AIメディア、MiraLab AIの平岡です。同じくMiraLab AIの竜之です。
この番組は、AIメディアを運営する2人が、AIの未来を考察するポッドキャスト番組です。
それでは本日のトークテーマお願いします。
そのAIの使い方は注意、生産性を下げる罠。
ダメな使い方という話ですかね。
ダメな使い方ということですね。
なるほど。
いろんなお話があるんですけど、今回のエピソードはですね、
僕が仕事している中で、あれ?って思ったことがきっかけなんですよ。
おー、なるほど。
この使い方ってよくないんじゃないかなって思って、
そういえば昔こんなこと勉強したなっていう、昔の知識と掛け合わせて作ったものっていう感じです。
なるほどね。生まれた疑問から出てきたっていう感じですね。
そうですね。
で、改めて論文とか引っ張ってきてもらって、
あ、そうだそうだっていうので、ちゃんと帰結したみたいな感じなんですけど、
その中で出てくるのが疑似マルチタスクっていう話なんですね。
で、これ何かっていうと、例えばChatGPTにプロンプト投げますと、
特に推論型モデルね、回答を待っている時間って結構長いじゃないですか。
そうね、特にO3 Proになってから本当に長くなったね。
O3 Proはもう話にならないじゃないですか。
もう20分とか待たされるんで。
で、その待ってる間に他のメールの返信しちゃったりとか、
X見ちゃったりとか、何か他のタスクに手を出したりとかしたくないですか。
しますね。
で、これ僕が疑問に思った瞬間っていうのは、隣で一緒に仕事してた時ですけど、旅行行くじゃないですか。
その旅行のプランをジェンスパークでスライド投げてて、その間に開発の要件定義を書いてて、
で、それを待ってる間に何かまた別のタスクをやってたんだよね。
で、それをやってる時に、あれ、これなんかめっちゃマルチタスクだと思って。
で、前提としてマルチタスクってめちゃめちゃ生産性下げるんですよ。
これはもう本当昔からいろんな論文で言われてることで、結構当たり前っちゃ当たり前なんですよ。
そうね、私、ヒラも特にね、僕と話してる時とかに、やっぱマルチタスクは良くないよって、やっぱヒラ自身も言ってたしね。
そうなんですよね。
言ってたはずなのに、めっちゃマルチタスクしてる俺って思ったんですよ。
確かに。
で、これってやっぱAI時代のこの使い方って、意外とみんな知ってると思うんですよ。
知ってるだろうな。
この待ち時間、暇みたいな。
せざるを得ないみたいなとこあるよね。
そう、せざるを得ないみたいな。
だからこの上手い付き合い方していかないと、実は生産性上がってるように見えて、下げてる可能性あるなっていう話です、今回。
なるほど。
なので、このエピソード最後まで聞いていただくと、
生産性を上げるための大原則を知った上で、じゃあAIとの付き合い方っていうのが最後までわかるという感じですね。
じゃあまず、マルチタスクがそもそも生産性を下げるよっていう話からしたいんですけど、
NOはそもそも並列処理ができない構造になってるんですよ。
で、何をしてるかっていうと、じゃあさっき言ったような並列の処理。
メール書いて、SNS見て、チャットGPTに質問投げて、事業計画書いて、その間にまたっていうのは、これはタスクの並列処理ではなくて、切り替えをしてるだけなんですよね。
なるほどね。
このタスクの切り替えには、認知的なコストが伴って、集中力の断片化とか、注意残存っていう現象を引き起こすんですって。
これはワシントン大学のソフィール・ロイ博士っていう人の研究によると、タスクを切り替えると前の作業の思考が頭に残ってて、次の作業への集中を妨げることがわかっていると。
つまり、前のタスクの一部がこびりついたまま次のタスクに行くみたいな。
そうすると、ずっと引きずってるから、新しいタスクに全力でできないんだよね。
気づいてないだけで無意識のうちに、一個前のことを考えちゃってるみたいなことなのかな。
考えちゃってるって感じですね。
無意識的にってことだよね。
例えばですけど、競馬で負けたってなって、次のレース行こう切り替えようってなっても、さっきあの時買っとけばよかったなっていうのがずっと残ったまま次のレース行くから外すみたいな。
なるほどね。
集中できてない。
確かにね。だからよく気持ち切り替えようとか言うけど、言ってこぶしない限り切り替わんないものだもんね。
そういうことですね。
なるほど。
恋愛とかでもそうですよね。ずっと未練を持ってて、新しい人に会っても前の人が忘れられないみたいな。
ああいう状態がタスクでも起こるんですよ。
なるほどね。
そうすると、新しいところに集中ができないと。
その結果、マルチタスクがどれだけのダメージを与えるかっていうのを数字でちゃんと見せようかなと思うんですけど、
心理学者のデイビッド・メイヤーの研究チームでは、タスクを切り替えるたびに最大で40%もの生産時間が失われると。
40%。ほぼ半分くらい失われてるね。
そうなんですよ。さらに切り替え時にはミスも増加、作業品質の低下にもつながると。
例えば、タスクの切り替えだけじゃなくて、メール書いてる途中で電話に出たりとか、資料を作ってる最中にSNSの通知を見たりとか、
ブリーフィングエラーって言ったりするんですけど、ケアレスミスが生じやすくなるらしいです。
なるほどね。
まだまだありましてですね、さらにこのタスクの切り替えは、今言ったようなミスが起きるだけじゃなくて、記憶の定着力も下げます。
ああ、それはちょっとやだね。
記憶力がアホになると。
なるほどね。
で、集中状態、いわゆるフロー状態って聞いたことあります?
ゾーンに入るみたいな。
ぼっとうしちゃう感じね。
ぼっとうしちゃうみたいな。え、もうこんな時間。
あれにも入りにくくなってしまう。
ああ、そうだね。入れないね、あれはね。
そうですよね。
結果として、作業完了まで余計な時間がかかって、判断力の低下、ストレスの増大と、もう様々な副作用があるんですよ。
確かに、マルチタスクの時って、あれもやって、これもやって、あれもやって、これもやって、いろんなことやった気がするけど、どれ一つ終わってないみたいな現象、やっぱりあるあるだもんね、結構。
タスクもよくさ、選択と集中だって言うじゃないですか。
ああ、そうね、口癖のようにね。
口癖のように、だからその選択と集中ができてない状態って、結局終わってないよね。全部中途半端。
そうだね。
結局、抽象度上げると何事にも言えることなんだけど、こういうタスクにおいても通じるということで、マルチタスクってめちゃめちゃ僕らの心理的なダメージも多いし、仕事も終わらないし、もう最悪なことしかないんですよ。
だから、基本的にはマルチタスクではなくて、シングルタスクをやっていきましょうと。
へえ、そうなんですね。
でも実際どうなんだろうね。僕は結構逆に、マルチタスク、まあしちゃうこともあるけど、なんかできないタイプというか。
だからよくさ、推論モデルとかにさ、推論させて待ってる間に、なんか気づくと腕くんだよ、こうやってぼーっとしてる時とかって。
ああ。
あれ、この時間大丈夫なのかなみたいなさ。
ああ、なるほどね。
なんかよくないのかなこれみたいな、この時間何だったんだろうみたいな思っちゃうこともあるんだよ。
だからなんか、なんかしなきゃその待ち時間の間にみんな効率的にしなきゃって逆に思うようにしてるところがあるんだけどさ。
それ間違えてます。
あ、それも違うんだ。
違います。タスクのやり方が合ってます。
あ、合ってるんだ。
合ってます。
へえ、そうなんだ。
だから、ぼーっとしてる方が本当はいいんですよ。
へえ、よかった、そうなんだ。
だから僕もその、よく隣でね、タスクのこと見ながら、ずっとぼーっとしてんなみたいな。
その間になんかしろよとか思ってたんですけど。
え、そうだよね。
いや、タスクさんの方が合ってます。
あ、よかった、珍しいパターン。
科学的にはそちらの方がいいと言われてますね。
で、実際その一回中断された集中っていうのは、元に戻すにどのくらいの時間かかると思う?
失われた集中力ってこと?
そう、例えばタスクがちゃんとGPTに投げますと、待ってます。その間に俺に話しかけられます。
ってなって、でまたその仕事に戻るみたいなパターンってよくあると思うんですよ。
まあよくあるね。
で、集中を戻すためにはどのくらいの時間が必要になると思う?
えー、まあでもなんか2、3分ぐらいはやっぱちょっとロスが出てる感じはするよね。
そうっすよね、2、3分ぐらいこう、あれ何してたっけみたいな。
そうそうそうそう。
あーそうだそうだ、これやってたんだみたいな。甘いです。
甘い?
はい、これは平均23分必要。
23分!?
まあそういった調査結果もあるということで。
へー、なるほどね。
実際ね、そのやってる時に話しかけられたりとか、LINE見ちゃう、X見ちゃう、他のこと妨げられるっていうことに対して、
また元に戻すには23分ぐらい平均必要っていうのは結構いろんな研究でも出てるらしくてですね。
これを合計すると1日で大体2時間ぐらい時間を失っているという報告もあるんですよ。
だからこれ、恋をかけられる、いわゆる遮られることっていうのをやっていくのって、実は隠れた時間泥棒っていう言い方をするんですよね。
それはでもなんかもう平は昔から言ってるもんね。
そうなんです。だから話しかけて欲しくない時って僕あのイヤホンするじゃないですか。
あれ集中したい時の合図なんですよ。
うん、それはあの気づいてるんで、本当に話しかけたい時はたまにね喋りかけるけど、基本は話しかけないようにしてます。
そうっすよね。
だから佐藤勝明さんとかも基本ずっと耳栓してる。
そうなんだ。
っていう話だったりとか、基本連絡何かしたい時はLINEだったりとかスランクとか何かチャットで置いておくっていうのがお互いのためにはめちゃめちゃいいよっていう話ですね。
なるほどね。
こういった隠れ時間泥棒が積み重なると年間で見た時にとんでもない損失をしているわけですよ。
1日平均2時間ぐらい失ってるって言われてるんで。
なるほどね。それはね、ちりつもですごい数になりますね。
そうなんですよね。なのでマルチタスクの代償として、本来フルに使えてたはずの時間と能力っていうのは奪われているよっていうことだけちょっと覚えてほしいなということですね。
なるほどな。なんかでもその生産性を上げるっていう視点でいくとさ、テレワークとか在宅ワークをやめてさ、出社しろみたいなさ風潮もあるじゃん。海外とかだと。
それ、まあ我々もさ、もともとずっとさ、お互いこう遠隔でやってて、オフィス構えるようになってからさ、やっぱなんか生産性上がったなって感覚はあるじゃん。
ありますね。
それはやっぱ仕事中にこうふとした疑問とかを常に相談したりとか、コミュニケーション取れるからっていうのもあると思うのよ。
それをさ、遮断してさ、完全にLINEとかスラックでさ、チャットでやり取りしてっていうのにさ、本当にそれを100%それにしたらさ、オフィスに来てる意味あるのかなっていう。
じゃあテレワークとか在宅の精査性が落ちるわけないよなと思うんだよね。
これはね、非常にいい質問かもしれないですね。
なるほど。
これはタスクの性質を見極めるっていう観点が大事かもしれないですね。
なるほど。
っていうのも、今この生産性っていうちょっと抽象度の高い話をしてるから混在しちゃってるような気がするんですけど、
タスクを終わらせる、完了させるっていう上では、やはりシングルタスク、遮られない状況っていうのが絶対いいはずなんですけど、
コミュニケーションを取って何かをやっていくっていうタスクってまた別のタスクなんですよ。
なるほど。
これはね、クリエイティブなことだったりとか、新しいことに挑戦するだったりとか、
自分では思いつかないような仕事、アイディアを出すんだったりとか、また別だよね。
ミーティングの時間の仕事みたいな。
なるほどね。じゃああれか、やっぱり在宅と出社をもっとハイブリッドにして集中する時間とコミュニケーションを取る時間とかっていうのを、
もっとしっかり区分けした働き方をした方が本当は精査性の方がいいのかもしれないよね。
そうですね。だからその手段としてオンラインなのかオフラインなのかっていうだけなので、
別に出社してその環境が作れるならそれでもいいと思うんですよ。
いいっす。そうか関係ないもんね、そこはね。
で、別にリモートでもその環境が作れれば別にそれでもいいと思うんですよ。生産性を高めるっていう意味ではね。
なるほどね。
あくまでその環境作りのための手段として考えた方が良くて、でタスクの質で考えるってイメージですね。
分かりやすいですね。なるほど。
じゃあどうしたらいいんだって気になると思うんですけど、これちょっともうちょっと後で話しますね。
なるほど。はい。
今その生産性的な話を結構抽象度高めに話したんですけど、これだとAI何も今絡んでないんで。
確かに。働き方みたいになってますね。
じゃあAIを活用した時に潜む生産性低下っていうのをもうちょっとフォーカスして話したいと思うんですけど、
さっき言ったように待ち時間のつもりが注意様になってしまうっていうところで回答待ちの間に他のことは基本的にしない方がいいよであったりとか、
もう一個そもそもChat GPTってハルシネーションすごい多いじゃないですか。
なので事実確認っていうのをしないといけないと思うんですけど、この反復作業するとこれをかなり見落としやすくなるっていう研究もあるらしくてですね。
なるほど要はマルチタスクみたいな感じになるとそのハルシネーションを見落としてしまう。
そう。注意三倍になっている状態なので、普段だったら気づけたはずなのに気づけずにそれをそのままやってしまうみたいな。
意外とあると思うんですよねこれ。これハルシネーションめっちゃしてたわみたいな。
そうだね。
だからそのマルチタスクをするとそういうハルシネーションを見落とし勝ちになってしまって、結局あの修正に時間取られてすごい時間かかっちゃったみたいな。
これはでもね個人的な経験としてもすごい感じますね。
見たはずなのになぁみたいなあるよね。
よくありますねこれは。あとプロンプト反復による時間浪費これ僕めちゃくちゃあるんですけど、その望む回答が欲しいじゃない。これだみたいな。
そのためにプロンプトを何回も微調整するみたいな落とし穴ですね。
なるほどね。
このプロンプトの微調整ってマルチタスクと関係なくないって今思ったと思うんですけど、これあの一種の試行錯誤プロセスなんだけど、頻繁にタスクのコンテキスト文脈が切り替わる点ではマルチタスクと同様の負荷を生むんだって。
そういうことか。
だから明確なそのゴールとか検証基準なしにプロンプトをいじり始めるとマルチタスクと同じようなことをやってるって話なんですよ。
あーなるほどねそういうことか。
で気がついたら本筋と全然関係ない応答を延々と試しちゃって時間めっちゃ奪われたみたいな。
あーなるほど。あれかちゃんとそのゴールとかこういう出力が出たらっていうのをちゃんと決めればそれはただこうリターンみたいなことになるとね。
あーそうですそうです。
あーなるほどなるほど。
それならいいんですけど、気がついたら違うとこにいっちゃってるみたいなパターンって結構あったりするんですね。
確かに。
特にこれ仕事で決められたことでないと特にそうだと思うんですけど、だからAIとの対話自体が目的化しちゃってるみたいな。
じゃあ例えばメールの返信のプロンプトをいじろうと思って、じゃあメールの返信がちゃんと出るようにプロンプトをいじってましたと。
いじってたら今度はAIが全然違う回答を返してきちゃうと。
じゃあこういうプロンプト書くとこういう返答になってしまうんだな。
じゃあこういう言い方したらどうだろうって言ってどんどん本筋からずれていくみたいな。
あー試したくなっちゃうみたいな感じか。
そうそうそうそう。
なるほどね。
いろいろ試したくなっちゃうじゃないですか。
だからなんかそれって実はコンテキスト変わってるからマルチタスクと同じ負荷がかかってるみたいな感じですね。
なるほどね。
ちゃんとプロンプトいじるときもゴールを見失いないようにしようっていう。
シンプルで当たり前なんですけど。
確かに。
意外とやっちゃいがちっていう感じですね。
あとはマルチタスクとはちょっと関係ないんですけど、生産性を下げるよっていう意味でいくと、
AIがやってくれるからって考えて、考えなくなっちゃうみたいな感じですよね計画とか。
仮説とかせずに、AIがこう言ってるからいいでしょ。
これはシーズンまでもよく言ってましたけど、
自分で考える力を失ってしまう人と、より考える人が二極化されるみたいな話があったと思うんですけど、
本当に自分で考えなくなってしまうようにAIに頼り切ってしまうと、最終的には生産性下がってる状態になりやすい。
なるほどね。
そういうさっき言ったようなハルシネーションに気づけなかったりとか、そもそもその回答どこに引っ張られてるのとか、
ちょっとバイアスのかかった回答になってる可能性もあるので。
でもAIが言ってるからみたいなね。
そうなんですよね。だからAIがどっからその回答を出したんだろうっていうのは、ちゃんと考えないと、
結局後戻り修正する人になったりとかするので、すごくAIって便利なんですけど、
あんまりにも頼りすぎると人間の生産性自体がやっぱり下がっちゃうから、ここも気をつけようねっていう感じですね。
じゃあここまで生産性が下がる話を散々してきたので、ようやく上げる話をしていきたいと思います。
みんな生産性を上げたくて聞いてるからね。
そうですね。怖いことは分かったよね、マルチタスクがね。
じゃあ上げるためにはどうしたらいいかっていうと、これも正直ちょっと古典的な方法が多いんですけど、
まず一つ目はタイムブロッキングです。
なるほど。
懐かしいですね。
昔ね、前進時代のナチトークでよく喋ってましたね。
よく喋ってましたよね。
タイムブロッキング、知らない方にお話しすると、これイーロンマスクも実はやっている手法で、
集中時間を設けるっていうやり方なんですよ。
これは作業内容ごとに時間枠を区切るっていう習慣。
例えば、チャットGPTでアイディア出しをする時間とか、文章を執筆する時間、検証する時間っていう感じで、
AIと対話をするっていうことも含めて全部予定表にブロックにするっていう感じですね。
ブロックにすることによって、流れ作業っていうのを防げるので、
AIを使ってもそのタスクに専念ができると。
で、ある調査だと、この手法によって生産性がなんと30から45%ほど向上して、
ストレスが20から35%ほど減少したとも報告されていると。
ストレスも減少する。
これ僕も実践してるんですけど、かなり前から。
それをやりつつマルチタスクやってたんで。
意味ないね。
そうなんです。一回気づかされましたね。
なるほどね。
何をタイムブロッキングしてるのかよくわかんないよね。
そうなんですよね。なんか暇だなみたいになっちゃうのよ。
待ってる間。
じゃあ、ここに入れたタスクこれもやっとくかみたいな。
これ3つ全部バーってやったら、これ2時間書く予定が1時間で終わるぞみたいな。
全然何も終わらなかった。
沼ってるねそれ完全に。
だからもう他に行きたい衝動を抑えて、タイムブロックしてそこに集中してやるっていうのは、
古典的なんだけどやっぱり一番いいやり方ですね。
2つ目は待ち時間。それでも回答時間っていうのはあるので、そばそばするじゃないですか。
その時間を内省とかミニ休憩に当てるっていう。
なるほどね。
これタスケさんが実はやってることなんですよ。
確かにそうかもしれないですね。
あえて他の作業に手を出さずに短い休憩とか思考の整理とか深呼吸したりとか、
マインドフルネス、瞑想とかやったりもいいよねっていう話もあります。
瞑想がいいかもね。
瞑想とか、僕これめちゃめちゃ集中してできたなっていう実体験で話しすると、
AIがなんて回答してくるかなってめっちゃ考えてる時ってすごいフローに入ってる状態だったなって。
なるほどね。
で、僕だったらこう回答するな、AIだったらなんて回答するかなって考えて待つじゃん。
これオーアンプロを使ってる時なんだけど、2、3分とか5分ぐらい待つじゃないですか。
その間にめっちゃ考える。で、きた回答に対して見るみたいな。
で、それを繰り返して、じゃあこう来たからじゃあ僕はこう思うんだけど、
その域になってこうでこうでこうだからこうじゃないっていうのを繰り返していくと、
どんどん深い感じになっていく気がする。
思考トレーニングみたいになってるよね。
そうなんかでも自動的にやったからそれ、トレーニングしてたっていうよりかは。
だから意外とAIの回答を待ってる間に、このプロンプトでこのAIはどういう回答が来るかなっていう仮説を立てながらやるっていうのは結構おすすめかもしれない。
なるほどね。
3つ目は、その回答時間どうしても待てない人用に言うと、メモ書きで区切りをつけるっていうのはおすすめです。
メモ書きで区切りをつける。
先ほどの原因でも話したんですけど、タスクとタスクの移動をめちゃめちゃしてるだけって話したじゃないですか。
そうすることによって前のタスクが残存してるから集中力が保てないっていうことは置いておけばいいんですよ。
つまり何をやってたかとか、残存しないようにメモに落とし込んでおくってことですね。
なるほど。
そうすると比較的次のタスクにも行きやすくなります。
だから並列処理をしようとするとか、残したまま来るんじゃなくて、ちゃんと置いておけば次のタスク行ってもいいよっていうことになるので。
メモっていう外部ツールを使って切り替えをしやすくしてあげるってことか。
そういうことですね。
なるほど。
これを心理学的にオブシージョン効果っていう言い方があって、中断したタスクが気になる現象のことをそう言うんだけど、それを和らげる効果があるらしいです。
あれだね、複合的に使ってあげるのがいいかなって今思ったね。
例えばO3使ってる回答のときとかはちょっと待つじゃん。ないときは休憩すればいいじゃん。
でもO3 Proでがっつり出したいなってときは、さすがに20分こうはしてらんないじゃん。
毎回20分瞑想みたいなのできないから。
で、そのときにもう中断せざるを得ないなってなったらメモ書きを使って、これはちょっとマルチタスクになっちゃうから切り替えようっていうふうにやるとか、両方こううまく使い分けるのがいいかもしれないね。
めちゃくちゃいいと思います。
とにかくこのタスクを横断するときにコストを払ってるっていう感覚さえあれば結構いいと思います。
で、4つ目。これめちゃくちゃ大事なんですけど、類似タスクをまとめてAI活用するっていう方法ですね。
なるほど。
さっき言ったようにタスク間の切り替えはコストを払う。だけどこのコストの払い方っていうのもちょっと違うんですよ。
全然違うタスクでやると、それらへんのコストを払わないといけなくなるんですよね。
例えば事業計画考えてる間に料理するみたいな、もうめちゃめちゃコスト払わないといけないんですよ、そこには。
はいそれではエンディングでございます。
ということで今日はマルチタスクとシングルタスクの生産性の話をしましたけども
いかがでしたか。
そうですねやっぱり自分で何だろうね気づかずやってること
いいことも悪いこともやっぱりその推論中ひたすら待つみたいなことをやってるから
めちゃくちゃシングルタスク派なんだろうなって思われると思うんですけど
結構仕事中にちょこちょこメール見たりするタイプなんで
なるほどそうそうそう
意識してないからこそどっちもやっちゃってるなーってのは感じますね。
そういうことですね。
でもAIの回答中はずっとぼーっと見てた。
ずっとぼーっと見てる。
でも要は結局集中力だよね。
集中力が降って途切れた瞬間とかに違うことをやっちゃう。
あれどうやったんだろうこれどうやったんだろうみたいな。
確かに確かに。
そこを降って集中力が切れた時にもう一回戻さなきゃっていう風に
ちゃんと意識的にすることで集中力途切れないと思うんだけど。
あーそうですね。
完全に途切らせちゃうよねきっと。
だから確かにそういう場合は瞑想本当におすすめですね。
そうだよね。
瞑想はやっぱその戻すトレーニングなんでね。
あれってフッて出ちゃうものを戻すっていうことを何度もできると集中力が保ちやすいと。
ちょっと推論中は私瞑想しますわ。
あーいいんじゃないですか。瞑想。
まあ人間のねその脳みその構造上どうしても並列処理っていうのができないので
そういった意味ではAIと人間って全然違うなって思いますよね。
なんかでもさAIエージェントがさ今後主流になっていくとやっぱりさボス的なさ司令塔的なAIがいてさ
それがこういろんなAIに指示を出してさ
二ついっぺんにやらせたりそれが終わったら次お前がこれやってねみたいなことを指示するみたいな
そういう構造って今一般的じゃん。
チャットっていうさURツールだからこそさ今人間がその役目をしちゃってるみたいなところあるじゃん。
あーそうですね。
だから多分なんかこうマルチタスクになっちゃいがちなんじゃないかなって今話聞いてて思ったというか
やっぱあれを指示出してる間にこっちにこの指示を出してこっちに指示出してる間にこれを出して
これが上がってきたらそれを向こうにお願いしてみたいなのをさ人間が今やってるじゃん。
そうですね。
そういう役割のAIをもっとちゃんと作ってあげて
AIがこのマルチタスクをできるようにさせてあげるっていうのが
人間がシングルタスクでいられる方法なのかなみたいなのは思いましたね。
そうまさしくタスケの答えが大正解で
人間がシングルタスク、AIにマルチタスクっていうのがこれからのAI活用でめちゃくちゃ重要だと思うので
これができるだけで他の人と何倍も生産力差が出ると思うので
ぜひ活用していただけたらなと思います。
それでは番組の感想をお待ちしています。
感想はXでハッシュタグAI未来話でぜひ投稿してください。
Spotifyのコメント機能や概要欄に記載のお便りフォームからもお待ちしています。
また最近ですねSpotifyのほうだけに投票機能つけています。
今回のエピソードの復習となるような問題であったりとか
さまざまな投票を作っておりますのでぜひ回答のほどお願いいたします。
お願いします。
さらにお聞きのPodcastアプリでAI未来話の番組フォローとレビューもお待ちしています。
現在Appleテクノロジーランキングで6位前後です。
応援のほどよろしくお願いします。
来週も今日朝7時1分にお届けいたします。
通勤通学の30分にAIの未来をキャッチアップしていきましょう。
それでは本日もありがとうございました。
ありがとうございました。