普通にね、この10年スパンで見たら、うわーかもしれないんだけど、そんなビリオネアとか言うのはちょっとあまりにもおこがましいというか、ちょっと言い過ぎだなっていう感じですね。
そうだね、なんかのユーティリティのところだけは、ちょっと可能性感じるかなみたいなぐらいだよね。
そうね、でもさ、日本でもさ、東京ガスとか東京電力の人ってさ、ものすごく高級じゃないですか。
まあそうだね。
そもそも高級なんですよね。
っていうのと、ブルーカラーって言われると、ブルーカラーかなみたいな。
いやそうなんだよね、要は肉体的な労働が業務の中に入ってるけど、じゃあなんかその中卒とかみたいな本当にさ、勉強全くしてない人なれますかって言うとさ、そんなこともない領域の職業だもんね。
そうなんですよね。
一応他の記事とかにもあるんですけど、ホーブスから出てる記事で、収入の多いブルーカラー色のトップ10みたいのもあったんですよ。
で、これの1位がエレベーター、エスカレーターの技術者。
あーはいはい。
で、これもね、上位10%の給与は14万ドル。だから年収2300万。で、中央値が10万ドルなんで1600万ぐらい。
みたいな感じなんですよ。
だから平均時給で言うと51ドルなんで、さっきのユーティリティに匹敵するぐらいの職種だったりとか。
なるほど。
あと7位に配管工とかパイプ作業員、蒸気管作業員っていうのが中央値で6万3000ドルぐらい。
だいたい年収で1000万ぐらい。
なるほど。
っていう感じなので、肉体労働なんだけど、技能が必要な職種系は上位に結構上がってきてるっていう感じですね。ブルーカラーの中でも。
なるほどね。技術職だよね。
そうそう技術職。だからブルーカラーとよりかは技術職の需要が増えてて給与も上がってるみたいな感じですね。
なるほど。
かける人手不足って感じかな。この辺が噛み合うとホワイトカラー職を超えてくるなっていう感じでした。
おやAIの文脈って感じだよね。
あれですね、AIでホワイトカラー職が今停滞してるんですよ。で若干下がってきてもいるし、失業率もちょっと上がってきてるんですよね。
これはレイオフの時にも話しましたけど、やっぱり今後伸びていくかって言われると伸びづらいんですよね。
ある特定の職種は伸びますけど、全体的には鈍化している。停滞している。
っていう中でブルーカラー全体は上がってきてる。けど細かく見ていくと特に技能系とかがぐんと伸びてる。
なるほどね。
っていう感じでしたね。
じゃあもともと多分人手不足もあるから、そういう傾向があるところをAIによって拍車がかかってるみたいな感じが近いのかな、はあると思いますね。
なるほど。
なので前澤さんとかもこの日経の記事を引用リツイートして、日本にもこの流れは絶対来るみたいなことを言ってたんですけど、
まあ来るとは思うけど、もうちょっと中身ちゃんと見た方がいいんじゃないとは思いつつ。
そういう文脈的な感じじゃないよみたいなところを言われる。
まあでも確かに一つ言えるのは、技能系は今後ものすごく重要になってくる。
これってやっぱりAIにも入ってこないし、ロボットが来たとしてもなかなか学習させることが難しい。
できたとしてもコスト的に入れるのが大変だったりとか、かなり超えないといけない壁が多いから、
だからしばらくはこの技能系っていうのはすごく需要が高まるし給与も高くて、かなり安泰なんじゃないかなと。
なるほどね。
なんかそれこそね、そういう職業ってさ、ゆうは昔ながら、
僕なんてよく平岡さんから好きだねその言葉って言われるけどさ、やっぱ手に職って言葉があるようにさ、
まさしく手に職って言われるような人たちのさ、部類の職種だったよね。
まさにそうだね。
なのでまとめると、平均的な逆転っていうのは起きてないと。
ただやっぱ現場系は強くなってきてるし、技能系はもう特にプレミアがついてってるような感じですね。
なんで収入格差が少なくなってきている。
なるほどね。
格差が減ってきてるっていうのは事実かなって感じですね。
で、そういった現象は日本にも起きてくるんじゃないかなとは思うし、
未来雇用レポートの話でもやっぱりブルーカラー系だったり技能系とかの仕事ってすごく増えるって言われてるじゃないですか。
だからこれは全世界的に起きてくることなんじゃないかなと思ってます。
なるほどね。
じゃあまあ昔みたいにホワイトカラーは高収入、ブルーカラーは収入が低いみたいな、
そういう偏見的な見方はもうなくなっていくみたいなイメージだよね。
そうですね。
じゃあですね、格差が少なくなってきていると。
ってなった場合に、さっきお話しした職種って大学卒とかあんまいらないんですよ。
高卒とかで十分で。むしろその技能の方が大事。
ってなった時に、今学生の方だとかこれからね、どう学歴を積んでいくのかっていう方からしたら、
え、すっごい高いお金払って医療とか弁護士とかコンサルとか行ったところでどうなのって思っちゃうよね。
そうだね、思うね。
なんかちょっとコスパ悪そうとかも思っちゃうね。
そうね、だってね、大学ね、学費結構な先行投資みたいなもんだからね、あれって。
そうそうそうそう。
ね、場合によって1000万とかさ、2000万とかかかるとこもあるわけで。
だから今からまだね150年ぐらいしか経ってないんですよね、この学歴の制度って。
そうね、古いようには感じるけど、まあ確かに長い歴史で考えたら大したことはないよね。
そう、1世紀範囲は高々。
つまりこの戦後の9年義務教育っていうのは、国をまとめて人材を育てるための仕組みとして作られたんだけど、なぜそれが作られたかっていう意図としては、少ない時間で人を見分ける必要があったからなんだよね。
あーなるほどね。
誰がどのくらい何ができてっていうのがわからないと、いわゆるシンプルな話で、人材配置ってめちゃくちゃ難しいじゃん。
だからすごく理にかなってるんですよね。この国を強くしていこうとか、生産性を上げていこうとなった時に、じゃあみんなが一律でそこを上げようと。
で、上げた上でこの人はこのくらいできて、この人はこのくらいできなくてっていうのがわかったら、じゃあこの人はここを採用しようとかっていうのがすぐわかるよね。早いよね。
だから短時間で人を見分ける必要があるから、学歴ってすごくわかりやすい合図として便利だったわけですよ。
でもこの学歴って今の時代合ってるの?150年の時を経てみたいな話なんですよね。
そうだね、だって今そういう話するとさ、学歴差別だとかさ、学歴フィルターがどうとかさ、いう話になるじゃん。
でもね、もともとを正せばフィルタリングするために作られてるわけだから、学歴フィルターって正しいよねっていう話にもなっちゃうもんね。
でもそうすると差別的だみたいな話になるわけじゃん。
そう、フィルターっていう言い方があれかもしれないね。僕は学歴の本質何かって言われると、証明だと思うんですよ。
あーなるほどね。
東大行けば相当勉強しないといけないわけじゃないですか。この人は勉強に対してすごく努力をしてきて頭がいい人だという証明にはなるよね。
そうだね。
だから学歴っていうのはやっぱ証明ということを考えた時に、この証明っていうのがどんどん今後大事になってくるんじゃないかなって思うんですよ。勉強以外で。
あーなるほど。
話を戻すと、さっきのブルーカラー、今後技能がすごく大事って話をしてきたじゃないですか。技能にも証明ってあるよね。
まあそういうこと、資格とかそういうこと?
資格とかもそうですし、だから学歴と技能っていうのがどんどんイコールになってくる時代になってくるんじゃないかなっていうのが僕の考え。
あー学歴と技能がイコールになるってこと?
そう、学歴があればいいとこに入れるっていう図式だったものが、何ができるのかが最も重要視されるような時代になってくるみたいな感じかな。
あーなるほどね。結構資格とかそういうものの価値が昔よりも上がってくるっていうことかな。
っていう風に僕は考えてるって感じですね。
あーなるほどね。
証明する力の方が大事かなと思ってて、しかもそれがもっと小さく早くなってくんじゃないかなっていう風に思ってるんですよね。
小さく早く?
そう、普通さ、学校出てさ、大人になってから資格勉強したりとか、学歴をやりながらその資格勉強をやったりとかするじゃないですか。
じゃなくて、もう通ってる最中に資格を取るとか、なんならもう学校通わずに資格を取りに行くとか、
そういう選択肢がどんどん増えていくんじゃないかなって。
あーなるほどね。
現場に必要な資格とか技能とかを取得して、その技能もさ、1から10ちゃんと覚えてから現場行くとかじゃなくて、
今これが求められてるから、この1と2だけを取って現場行くみたいな。
で、その現場でやって月3と4覚えてねってなった時に、また技能職業訓練校とかそういうところに戻って、学校に戻って3と4学んでまた行くとか。
で、今後はこれが必要になったから、今度はこっちのスキルを学びに行くとか、なんか小さく早くどんどんPTCが回っていくような。
あーなるほどね。だから長い学校教育の果てに1つ資格を取って就職みたいな、そういうロングスパンじゃなくて、
細かく細かく、これをやるからこの資格、これをやるからこの資格みたいな感じで細かく動くようなイメージなんでね。
イメージなんかそんな感じになるんじゃないかなってなんだか思ったんですよね。
なるほどね。まあ確かになんかありえそうな未来な気がするよね。
そう、なぜかっていうと今はAIに大体されにくい領域でかつ現場で技能が求められるもの。
そして人手不足。これが必要になってくるって考えた時に長期間かけて技能を覚えていく暇はないじゃないですか。
なのでとにかく小さなことをたくさんできる人でいろいろ回していく。
なんかそんな風になっていくんじゃないかなってなんとなく想像したって感じですね。
なんかじゃあ資格のあり方みたいなのが変わるというかさ、今ってなんかその何々の資格を取得するかしてないかだけじゃん。
なんかその英検みたいな感じでさ、なんか1級2級3級みたいなさ、まあ資格によっては多分あると思うんだけどもっとそういうのが増えてさ、
なんかあの5級持ってるんだったらこの仕事までやらせるけど3級持ってたらこっちの仕事いけるよみたいなさ感じで細かく分かれるとかさ。
そういう資格とかが増えたりとかそういう見方をする会社が増えたりみたいなことはありそうだよね。
そうですね。今既存にあるけどそれがもっと社会に組み込まれていく可能性はすごくあるなと思ってますね。
車の免許とかわかりやすいよね。普通のオートマだったらマニュアル乗れないし。
じゃあマニュアル乗れるようになったらこんなことできるからこの資格取ろうとか。
そういうふうにもっと細かく小さく学歴と技能がイコールになっていくそんな世界が僕はちょっと見えてきた。
じゃああくまでもいろんな資格の中で学歴はあくまでもその勉強みたいなものを証明する一つの資格みたいな位置づけになってくるみたいな。
今絶対的じゃん。学歴って。
昔に比べたらそんなことはないか。
でもやっぱり大手企業さんとかだったらまだまだ色濃く残ってると思うけどね。
色濃く残ってますよね。僕中卒でどこにも面接すら行けなかった感じね。
でもある意味ではやっぱそこ足切りされ安い場所ではあったりするよね。
フィルタリングされる側でしたからね。
ちなみに余談なんですけど明治期に官僚養成校として東大、当時の帝国大学ですね。
創設されると以降の高級官僚登用は東大合格者が独占する形になったらしいんですよ。
だから東大卒業者は合格して役員になってむちゃくちゃいい待遇を受けられてたんだって。
やっぱそれがね今の民間企業で色濃く残ってるっていうある種の慣習みたいな感じなんだろうねって思います。
それをモデルケースにして民間もやっちゃってるからそれが残っちゃってる。
でも確かにねなんか昔就活してた時とかにさやっぱその大卒か高卒かでさ大卒は幹部候補で高卒はそうじゃないみたいなのとかやっぱあったもんね。
だからそういった意味で言うと学歴の証明する力っていうのは倫理的だったりとか立場上必要なものだったりとか
あと上位ネットワークみたいなやっぱあるじゃないですか。東大を出てる親は子供東大みたいな感じでその東大コミュニティみたいなのもあって
そこでしか出会えない人たちもいて上流国民じゃないですけど。そういう意味での学歴は全然残ると思うんですよね。
だからまあ医療なんて絶対資格必要だし弁護士云々もそうですけど
それにあのハーバード大学に行く目的もそこに行くお金を持ってるような人たちがないといけないからそういう人たちと繋がれるわけじゃない。
ハーバード行くのに2000枚必要ですってなったらまず浮遊層じゃなきゃいけないじゃん。
向こうで出会った人でめちゃくちゃ金なくてみたいな人と出会う確率は相当低いよね。
相当低いですよね。まずスタートライン立てないじゃないですか。
だからそういう人たちのコミュニティを築くことによって打算的な人脈を築こうというような狙いとして学歴を取っていくっていうのは一つ選択肢としてはまだ全然残りそうだなっていう感じですね。
だからこの学歴社会ってねすごく深掘ってみると面白いんですよね。
なので話をまとめるとこれからはもうすでにですけど学歴だけじゃなくてむしろ能力主義にどんどんシフトしていくんじゃないかなとは思っていて。
そうなってくると学校のあり方とか教育のあり方も根本から変わってくるだろうなと。
技能とかそっちに事業とか教育方針っていうのは変わっていくんじゃないかなっていうふうにも思ったりするんだよね。
変えていかないと良くない気がするよね。やっぱり世の中がそういう方向になってるわけだから即さないと突然卒業した後に思ってた世界と違うみたいな状況にもなりかねないじゃん。
そうね。適応していかないといざ卒業したとこであまり意味ないみたいなことにもなりかねないよね。
だから本当にたかたか150年ぐらいの歴史なんで今後すごい変わってくんじゃないかなこの学歴っていう制度も必要とされるものもこれがAIによってすごく変わってきてるなっていう感じですよね。
なので今日のキーポイントはAIに代替されにくい領域かつ技能かける人材不足っていう点ですね。