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2025-07-10 30:59

#2-4 今後のAI検索で重要なquery fan-out(クエリファンアウト)とは

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AIメディアを運営する2人がAIのメガトレンドや論文、ユースケースを30分で解説。AIの未来を「ながら聞き」でキャッチできるPodcastです。

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サマリー

今後のAI検索において、クエリファンアウトは非常に重要な技術として強調されています。この仕組みにより、ユーザーが入力したクエリに対してAIが複数の関連検索を同時に実行し、幅広い情報を収集することが可能になります。本エピソードでは、Googleが導入したクエリファンアウト技術とその影響が探られます。この技術がSEO戦略やAI検索にどのように関与しているのか、また将来的に注目されるポイントが深掘りされます。今後のAI検索では、クエリファンアウトが重要な要素として注目されています。本エピソードでは、ユーザーファーストの視点からクエリファンアウトやGoogleの動向について議論されます。

クエリファンアウトの重要性
AIメディアMiraLab AIの竜之です。同じくMiraLab AIの平岡です。この番組は、AIメディアを運営する2人が、AIの未来を考察するポッドキャスト番組です。それでは本日のトークテーマをお願いします。
今後のAI検索で重要なquery fan-outとは、
クエリファンアウト。
はい。
なんですかそれ。
このね、クエリファンアウトという言葉がですね、今後AI検索の時代ではですね、めちゃくちゃ重要になると思われるので。
そうなんですね。
はい。今回ちょっとマーケティングとかウェブ担当者とかそっち向けのちょっと内容になるかなっていうところではあるんですけども、
Googleがアメリカで導入したAI検索機能のAIモードがあると思うんですけども、この中で使われている技術がこのquery fan-outという技術でして、
これはですね、AIオーバービューとか、あとAIモードとかの根幹をなす技術なんですよ。
だからウェブ集客に関わる方だったら今後ね、SEOとかアルゴリズムとか、一般的に使われている用語と同じようなニュアンスでquery fan-outがみたいな感じで頻繁に今後使っていく可能性があると。
なので今回はそのquery fan-outを紹介しようと思うんですけども、最終的にですね、query fan-outによって今後のメディアはですね、点や線ではなく面で戦うような時代が来るんじゃないかなというふうに思いますので。
検索エンジンの仕組み
なるほど3Dってことですね。
3Dってわけじゃないけど。
まあでもそのあたりの理由とかを紹介していこうかなというふうに思います。
じゃあまずquery fan-outの仕組みを理解する前に、現在の検索エンジンがどのような仕組みで動いているのか。また通常のLLMとAI検索にはどんな違いがあるのかというのをちょっと説明します。
まず従来型のウェブ検索エンジン、GoogleとかBingみたいなのは、主にクロールをしてインデックスされてランキングされるという3段階の仕組みで動いていると。
クローラーって呼ばれるボットがインターネット上の無数のウェブページを巡回するわけですよ。
で、各ページのコンテンツとかリンク構造を収集しますと。
次にインデックサーっていうところが収集したHTMLを解析して、単語ごとの出現位置とかを関連した点値インデックスみたいなのを作成するわけですよ。
で、これによって特定の単語に対応するページ群みたいなのが決まって抽出ができるようになると。
で、それをユーザーが検索キーワードを入力すると、検索エンジンはこのインデックスを参照してGoogleとかBingとか、それぞれが持つ独自のアルゴリズムでランキング付けをしたものが表示されるっていう仕組み。
なので、ユーザーはそのランキングの上位のページを見るみたいな流れですね。
なんかたつけって調べたらたつけのページが出てくるみたいな、その単語で表示してるみたいな。
そう、それとページ群を紐付けて、かつそのページ群を順位付けしてるみたいな。
たつけに紐付いたページ、かつどれがランキングとして一番上なのかみたいな、そういうのを評価してるってことですね。
なるほどね。
じゃあLLMにもいろいろ聞けるじゃん。LLMとAI検査が何が違うのということで、
通常のLLMはこれ前回話したと思うんですけど、自己回帰型なので、要はその手前の文字に合わせて確率で次の文字を出してるだけなんですよ。
だからモデル内部の統計パターンを頼りに予測してるだけなので、新製品の情報とかリアルタイムのニュースとか、
学習済みの知識に含まれないものに関しては要はハルシネーションの原因になっちゃうわけだよね。
なるほどね。
じゃあ一方GoogleのAIオーバービューとAIモード、これ共通してるのはナレッジグラフって呼ばれる知識データベースを利用してるのよ。
これはナレッジグラフっていうのはGoogleが保有する人、場所、物などの実世界のエンティティ、実在とか存在とその相互関係を整理した巨大な知識ベースがあるわけよ。
なるほどね。
クエリファンアウトの具体的な機能
だからよくさ、芸能人の身長とかでGoogleで調べるとさ、もう170何センチでピッて表示されたりとかするじゃん。
ああ芸能人の身長とかね、年齢とか。
そう、東京タワーの高さはとか調べるとウェブページの前にさ、何メートルですみたいな検査結果でピョンって表示されるじゃん。
あれは要はナレッジグラフに全部の情報が入ってるわけよ。
ああなるほどね。
そう、だから生成モデルとか音声アシスタントの裏付けデータとして使われてて、
2022年の時点で約500億件のファクトと50億個のエンティティが収録されてると。
ものすごい数が入ってるわけよ。
で、さらに今もこれがどんどんどんどん拡大中。
で、このGoogleのAIオーバービューとかAIモードっていうのはその自由生成を行う前に、
このナレッジグラフから信頼できる事実を取得するんだよね。
その情報もとに生成を行うように強化学習されてるから、だからハルシネーションの発生を抑制してるっていう仕組みなわけ。
要はラグみたいなものだよね。
要はラグみたいなもの。それを常に最新に保ってるものを必ず参照するようになってる。
なるほどね。
っていうのが今のこのAIオーバービューとかAIモードの仕組み。
はいはいはい。
じゃあそのAIオーバービューとAIモードって何が違うのっていうところもあるじゃん。
AIオーバービューはあれだよね。調べた時に一番上に回答出てくるやつ。
そうそうそう。従来の検索結果の上に表示されるもの。
AIモードはあれだよね。パワープレイシキティとかオープンAIみたいな感じでチャット形式で回答を引っ張ってくるみたいな。
そうまさしくその通りですね。だからAIオーバービューの役割としては要約なのよ。
だからあくまでも検索結果の要点を迅速に把握するっていうのが目的とあるから。
だからその複数回検索が必要だった質問に対していろんな情報から引っ張ってきて素早く理解することができると。
グーグルが公開しているホワイトペーパーによるとAIオーバービューを利用するユーザーは検索回数が増加し検索結果に対する満足度も高いことが確認されていると。
特に18歳から24歳の若年層では利用率とエンゲージメントが著しく伸びているというふうにグーグルは報告していると。
そうなんだ。
らしいですよ。
本当かなって感じですけどね。
でも実際に僕もオーバービュー出ると楽だってなる。
確かにそれ見て完結したこと多いよね。
多いですね。で、AIオーバービューは検索における情報探索を支援するために特別に設計されているから、
グーグルが開発したジェミニの独自カスタムのジェミニモデルを使って、
グーグルの既存の検索システム、品質とかランキングシステムと連携して動作するわけよ。
だから従来型の検索タスクでインデックスから質の高い関連情報を抽出して、それを基に概要を作成して裏付けを行う。
だからAIオーバービューの品質を保ってるんだよっていうこと。
要はグーグルが元々の検索ランキングシステムがあるじゃん。
それの上位のものから抽出してるから、だからハルシネーション少ないよねっていうロジック。
そもそもグーグルの検索システムが素晴らしいでしょみたいな前提の話なんだよ。
なるほどね。
だからグーグルのインデックスされたものをラグとして使っているみたいな印象であってる?
っていうよりかは、もう使ってる。それはナレッジグラフも使ってるけど、
要はグーグルの今の検索結果の上位に表示されているサイトたちあるじゃん。
あそこから情報を持ってきてる。
なるほどね。
だからグーグルの検索結果の上位に表示されているサイトたちは信頼性があるでしょと。
そもそもね。
だからハルシネーションも少ないよねっていうのがAIオーバービューのロジックなのよ。
AIオーバービューね。
だからあくまでも今の検索の延長線上にあるのがAIオーバービューズ。
あとはグーグルが不適切なコンテンツがスパムを排除するセーフサーチとかスパムブレインとかっていう安全対策があるんだけど、これも統合されてるんだよね。
だからグーグルの検索結果の上位にスパムサイトってあんまり表示されないようになってるじゃん。
だからAIオーバービューズでもスパムサイトは利用されないみたいな、そういうロジックがあるっていうこと。
で、AIモードに関してはさっきヒランも言ったみたいにパワープレイみたいな感じでチャットベースでやり取りするものなんだけど、
これはそのAIオーバービューズの機能をさらに拡張した検索モードになってて、特に詳細な探索、推論、または比較が求められるクエリに役立つっていうふうにされてるのよ。
だから新しい概念を探索したりとか、オプションを比較したりとか、複数ステップを要するニュアンスの質問。
あれを調べた後に、じゃあこれってどうなのみたいな、そういう複数ステップが必要なもので有効ですよと。
で、初期テストの結果、AIモードに入力されるクエリは従来の検索クエリの2倍の長さ、めちゃくちゃ長い文章で検索されてると。
ユーザーは製品の比較、ハウツーガイドの作成とか、旅行の計画立案みたいな、探索的で複雑なタスクをAIモードで活用しているというふうに言われてると。
普通のAIの使い方ですよね。
そうそう。で、当然Webのリアルタイム情報とか、さっき言ったナレッジグラフもそうなんだけど、それとは別に500億点以上の商品データにもアクセスしてるのよ。
だからそれで調べてるんだけど、その時に要はWebのリアルタイム、ナレッジグラフ、500億点以上の商品ってものすごい数にアクセスする必要があるわけじゃん。
そこで活用されてる技術がこのクエリファンアウトっていう手法でアクセスしてるわけよ。
ようやく出てきて。
そう。だからこのクエリファンアウトが重要だよっていう話で。
クエリファンアウトは何かっていうことなんですけど、これはユーザーが入力した検索クエリに対して、AIが裏側で複数の関連検索を同時に実行する手法なのよ。
具体的に言うと、元のクエリを類義語だったり、下の概念だったりとか対義語とか、複数の視点から分解してそれぞれを並行して検索エンジンに投げると。
幅広いサブトピックとか、多様なデータソースから情報を収集するっていうのが、このクエリファンアウトの仕組み。
で、このクエリファンアウトの仕組みに関して、バリューズっていう会社の事業責任者やられてるロベルトさんっていう方がノートに公開してる考察がちょっとすごい面白くて、
これちょっと共有しようかなっていうふうに思うんですけど、この考察によるとクエリファンアウトがどのように機能するかは、
Googleが過去に取得した特許を調べることである程度推察することが可能だよっていうことを言ってて、
それがSearch with Stateful Chatっていう論文と、Systems and Methods for Prompt-Based Query Generation for Diverse Literaturesっていう長い2つの論文なんですけど、
どういうことかっていうと、1つ目の論文は検索のクエリに対して創造的で応用応答用のLLMとか、検索結果要約用のLLMとか、クエリ明確化用のLLMとか複数のLLMがあって、
これをそのクエリに対して選んでLLMを使わせるみたいな、そういう特許技術があるわけ。
もう1個の方は特定の関係性、質問とその回答、主張とその裏付けみたいな文章のペアを見つけるみたいな、そういう特許2つとも。
この特許の2つがおそらくAIオーバービュースとかAIモードで活用されてるんじゃないかっていう考察。
これを考えると、例えば曖昧さを解消するサブクエリみたいなのがあって、これは例えばJaggerっていう風にユーザーが調べた時に、
これがその動物のJaggerを指すのか、自動車ブランドのJaggerを指すのか、みたいなのってわかんないじゃん。
これをきっと曖昧さを解消するためのサブクエリがそこで一個走るわけ。
他にも、体にいいお茶っていった時に、それがそのカフェインが少ないを指すのか、ダイエット効果があるを指すのか、みたいなその潜在ニーズがあるわけじゃん。
それを今度明らかにするサブクエリがここで走ってくると。
みたいな感じで、他にも詳細を掘り下げるとか、主張を指示、または反証する証拠を主張する、エンティティ情報を取得するとか、直近のセッションで言ってる文脈を入れるとか、パーソナライズさせるとかっていうのが、
ワッて一気に走って、さらにそこから細分化されてワッて走って、みたいな感じで、ものすごい数のいろんなところをワーって調べていく、みたいなのがクエリファンアートの仕組み。
割とLLMの仕組みというか、他のAIサービスの仕組みとほぼ似てますね。
AIチャットベースというか、LLMはLLMだからね、ベースはね。
クエリファンアウトの導入
ジェームスパークもそうですし、ノーションAIとかもそうですけど、ユーザーからすると、チャットでやってるだけだけど、内部でいろんな複数のツールキットとかサービスが裏でブワーって並列で動いて、一つの回答に持ってくるっていう仕組みって、基本どこもやってることだよね。
まあそうだね。
それも同じようにやってる?
そう、それをそのいわゆるクエリっていうものに対して最適化されてるみたいなイメージなのかな。
でもパワープレイとかもね、そういうのやってるしね、チャットGPTのいわゆる検索モードもそうだけど、ディープリサージもそうですけど、曖昧を回避するとか、そういう経緯がいろいろ走ってるんだよね、裏で。
だからGoogleのクエリと何が違うんだろうなって気になりましたね。
確かにヒラが言ったみたいに、他もやってるよねっていう話なんだけど、これは技術的な話で言うと、おっしゃった通りパワープレイとかもうどこもやってる、当たり前の技術なんだけど、これを要はGoogleがクエリファンアウトっていうふうに命名して発表したみたいなノリ。
なるほどね。
今回このクエリファンアウトっていう技術を使って、こういうことやってますよみたいなことをSEOとかやってるメディア向けにホワイトペーパーを出したことによって、そっちの人たちが注目したみたいな流れ。
だからもうAIの開発とかを裏側の仕組みとかまで作ってる人からしたら、もうそれこそラグの検索とかにも使われてるようなものだから、昔ながらの当たり前の技術だよねみたいな話になる。
なるほどね。
なんだけどこれをGoogleがクエリファンアウトという名前でマーケティングしたみたいなノリというか。
そういうことね。
技術的には結構一般的というか。
一般的っちゃ一般的。
なるほどね。
パワープレイとかそういう検索も同じことは使われてる。
なんだけど、やっぱりこのクエリファンアウトってわざわざGoogleが改めて名前をつけて発表したっていうことは、やっぱここがかなり今後の戦い方、AI検索の戦い方では肝になってくるっていうのは明確だよね。
SEO戦略の変化
じゃあその今後SEOに代わるこのAI検索でどういう戦い方がいいのかっていう話なんですけども、これまでのSEOでは1記事1キーワードで戦う戦略っていうのが主流だったと思うんだけど。
例えばダイエットっていうようなキーワードだったらダイエットの記事を書くみたいなことだよね。
そうそうとかあとはダイエット、腕とか腕ダイエットについてとか部分痩せ方法とかそういう1キーワードで戦う戦略が主流だったわけよ。
今後はそのサイト全体で特定のトピックを網羅的にカバーできてるのかっていう面での評価がやっぱ重要になる。
じゃあ例えばダイエット、腕、足、お腹みたいな。
それをだからその1記事で全体的に全部網羅するのかっていう作成ももちろんあるんだけど、どちらかというとサイト全体ですべてにことを書いておくみたいな。
じゃあそのサイトの設計として腕、お腹、足みたいな感じで全部書いてあると。
全部書いてあると。
1記事ってよりかはサイトで書いてある。
で、トピッククラスターとかっていう技術というかそういうスタイルがあって、細かい記事を1つにまとめてあげてダイエットっていう記事にして、その中にはダイエットの腕、足、お腹とかっていうのが細かく書かれてるみたいな。
トピッククラスターっていう概念があるんですけど、これ今でも重要なんだけど、これが今後より一層重要になってくるっていうこと。
そういうこと。
で、AIオーバービューズ、これ何でかっていう理由なんですけど、AIオーバービューズではデータボイド対策っていうのがされてるのよ。
データボイド。
そう、データボイドっていうのはウェブ上で高品質な情報が不足している検索クエリ。
だからAIオーバービューズって高品質なウェブ結果を元に概要を生成してるじゃん。検索結果がそもそもいいよねと。
だからこのサイトの情報を概要として出せたら、AIオーバービューズとしてはいいものが出てくるよねっていう概念じゃん。
だけど、そもそもウェブの検索結果に誤解を招くような内容とか役に立たない情報が表示される恐れがあるわけよ。
品質が悪い検索結果だと。
そうね。
そう、そういうときにはオーバービューズを出さないように表示を制限するっていうのが入ってるんだよね。
つまり、超ローグテッドキーワードとか新しいトピックについては今後もAIオーバービューを出さない、表示されない可能性があるから、既存の検索のシステムと戦って方法でやっていける。
ユーザー行動とトラフィック
もし、AIオーバービューが表示されたとしても、自分のサイトが選ばれる可能性が高まるってことがあるわけじゃん。
例えば?
だからもうめちゃくちゃ超ロングテールだよね。ニッチな森林歩き方か刺されないみたいな。
あー、そういうこと。
そうそうそう。
オープンAIとかは超ロングテールキーワードにはならないの?
オープンAIはロングテールにはならない。
やっぱりトレンドに近いのあれは。
オープンAIはそうね、今となってはオープンAの記事いっぱいあるけど、オープンAが出たての頃とかチャットGPTが出たての頃とかは、あれは新しいトピックについてのキーワードっていう扱い。
例えば誰も書いてるサイトがないから、1サイトしか検索結果にないわけじゃん。ってなったらそれをオーバービューしないよねっていう。
そういうこと?
そうそうそう。
じゃあ海とかそういうことではなくて、誰も検索せんやろそれみたいな感じの超ニッチなキーワードってこと?
そう、超ニッチなキーワードってこと。
じゃあそれはSEOとして残っていく?
そう、それはSEOとして残っていくんだろうっていう。で、AIオーバービューがもっとやったとしても結局はそれが選ばれるよね。
あーそういうことね、なるほど。
だからこれはAIオーバービューの戦い方として、そういう広くロングテールで書いていくっていうのがAIオーバービューの戦い方。
でもAIモードもやっぱりさ、大事じゃん。
で、AIモードの方では、例えばハウツー系のクエリだと画像や動画を優先的に表示する仕組みが導入されてたりとかしてるのよ。
だからそのユーザーが視覚的に理解しやすい情報を求めるっていう傾向は今後も続く。
だからそのユーザー心理を理解して、しっかり視覚的コンテンツを充実させることが大事なんだよね。
だから結局のところ、従来のSEOの方向性とオーバービューとかAIモードってそんなにやることって変わらないっていうのがある。
だからGoogleの掲げるユーザーに焦点を絞れば他のものはすべて後からついてくるっていう理念があるのよ。
だからAI検索は従来のSEOで実現できなかったレベルのユーザーの利便性を追求できるってGoogleが判断してるわけじゃん。
だからウェブサイト運営者としても、結局ユーザーにとって何が最適なコンテンツなのかっていうのを提供するっていうその本質の部分は今後も変わらないっていうのが言える。
だからあんまりそのAIモードが出てきたとしても、要はそのクエリファンアウトとして様々な情報を網羅的に引っ張ってくるから。
だからサイトもとにかく面で網羅的に戦っていって、とにかくリンクとして表示されるようにするっていう。
今までとあんまり戦い方変わんないよねっていう話なんだよ。
でもなんだけど、そもそもAI検索に表示されたとしてもクリックされるのかっていう話があるわけじゃん。
そうですよね。やっぱゼロクリック問題。
ゼロクリック問題ありますよね。
これ結構大事で、これがですね、興味深いことにGoogleが公式に公表しているデータと、
あと第三者が業界の調査によって出しているデータに結構帰りが見られるわけですよ。
そんな違うんだ。
このデータのズレを考えると改めてクエリファンアウトが重要なんじゃないかなっていうことがわかると。
で、GoogleはAIオーバービューズとかに関して従来の青リンクと比較して表示された場合よりもクリック数が多く、
訪問者の滞在時間も長いっていうふうに言ってるんだよ。
そうなんだ。
そう。だから要するにGoogleはAIオーバービューズはゼロクリック検索を増やすところか、
むしろ多様なサイトに対して質の高いトラフィックを送り込んでるっていうふうに言ってるんだよね。
そんな感じしないなっていうところがあるじゃん。
トラフィック下がってる印象しかないですね。
第三者機関の調査でも実は似たような傾向が見られてて、
ワードストリームっていうところの統合調査では、
企業の63%がAIオーバービューズ導入後にオーガニック流入が改善したっていうふうに言ってるんだよ。
本当って思うんだけど、新聞社系のメディアでは逆にトラフィックの減少が見られるんだよね。
新聞社だと。
新聞社系。
はいはい。
例えばウォールストリートジャーナルが出してる記事で、
シミラーウェブっていう外部の調査ツールによる調査データっていうのが出してるんだけど、
それでハフポスト、ワシントンポスト、ビジネスインサイダー、ニューヨークタイムズの
オーガニック、Googleとかからの検索のトラフィックに関する分析データを紹介してて、
例えばハフポストは過去3年間で半分強減少。
ワシントンポストも過去3年間で半分強減少。
ビジネスインサイダーは2022年4月から2025年4月の間で55%減少。
ニューヨークタイムズも3年前の44%から2025年4月に36.5%に減少。
なるほどね。これ分かったっすけど、たぶん当たり前なんですけど、
ユーザーからしてテキストで済むようなものは林行さなくていいから終わるよね。
トラフィック下がるよね。
そう。まさしくそれ。
画像とかテキストだけじゃ分かりづらいことはクリックするよね。
そもそも求めてるから質が高いよね。
AI使ってる視点でそもそも結構感度が高いじゃないですけど、
上がるよねっていう印象はあるかもしれないですから。
本当まさしくそれで情報探索をして、
要は長文でより深く深く調べようって言ってるものに関してはクリック数は増加するんだけど、
速報ニュースとかとにかく事実を見るっていうクエリに関してはゼロクリックが進んでるわけよ。
だから今ヒラが言ったのがまさしくそれで。
ユーザーからしてはそうだよね。
当たり前っちゃ当たり前だよね。
だから特にクエリファンアウトの技術がよりフルで動く瞬間、活用される瞬間っていうのは、
発見比較系のクエリでクエリファンアウトが動いて、複数のリンクが同時に提示されたりすることが多いわけよ。
なるほど。
だからこの発見比較系のクエリって何かっていうと、要は何かを探し求めて見つける。
何かと何かを比較する。
つまり最終的にユーザーが購買とか申し込みとか具体的な行動を起こす可能性が高いようなクエリのことなんだよね。
だから今後のメディアとかっていうのはそのユーザーが何かそのアクションを起こすような、ユーザーにアクションを促すようなコンテンツを作らなきゃいけないし、
それを作ればそういう記事ってのは率先として的にクエリファンアウトが拾ってくれて出てくる。
だから面で戦ってこういうアクションを起こす記事を増やすことによって網羅的にクエリファンアウトが拾ってくれるようになるっていう。
なるほどね。
速報系のニュースとか単純な事実を確認するだけはもうちょっと厳しい。
確かにね。
だからこの傾向ね、広告収益っていう視点で考えるとやっぱりそのページビューに収益が直結しているアドセンス系のウェブサイトは厳しい。
一方、成果報酬型とか自社で商品やサービスを直接販売するウェブサイトは質の高いトラフィックを獲得できる可能性が上がる。
だからやっぱりそのAIオーバービューによって企業の60何%がさ数字が改善したって言ってるじゃん。
だからやっぱりその自社で商品を持ってサービスを持っているところは質の高いトラフィックが来てくれてるからコンバージョンがすごくいいんだよね。
だけど新聞社みたいに見せるだけっていうものはトラフィックが全然来なくなっちゃうっていう。
なるほどね。
だからクエリファンアウトでどういうものが表示されてどういうものがクリックされる傾向にあるのかっていうのを今後もっともっとリサーチしていかないとウェブ担当者は厳しくなっちゃう。
だからこそこのクエリファンアウトについて知るのが大事だしさっきクエリファンアウトについて推測考察の話したじゃん。
ああいうのとかも要はどういうものが表示されるのかとかっていうのをそこで知っておくことが大事っていうことだよね。
クエリファンアウトの重要性
なるほどね。確かにそのユーザーのことを考えた時に物を買うっていう動線って必ず踏まないといけないじゃないですか。そこに。
だからアクションを促す瞬間のコンテンツっていうのはやっぱりトラフィック上がるよねっていう前提ってそこのプラットフォームがショッピング機能とかを入れない限りっていう前提な気もしてるんですよ。
なるほどね。
何を言いたいかっていうと多分それも全部わかっててパワープレとか買い物機能めっちゃ強化してるしチャットGPTオープンAIもショッピング機能入れてるじゃないですか。
多分彼ら全部わかってるんで買い物を抑えに来てるんだよね。だから今言った話ってこれからどのAIが買い物も含めたデファクトスタンダードになるかによって機能しなくなる可能性もあるなってちょっと思ってますね。
それはあり得るよね確かにね。
だからGoogleのAIモードがSEを壊すんじゃなくて多分AI全体がSEを壊していくっていう可能性も全然あるなって思いましたね。
だからデファクトスタンダードになるそのAIツールによってそれがそのショッピング機能とかも入れてそこのツールで完結するようなものがデファクトスタンダードになっちゃったら今言った話ってもう全然成立しない。
そうしないんだよねと思って。
あと前に言ったあのロングテールの話もしてたと思うんですけど誰も検索せんやろそんなキーワードみたいな。
をだけを調べてくれる検索サービスとかも出てくる可能性あると思うんですよ。
そしたらそこで戦ったとしてもそれに拾われてテキストで完結しちゃうとなんかなってなっちゃったりするような気もするし。
なんかそのユーザー体験がGoogleに縛られてるっていう考え方を捨てると結構いろいろ代替されちゃいそうだなっていう気もちょっとしましたね。
なるほどね確かにね既存の別のものに置き換わったらそもそもっていう大前提が崩れるみたいな感じだよね。
もっと広い視点で市場って考えた時にユーザーが何を求めるか利便性は何だって思った時にそもそもGoogleじゃなくてよくねになる可能性もあるんですよ。
もう全部オープンエンドチャットGPTでいいじゃん。検索も画像も出してくれるしみたいな。
ってなった時にじゃあ大丈夫だって言って我々が比較コンテンツとかなんかそういう動線を踏んでくれないと見れないようなものを作ったとしても
それすらも代替されてしまう可能性もあるなって感じ。
そうね今の時代は本当それはあり得るよね根本から全くもって全然違うものに置き換わるが起こるから
そこも一応ねそこまで見越した動きはした方がいいとは思うけど一応まあ今はそのGoogleがスタンダードであってAIモードがさこれから日本にやってくるっていうのを見越した動きっていうところかな今時点ではね。
まあポジティブプランでいくとそういうコンテンツはクエリが増えるとむしろオーガニック増えると。
ただネガティブケースでいくとそもそもそれすらも代替される可能性もあるみたいなのは両方とも見据えた上で動いた方がいいですよね。
ユーザーファーストの視点
そうだね。
言えてますね。
はい。
一応我々もね両パターンは一応考えておりますしね。
そうですね。
はいそれではエンディングでございます。
なんだよその両パターンってって思ってるじゃないですか。
言わねえよそれは。
言わないの?
企業秘密だよ。
そうですか。
まあ僕が考えたんだけどね。
かもしれないかもしれない。
まあでもそうですね思ったより悲観的にならなくてもいいかもとは思いましたね。
それはねそうねただまあ悲観的にならなくてもいいけどやっぱり良くも悪くもGoogleはユーザーのことしか考えてないっていうところがあるから。
だから躊躇なくメディア側を切ってくるエコシステムを成立させなくするってことも全然あり得るんだなとはちょっと思った。
確かにね。
要は本当にユーザーが使いやすいものだけをとにかく追求していく。
だからGoogleってそういうところあるじゃん。
検索結果とかもさ上位表示しててさそれで売上が立っている企業があってもうその上位表示がなくなったら会社潰れるかもしれなくてもお構いなしで下げてくるじゃん。
そうね。
それはやっぱりユーザーにとってそれが正義じゃないってなったらそういう判断を下すわけよね。
だからとにかく徹底したユーザーファーストをやっぱりやってきてる。
だからこそ実写のGoogle検索を潰すようなこともしてくるわけじゃん。
そうね。
だから我々も本当にもっとユーザーファーストで考えないといけないなって思いますよね。
そうですね。ユーザーファーストね。
じゃあクエリファンアートは大事だし考えたほうがいいけどもっと大事なのはユーザーファーストと。
もっと大事なのはユーザーファースト。
そういうことですね。
結局そのユーザーファーストの発想が多分クエリファンアートの動きに反映されてくるよね。
Googleの思考が。
そういう仕組みだよね。
そもそもユーザーファーストが大前提にあった上でのクエリファンアートだよっていう。
クエリファンアート自体の技術自体は結構他のAIもどこもやってるよっていう話で、
結局ユーザーのことを考えサービス作ろうぜっていう話ですね。
まあそうですね。
めっちゃ抽象的に言うと。
その中でも比較系コンテンツとかユーザーがアクションを起こすためのコンテンツがさらに大事になってくるっていうのと、
トピクラがもっと大事になってくる面で戦っていった方がいいですね。
なるほどですね。
じゃあこれからは名誉をもっと意識していきましょうという感じですね。
それでは番組の感想をお待ちしています。
感想はXでハッシュタグAI未来話でぜひ投稿してください。
Spotifyのコメント機能や概要欄に記載のお便りフォームからもお待ちしています。
最近は投票機能も増やしたのでSpotifyユーザーは投票もぜひお願いいたします。
またお聞きのPodcastアプリでAI未来話の番組フォローとレビューもお待ちしています。
現在Appleテクノロジーランキングで6位前後です。
応援のほどよろしくお願いいたします。
来週も木曜朝7時1分にお届けします。
通勤通学の30分にAIの未来をキャッチアップしていきましょう。
それでは本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
30:59

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