけども、
それは何かというと、木漏れ日。木漏れ日なんですよね。
で、その葉っぱのね、いろんな高さのね、いろんな形の葉っぱが重なって、
そこからね、太陽の光がキラキラキラキラしてて、そして地面にね、影を落として、
この影がですね、またオツなんですよね。いろんな陰影の、いろんな濃さのね、影がね、
ものすごい、何て言うんですかね、揺らぎというか、まさにこの人間がね、コントロールできない陰影と、
そして揺らぎでもって、その影が揺れているっていう、その光と影っていうのもね、
本当にずっと見つめたくなるっていう瞬間が、いつも散歩の中であります。
なんかこういう自然の美しさとかね、不思議、愛おしさみたいなものを、
あらゆるね、アーティストの人たちは文字とかね、言葉とか絵とかね、何だろうな、表現していきたい。
それをね、夢見て、すべてのアーティストは夢見ているんじゃないかな、なんていうふうに思ったりします。
この木漏れ日っていう日本語を私たちは普通に使ってると思うんですけども、
これは英語とか他の国の言葉では翻訳できないらしいんですよ、一言で。
だから日本語だけにある言葉らしいんですよね。
それは日本人の人たちが、木から漏れる、木のね、葉っぱの隙間から射す日の光っていうのを感知している、認識している、
そしてそれを認識しているってことは愛おしいと思っている、大切に思っているっていうことなんですよね。
これって日本のこの木漏れ日って言葉だけじゃなくて、いろいろいろんなたくさんの言葉があるし、
そして他の国にもね、たくさんそういう言葉がね、日本語に翻訳できない、英語に翻訳できない言葉っていうのが、たくさんその国それぞれの言葉があるんですよね。
例えばなんかよく言うのはね、エスキモーの人たちの言葉にはその雪っていうものを表現するのにね、いろんな言葉があるとかね、
まあ日本だったら月を表現するのもすごいたくさんあるし、色の種類もね、日本の色の種類ってすごいたくさんありますよね。
日本人は、日本の話ばっかりしがちなんですけども、こういう世界のね、翻訳できない世界の言葉って、
みなさん本のね、タイトルとしてもご存知だと思うんですけど、
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すごいベストセラーになった本でもあるんですよね、翻訳できない世界の言葉。
このなんていう名前だったっけ、エラフランシスさんっていう方が著者で、そういう翻訳できない言葉を集めて、
そして彼女のね、すごい可愛らしい素敵なイラストと共に紹介している、そういう本があります。
私もこの本大好きなんですけども、例えば、ちょっと今見た限りではどこの国の言葉かわかんないんですけど、
初めてその人に会った時の自分の目の輝きっていうのが、なんだ、なんて読むんだろう、TIAM、それが初めてその人に会った時の自分の目の輝き、すごい素敵ですよね。
あとね、ウイスキーを一口飲む前に上唇に感じる妙なムズムズする感じ、これなんて読むんだろう、SGRIOB、わかんない、なんて読むかわかんないけど、
ウイスキー飲む前の上唇のムズムズを表す言葉があったりとかですね、
あとこれはなんだ、ボケット、あ、これ日本語だ、そう、何も特別なことを考えずぼんやりと遠くを見ている時の気持ち、これボケット、ボケットするって言いますよね、ボケットって言葉なのかな、わかんないけど、
あとイタリアなんかだとね、ドイツだったかイタリアだったか、ワインね、大好きな国、ワイングラスについたワインの跡がテーブルにつく、その名前があったりとか、
あと愛する人の髪にそっと指を通す仕草、これはなんていうのかな、カチュー、カフューンっていうのかな、何語なのかちょっとここから見る限りではわかんないんですけど、
本当にね、いろんな国のいろんなね、翻訳できない言葉っていうのがたくさんあって、
それってその国によってその人によって何か大事に思うもの、愛しいものっていうのがそれぞれ違っていて、でもそれぞれ本当にね、愛しいなっていうふうに思うんですよね。
なのでちょっと提案なんですけど、皆さんにしか、皆さん語にしか翻訳できない言葉っていうのをね、ちょっと一つ作ってみたら面白いんじゃないかなって思ったりします。
バナナを食べている時の所要時間とかね、これなんだろう、バナナを食べている時の所要時間とか、私だったらなんだろう、クロワッサンを一口噛んだ時の喜びとかね、クロワッサンの層が素晴らしく美しかった時の感動とかをね、何か一言、言葉にしてみるとかね、
なんかそういうふうにね、ちょっと言葉で遊んでみるっていうふうにすると、なんか見える世界もね、どんどんどんどん美しく面白くなってくるんじゃないかななんていうふうに思います。
皆さんは今日どんな世界とどんな言葉と出会うでしょう。またぜひ教えてください。じゃあね、バイバイ。
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